ありがとう日記

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入院生活二日目(オペの夜)


消灯までの間は、私の実家の両親へ報告に行っていた旦那から、両親の様子を聞いたり
ウトウトしたり。あまり記憶がありません。

消灯後。
点滴がずっと続いている。点滴ポンプを使って、速度を調節している模様だが、
誤作動なのかエラー音が出て、何度かナースコールをする。
足には血栓予防のフットマッサージが付いている。
腰が痛くて、何度か右向き、左向きにと寝返りする。
導尿の管があるので、そっと気を遣いながら…

看護師さん何度か来てくれ、尿のパックを交換してくれる。
さっきから、あるはずのない尿意があるので
「あの、、管を通しているのに。さっきから、すごくオシッコ行きたいんですけど。なんででしょう?」
「・・・・あ、あのね、尿をためるパックがつぶれていて(ぺしゃんこの真新しいまま)
パックに流れずに、膀胱に溜まってたん。もう今、全部流したから大丈夫ですよ」
と言われる。

「え?なんじゃそりゃ?」と思ったが、そのうち尿意も無くなると思い目を閉じる。
ダメだ、やっぱり尿意がある。気持ち悪い。
自分では見えないので、旦那にパックの尿量が増えてるか確認して貰う。
「ちゃんと増えていっきょるよ」と言われるが、尿意が取れない。
一度気持ちが悪い。と思い始めると、どうにもならない。
腰が痛い。麻酔も切れて、足も動くし。。。

思い切って、点滴を取り替えに来た看護師さんに「導尿チュープを外して欲しい」と訴えてみる。
「先生に聞いてみますけど・・・抜いたら傷が痛くても自分でトイレに行くんですよ!???」と呆れたように言われる。
確認してきた看護婦さん。
「先生が『自分で行けるなら取ってもいいけど、そりゃ痛くて無理だろう』って!!!」
と、また呆れた口調。

負けず嫌いな私にそんな言葉かけたら、ますます意地になり
「大丈夫です。足もこうして動くし(足を踏みしめてみせる)自分で行けます。夫に介助して貰って痛くても起きます!!」
と宣言。

無理を言って、導尿と足のマッサージも外して貰った。
これで眠れる。。。と思ったが、先ほどからの尿意がどうしてもとれず、自分で
行こうと決意。夫に起こして貰う。さすがプロ。安心して体を預ける。が、
ベットから起きあがるのも一苦労。
ベットに腰掛けるようにして足を下ろし、支えられながら、ゆっくり立ち上がる。
ふぅ。この一連の動作に随分労力を使った。
点滴を引き連れながら、一歩一歩と進む。
元気なら、たった5.6歩の距離なのに随分遠くに思える。

トイレに座り、初めての尿。し、、、、しみる。(T^T)
でもホッとした。これで眠れる。

眠りについたのも束の間、またまた点滴ポンプのエラー音。ナースコールを押す。
面倒くさそうに「まぁちゃんさん、足を動かして下さいねっっっ。マッサージを
外したら、血栓が一番怖いですからっっ!!!!!!」と言われる。
それは私も充分分かっていて、足首を上下に動かしたり、腰が痛いから
寝返りも打っているのに。。。あんな言い方しなくても(;.;)

ついでに2度目のトイレに行く。点滴のお陰でトイレが近い。
またまた夫に介助して貰う。


このように、オペ当日の夜は、ほとんど眠ることが出来ませんでした。
私の場合、夜に傷が痛むことはほとんどなく、トイレに行く為に
立ち上がる瞬間だけ痛みがあり、それ意外にはお腹が気になることは
無かったように思います。

導尿についても、私は新しいパックを拡げる。という事を看護師さんが忘れていたのか?
全くパックに溜まらず、膀胱に溜まっていた。というミスがあり、それ以後
気になって仕方が無かったのですが。。。
こんな事が無ければ、違和感は無いと聞きます。

麻酔のお陰で、夜はそのまま眠れた。という方も居るし、人それぞれではないでしょうか?
私は神経質?なのか、一度「気持ち悪い」と思ってしまうと、ずっと気になって
眠れなかったので、随分と長い夜になってしまいました。

また、やっと眠れたと思ったら点滴ポンプのエラー音が鳴り響き、起こされてしまい。。。
(これって空気が入るから鳴るんでしょうか?)

ただ、オペ直後の夜は色々と大変なこともあります。
もし宿泊が可能であれば、ご主人に泊まって頂くと良いかも知れません。




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