†Daughters of Cacophony†

硝子越しの桜

硝子越しの桜


ガラスの中の君18度目の桜の季節
濡れるその瞳が今日まで幾つもの
虐待と罠 映してきた事を僕は知った…
記憶に閉ざされた心

舞い落ちる花びら…
いつか 全てを拒む君のその心に
僕の声が届きますように…
今は硝子越しの君に想い募らせて

硝子越しに見える18度目の桜の記憶
傷ついた心が叫ぶ声聞こえるよ?
君を切り裂いた痛みは月日を重ねる程に
カラダヲ蝕み続けたね…

舞い落ちる花びら…
いつか全てを拒む君のその心が
自らを解き放てるように…
僕はずっと祈り続けてる

4月も終わりを告げて一面に舞い落ちた桜
君のカラダニ花びらは触れる事は無かったけれど…

きっと…
次の春が訪れるまでには そのガラスケース
外に出たいね…

舞い落ちる花びら…
いつか全てを拒む記憶を切り裂いて
春の風に舞い散る桜を
同じ空気の中で感じていたいから
君が 全てを受け入れる時が来るまで
この想いを歌い続けよう…
今は硝子越しでも君へと届くように


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