詳細設定[名称]

・アイリス[Iris] (ICV:皆口裕子)
 傭兵時代のライルが出会い、突如姉を名乗り出た謎の女性。
 自称ではあるが『ブルーマリア』とも『美女パンドラ』とも呼ばれていたらしい。
 J・Dによって殺害されたと思われるが・・・・・・。

 名前の由来は植物の名前から。


・悪魂「COLESS TEROLL」
 エリニュースに搭載された天球機関を強制的に発揮させる飴玉のような始動キー。
 とある惑星で「飽くなき欲求」という意味を持つ騎士魂の粗悪品。
 補給が利かないのでQV総帥が独自の材料で量産化したものでひたすら不味い。
 また効果時間もまちまちで半日以上変身が解除できない恐れもある(無論その間のボディへの負荷は掛かり放し)

 名前の由来は悪玉コレステロールから。


・アルバ[Alba] (ICV:郷里大輔)
 ロキの仔の一人で現在のヨルムンガンド、身長が340cmと巨大で全身には鎧、頭は包帯で包まれている。
 身の丈程の巨大な大剣を武器とし、破壊力を持った一撃を得意とする。
 喋りは片言で何を考えているか読み取れない。
 その正体はリルド・マルファスが内部で操る機械仕掛けの鎧。
 変声機が設けられており、本来の能力と正体を隠蔽する上での行動で用いていた。
 トイフェル・シュロスでの戦いでブレイザーと戦闘した際に木端微塵に破壊されている。

 名前の由来はアルバトロス=アホウドリ=阿呆から。


・LOM(エルオーエム)
 正式名称「Limit Over Mansion」、ユウヤが所有する大型総合住宅。
 制空権間近までの全長を誇り、広大な敷地と様々な施設を有しており、一種の住宅都市と化している。
 ファミリーレストランLu-naLoweもこの敷地内に属する。
 賃貸住宅として多数の住人が在住しており、家賃は経営費の一部に当てられている。
 ユウヤの名と能力と共に経路不明で入手した土地であり、未踏の施設も点在する。

 尚、マンション[Mansion]の本来の意味ではなく、和製英語としての意味合いで使用されている。
 また某ゲームとの関連性は皆無。
 ※本館サイト名であるLOMは「Link Of Mobius」であり、上記はFC用の別設定です。


・オウス[Oath]
 ユウヤ達「ロキの仔」を養育する「ロキの仔計画」を実行していた組織。
 俗に言う悪の組織の典型的なモノで、表社会の支配を目論んでいたらしい。
 その軍事力はロキの仔に依存していた点があり、ロールアウトが完了する前にR・J社(ライ)によって壊滅。
 凍結状態のロキの仔を携えた残党が各地に分布していたが、ロキの仔の保護・解放と復讐を目的にユウヤ達が殆どを潰している。

 名前の由来は「呪い・神名乱用・誓い・宣誓(書)」等の意味を持つ「Oath」から。


・クオ・ヴァディス[QUO VADIS]
 突如として並列世界から現れた侵略武装組織。
 地球侵略を目的として暗躍している様だが、詳細は目下不明。
 その正体は総帥であるティアが気まぐれに行動する中で結成した組織であり、様々な世界を渡り歩いては慈善活動から破壊活動などを起こしていた。

 構成員は現在判明している中で総帥であるティア、エリニュース、シャシャ、カデナ、A2ウルフ、REBELLIONのヴァナル、ルシア、リルドを含めた計8名。
 更にアースガルズから奪取した戦闘艦ベオウルフ、量産型アムンゼンである9体のノインテーターが存在する。
 現在尖兵であるエリニュース、シャシャ、カデナ、A2ウルフがLOM付近を潜伏中。
 REBELLION、ノインテーターは地球上に潜伏、ティアはベオウルフ内で衛星軌道上を周回していたがドレーガとの戦闘により地球へ落下した。
 その戦力は殆ど別組織から奪取した物であり、実力の有無が曖昧。

 名前の由来は羅語で「何処へ?」。


・クリシュナー・ヴェリオン[Krisnar Velion]
 クリスの正式名称。
 「クリシュナ」とはヒンドゥー教の三大神の一人である温和と慈愛の神ヴィシュヌの化身(男性の神様)。
 男性の神様の名前なのはユウヤがわざとそう名付けたらしい。


・サーガタナス、アリオーシュ Sargatanas Arioch
 任務の度に移動手段に使用する車輌を破壊するヴァナルとリルドの二人を鑑み、ティアとベオウルフが開発した専用バイク。
 外観はYAMAHA VR-MAXをデザインベースにしているが、カウルやフレームに試用した特殊材質を小型加工する設備が足りず実機よりも大型化している。
 自他の影響にも壊れず、周辺環境を問わず爆走を可能とするモンスターマシン。
 魔力を動力に還元、マフラーからその残滓と余剰の熱エネルギーを噴射する。
 悪魔の力と直結する事で初めて機能するので、実質的にREBELLIONメンバーにしか操縦出来ない。
 尚、排気される残滓は地球環境自体にはクリーンだが悪魔を引き寄せたり生物の狂気を誘発するので極めて有害。
 二台の外見にカラーリング以外の差異はないが、その内部はヴァナル機・サーガタナスは機動力仕様、リルド機・アリオーシュは高出力仕様の調整を施されている。

 サーガタナスはグラン・グリモアに書かれた六大悪魔では最下位に当たる地獄の大公サルガタナス、アリオーシュは獅子の姿を持つ悪魔から。

 共通
 全長/全幅/全高:2210mm/740mm/1308mm

 サーガタナス
 本体重量:247kg
 最高時速:1260km/h
 最高出力:864kw
 0kmからの最高時速到達時間:0.9sec

 アリオーシュ
 本体重量:261kg
 最高時速:1089km/h
 最高出力:2164kw
 0kmからの最高時速到達時間:3.3sec

 スピアヘッドライト[Spea Headright]
 前方1200m先まで照らす事が出来る強力なヘッドライト。

 アルバトロスアイ[Albatross Eye]
 ヘッドライト下部に登載された搭乗者の視覚と直結し、第三の目として機能する可動式高機能アイカメラ。
 夜間でも約25km先まで見通せる暗視機能や単眼式ながらも260度の視野領域と最大70km先まで見通せる望遠距離を持つ。
 但しREBELLION専用として開発された手前、その視力は搭乗者に依存するという部分があり、元来人が持たないその機能を活かせるかは搭乗者の技量に依る所が大きい。

 ファジースキン[Phagy Skin]
 グリップやシート、ペダルなど搭乗者が密着する部分に使用されている生体素子。
 搭乗者を介して魔具が持つ魔力を吸収し、ゴアフレームを通してデアボリックエンジンに循環させる。
 副次効果として一度吸収した魔力の性質を記憶し、本来の搭乗者以外には操縦出来ない生体認証機能を持つ。

 アビスコンバーター[Abyss Converter]
 エンジン下部に二カ所搭載された魔力蓄積装置。
 搭乗者が余剰に吸収させた魔力を此処に蓄積・搭乗者の魔力減退時に予備燃料として使用する。
 また暴走の危険があるデアボリックエンジンのリミッターの一つとしても機能している。
 暴走の危険を承知でコンデンサー内の魔力を全て出力に回す事も可能。

 デアボリックエンジン[Diabolic Engine]
 強靭な悪魔の心臓を錬金術により改造した動力機関。
 魔力を燃料として大量の動力を生み出す。
 だが過剰に魔力を送り込むと基になった悪魔としての力が膨れ上がり暴走させる危険があり、あらゆる箇所でそれを防止する措置が成されている。
 サーガタナスにはベリアル、アリオーシュにはキマイラの心臓が使用されており、二台の出力には大きな差がある。

 ゴアフレーム[Gore Frame]
 クオ・ヴァディスで開発していた試作素材を使用しており、計算上700tもの衝撃にも耐えうる剛性を持つ。
 またフレーム全体を構成する生体組織が搭乗者の癖によって掛かる負担や損壊する箇所を記憶。
 其処を重点的に伸縮・硬化させ、生物に於ける自壊と再生を繰り返す事で劣化せず常に最高度の剛性を保っている。
 搭乗者から送られた魔力をデアボリックエンジンに流し込むパイプとしても機能しており、送り込まれる魔力が一定量を越えている場合はアビスコンバーターや搭乗者の体内にキックバックによる激痛と共に循環させる。

 スパイラルホイール[Spiral Wheel]
 前後の大型車輪。
 動力から生まれた強力な回転力を接地面にダイレクトで伝え、どのような悪路でも走破する。
 使用されているタイヤは合成ゴムタイヤの200倍の剛性と柔軟性を持ち、万一穴が開いてもパンクせず即座に再生する機能を持つ。

 チェーンコンプレッサー[Chain Compressor]
 デアボリックエンジンから送られた爆発的なエネルギーを車体の自壊を防ぐ様に圧縮、指向を持ってスパイラルホイールへ適正に送り込む。
 アリオーシュは搭載されているキマイラのデアボリックエンジンに合わせてこちらも出力設定が強化されている。

 フォトンディスチャージャー[Photon Discharger]
 サーガタナスにのみ搭載された特殊光子散布装置。
 アリギエルから放出される光子と同質の物を機体前面から放出させる。
 機体表面に吸着し、チャフ機能・摩擦軽減効果を持つ。
 これによりサーガタナスは更に高い加速を得る事が出来る。


・サバト[Sabato]
 ユウヤの暗殺を依頼された自称『裏社会の何でも屋』。
 ロキの仔の一人で「サバト」の名は偽名。
 様々な薬物処理を施されており、その精神は情緒不安定。
 ユウヤ暗殺の際は本来の姿を隠蔽していた。
 主な武装は一挺のデザートイーグルによるガン・カタ。
 ユウヤ曰く「皆川純子みたいな声」。
 その正体はユウヤの実の弟であるクロア・アークェルス。

 名前の由来は安息日から。


・J・D[ジェイ・ディー] (ICV:稲田徹)
 傭兵時代のライルと同じ任務を受けた傭兵。
 実力・名声共に全盛期の彼には劣っていたが、その狡猾な手腕により依頼人側からは高い評価を得ている。
 組んでいる際は情報操作を担当していたがそれは表向きの行動であり、敵軍の実動部隊の隊長を務めていた。
 本格的な行動を前にライルを始末しようとするが返り討ちに遭い、搭乗していたヘリと共に散った。

 名前の由来は実在の錬金術師ジョン・ディーから。


・ゼフィル・グラハム[Zephyr Graham] (ICV:浪川大輔)
 オウス二代目総帥、そして最初に造られたロキの仔、試験No.00000001.
 口調は常に丁寧かつ高圧的で、自身の研究に関する物以外への興味を持たない。
 自身のF因子研究の為だけに実の父親である初代総帥ヴォルカンを謀殺、「ロキの仔計画」を表向きは人造兵器開発計画として発案、始動させた。
 オウス壊滅後も残党を率い潜伏、独自に新たなロキの仔計画を進行していた。
 遊夜達との戦闘により残党は壊滅、自身も瓦礫に埋もれていたが利用を考えたクオ・ヴァディスにより救出される。
 互いに利用し合う関係で自身が関わった「オペレーション・チャリオット」にて独自の行動を行う。
 ティルヴィングとの戦闘中にロキの仔が人間に代わり君臨し、その中心で支配者となる野望、その為のクオ・ヴァディスを利用する意志を吐露。
 遊夜と相打ち後、その一部始終を見ていたエリニュースにより後の障害となると判断、断罪された。


・セラエノ断章[Celaeno Fragments]
 ドレーガの内部に魔術機関から生み出される膨大な魔力と魔術の制御装置として搭載されている魔導書。
 黄衣の王には劣るが「名状しがたいもの」や「生ける炎」との関わりを持ち、風と炎の属性に関する術を得る。
 制御装置として複雑な魔術方式や操縦システムを円滑に処理し、ドレーガの操作性を簡易化させている。
 しかし現在の所有者であるユウヤは位階と呼べるレベルも関連する魔術知識もあまり持ち合わせておらず、その力を殆ど出せない状態にある。
 フィリヤが何者から「プレゼント」と受け取り、ユウヤに渡っている。
 尚、この魔導書は石版の方ではなく写本された書物。
 セラエノ断章を得る以前は別の魔導書を制御に使用していた。

 元ネタのクトゥルフ神話に登場する架空の魔導書に一部設定を加えたもの。


・戦艦ベオウルフ[Battleship Beowulf]
 クオ・ヴァディスが所有する宇宙戦艦。
 元はアースガルズから奪取した末端の戦闘艦で現在コアAIであるCユニットが組織の一員として運用している。
 末端の戦闘艦で惑星破戒砲のみが唯一装備されていたがティアとCユニットによって大気圏外からの砲撃が可能な副砲が追加されている。
 艦載機としてアースインベーダー「エコーズ・オブ・サイクロプス」が搭載されており、一組織の戦力としては破格の戦闘力を誇っている。
 だがクオ・ヴァディスの目的は現在の所あくまで侵略であり、積極的な破壊行為には至っていない。


・ティルヴィング[Tyrving]
 ユウヤ・ブレイザー・エグザード・ファルシオンの四人から構成される裏世界の何でも屋(傭兵)の組織名。
 奪取・破壊活動など汚れ仕事や過酷な戦闘で雇われている。
 任務の内容よりも報酬の良し悪しで決めており、法外の悪意ある活動にも参加する事もある。

 表向きはアマチュアバンドグループとして活動しており、最近ではこちらの方での仕事を主にしている。
 それぞれの担当はVo.ブレイザー、Gu.ユウヤ、Ba.ファルシオン、Dr.エグザード。
 曲のジャンルは様々でバラードやロック調も歌う(曲調によりボーカルを変更する事も)。
 エグザードは極度の音痴である為、彼のみ歌わせてもらえない。

 名前の由来は北欧神話の持ち主を破滅に導く魔剣ティルフィングから。


・トイフェル・シュロス[Teufel Schloss]
 ユウヤ達とゼフィル達の最後の戦場となった某国にある、独語で《悪魔の居城》の名を持つ孤城。
 内装は数々の骨董品等が陳列されているが、それと同時にルシアの仕掛けた罠が数多く設置されていた。
 その正体は没落したアークェルス家所有の城であり、ユウヤ達の生まれ故郷であった。
 現在はLOMの所有地として保管されている。


・凍血の騎士
 エグザードに変化したドッペルゲンガーの『外皮』を纏っていた低位の悪魔。
 真名は「人と魔の血識を啜るもの」
 両肩から垂れる二枚のマントは翼に変化させ飛行する事も可能。

 ある騎士公の悪魔の眷属として誕生し、悪魔の血で出来た深紅の鎧を纏った騎士のような姿をしている。
 真名が示す通り、得た知識は血肉と化し魔力・戦闘力として自身を強化する能力を持つ。
 血の鎧も知識を得れば得る程、より強靭に、より堅牢になっていく。
 能力とは別に本人の知識欲もあり戦闘に応用出来る知識以外にも多種多様な知識を得ており、副次的に戦闘力が強化されている。
 尚、知識は血肉として半永久的に記憶されるが、それを活かせるかはイコールではなくその智恵は本人次第。
 血識として吸収出来る情報は幅広く、土地柄によって変化する空気に触れる事で血識に部類される。
 その為、微細な変化にも反応する急速な環境適応能力としても機能している。
 現在は膨大な知識量と共に知識自体が強力な武器となる魔導書とそれを用いる魔術に興味を向けている。

 召喚を受けたドッペルゲンガーを闇討ちした後、彼に成り済まして召喚され、召喚者との契約でLOMに潜込む。
 外皮とアルケミスはドッペルゲンガーの力で構成されており、ガンダムの姿はその能力により魔力を常時消費している。

 騎士公の眷属として誕生した為か、その姿と性格も表向きは騎士然としている。
 元は低位悪魔である為、天変を起こせるだけの力は無いが、数々の戦闘と返り血により悪魔の力の許容量は増している。
 この姿ではアルケミスやガンダムとしての能力は使用出来ないが、同時に常時消費していた魔力を全て本来の能力に使用出来る。

 因みに彼(本来はドッペルゲンガー)を召喚したのは『青き聖母』と名乗る女性らしい。

 彼は食物による栄養補給を行っている訳ではなく、料理の腕はおろか味覚も通常の生物とは別感覚なのが料理下手の理由。
 自身が栄養源として食事を行うのは食感や料理に込められた想い(精神エネルギー)の質により美味・不味を判別している。

 通常、召喚された悪魔はその存在を確立する為に魔力を消費しており、低位程度は屍も残らず消滅する。
 彼の場合、ドッペルゲンガーの能力に割いている分だけ余計にその魔力を消費している。

 エグザードに倒された後、何者かによって再度結ばれた契約と共に復活した。
 だが瀕死の際に殆どの魔力が流出してしまった為、現在は初期の頃にまで戻ってしまっている。


・DreeggA
 瀬流が傭兵時代に乗っていた専用バイク。
 HONDA BROSをベースとしているが幾度もの修復と改造を加えており、その原型を留めていない。
 サポーターも付けず個人で傭兵稼業をしていた瀬流はこのバイクに六種兵装のマウントラックを設け弾薬庫を積載、移動と武器庫を兼ね備える事で円滑に任務を行える様している。
 また逃走にデッドウェイトとなるマウント類はコンソール操作でパージが可能となっている。

 傭兵として晩年の時期での任務中に大破。
 当時はその際の怪我で、古傷の失くなった現在も精神的な後遺症からバイクに乗れなくなってしまった。

 全長/全幅/全高 2308mm/970mm/1220mm
 重量 280kg
 総重量 371kg
 最高時速 310km/h
 最高出力 214kW
 排気量 3200cc

 フロントカウル 耐弾ガラスや自身で設計した傾斜装甲を用い、被弾やその際の破損を極力抑えている。
 フロントライト フロントカウルに設置されたライト類は一度限りフラッシュライトの約20倍の閃光を放つ事が可能。
 センサー類 フロントカウル下部に設置されたセンサー集合体。
 情報伝達強化、電波傍受及びその干渉による撹乱に用いる。
 但し精密機器の塊であり被弾時の衝撃による不備も発生し易い。
 エンジン 自身で手を加えた改良品。
 一度の補給で長時間・長距離走行を可能としているが、純度の高い燃料が必要という点で燃料費が劣悪。

 FeaR ブレイドトンファー用マウント
 後部右側面に設置されているステンレス製の刃付きトンファー。
 高い切断力と軽量を持たせる為に全体が非常に薄く、折れやすい。
 InfecT 弾薬庫兼非常食用マウント
 後部フレーム内に組み込まれているケース。
 対衝撃鋼と内側には緩衝材を材質に使用。
 長時間の単独行動に備え各種弾薬や滋養強壮剤・鎮静剤など多種のドラッグを積載している。
 VenoM グレネードランチャー用マウント
 後部に設置されているリボルビングランチャー。
 十二発まで装填可能な対物兵装。
 PaiN マシンピストル×3用マウント
 フロント左側面に内蔵されている連射性を重視した120発式マシンピストル。
 貫通力の高い徹甲弾を使用し殺傷性は高いが、連射性能が高過ぎる為フルオートでは十数秒で玉切れとなる。
 VictiM ショットガン用マウント
 後部左側面に設置されているロングバレル・垂直二連式のショットガン。
 散弾と炸裂弾の使い分けによる対人・対物両用兵装。
 MourN マチェット×3、コンバットナイフ×3用マウント
 フロント右側面に内蔵されている近接用兵装。
 間合いの錯覚を誘うのと内側に潜り込まれた際の不備を補う為長短の異なる武器を使用している。
 またDreeggAから距離を離れる際はコートの内側に全てマウントする。


・ドレーガフェリオン[DreeggaPherion]
 ユウヤ専用の純戦闘用カスタムヴァリス、及びピースサーヴァントの名称。
 瀬流の頃に所有していた機械から受け継がれている名称である。
 「ドレーガ」とは黒・吸血者を意味する言葉。
 「フェリオン」とは屍者を意味する言葉。
 自分の過去を皮肉ってこの様に命名したらしい。

 由来は某テーブルゲーム所の専用単語(造語?)から。


・ファミリーレストラン「Lu-naLowe」
 名目上LOMの倉庫とされていたが、施設も充実しており休憩所的扱いをされていた。
 後にトリアの意見により某ジャンク屋の手によって食堂、そしてファミレスへと改装された。
 メニューは和洋中と豊富に揃えてあり、日々試作品が作られている。
 たまにゲストをバイトとして働いてもらっているが、そのバイト代はかなりいい加減に決めている。
(但し札束だけでも給料袋が限界寸前まで確実に入っている)

 店内ではウェイトレスの呼称は男女差別用語になると言うユウヤの意向からウェイターに統一している。
 料理人はLOM住人である筈のブレイザー&エグザード&J・ジークの三人。
 店長はユウヤ、副店長をラフィが務めている。

 また隔週で夜の仕事として男性スタッフのみで構成された店(ホスト・学生喫茶・執事喫茶)も経営している。

 名前の由来は伊語の「月」と独語の「獅子」を合わせたもの。


・フェンリル化
 エグザード、ファルシオンに搭載された強化機構。
 元はユウヤが二人をイーヴィルウォーリアの一角として改造したのが原因。
 10分間のみ強化形態へと姿を変える。
 ロキの仔トップ・フェンリル、F因子、ガンダムタイプフェンリル、フェンリル化とロキの仔出身者はやたらとフェンリルに拘っている節がある。


・ライル・アークェルス[Rairu Arcels]
 ユウヤのロキの仔時代のコード(本名)、試験No.00870614.
 当時はオウス施設での生活が長かった為自我が凍結しており、戦闘以外の何物も知らない。
 リナスを失った悲しみから多少の自我を取り戻したが、突発的なモノだった為かかなり不安定な状態にあった。
 研究所脱走後は世界を転々と周る傭兵として生活していたらしい。
 今の名と性格と一部の能力、そしてLOMを入手した理由は本人にも不明。


・ラムズ・ヴァンデ
 ロキの仔の一人、試験No.0000630101.
 トリア誘拐事件の際にゼフィルと共にブレイザー達と戦闘を行う。
 その正体はアークェルス家の執事、Kが二重スパイとして活動していた際の仮の姿。
 本物のラムズ・ヴァンデはライルがオウスに引き取られた頃に死亡し、Kと入れ替わられている。


・リナス・フィール
 ロキの仔の一人、試験No.00870823.
 ライルの当時の同居人、コバルトグリーンのロングヘアーの少女。
 当時のロキの仔には珍しく自分の自我をハッキリと持ち喜怒哀楽を示す。
 戦闘力(特にマーシャルアーツが完成された近接戦闘)はライルすらも上回る実力の持ち主。
 ライルとの査定試験での戦闘にてわざと敗北、薬物耐性訓練に連行される。
 その後生死等は一切不明とされている。
 ラフィのモデルとなった女性でもある。


・REBELLION(リベリオン)
 『反逆』の名を冠するクオ・ヴァディス内で設立された特兵独立部隊。
 法外な依頼費を要求し、依頼内容にもよるが主に要人の暗殺業を営む。
 ティアから直々に独自行動を許されており、必要な場合以外は侵略活動と別目的で動いている。
 また副業としてティルヴィングと同じくバンド活動を行っている。
 尚、「特兵」は全員ロキの仔という点と「雇用」という形で組織に加入している所から個別に扱われている。
 構成メンバーは元オウスのロキの仔であるヴァナル・リルド・ルシアの三名。
 リーダーはルシア、命名者はリルド。全員オッドアイという共通点がある。


・リュースアールヴ・ウンフォルエンデット[Ljosalfar Unvollendet]
 アルエの正式名称。
 「リュースアールヴ」は古代ノルウェー語の「光のエルフ」、「ウンフォルエンデット」はドイツ語の「未完成」から。
 アルエの弟でクリスの兄に当たる長男でもあったが、並列世界の干渉の影響で存在情報が捻じ切れ、今の世界からは消滅している。
 彼の能力は同体存在であるアルエに全て還元されている。


・レノス・アーディッド
 ロキの仔の一人、試験No.00970283.
 ライル(ユウヤ)が所属していた頃のヘル。
 リナスと同じく当時のロキの仔には珍しいハッキリとした喜怒哀楽を持つ茶髪の青年。
 ライル脱走の際に戦闘、敗北している。
 (その後R・J社のライに敗北、瀕死の重傷から特殊措置でヴァリスコアに移植されている)


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: