A Mull of Kintyre D A Oh mist rolling in from the sea D My desire is always to be here A Oh Mull of Kintyre
A Far have I travelled and much have I seen
...seen A:--0--2--4----- E:--------------
D A Dark distant mountains with valleys of green Past painted deserts, the sun sets on fire D E E7 A As he carries me home to the Mull of Kintyre
A Mull of Kintyre D A Oh mist rolling in from the sea D My desire is always to be here A A7 Oh Mull of Kintyre
INSTRUMENTAL: D G D G D
D Sweep through the heather like deer in the glen G D Carry me back to the days I knew then Nights when we sang like a heavenly choir G A A7 D Of the life and the times of the Mull of Kintyre
D Mull of Kintyre G D Oh mist rolling in from the sea G My desire is always to be here D Oh Mull of Kintyre
INTERLUDE: D A D A
A Smiles in the sunshine and tears in the rain D A Still take me back where my memories remain Flickering embers grow higher and higher D E E7 A As they carry me back to the Mull of Kintyre
Mull of Kintyre Oh mist rolling in from the sea My desire is always to be here Oh Mull of Kintyre
A Mull of Kintyre D A Oh mist rolling in from the sea D My desire is always to be here A Oh Mull of Kintyre
NOTE: "It’s Scottish. It sounds so different from the songs we did on the boat, we thought it should be a single and it sounds very Christmassy and New Yeary. It’s kind of ’glass of ale in your hand, leaning up against the bar’ tune. We had the local pipe band join in and we took a mobile studio up to Scotland and put the equipment in an old barn. We had The Campeltown Band and they were great - just pipes and drums. It was interesting writing for them. You can’t just write any old tune, because they can’t play every note in a normal scale." (Paul McCartney, 1977)
2003・9・13
ポールのウィングス時代の名曲 2曲
Listen To What The Man Said/邦題:あの娘におせっかい(1975年作品)
何だかヘンテコリンな邦題が付いているけど<Venus And Mars>に収録されている、全米一位曲。 自分の大好きなポールの曲の一つである理由は、ポールのもつポップで親しみやすいサウンドがぎっしりと詰っている。ポールは直ぐに<Yesterday>と結びつける人達が多い中で、このポップさが本来の持ち味ではないかと。 そしてバックの演奏はウィングスの面々なのだが、ゲストで英国のデーブ・メースンがギターでと、いまやフュージョン界の大物トム・スコットがアルト・サックスで参加していて曲に彩りを添えてえいる。二人ともリーダー・アルバムを何枚も出している一流のミュージシャンなのだ。 歌詞はこう言う風に、Anytime Any Day You Can Hear The People Say,That Love Is Blind Well I Don’t But I Say Love Is Kind♪.....。何時のときでも人々は、愛は盲目と言うけれど僕は<愛は親切、優しさ>だと言うよ。この手の歌詞はジョン・レノンやジョージ・ハリスンだと哲学的になるところが、ポールはそのキャラから言っても楽感的に物事を延べるタイプだね。 この曲は、発表後のライヴでは披露されていたけどウィングス解散後のポールのソロでのライヴでは、ウィングス時代の曲が激減してこの曲もその中の一つになってしまった。非常にいい曲なので、是非、ライヴで復活させてもらいたい。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ Band On The Run/邦題:バンド・オン・ザ・ラン(1973年作品)
ポールの1973年に発表された同名アルバムのトップに収録されている。今でも、ポールはライヴで必ず披露されるファンの間でも人気度が高い作品の一つ。 曲は、3部構成になっている。最初はポールが少し落ち着いた口調で歌い始め、2部ではギターとシンセが入ってからポールのボーカルが少し力強くなる。そして3部目はホーンが加わってアコギの響きと共に展開する。 ここでの演奏はメンバーがレコーディングの正に直前になって、ドラマーとギタリストが脱退したのでポールがドラムスを担当する。 曲は段々と劇的に展開してきて途中でポールもシャウトする場面があったりするので、ライヴ受けする。この曲を発表した後のライヴではショーの最後の方で披露されていた。 アルバムも全体的に粒ぞろいの楽曲がそれっていて、2曲目の<JET>もライヴで盛り上がる曲として今でも披露されるし、<BLUEBIRD>も秀逸な曲。
一般的にジョンの曲はロック調やサイケ調の曲や歌詞に特徴があって、ラブ・ソングやバラード系はポールの領域だと思われている。ジョンの作るラヴ・ソングは確かに少しこの曲みたいにぎこちなさが見え隠れする。ジョンはバラードがポールに比べると苦手と言った論調も一部にはある。 しかし、ここで一度考えてもらいたい。例えば、ビートルズ時代のイン・マイ・ライフやガールなどのナイーヴな雰囲気を持った曲は主にジョンが作った曲だ。もう一つは<恋を抱きしめよう>だ。これは、主にポールが主旋律部分の歌詞を書いて真ん中の部分をジョンが担当した。二つの個性が見事に噛み合った典型的な曲だ。冒頭のTry to see it my wayと始まる部分からポールが作って、ミドルのLife is very shortからジョンが担当して二人でハモッている。再び、try to see itで始まる部分がポールの部分と成る。簡単に言えばポールが歌うパートがポールが歌詞を作り、ジョンと二人でハモッている部分がジョンが作っている。ポールは楽観的に恋の行方を語っているのに対して、ジョンは、いや人生は短いのだからと切り出してむしろ少々悲観的に語って行く事で、ポールとの部分が対になっている。曲だけを聴いていると見えない部分が歌詞まで吟味する事で、曲の違った一面が見えてくる。
2003・9・19
Let It Be...NakedじゃなくてGet Backにして
Let It Be...Nakedが発売するとのニュースが駆け巡った。何せTVのニュースでも放送されるのだから、やはり彼らは偉大だね。ジャケットはチョッとイマイチみたいだけど。 自分はこういう海賊盤を大学生時代にLPで購入した。
タイトル<Let It Be> And 10 Other Songs(海賊盤)
Side1 1.Instrumental Number 42 2.Save The Last Dance For Me 3.Don’t Let Me Down 4.I Dig A Pony 5.I’ve Got A Feeling 6.Get Back 7.One After 909
Side2 1.For You Blue 2.Teddy Boy 3.Two Of Us 4.Maggie Mae 5.Dig It 6.Let It Be 7.The Long And Winding Road 8.Get Back(Reprise)
2003・10・18
LET IT BE~1970年のアカデミー賞受賞作品
第43回アカデミー賞受賞作品/最優秀作曲賞 受賞作品:『レット・イット・ビー』,受賞者:ザ・ビートルズ(ジョン・レノン,ポール・マッカートニー,ジョージ・ハリスン,リンゴ・スター) CATEGORY/ORIGINAL SONG SCORE, MOVIE/LET IT BE(監督:マイケル・リンゼイホッグ)
言わずと知れたザ・ビートルズが1970年に発表した映画で、映画の内容ではなくて主題歌のオリジナル・スコアに対して受賞した。名義上はJOHN LENNON/PAUL McCARTNEYの二人の連名で発表されているが、事実上PAULの単独作品でありJOHNは演奏以外で曲つくりにはタッチしていない。 映画の内容は、1969年の1月から始まった新作『GET BACK』の録音状況をドキュメンタリー風に纏めたもの。前半はTWICKENHAM STUDIOでの録音風景ではあるがこの頃の4人の人間関係は必ずしも良好ではなかった。PAULは積極的だったが乗り気ではないGEORGEはやる気なさそうに演奏している。JOHNやPAULにもその辺りを指摘されており、特にPAULはギターでの演奏方法でGEORGEに注文を付けて、GEORGEが開き直ったように言い合うシーンもある。 後半は、APPLE社の屋上での有名なROOF TOP SESSIONの模様が収められていてこの映画でのハイライトになっている。最初は、演奏にきずかない人達も徐々にビートルズが屋上で新曲を演奏しているのに気付く。それを聴きたさに集まる群衆でたちまち周辺の道路は大混雑になる。当初は交通整理をしていた警官も余りの凄さと一部のクレームを受けた。これに耐え切らずに警官が遂にAPPLE社のビルに入って演奏を止めるように強制して終わる。
この映画は公開後はビデオ化が見送られてTVでの放送も殆どされなかった為に、公開後は殆ど眼にする事が無かった。一説には、故GEORGE HARRISONが自分がPAULにやり込められているシーンに不快感を感じていてOKを出していなかったと言う説が有力だ。そこで、GEORGEが亡くなる前にOKが出てやっとDVDでの発売が可能になり間もなく発売がされる。アルバムの方も当初の意図した内容とは違った内容で発売されて、PAULがこれを嫌って解散の要因になったとも言われている。これも11月14日に『LET IT BE...NAKED』として当初のスタイルで改めて発売される運びとなった。最も海賊盤で広く出回っていたので自分も含めてかなり多くのマニアでは有名だった。でもやはりビートルズのアルバムは出れば注目を浴びるのは間違いないね。又、ミリオンセラーが一枚誕生となりますよ。