hypericum chinese

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映画:04/10/16UP


友人のお姉さんがオーディションに受かり、映画に出演することになりました。
当然、クラスはその話題で持ちきりになりました。
「ねぇ、今度みんなで見に行こうよ!」
ごく自然の成り行きで、私は友達と見に行く約束をしました。

ところが小学校には、変な規則があったのです。
「学区外へ出る時は友達同士だけで行ってはいけない(=保護者と行きましょう)」
・・・映画館は駅前にあり、学区外です。
でも、そんな規則を律儀に守っている子はいなかったし、私は当然行けるものと思って、母に言いました。
「映画を見に行きたいの。」
当然のごとく、却下されました。「学区外でしょう!行ってはいけません!!」

友達とは見に行く日にちも決まりましたが、私は「行けなくなったの。」とは言えませんでした。

そして当日。待ち合わせの時間は刻々と迫ってきます。
でも私は家から出られません。とうとう友達が迎えにきました。
私はドアを細めに開けて言いました。「ごめんね、行っちゃダメだって。」
悲しくて、くやしくて、涙がこぼれるのを抑えるのが大変でした。
ドアを閉めた後、自分の部屋で大泣きしました。母を恨みました。

翌日、友達が言ってくれました。
「大したことなかったよ、行かなくてよかったよ。」
真相はわかりません。でも、そんな気遣いが子供心にもとても嬉しかったです。

だけど、よく考えたら変なんです。
駅前の歯医者には1人で通っていたような記憶があります・・・。

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