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柳沢厚生労働相が女性を「子供を産む機械」に例えた問題で、与党内で31日、柳沢氏の辞任もやむを得ないとの声が強まった。参院自民党幹部は国会内で記者団に「(柳沢氏は)辞めないなら辞めないでいいが、辞めるなら早い方がいい」と述べた。別の参院幹部は「後は本人の判断だ」と指摘した。自民党の矢野哲朗・参院国会対策委員長は31日昼、国会内で、塩崎官房長官と会談し、「06年度補正予算案の審議は乗り越えても、07年度予算案の審議はもたない。参院選にもマイナスだ」と述べ、辞任を含めた厳しい対応が必要との考えを伝えた。塩崎氏は「(職務を全うしてもらうとの)既定方針で理解をしてほしい」と述べた。別の同党閣僚経験者も「すぐ辞めるべきだ。かばい続けると、矛先が首相に向けられる」と述べた。安倍首相は31日午前の参院本会議で「私も深くおわびする。柳沢厚労相も深刻に反省しており、国民の信頼を得られるよう全身全霊を傾けて職務を全うしてもらいたい。国民の理解をたまわるようお願いする」と述べた。これに先立ち、首相は参院自民党幹部に電話をかけ、「(柳沢氏を)内閣に残したいので理解して欲しい」と要請した。柳沢氏は31日朝、都内の議員宿舎で記者団に「本当に深く反省している。これからもしっかりやっていきたい」と述べ、引き続き閣僚としての職務を果たす意向を示した。公明党の北側幹事長は記者会見で「厳しい意見があるのは当然だが、閣僚辞任とは別の問題だ。政府・与党が結束して対応しなければならない」と語った。一方、民主、共産、社民、国民新の野党4党の国会対策委員長は31日午前、国会内で会談し、柳沢氏の辞任を求める方針を確認した。民主、社民、国民新の3党は柳沢氏が辞任しなければ、衆院予算委の審議に応じない方針だ。野党得意の「審議拒否作戦」に打って出たが、それより出る所に出て責任を追及したほうがいいのではないでしょうか?民主党も余り強く出ると、小沢代表の事務所経費問題を与党に追及されるからどこに「落としどころ」を持っていくのかに注目したい。(一部、読売新聞より転載)人気blogランキングへ
2007.01.31
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8.リトル・ミス・サンシャイン■原題:Little Miss Sunshine■製作年・国:2006年、アメリカ■上映時間:100分■鑑賞日:1月27日 シネクイント(渋谷)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス□脚本:マイケル・アーント□製作:マイケル・タートルトーブ、デヴィッド・T・フレンドリー、ピーター・サラフ、アルバート・バーガー、ロン・イェルザキャスト◆アビゲイル・ブレスリン(オリーブ・フーヴァー)子供ながら将来はミス・アメリカが夢◆グレッグ・キニア(リチャード・フーヴァー)オリーブの父で独自の理論の事業化に失敗◆ポール・ダノ(ドゥエーン・フーヴァー)オリーブの兄で空軍のテストパイロットになるのが夢◆アラン・アーキン(グランパ)オリーブの祖父だが素行不良で麻薬に溺れている◆トニ・コレット(シェリル・フーヴァー)オリーブの母◆スティーヴ・カレル(フランク)シェリルの兄で自殺未遂を起こしドゥエーンの部屋で居候する【この映画について】独自の成功論を声高に振りかざすが自分は甲斐性ナシの父、家族を嫌って沈黙を続ける兄、ヘロイン中毒で強烈な毒舌の祖父、失恋が原因で自殺を図ったプルースト研究家のおじ、そんなバラバラの家族を必死でつなぎとめようとする母…。全米でも小規模作品ながら異例の大ヒットを記録した注目作!現在日本に上陸中のこの映画は公開館は限られているが評価は高い。そしてアカデミー賞では作品賞、脚本賞、子役のアビゲイル・ブレスリンが助演女優賞、グランパを演じたアラン・アーキンが助演男優賞と4部門で候補に上がる快挙を達成した。あとは、本番で授賞出来るかに注目したい。【ストーリー(ネタバレなし)】アリゾナ州に住む小太りなメガネ少女・オリーヴの夢は、ビューティー・クィーンになる事。コンテストのビデオを研究したり、大好きなおじいちゃん指導の元、ダンスを特訓したりと訓練に余念がない。一方で兄のドゥエーンは空軍のテスト・パイロットになる夢を持つが両親に反対され、家族とは筆談でコミュニケーションを取り一切黙して喋らない。そのフーヴァー家に或る日、自殺未遂を起こし入院していたシェリルの兄フランクの身柄を引き受けることになり、ドゥエーンの部屋に同居することになった。フーヴァー家の最年長でありリチャードの父であるグランパはバスルームでヘロインを吸引しハイになることが多い。息子のリチャードは独自に編み出した「9ステップス理論」を事業家する為に奔走するが芳しくない。フーヴァー家に或る日、突如として朗報が舞い込む。カリフォルニアで行われる“リトル・ミス・サンシャイン”コンテストに2位となっていたオリーヴの繰り上げ参加が決定したのだ!問題だらけのフーヴァー家は、家族6人ミニバスに乗り込み、一路コンテスト会場を目指すが…?!リチャードは、オリーヴがミス・コンテストに勝てるとは思っていない。フランクは、リチャードとの口論が絶えない。ドゥエーンは、相変わらず口を利かずに一家の中で浮いている。シェリルは、リチャードの理論にウンザリ。オリーブのコンテスト出場を喜ぶ。グランパは、車中でリチャードやドゥエーン相手に人生論を語る。しかし、その身には思いもがけない出来事が起こってしまって...オリーヴは、ひたすらミスコンで優勝することを夢見る。グランパが最大の理解者。さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.バラバラに見えるフーヴァー家だが、果して無事にコンテスト会場まで辿り着くか?2.オリーヴはコンテストで全力を出せるか?練習したダンスの成果は?3.家族と口をきかないフランクだが、道中で彼の夢を断念せざるを得ない出来事が発生したがそれは一体...4.人生論を熱く語るグランパの身に突如起こった出来事は何か?等を中心に公開館は少ないですが、アカデミー賞候補にもなっているこの映画を映画館でご覧下さい。ただし、週末の午後は満席が予想されますのでお早めにどうぞ!【鑑賞後の感想】インディ映画のヒット作と言えば「サイドウェイ」を思い出すが、どちらも家族や友人との絆を描いたロード・ムーヴィー風の映画である。本作品も家族の絆をアリゾナからカリフォルニアという長距離をバンで移動する間に固まっていくと言うのがテーマ。出発するまでは家族と言えども個々に悩みやトラブルや夢を抱えていた。そして移動中に思いもがけない事故や事件などに遭遇しながら、グランパが熱く語る人生論も家族の絆を強める結果?となった。そして最大の目的である、オリーブの子供のミスコン出場を果たした時の家族の絆の強さとある種の達成感を得たかのような表情が印象に残った。子役のアビゲイル・ブレスリンとグランパ役のアラン・アーキンがアカデミー賞の助演女優と助演男優賞候補に挙がっている。助演女優賞では菊地凛子も候補だが、以外とこの子役が強敵だったりして...【自己採点】(100点満点)88点。ストーリー展開もアカデミー賞脚本賞候補になるくらいだからしっかりとしていた。本題とサイドストーリーの絡み具合も絶妙!←是非クリックして下さい人気blogランキングへ
2007.01.30
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曲目:1. Some Skunk Funk 2. Sponge 3. A Creature of Many Faces 4. Twilight 5. Sneakin' up Behind You(Vocal:Will Lee) 6. Rocks 7. Levitate 8. Oh My Stars (Vocal:Randy Brecker) 9. D.B.B. Musicians:Randy Brecker:Trumpet,Electric Trumpet,Flugel HornMichael Brecker:Tenor SaxophoneDavid Sanborn:Alto SaxophoneDon Grolnick:KeyboardsBob Mann:GuitarWill Lee:Electric BassHarvey MAson:DrumsRalph MacDonald:PercussionChristopher Parker:Additional Drums(Sneakin' up Behind You)マイケル・ブレッカーが白血病で亡くなったのが13日で、彼が難病に冒されていたとは全く知らなかったので驚いた。そこで彼の演奏を振り返る意味でこのアルバムを取り挙げた。マイケルと兄のランディの二人で結成した「The Brecke Brothers」名義のアルバムとしてのデビュー作である。バックを固めるミュージシャンも豪華で、デヴィッド・サンボーンにウィル・リーやハーヴィー・メーソンなど腕利きを集めた。このメンツにランディとマイケルの二人の個性がぶつかれば怖い者なしだ。1曲目「Some Skunk Funk」からしてリスナーをノックアウトしてくれる。こうした曲を掴みとしてトップに持ってこれるのは、やはり若かりし頃の勢いそのものだ。他には3曲目の文字通り多様な面を持った演奏やリズムを見事に一曲として纏めるアレンジ能力も凄い。複雑な曲構成の合間を縫ってランディのソロやボブ・マンのギターソロも見事にはまっている。このアルバムでは「珍しい」ランディのヴォーカル・ナンバーが収録されている。しかしながら8曲目の「Oh My Stars」での歌声は「ご愛嬌」と解釈するのが妥当だろう。この頃のフュージョン・アルバムにはヴォーカル・ナンバーを数曲収録するのがトレンドだったので、そうした流れに乗ったのだろうか?それでも通常はゲスト・ヴォーカリストに歌わせるところだが、敢えてランディが歌った真意?は不明だ。まだまだ彼の名演奏はあちこちで聴けるので、機会を見ながらレビューを書いて見たい。←是非クリックして下さい人気blogランキングへ
2007.01.29
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ラーメン二郎 神田神保町店(千代田区神田神保町2-4-11)訪問日:1月11日アクセス:神保町駅A2出口を目指すこと。外に出たら左側に向って歩き二つ目の角(オリックス神保町ビル)を左折すると直ぐに行列が目に入る。出口からは2分程度で着きますが、A2出口以外からだと遠いのでお薦め出来ません。■メニュー:ラーメン(小)600円、トッピング『野菜増し』写真は混雑した店内で撮影したので端っこが掛けてしまいましたがお許し下さい。ノンビリと撮影出来る様な雰囲気ではありませんので。■具:チャーシュー2枚、野菜(もやし、キャベツ)■麺:太目のストレートでツルツルとした食感が特徴の二郎のオリジナル!■スープ:とんこつしょう油味で、背脂は確かに見かけは多いがしつこい味ではない。評価:この店には1月6日に靖国神社への初詣の合間に寄って食べる予定だった。この日は豪雨で寒かったし期待して行って見るとお店は閉店していて残念な思いをした。雪辱戦?と言うことで11日に新橋に朝から出かけていたので、用事が終り次第駆けつけた。開店が11時半からだと知っていてまだ早かったので新橋で時間を潰し店に着いたのは11:40でした...しかし認識が甘かった!ビルの角を曲がった瞬間から漂う二郎のにおいと20人を軽く越す行列に唖然!結局ここでは50分待ってやっと店内に入り券売機で札の食券を購入し、着席後10分程度で注文したラーメンに出会えた。ここまで到着から1時間を要した計算になる!二郎と言えば「ジロリアン」と呼ばれる熱烈な支持者たちが存在しそうした人たち(殆ど男ですが)ラーメン二郎を支えていると言っても過言ではない。一度食べると、また不思議と食べたくなるのが二郎!かと言ってあの濃厚なラーメンは毎日食べるのは辛いし、体調が優れない時に食べると逆効果を招くけど、体調がいいときに食べる二郎は最高だね!さてこの神田神保町店はそんな二郎系も含めた中でも本店と並んで、味への評価が高い店舗でもある。私の二郎経験は本店、高田馬場、新宿小滝橋通りに続いて4店舗目だが、はっきり言ってここが一番美味かった。何と言っても具、スープの味が見事だし、野菜のシャキシャキ感もここが一番でした。30代半ばくらいの店員さんと若手の店員さんの二人でしたが、狭い店の中でキビキビと動いていました。30代半ばの店員さんが作っていますが、とても丁寧に仕上げているし味に心が篭っている感じが嬉しかった。採点:87点。待ち時間がもう少し少なければ90点越えていた。味だけで行けば90点を越えている。人気blogランキングへ
2007.01.28
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7.ディパーテッド■原題:The Depated■製作年・国:2006年、アメリカ■上映時間:152分■鑑賞日:1月27日 渋谷TOEI2(渋谷)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督:マーティン・スコセッシ□製作:ブラッド・ピット、ブラッド・グレイ、ジャンニ・ナナーリ、グレアム・キングキャスト◆レオナルド・ディカプリオ(ビリー・コスティガン)犯罪組織への潜入捜査を行う◆マット・デイモン(コリン・サリバン)エリート警察官として特別捜査課(SIU)に配属◆ジャック・ニコルソン(フランク・コステロ)アイルランド系米国人犯罪組織のボス◆マーティン・シーン(クイーナン警部)SIUのボスとして犯罪組織と対峙する◆マーク・ウォールバーグ(ディグナム巡査部長)クイーナンの部下で早口でまくしたてるのが特技◆アレック・ボールドウィン(エラービー警部)犯罪組織の壊滅に執念を燃やす◆ヴィーラ・ファミーガ(マドリン)精神分析医でビリーとコリンから頼られる◆レイ・ウィンストン(ミスター・フレンチ)コステロに忠実な組織ナンバー2の男◆アンソニー・アンダーソン(ブラウン)ビリーと警察学校での同期生【この映画について】2002年の香港映画『インファナル・アフェア』をマーティン・スコセッシがリメイク。主演は、ここ数年スコセッシとタッグを組み『アビエーター』に続いてスコセッシ作品に出演するレオナルド・ディカプリオが潜入捜査官ビリーを演じる。知性と野性味、繊細さと強靱さの両面を持つ複雑な男・ビリーの苦悩を、まなざし一つで演じ、全米で絶賛された。対するコリンを演じるのは、こちらも演技派の呼び声高いマット・デイモン。明晰な頭脳だけを頼りに薄氷の上を歩くコリンを、スリリングに演じた。そして、マフィアのボスを演じたジャック・ニコルソンの存在感!まるで本物のギャングのボスかのような存在感を発揮している。なお、アカデミー賞では助演男優賞(マーク・ウォールバーグ)、監督賞、作品賞、脚色賞、編集賞の5部門でノミネートされている。主演のレオナルド・ディカプリオは『Blood Diamond(原題、GW公開)』で主演男優賞にノミネートされている。【ストーリー(ネタバレなし)】貧困と犯罪が渦巻く、ボストン南部佐牛ー地区で生まれ育った2人の男。犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志すビリー・コスティガン。聖職者の父を持ちながらマフィアのボス、フランク・コステロに育てられ、忠実な“内通者”となるために警察官を目指すコリン。2人は互いの存在を知らぬまま同じ警察学校で学び、それぞれ優秀な成績で卒業。コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ特別捜査課(SIU)と呼ばれる部署。一方、ビリーに命じられたのは、マフィアへの極秘潜入捜査だった…。その任務にあたってはクイーナン警部とディグナム巡査部長だけがビリーが潜入捜査官であることを知り、警察内でビリーのファイルへアクセス出来るのも二人だけとなった。ビリーは犯罪組織に近付く為に自らが事件を起こし監獄内でつながりを持つところから始めた。出所しビリーにとって唯一心が安らぐのは精神分析医のマドリンとのカウンセリング時だけだった。そのマドリンにはコリンが急接近し何時しか恋人関係へとなっていた。警察の犯罪組織を追う捜査は、”ねずみ”と呼ばれる「内通者コリン」の存在でいつも空回りし中々ボスであるコステロ逮捕へむすびつかない。一方で潜入操作にあたっているビリーは首尾よくコステロに近寄り信頼を勝ち取っていった。しかし疑い深いコステロは自分の側近内に「ねずみ」がいると察知しその存在をあぶりだす事に躍起となり始める。その頃、SIU内部ではFBI出身者と警察出身者の間で捜査方法を巡りギクシャクしていた。捜査情報が漏れていると疑心暗鬼になったクイーナン警部はコリンに警察内部に潜んでいる「コステロのねずみ」をあぶりだせと厳命するが、自らがねずみであるためこの指令に戸惑いを見せるがクイーナンの強い希望で捜査から外れ任務にあたることに。内偵捜査の過程でコリンはクイーナン警部の動きを注視するために、内部調査隊を派遣し尾行をさせる。そしてクイーナン警部はビリーとコンタクトを取る為に、未使用のビルへと潜入し屋上で会っていた。が、そこにはコステロの放った刺客隊との間で銃撃戦となり、クイーナンは命を落とすのだった。その時の遺品の携帯電話の通話記録に記された番号に電話をかけたコリンだったが、果してその相手は...さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.コリンがクイーナンの携帯から発信した相手とは?2.クイーナンを失ったSIUの後継者は?クイーナンに師事していたディグナムの処遇は?3.SIUはコステロのねずみであるコリンを特定出来るのか?4.ビルは後ろ盾だったクイーナンを失い、今後どう動くのか?5.コステロの闇取引の情報をキャッチしたSIUだが、今度はコステロの身柄を確保出来るか?それともコリンは今回もコステロに情報を流すのか?6.コステロの信頼の厚いビルだが、今度の闇取引での彼の役割は?7.コステロの過去は明かされるのか?コステロの背後に控えている組織とは...等を中心に是非映画館でご覧下さい。【鑑賞後の感想】元々は香港映画の「インファーナル・アフェア」のリメイクとして企画されたのがこの映画だが、残念ながら私は香港映画のほうは観ていないので相違点などは書けないけど今回の映画では、コステロが中国と取引するシーンはありました。この映画はレオナルド・ディカプリオとマット・デイモンという若手スターと、ベテランで貫禄十分のジャック・ニコルソンが絡むと言う展開がメインだ。ディカプリオとデイモンがどう絡むかを日本の特に女性ファンなら期待しているのだろうが、中々二人の生き様が交差するようでしないじれったい?展開が続き最後にやっと同じフレームに登場する。でもね私はやはりこの二人の演技もそれは楽しみでしたが、ジャック・ニコルソンが犯罪組織のボスとして君臨し警察を手玉に取るこの構図が面白かった。ニコルソン演じるボスは滅多な事で弱みを見せない非情振りを発揮するのだが、女にだけは甘い顔を時々見せる。自分の組織の縄張りを争うとするイタリア系組織とは血で血を洗う抗争を繰り広げ、その反面コリンを子供時代から面倒をみて警察に送り込ませると言う長い目で見た展望も持ち合わせるなど強かな性格のボスを演じられるのは、やはり、ジャック・ニコルソンを置いていないだろう。ディグナムを演じたマーク・ウォールバーグはニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック時代はアイドル系グループの一員として大ヒットを飛ばしたが、今回彼が俳優に転身していたとは初耳だった。それでもこの役を個性的に演じアカデミー賞助演男優賞候補になっているので頑張ってもらいたい。ストーリーの展開的には、潜入捜査が行き詰まり掛けている頃は中だるみもあるけど、最後の方でクイーナンが死んでからは一気に動く。そして、ラストシーンで衝撃の終わり方をする。こうした展開に持っていったスコセッシ監督、やるね~。【自己採点】(100点満点)82点。男臭さが漂う映画だった。←是非クリックして下さい人気blogランキングへ
2007.01.27
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【出場校決定!】第79回選抜高校野球大会の出場32校が26日決まった。プロ注目のスラッガーで今秋ドラフト最大の目玉、中田を擁する大阪桐蔭(大阪)、昨秋の明治神宮大会を制した高知(高知)などが選ばれた。選抜大会優勝経験校は高知のほか、帝京(東京)報徳学園(兵庫)広陵(広島)の4校。戦力以外の特色を加味して選ぶ21世紀枠には、ともに初出場の都留(山梨)と都城泉ケ丘(宮崎)を選出。都城泉ヶ丘は東国原(そのまんま東)宮崎県知事の母校としても注目を浴びそうだ。守備力を重視して各地区(神宮大会枠で増枠された四国を除く)の補欠1位校から選考する希望枠は大垣日大(岐阜)が選ばれた。高知高校が優勝した昨秋の明治神宮大会枠として、四国に1校選考枠が追加され室戸(高知)が選出された。春夏通じて初出場は都留(山梨)、大垣日大(岐阜)、市川(兵庫)、大牟田(福岡)、都城泉ヶ丘の5校。最多出場は広陵の21度。【注目の選手と展望】さて、注目の選手は何と言っても清原以来の逸材との評判も高くドラフトの最大の目玉と目される大阪桐蔭・中田だ。彼は1年夏に3年生エース辻内(巨人)、主砲平田(中日)に交じり投げては147キロ打っては5番とまさにスーパー1年生としてデビューし強烈な印象を植え付けた。投球の方は右ヒジの不安で登板はなさそうだが、何と言っても高校生レベルを遥かに超えたパワーは桁外れだ。昨夏は早実・斉藤の巧みな配球に3三振を喫したがセンバツでは成長した姿を全国のファンに披露してくれるだろう。その中田を擁する大阪桐蔭は近畿大会決勝戦で報徳学園(兵庫)に敗れ準優勝に終わった。近畿大会優勝校として神宮大会に出場した報徳学園は準優勝を果たしており、大阪桐蔭のチームとしての力量も見逃せない。秋の日本一を決める神宮大会で優勝し、四国に増枠をもたらした高知高校も当然ながら優勝候補の一角である。その他では昨夏8強の帝京(東京)や春に強い広陵(広島)の存在も見逃せない。【センバツ出場校】 ▽北海道 旭川南(北海道)初出場 ▽東北 仙台育英(宮城)6年ぶり9度目 聖光学院(福島)初出場 ▽東京 帝京(東京)11年ぶり13度目 ▽関東 千葉経大付(千葉)初出場 佐野日大(栃木)13年ぶり3度目 日大藤沢(神奈川)9年ぶり3度目 桐生一(群馬)3年ぶり3度目 成田(千葉)2年連続2度目 ▽21世紀枠 都留(山梨)初出場 ▽北信越 日本文理(新潟)2年連続2度目 創造学園大付(長野)初出場 ▽東海 常葉学園菊川(静岡)3年ぶり2度目 中京(岐阜)4年ぶり5度目 ▽希望枠 大垣日大(岐阜)初出場 ▽近畿 報徳学園(兵庫)3年ぶり16度目 大阪桐蔭(大阪)3年ぶり3度目 市川(兵庫)初出場 北大津(滋賀)2年連続2度目 北陽(大阪)13年ぶり8度目 県和歌山商(和歌山)70年ぶり3度目 ▽中国 広陵(広島)3年ぶり21度目 関西(岡山)3年連続9度目 宇部商(山口)2年ぶり7度目 ▽四国 高知(高知)6年ぶり14度目 今治西(愛媛)7年ぶり9度目 ▽神宮大会枠 室戸(高知)初出場 ▽九州 熊本工(熊本)3年ぶり20度目 大牟田(福岡)初出場 鹿児島商(鹿児島)21年ぶり12度目 小城(佐賀)初出場 ▽21世紀枠 都城泉ケ丘(宮崎)初出場人気blogランキングへ
2007.01.26
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週刊誌での報道がきっかけに日本相撲協会は、昨年九州場所で優勝した横綱朝青龍(高砂部屋)の“八百長疑惑”報道に関し、30日に朝青龍本人から直接事情を聴く。最強の現役横綱が、異例の事情聴取を受けることになった。日本相撲協会は、初場所で史上5人目、20度目の優勝を遂げた朝青龍の“八百長疑惑”報道について、本人から直接事情を聴く。発端は、現在発売中の週刊現代が「横綱朝青龍の八百長を告発する」と題し、昨年九州場所で、朝青龍が八百長に関与したという報道だ。協会では事実確認のために、同誌で疑惑が向けられた11人の関取(4大関+露鵬、時天空、安馬、琴奨菊、黒海、琴光喜、雅山)に加え、朝青龍と師匠の高砂親方(元大関朝潮)から話を聞く方針を固め、すでに22日から、協会の監察委員長を務める友綱親方(元関脇魁輝)と伊勢ケ浜監察副委員長(元幕内和晃)に協会の弁護士が同席して聴取を進めてきた。疑惑の対象とされるのは全勝優勝を果たした昨年の九州場所で、事情聴取を受ける11人の関取以外では「普天王、岩木山、安美錦、稀勢の里」4関取は「ガチンコ」とされ疑惑の対象外とみなされている。今回の騒動では「仲介役」と名指しされているのはモンゴル出身の幕下力士・旭天山だ。この力士が幕内の取組み前に東西の支度部屋をウロチョロし「星の取り纏め」をしていたとのことらしい。一説によると白星を「80万円」で売買していたそうだ。こうした八百長疑惑は相撲では度々週間誌上をにぎわせており、中でも2000年1月に「週刊現代」誌上と自らの告白本で「仲介役」を務めていたとされる張本人「板井(元小結)」の暴露は大きな波紋を呼んだ。この時は、法的措置をにおわせながらも現役関取や親方らから事情聴取をして幕を引いた。協会の現在の動きを見ていると、この時と酷似した対応が見られるのでやはり「臭いものには蓋」をして騒動が静まるのを待つような気配だがどうだろうか?友綱親方はこの日、「疑いがかけられないように、徹底的に調査するということ。これまで話を聴いた力士は、(八百長を)していないということだった。わたしも(八百長は)ないと思っている」と説明した。友綱親方は30日にすべての聴取を終えた後、北の湖理事長(元横綱)に報告する。25日に行われる協会の理事会でも議題にするという。事実関係を確認し、事実無根と判明すれば、出版社側(講談社)に対して、何らかの法的手段に訴えることも示唆した。でもね、聴取されて「はい、実は私は横綱と八百長相撲を取りました!」と告白するとは到底考えられないでしょ。結局は「現場」を押さえないと「証拠不十分」でうやむやになるんだろうな...(※ガチンコとは真剣勝負を挑み一切の八百長を受け付けないことを意味する角界の隠語。因みに、プロレス界では同様の意味で真剣試合のことを「セメント・マッチ」と言う。以上、管理人注)人気blogランキングへ
2007.01.25
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6.愛の流刑地■配給:東宝■製作年・国:2007年、日本■上映時間:125分■鑑賞日:1月20日 新宿コマ東宝(歌舞伎町)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督・脚本:鶴橋康夫□原作:渡辺淳一□製作:富山省吾□主題歌:平井堅<哀歌(エレジー)>キャスト◆豊川悦司(村尾菊治)ベストセラー作家で家族とは別居中◆寺島しのぶ(入江冬香)村尾の小説の大ファン◆浅田美代子(魚住祥子)村尾の元編集者で冬香を村尾に紹介した◆長谷川京子(織部美雪)検事として冬香殺害を担当する◆仲村トオル(入江徹)冬香の夫◆陣内孝則(北岡)村尾の弁護士◆佐藤浩市(脇田)刑事◆本田博太郎(久世)冬香殺害裁判の裁判長◆余貴美子(菊池麻子)バーのママ。本人も離婚経験があり村尾のよき相談役◆富司純子(木村文江)冬香の母(実生活でも母娘)で裁判では証人としても出廷◆津川雅彦(中瀬宏)出版者の重役で村尾の理解者◆貫地谷しほり(村尾高子)菊治の娘で涙ながらに面会に来る【この映画について】“愛ルケ”現象を巻き起こした渡辺淳一原作の同名のベストセラーの映画化。大ベストセラー『失楽園』に続き、トヨエツと寺島しのぶのハードな濡れ場シーンが延々と続く事でも話題だ。法廷での村尾の言動から、二人の愛が見返りを求めない純粋なものであったように思われるが、作家として男として自信を失いかけていた中年男の純粋な思いと夫との家庭生活にストレスを感じる主婦の計算高い接近がテーマか?出演は豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、富司純子ほか。富司純子は「犬神家の一族」で佐清を演じた尾上菊之助に続き、ここでは寺島しのぶと立て続けに親子競演を果たした。【ストーリー(ネタバレなし)】ベストセラー作家、村尾菊治は長年のスランプに悩まされていた。妻と別居して10年以上経ち、今は大学の講師で生計を立てていた。ある日、雑誌記者の魚住から京都に呼び出され、冬香を紹介される。冬香は村尾の小説の長年のファンだった。一目で恋に落ちた二人。やがて村尾は冬香と数時間の逢瀬のために京都へと新幹線で通った。エリートサラリーマンの夫と3人の子供を持つ従順な女である冬香は、最初はためらうが、村尾の「また会って欲しい」との申し出に逢瀬を楽しむようになる。村尾は冬香との逢瀬を通じて失っていた自信と創作意欲が再び沸いてくる喜びを感じ始めていた。こうして村尾と冬香の人目を忍ぶ京都での密会は、京都駅のホテルでたった2時間の密会を重ねる度に、冬香の官能の扉は開かれていった。そして二人の密会の舞台は、夫の川崎転勤で東京の村尾の仕事場である千駄ヶ谷のマンションへとなっていく。こうして火がついたお互いの感情をコントロールするのはもはや困難で、お互いの本能の赴くままに突き進む。夏の風物詩であり、村尾のマンションの直ぐ傍で開催される神宮外苑の花火大会で、冬香の村尾への愛情は遂に最高点へと到達したのだったが...その夜、村尾は懇願する冬香の首を絞めるのだった。その結果、冬香の思いは命と引き換えに叶えられた。しかし、冬香の村尾への愛情とは何だったのか?さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.冬香は村尾と会うことで何かを画策していたのか?2.裁判で明かされる村尾と冬香の逢瀬の詳細とは?3.面会に来た娘高子が涙で訴えたこととは?それに対する村尾の反応は?4.裁判に出廷した冬香の母の証言内容とは?5.裁判所で証拠として提出されたテープの中身とは?その衝撃的な内容と裁判への影響は?6.冬香は村尾に何を期待していたのか?等を中心に映画館でご覧下さい。【鑑賞後の感想】この映画の原作は読んでいないので映画と原作の比較は出来ないが、少なくとも、この映画では冬香の首を絞めてしまった村尾を追っている。村尾は裁判で決して第三者には理解出来ない或いは第三者に向って表現出来ないジレンマを抱えた。所詮男女の仲であった二人の間での出来事であり、村尾自身もなぜ冬香に頼まれるまま首を絞めたのか作家ながら明確な説明が出来ない。それは彼にでさえ冬香が発したその言葉のもつ摩訶不思議な魔力に取りつかれてしまったからだった。それは、肉体関係を持てば持つほど二人は性にのめり込み、およそ「死」に直結するような「首を絞める」行為に及ぶとは考えにくい。それらは裁判でも争点だった。この映画では延々とトヨエツと寺島しのぶとの情事のシーンがこれでもかと出てくる。特に、裁判でのシーンが多いので証言をヴィジュアル的に再現するにはやむを得ないだろう。トヨエツの裸もそうだし、寺島の脱ぎっぷりのよさ?にも驚かされる。中には完全全裸(セックス・シーンを演じるのだからそうだよな~)シーンまで登場し、彼女の女優魂と見事な肢体?はこの映画のハイライトだろう。決して美人で巨乳とはお世辞にも言えない寺島だが、彼女はどんな役にでも対応できる演技力と状況に応じた表情や雰囲気作りには感服した。映画全編を通して情事シーンが出てくるため、そこに注目が移ってしまう。でもね、もし自分ならトヨエツ演じる村尾のように「選ばれた殺人者」になれるか?冬香の行為は理解できるか?などと自問自答しながら映画館を後にした...【自己採点】(100点満点)79点。周囲の苦悩にもう一歩踏み込んで見たらどうだっただろうか?人気blogランキングへ
2007.01.24
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菊地凛子、助演女優賞候補に!米映画芸術科学アカデミーは、第79回アカデミー賞の候補を発表し、米映画「バベル」に出演した菊地凛子さんが、ゴールデン・グローブ賞に続いて助演女優賞にノミネートされた。菊地といえば、バレンタイン監督やマリーンズの選手たちと一緒にロッテガムのCM「4番DHよしこ」役や、富士通のPCのCMでキムタクと共演していた。キムタクが狼男に変身するのを隣で見ていた女性である(確か、「ナンじゃそりゃ~」って叫んでいましたね!)日本側の視点から硫黄島の戦いを描き、渡辺謙さんらが出演したクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」は、作品賞、監督賞など4部門で候補に入った。菊地さんはブラッド・ピットさんらが出演した「バベル」で、ろうあの女子高校生役を熱演。日本人俳優が同賞の候補となるのは「ラスト サムライ」に出演した渡辺さん以来3年ぶり。「バベル」は作品賞、監督賞でも候補に入った。「硫黄島からの手紙」は日本語による映画ながら作品賞にノミネートされたが、ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を授賞しアカデミー賞でのこの部門でも期待されたが候補入りは逃した。その外国語映画部門では、日本からは「フラガール」が代表作品となっていたがやはり候補入りは逃した。さて、日本人関連では「メイキャップ賞」で“Click(原題)”なる映画でKazuhiro Tsujiなる日本人と思える人物がノミネートされているがこの人物に関しては謎だ。 私が注目したい部門は「主演女優賞」であり顔ぶれは豪華である。Penelope Cruz“Volver” Judi Dench “Notes on a Scandal” Helen Mirren “The Queen” Meryl Streep “The Devil Wears Prada”(プラダを着た悪魔) Kate Winslet “Little Children” ペネロペに英国の超ベテランでアカデミー賞授賞経験のあるジュディ・デンチに、この部門の「ノミネート常連」であるメリル・ストリープと今回の部門で最も華やかでないだろうか?他の部門では2月に日本公開が予定されている「Dreamgirls」が助演男優部門のエディ・マーフィーを筆頭に5部門でのノミネートで、中でもオリジナル歌曲賞部門では5候補作品の中の3曲を占めるなどこちらも注目したい。今年はどんな作品が授賞しドラマが生まれるか注目したいし、日本関連の作品や日本人もノミネートされており今からワクワクする。この模様は例年通りWOWOWで独占生放送され、キムタク(富士通のCMで菊地と共演)が番組のプレゼンターを務めるそうだ。ノミネート一覧はこちらで人気blogランキングへ
2007.01.23
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宮崎県知事に「そのまんま東」!官製談合事件で知事が辞職したことに伴う出直し宮崎県知事選は21日投開票され、新人で無所属の元タレントそのまんま東氏(49)=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=が、無所属で元林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、無所属で元経済産業省課長の持永哲志氏(46)=自民、公明推薦、ら他の候補を破り、初当選した。東氏は政党や団体から一切支援を受けず、「しがらみ」の無さをアピール。タレント色を一掃した地道な草の根選挙に徹したほか、具体的な数値目標や期限を設定したマニフェスト(政策綱領)も提示し、都市部の無党派票を集めた。談合事件や選挙戦での保守分裂で、既成の政治勢力に嫌気が差した一部政党支持層にも浸透した。 東さんは「『宮崎は生まれ変わらないといけない』という思いが皆さんに伝わったのが勝たせてもらった最大の要因」と喜びを語った。県政が抱える課題については「まずは約束したマニフェストを実行するための組織作りが第一歩。財政改革は緊急の問題だ。県事業を精査したい」と決意を語った。激しい選挙戦の中で、握手のし過ぎで右手の手のひらにはいくつもの傷ができた。東さんは「この傷の痛みをこれまでの県民の痛みだと思い、この痛みをありのままに県政に届けたい」と語った。選挙中の演説では、過去の不祥事や失言を自ら切り出し、巧みに釈明する話術が光った。方言を駆使して県財政の改革や観光産業の浮揚を訴え、県庁での人件費100億円削減といった約80項目に及ぶマニフェストも提示した。タレント出身の知事としては大阪府知事の横山ノック、東京都知事の青島幸夫(故人)氏らが挙げられるが、いずれも大都市圏での知事であり「保守王国」とも呼ばれる宮崎県でタレント出身の知事が誕生したことで既存政党は衝撃を受けている。それでも与党などは候補者を絞れなかったことや知名度の低さや、支持組織固めが出来なかったことを原因に挙げているが、有権者は霞ヶ関の役人出身の候補に嫌気がさし「しがらみのない」タレント候補を選んだのだ。こうした有権者の気持ちを読めなかった既存政党はショックだろうが、今回の現象を一時的なことと捉えるようだと参議院選挙で失敗するだろう。そのまんま東氏(東国治知事)はそうした有権者の期待に応えるのは容易ではないが、横山氏や故青島氏が官僚組織の壁に跳ね返されたように、彼にはそれらを打破し知事として再選を果たせるように頑張ってもらいたい。宮崎県から変えてみせる!そうした意気込みで初心を忘れずに、自分が有権者から何を期待されて当選したのかを常に肝に銘じて宮崎県民の役に立ってもらいたい。人気blogランキングへ
2007.01.22
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5.それでもボクはやってない■配給:東宝■製作年・国:2007年、日本■上映時間:143分■鑑賞日:1月20日 新宿グランドオデヲン座(歌舞伎町)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督・脚本:周防正行□製作:亀山千広キャスト◆加瀬亮(金子徹平)フリーター。面接の日の朝の満員電車で中学生に痴漢扱いされる。◆もたいまさこ(金子豊子)徹平の母。息子の無実を信じて奔走する。◆斉藤達雄(山本耕史)徹平の大学時代からの友人。彼の無実を信じて豊子と動く。◆役所公司(荒川正義)ツグミ法律事務所の弁護士。徹平の弁護人となる。◆瀬戸朝香(須藤莉子)ツグミ法律事務所の新人弁護士。痴漢事件を扱うのに難色を示す。◆鈴木蘭々(土居陽子)徹平の元彼女。無実を信じて協力する。◆唯野未歩子(市村美津子)徹平が痴漢を訴えられた車内で同乗していた目撃者。◆柳生みゆ(古川俊子)徹平から痴漢されたと訴えた中学生。◆小日向文世(室山省吾)徹平の事件を途中の公判から担当した裁判官。◆正名僕蔵(大森光明)徹平の事件を当初から担当した裁判官だが室山と交代させられた。◆尾美としのり(新崎孝三)徹平の事件の公判を担当する検察官。◆田中哲司(浜田明)徹平に最初に接見した当番弁護士。裁判の現実と示談を勧める。◆大森南朋(山田好ニ)岸川署の刑事。徹平の取調べをしたが、一方的に調書を作成する。◆本田博太郎(三井秀男)留置場で徹平に流儀を教える同性愛者。【この映画について】『Shall We ダンス?』の周防正行監督が痴漢冤罪裁判に注目し11年ぶりに放つ新作は裁判を通して矛盾だらけの日本の姿そのものをも浮かび上がらせる。裁判制度、警察捜査の矛盾点を追求しながらも、そこで働く人間の建前と本音と正義感なども同時に描く内容である。本人に取っては不当な逮捕から取調べ、拘留、起訴の過程で、誰も自分の主張には耳を貸さないばかりか弁護士までも疑いの目を向ける。被害者を受けたと主張するのは女子中学生。片や逮捕された男は就職活動中のフリーターだ。勇気をふるって痴漢を捕まえた少女に当然ながら同情は集まる。果たして加瀬亮演じる主人公・金子徹平は無罪か有罪か。見応え充分の作品である。【ストーリー(ネタバレなし)】大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまったフリーターの金子徹平。岸川駅を降りたところで中学生に袖を掴まれたところを、騒ぎになりそうな気配を察し駅員が事務室へ「連行」するがこの時に事務室の外に徹平の隣に立っていた女性が何事かを駅員へ話しかける。だが朝の通勤時間の忙しい時間帯で駅員の対応はおざなりで、徹平がこのOL風の女性も事務室に入れて話を聞くように主張するが駅員は取り合わず気が付いたらこの女性の姿は無かった。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平は留置所内の男に教えられ当番弁護士浜田との面会を果たすが、浜田は裁判の現実を説き示談を促し撤兵の話に真摯に耳を傾けなかった。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。裁判では二人の弁護士が徹平の為に必死になって証拠集めをし、母や友人の達雄は痴漢の冤罪被害者の会などと連携を取り独自に動く。裁判では被害者である中学生の証言の矛盾点を突くべく、二人の弁護士と徹平の友人等は再現ビデオで対抗するのだったが...。そして、唯一の目撃者と思えるOL風の女性を探すのだったが困難を極めた。果して徹平の冤罪は晴れるのだろうか、それとも...さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.二人の弁護士の立てた筋書きとは?2.被害者の中学生の証言を崩す為に作成した再現ビデオは、犯行を覆す切り札か?3.唯一の目撃者と思えるOL風の女性は見つかるのか?4.裁判官が公判中に交代したがその影響は?その真意とは?5.徹平は一貫して無罪を訴えるが果して結末は如何に?などを中心に映画館でご覧下さい。【鑑賞後の感想】この映画ではフリーターによる「痴漢冤罪」を話題の中心に沿えて、それを取り巻く警察や弁護士や裁判所に対しての疑問を訴えているように感じた。痴漢という罪は「現場」は大抵が満員電車の車内で「犯行」が行われる(夜道でも発生しますが)ので、どうしても「証拠」が残りにくい。更に、被害者の女性が「この人、痴漢です!」と一言発すれば男は窮地に陥ってしまう。「証拠」は男の体液が採取されれば決定的だろうが、この映画のケースの様に疑わしきケースで本人が「ボクはやってない」と訴えても州からの目は冷たい。だがここで問題なのは警察のおざなりな取調べ、裏付捜査の欠如、調書の捏造などがまず挙げられる。映画内でも徹平が盛んにこの点を強調し、裁判でも弁護士が捜査官の捜査の拙さを指摘した。最終的には映画のタイトルのような結末になるのだが、人が人を裁くことの難しさと制度の運用に問題がないか考えさせられた。それと気になったのは当初の裁判官が「人情派」から急に「疑わしきは罰する」姿勢の裁判官に交代したところだ。そのウラとして当初の裁判官が職場で交代した裁判官のいる前で語ったことばが引き金になったのかな?もしそうなら裁判官は全く国民の視点でものを見ていないことになるのだが...最後に、徹平役の加瀬亮はとぼけた味を出していたので良かった。【自己採点】(100点満点)81点。シリアスな題材を分かりやすく、エンターテインメント性も出しながら纏めた周防監督の手法には高い点を付けたい。蛇足ですが、今回は公開初日の一回目の上映を鑑賞しましたので比較的空いていたけど、二度目の昼の回は外に行列が出来ていました。人気blogランキングへ
2007.01.21
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ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店(新宿区西新宿7-5-5)訪問日:1月8日、7月8日アクセス:新宿駅を降りてから小滝橋通りを大久保方面へと進む。この地区は所謂「ラーメン激戦区」で武蔵とか中本などと言った有名店が軒を連ね、最近では、例の渋谷バラバラ死体事件の遺体の一部が見つかったことでも有名?になった現場の直ぐ傍です(決して物騒な場所ではありませんが)。武蔵の先をそのまま進むと信号があり、すぐ右側に二郎の黄色い看板が見えます。小滝橋通りをひたすら直進すれば初心者でも辿り着けます。大江戸線の新宿西口駅からだと一番近いですが、JR新宿駅利用だと西口改札口を出て大ガード方面へ下るように歩くと分かりやすいでしょう。メニュー:ぶた入りラーメン 700円、玉子100円、トッピング『野菜・しょうゆ増し』評価:ラーメン二郎と言えば「ジロリアン」と呼ばれるほどの熱烈なファンが多いのと、この独特の味とスタイルを真似るフォロワー「二郎系」と称するラーメン店の先駆けとなった店である。私が最初に二郎に接したのは大分前で10年以上かもっと前に、仕事のついでに本店(三田)の傍に仕事で足を運んだついでだったけな?に寄ったのが最初。その時はこの物凄いヴォリュームと狭い店内に圧倒された。結局本店はその一回限りだったが、その後は高田馬場店、歌舞伎町店とそしてこの新宿小滝橋通り店へ行きました。歌舞伎町店は映画を見る合間に便利だったので利用していたが1年ほど前に、この店で嫌な体験をしたので二度と足を運ばないことにして以来、小滝橋通り店は「通う」機会が増えた。この店には既に通い始めて5年は経っただろうか?今でも2ヶ月に1度位のペースで来ては食しているのだが、それは、歌舞伎町に映画を観に来るからだ。閑話休題。店に着いたのが13:15分頃で、この時間帯は混むけど着いた時は満席状態だったけどタイミングよく直ぐに座れた。ここは行列の出来る店ではないけど店内は常に混んでいます。注文してから出来上がり間で15分掛かるが、私は、大体この時間帯に行くのだがこの程度の待ち時間は一般的である。さて、注文したのは「ぶた入りラーメン」で二郎系店舗では別の名前のところもあるがこれが一般的な味。トッピングはこの店では食券を渡した時に伝える(二郎系では後に伝えるのが一般的だが)のだが、私はいつも「野菜、しょうゆ増し」を基本としている。具はチャーシュー5枚、玉子(別注)、野菜(もやし、キャベツ)で、麺は二郎独特の太目のストレートでツルツルとした食感が特徴で他店では滅多にお目にかかれない太さで歯ごたえがあるのだが、このお店は多少柔らかめである。スープはとんこつしょうゆ味で背脂が浮いているがそれ程濃い味ではない。濃い味が希望ならトッピングで自由にするのが一番です。こうして下記の写真のような盛り付けのラーメンが出来上がります。これを一気に食べるのだが、昔は、このヴォリュームでも残す事無く平らげていたものの、やはり歳を重ねて最後に少しだけスープを残してしまう。大変なヴォリューム感を誇り満腹感で一杯になる二郎はやはり男性向けの店で、店の狭さとお世辞にも綺麗とは言えない(それでもこの店はマシだよ)店内は女性客を寄せ付けないムードが充満している。場所柄、最近では外国人も店内で見かけるが近所の語学学校への留学生か躊躇い無く?食べている姿を度々目撃する。本店や高田馬場店などと比べると個性は大人しいのだが、それでも激戦区である小滝橋通りに店を構えていて直ぐ傍にある武蔵などの流行に敏感な店とは一線を画してマイペースを貫いている?点は評価したい。採点:71点。私が長年通う店であるが点数としては妥当な線であろう。 ←ラーメンやグルメな話題が満載!←西武ライオンズやプロ野球のことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画のことならここ
2007.01.20
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森、一球も投げずに解雇へ!デビルレイズの地元紙セントピーターズバーグ・タイムズ紙は19日付で、森慎二投手の解雇を報じた。同紙はデ軍が18日に森を解雇したとし、その理由として今季中の試合登板が不可能であると判断したことを挙げた。森は昨年1月に西武から松坂同様にポスティング・システム(入札額非公表)でタンパベイ・デビルレイズ(ア東地区)に移籍、2年契約を交わした。デビルレイズには今季からヤクルトから、やはりポスティング・システムでの入団が決定した岩村内野手が在籍し森投手と共にプレイするにを楽しみにしていたが、森は一球も同球団で投げる事無く西武時代から熱望していたメジャー・デビューは遠のいた。故障の発端は、昨年のオープン戦初登板となった3月20日のフィリーズとのマイナーのオープン戦で「右肩関節唇はく離」の重傷を負い、昨シーズンを棒に振った。手術を行わずにリハビリを行い、今月9日には西武第2球場で投球練習を行うまでに回復。「徐々に投げられるようになっています。目指すのは復活じゃなくてデビュー」と語っていた。今後は日米球団の移籍先を探すことになるが、西武関係者は「正式な(解雇)手続きの後、獲得を検討する。もちろん話し合う用意はある」としており、右肩の回復次第では古巣復帰の可能性もある。【1/20追加記事】森、マイナー契約へ!米大リーグ、デビルレイズとの2年契約途中で解雇された森慎二投手は20日、米国でのプレーを希望し、マイナー契約も辞さない意向を示した。森は埼玉県所沢市の西武の球団施設で練習後に「向こう(米国)でやりますよ。マイナーで出直し? その方が楽しいでしょ」と話した。同投手は既にデビルレイズから保有権の放棄を告知するウエーバーにかけられており、他球団が獲得を申し出ないと自由契約となる。タンパ・トリビューン紙(電子版)によると、デビルレイズは今季後半の復帰を期待し、森とマイナー契約を結び直す可能性がある。こうなると西武関係者が語った復帰検討は幻となりそうな気配でもある。これには森は西武からメジャー入りした際に2年契約の「メジャー契約」を締結しているため、怪我の回復が遅れている同投手のメジャー契約を「ウェーバー」にかけることで破棄し、メジャー枠を一端空けて他の選手へ振り返る。ウェーバーを経て他球団が獲得の意思を示さなければ(現時点で示す可能性は無いだろう)、マイナー契約に切り替えることを想定しているのだろう。折角、岩村と投打の日本人選手が揃ったのに残念ではあるが、あのキレの良い速球と落差の大きいフォークが戻ればシーズン後半での昇格も夢ではないだろう。まずは、肩の怪我を完治させることが先決だろうが、西武ファンとしては豪快な彼らしい投球を再び見たいと思うが現状では辛いだろう。頑張れ!慎二!人気blogランキングへ
2007.01.19
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2008年北京五輪出場を目指す野球の日本代表監督就任が確実となっているプロ野球阪神の星野仙一前監督(現オーナー付きシニア・ディレクター、通称SD)が都内でプロ野球の根来泰周コミッショナー、全日本アマチュア野球連盟の松田昌士会長らから正式に就任要請を受けたことが分かった。長嶋アテネ代表監督の後任としては、長嶋氏自身が体調の回復傾向にあることから周囲では長嶋氏の「続投」を望む声が強かった。だがその一方で長嶋氏の健康を不安視する声もあり、昨年は一部で星野氏の親友でもある山本浩二氏(前広島カープ監督)の名前も取り沙汰されていた。関係者によると、星野氏は以前から就任に前向きな姿勢を示しているが、条件面などの最終調整が残っているため、23日のプロ野球実行委員会、24日のオーナー会議を経て、25日に招集される日本代表編成委員会で正式決定される見込み。阪神の宮崎恒彰オーナーは18日、星野氏から連絡があったことを認め、「(星野氏は)阪神の組織の一員。そのメンバーが依頼を受けるのは光栄」と容認する姿勢を示した。星野氏は出演している日本テレビの22:54分からのニュースに出演し、この件についても他の出演者からの質問にも笑顔で「25日に発表」すると語るに留まったがその表情からは決断をしていると思えた。更に女性の出演者から、「阪神監督辞任の理由に健康不安を挙げていたが大丈夫か?」と突っ込まれていたが、これには「野球で体調を崩しても本望」と力強く決意?を語っており受諾は時間の問題だ。また巨人の滝鼻卓雄オーナーは代表監督に意欲を見せていた長嶋茂雄巨人元監督が、就任を断念する意向を表明。脳梗塞(こうそく)からのリハビリを続けている長嶋氏の「私はグラウンドの上ではなく、別の形で日本チームをサポートしていきたい」というコメントを発表した。北京五輪のアジア予選は11月26日から12月2日まで台湾で開催され、1位チームの五輪出場が決定するが地元中国は開催国枠としての出場が決まっており、事実上、日本と韓国と台湾の三ヶ国から二ヶ国が出場すると思われる。メンバーに関しては監督就任決定後、各球団の春季キャンプを視察するなどして絞り込むと予想される。気になるメジャー在籍選手の予選参加だが時期的には問題ないだろうが、契約や所属球団の意向もあり出場は微妙だ。いずれにせよ星野氏のJAPAN監督就任は確実で、是非、最後の五輪は金メダルで締めくくりたい。因みに、五輪初代金メダルはロス五輪(公開競技)での日本です。人気blogランキングへ
2007.01.18
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平沼赳夫・元経済産業相の後援会は16日、岡山県津山市役所で記者会見し、平沼氏が軽い脳梗塞(こうそく)で昨年12月6日から都内の病院に入院していることを明らかにした。平沼氏は現在、声がかすれ、自力での歩行が困難な状態だ。ただ、言語障害はなく、リハビリも順調で、3月末ごろには政治活動を再開したいとしている。平沼氏は昨年秋以降、郵政造反組の自民党復党問題で党執行部との窓口役を務めた。自分を除く11人の復党が決まった直後、11人と打ち上げをしている最中に不調を訴え、入院したという。復党問題での取りまとめ役として奔走し、結果的に本人の復党は見送りとなり心労が重なったのが病気を誘発したとの見方もあり、平沼氏の政治生命の危機と自身の影響力低下や参議員選挙にも影をおとしそうだ。(一部、読売新聞より転載)人気blogランキングへ
2007.01.17
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不二家が消費期限切れ原料を使用するなどしていた問題で、コンビニエンスストア大手のファミリーマート(約6900店)とサークルKサンクス(約6300店)は16日、「ミルキー」など不二家商品を撤去することを決めた。セブン―イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、イオンなどは不二家で追加の不祥事が発覚した15日に商品を撤去しており、全国のスーパーやコンビニの店頭から軒並み不二家商品が姿を消すことになった。撤去期間は「安全性が確認されるまで当面」としているが、現状では不二家に不利な情報が続々と出てきている上に社長が辞任を表明(時期や後任は明確にしていないが)しているので「当面=当分」となり再開の目途は立っていない。不二家サイドとしてはヴァレンタイデー前に再開したいようだが、雪印の時同様世間の目は厳しいので難しいだろう。ライフコーポレーション(195店)、いなげや(129店)などの食品スーパーも、午前中までに店頭から撤去した。不二家は売上高の半分をスーパーやコンビニなど一般の小売り向け商品が占めている。ケーキなどの洋菓子販売も全面休止中で、売上高激減は必至だ。販売中止が長引けばフランチャイズ店への休業補償などで出費がかさみ、社長の辞任表明もあり洋菓子業界の老舗は一気に会社創立以来の危機を迎え存続さえ危ぶまれてきた。人気blogランキングへ
2007.01.16
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マイケル・ブレッカー白血病で死去!マイケル・ブレッカー氏(米ジャズ・テナーサックス奏者)が、13日、白血病のためニューヨークで死去した57歳だった。1949年、ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。トランペット奏者の兄ランディとバンド「ブレッカー・ブラザーズ」を、ベース奏者エディ・ゴメスらと「ステップス・アヘッド」を結成。著名ミュージシャンと数多くのレコードを制作し、グラミー賞を11回受賞。マイケル・ブレッカーは兄のランディと共に幅広いジャンルでのセッション活動も積極的にこなし、ロック界でも彼らの名前をバックミュージシャンの欄で見つけることは多かった。日本にも頻繁に演奏活動で来る事40回以上と言われ、多くのファンが日本にもいるのは紛れも無い事実だ。私はマイケル・ブレッカー名義のCDは下記に紹介する1枚だけですが、彼のプレイを収録したロックのアルバムは数えていないけど数多く持っているはずです。追悼!マイケル・ブレッカー【Nearness Of You~The Ballad Book】パット・メセニーのプロデュースで2001年発表された。メンバーはパット・メセニー(g)ハービー・ハンコック(p)チャーリー・ヘイデン(b)ジャック・デジョネット(ds)に加えて、ジェームス・テイラー(vo)が、彼のオリジナル曲“ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト”と、アルバム・タイトル曲の“ニアネス・オブ・ユー”の2曲に加わった、豪華絢爛な作品になった。アルバム全体を貫くのは、メセニーのスペイシーなコンセプト。流れるような「ウエイヴ」に見を任せたブレッカーのサックスが今までになく優雅にそして華麗に響く。中でも1曲目の「Chan's Song」(ハービー・ハンコック作)はグラミー賞のベスト・ジャズ・インストゥルメンタル賞(ソロ部門)を受賞している。その他の曲でもパット・メセニーによる質の高い演奏とプロデュースが見事で、アルバム全体を通して「癒し」を提供してくれる。インスト曲とジェイムス・テイラーのヴォーカル曲が見事にとけ込んでおり、私はソロ名義ではこのアルバムしか持っていないがお薦めのアルバムです。1 Chan's Song 2 Don't Let Me Be Lonely Tonight 3 Nascent 4 Midnight Mood 5 The Neaness Of You 6 Incandescence 7 Sometimes Ago 8 My Ship 9 Always 10 Seven Days 11 I Can See Your Dream 冥福をお祈りいたします。合掌!人気blogランキングへ←是非クリックして下さい
2007.01.15
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4.ラッキーナンバー7■原題:Lucky Number Slevin■製作年・国:2005年、アメリカ■上映時間:111分■鑑賞日:1月13日 シネパレス(渋谷)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督:ポール・マクギガン□製作:クリス・ロバーツ、クリストファー・エバーツ、カイア・ジャム、アンディ・グロスチ、アンソニー・ルーレン、タイラー・ミッチェル、ロバート・S・クラヴィスキャスト◆ジョシュ・ハートネット(スレヴン・ケレブラ)両親を少年時代に亡くした不遇の男◆ブルース・ウィリス(グッドキャット=スミス)冷徹な一流の殺し屋だが情もある◆ルーシー・リュー(リンジー)検死官で偶然スレヴンの隣人になる◆モーガン・フリーマン(ボス、アンソニー)競馬の八百長などに関わる組織のボス◆ベン・キングスレー(ラビ、シュロモ)ボスとはかつての組織の仲間。今はビルを挟んで対峙。◆ミカエル・ルーベンフェルト(イツザック)ラビの息子で同性愛者◆スタンリー・トゥッチ(ブリコウスキー刑事)ボスとラビの犯罪組織を追う刑事◆スコット・ギブソン(マックス)20年前競馬の八百長レースに大金を賭け失敗し殺害される。◆オリヴァー・デイヴィス(ヘンリー)マックスの一人息子で野球が大好き。【この映画について】ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレーら、豪華キャストで贈るクライムサスペンス。20年前の競馬の八百長事件に端を発した一連の殺しのストーリーが、巧妙に張り巡らされた仕掛けとともに明らかになっていく展開はスリリング。あっと驚く展開や仕掛けがあり20年前の出来事がどこで最後に繋がってくるのかワクワクしてくる。『ブラック・ダリア』での渋くセクシーな演技も記憶に新しいジョシュ・ハートネットが、モーガン・フリーマンやベン・キングスレーのアカデミー賞授賞経験を持つベテラン俳優を相手に本作でも光っている。コミカルなシーンあり、ラブロマンスありの娯楽作だが、すべての謎が解けてみると、ハードボイルドな後味が残る。他にも「16ブロック」が公開されていたブルース・ウィリスの殺し屋役もはまっているし、「キル・ビル1」でのオーレン・イシイ役でブレークし日本でCM出演も果たしその後「ドミノ」などにも出演しているルーシー・リューも良い味を出している。【ストーリー】(ネタバレなし)空港のロビーで、青年の前に現れた謎の車椅子の男。男は、「時があった」そう言って20年前の幸運のナンバーにまつわる残酷な物語を語り始める。20年前、アクイダスト・10レース・7番の馬に薬物注射が施され八百長で勝つ予定の馬が有る事を、レストランでの会話を偶然聞いた親戚からの情報を頼りにマックスは「絶対勝てる!」、そう信じてその筋から2万ドルを借金し「7番の馬」に全てを賭けた。競馬場には野球好きの息子ヘンリーと一緒に出向き、外出時には妻にヘンリーと野球観戦に行くと誤魔化し車で出かけた。駐車場に息子を残し競馬場へ全ての運命を掛けて臨んだが、「7番の馬」は薬物の影響でトップを快走もゴール目前に転倒し全財産を失ってしまう。そればかりか闇組織からの報復で自らの命と妻の命、更に、息子ヘンリーまでも失うのだったが...。以上が空港に現れた男が待合ロビーで語ったストーリーだったのだが、果してこのストーリーは本当なのかそれとも車椅子の男と関係があるのか?「酷い話だな...」車椅子の男からその話を聞かされた男が顔をしかめたその数秒後、車椅子の男は電光石火の早業でその男の首を捻り潰し、誰にも気付かれないまま死体をどこかに運んでいった。一方、NYのアパートではスレヴンとリンジーが偶然の出会いを果たす。不運続きのスレヴンは、友人を頼ってNYに来たのだという。ところが友人は姿を消し、スレヴンは敵対するギャング、“ボス”と“ラビ”の争いに巻き込まれる。「ボス」も「ラビ(映画内では『ラバイ』と発音します)」共にニック・フィッシャーという男の行方を追っていて、スレヴンが友人から紹介されたアパートの元々の住人は「ニック・フィッシャー」だった。連れて来られた両方の事務所には、何故か「車椅子の男」グッドキャットが姿を現す。スレヴンはリンジーを頼りにし何時の間にか男女の仲になるのだったが、そのリンジーは知らない間にグッドキャットに追われるのだったが...さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.スレヴンとニック・フィッシャーとのつながりは果してあるのか?2.敵対する二つの組織から行方を追われるニック・フィッシャーとは何者か?3.人違いで犯罪組織の争いに巻き込まれたスレヴンだが、この争いの元とは何?スレヴンはこの窮地を乗り切れるのか?4.謎の男グッドキャットと犯罪組織との関係は?5.20年前の事件と語ったグッドキャットだったが、20年前の事件と現在の関係は何?等を中心に是非映画館でご覧下さい。【鑑賞後の感想】この映画の出演者クレディットを見ると、映画ファンでなくても凄いメンツなのが分かるだろう。「サー」の称号を持つベン・キングスレー『ガンジー』での成りきりが評価され、モーガン・フリーマンは『ミリオンダラー・ベイビー』でのトレイナー役などが評価されアカデミー賞を授賞している。授賞歴のある俳優が二人揃うのも珍しいが、「ダイ・ハード」シリーズや最近では「16ブロック」などの出演があるブルース・ウィリスと凄い顔ぶれだ。ここに若手のジョシュ・ハートネットと中国系米国人のルーシー・リューが絡んでくるとなると名前を聞いただけでもワクワクする。演技で言えば二人のアカデミー俳優が縄で縛られてお互いを罵りあう場面は、まるで二人だけの空間がそこにはあり舞台を見ているような緊迫感と空気が漂っていた。ストーリーの展開も素晴らしいのだが、その素晴らしさの裏返しで最後に全てネタバレを映像と刑事の語りで晒してしまうので極端な話、オープニングとラストを観ればストーリーが分かってしまう「有りがたい」脚本でもある。20年前の出来事が、意外なところであちこちで繋がって行きそれが想像出来たりあっと驚いたりと、その関連を探すのもこの映画のもう一つの楽しい鑑賞方法です。久し振りにハリウッド映画でスカッとするストーリー展開の映画に出会えた。最後に、私は公開初日に渋谷の映画館で鑑賞した。普段から私は公開初日には観ないのだが、この日は他に観たい映画が無かったので観る事に。そして観終わって外に出たところで、「ぴあ」の調査隊に遭遇した。普段からぴあの調査隊の姿は見かけるが実際に話を聞かれたことは無かった。しかしこの日は出てきたところを掴まったので話をした。映画のポイントや項目別に5段階評価をしその根拠などを聞かれた。最後に、ダヴィンチのポストカードを頂いて写真を撮られて5分程度で終わった。運が良ければ18日発行の「ぴあ」の映画評価欄に私のコメントと写真が掲載されるが、それは18日になってみないと分からない...【自己採点】(100点満点)85点。ぴあの調査隊にもこの点数を付けました。【はみだしコラム】「鑑賞後の感想」の中でも書いたように、実はぴあ調査隊のインタビューを渋谷で受けていました。この映画を見終えたところで調査隊の女性スタッフに話を聞かれ、「18日発行のぴあ」に掲載されるかもとのことでした。ドキドキしながら、朝、駅の売店でぴあ(普段は購入しないのですが)を購入し、ペラペラとめくっていると何と何と「ぴあ満足度ランキング4位、ラッキーナンバー7」のコーナーで3人の中の一人として掲載されていました。いや~、驚きました!記事を読むと確かに私が話した内容が掲載されているではないか!実際には掲載された中身の4~5倍は話しましたが、私の話した内容がそのまま掲載されて驚きと嬉しさと同時にぴあにも感謝感謝です。この掲載にあたり私の本名や写真など個人情報も記されていますがまあ覚悟の上でした。お堅い勤務先(て言うか社名は聞かれなかった!)の固有名詞は出ていないし「ギャラ」はポストカード1枚であり、まあ良いか~!帰宅後、家族に早速見せましたが驚いていました。投稿の形で音楽雑誌に名前が出たのは2回あるけど、こうしたケースでは初体験でした。もし、ここまで読んでいただいた方で、ぴあ(関東版)を手元に持っているのならご覧下さい。←是非クリックして下さい人気blogランキングへ
2007.01.14
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風来居(渋谷区松濤1-29-2)訪問日:12月29日アクセス:渋谷駅を降りてから東急文化村を目指して歩く。「郵便局前」の信号を直進(左手に円山町方面をみる感じで)すると直に右側に暖簾と看板が見える。駅からは多少歩くが7~8分程度かな?メニュー:しょうゆラーメン 700円評価:駅からは多少離れているがこの店は他にも大宮と新宿にもあり、暖簾に山頭火の文字が見れるので恐らく提携しているか経営者が修行でもしていたのだろうか?店に着いたのは13:15頃で外に並んでいる人はいなかった。今回注文したのは「しょうゆラーメン」で注文してから出来上がるまで6~7分だから普通だ。具はチャーシュー2枚、ノリ、ねぎ、シナ竹のシンプルな作りで麺は中細ストレートだが多少縮れており茹で具合は若干硬めで歯ごたえがあった。スープはとんこつ味が基本でしょうゆ味がそこにとけ込むような味だ。良い意味で混じり合っているが、どちらの個性も生かせていないような気がした。そういう意味で麺との一体感に欠けていたのは残念だ。店内はカウンターだけの作りで木目で統一感をだしていたのと、店員の接客は良かったと思う。今回はしょうゆラーメンだったが塩ラーメンもあるので、もし来る事があれば別のを注文してみた。その他、サイドメニューにご飯類もあるので若い人の胃袋にも対応出来るだろう。採点:66点。もし再度来る機会が有って点数が変わるかも知れ無いが、今回食べたしょうゆラーメンと店内の雰囲気などを含めて採点した。北海道ラーメン味源、渋谷宇田川店(渋谷区宇田川町26-6)訪問日:12月31日アクセス:渋谷駅を降りてから109から文化村通りを進むと直ぐ右側に見える。隣が吉野家だっけな?なお、姉妹店があってセンター街のHMVの隣の1Fに金伝丸があって2Fに「味源熊祭おくむら」だ。二つの店の距離は歩いて1分掛からないが、どちらも伝丸の系列店のようだ。メニュー:味噌チャーシュー 930円、小ライス サービス評価:ここの店には渋谷に来る度に今まで数え切れないほど立ち寄ってきた。最初に行ったのはいつだか覚えていないが6~7年は経っているでしょう。その理由は私の好きな味噌味が主体のラーメン屋さんで、麺もスープの私好みだから。この日に注文したのは「味噌チャーシュー」で他にも札幌みそとか旭川ラーメンとか、辛口のオロチョンらーめん、鉄火麺、餃子とかもありその時によって注文は変えている。具は大き目のチャーシュー3枚、ノリ、ねぎ、ワカメ、もやし、シナ竹で麺は中細ストレートだが多少の縮れがあり若干柔らかい仕上げが特徴。スープは濃厚な白味噌で大き目の器になみなみと盛られているのでヴォリュームがあって食べ応え満点だ。昼の時間帯は(14時までかな?)小ライスのサービスがあり店員さんが尋ねてくるので、満腹になりたい日とは遠慮しない事。カウンターには調味料一式と揚げニンニクがあるので好みに応じて少量入れると美味しさが引き立ちます。ここはオールカウンターで、難点は席と背後の通路が狭いのと奥の厨房前にある粗末なトイレが汚い事だ。夜遅く来ても結構混んでいるが比較的回転率は良いので長時間待つことはない。濃厚な味噌味が好きな私のような人には有りがたい店で、姉妹店としてセンター街にもあり他には吉祥寺(パルコの裏)や私の職場の立川にも系列店がある。それらの中でもやはり渋谷のこの宇田川とセンター街の2店が私の贔屓だ。採点:78点。贔屓の店ですが点数としてはこれが妥当。最近、この手の味噌専門店が少ないのでこれからも足を運ぶでしょう。 人気blogランキングへ
2007.01.13
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3.ダーウィンの悪夢■原題:Darwin's Nightmare■製作年・国:2004年、フランス・オーストリア・ベルギー■上映時間:112分■鑑賞日:1月11日 シネマライズ(渋谷)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督・製作・構成・撮影:フーベルト・ザウパー□製作:エドワール・モリア、アントニン・スフォボダ、マルティン・フシュラハト、フーベルト・トゥワーンキャスト(ドキュメンタリーの為、全て本人)◆エリザ(パイロット達相手の売春婦)◆ラファエル(漁業研究所の門番で息子がパイロットになるのを夢見ている)◆セルゲイ(輸送機のロシア人パイロット)◆ディモン(ナイルパーチ加工工場の社長)◆ムコノ(元教員、現在は漁業キャンプのリーダー的存在)◆ジョナサン(元ストリート・チルドレンで、現在は町で唯一の画家)◆リチャード・ムガンバ(役人や政府の腐敗を暴く記事を書くジャーナリスト)◆カイジャゲ(漁業キャンプの牧師、教義でコンドーム着用の性行為を説けないジレンマを持つ)【この映画について】淡水湖としては世界第二位の広さを誇りケニア、ウガンダ、タンザニア三ヶ国に跨るアフリカのヴィクトリア湖。かつてそこでは多様な生物が棲む「生態系の宝庫」だった。しかし半世紀ほど前に放流された肉食の巨大外来魚ナイルパーチが、元々生息していた多くの在来の魚を駆逐していく。それと同時に湖畔では、ナイルパーチの一大漁業産業が発展。加工された魚は、毎日のように飛行機でヨーロッパや日本へ運ばれていく。それは湖畔に住む人々に、大きな影響を与え始める…。この映画は各国の映画祭で上映され賞を獲得してきて、2006年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にもノミネートされた。【ストーリー】(※ドキュメンタリーの為、ネタバレあります)タンザニアのヴィクトリア湖畔の町ムワンザはナイルパーチの一大魚産業が栄えている。郊外の空港には毎日輸送機が到着し、この魚はヨーロッパや日本へと積み込まれる。ナイルパーチは白身で加工しやすく海外への輸出にぴったりで、今では漁業→加工→梱包→輸出のラインが出来上がりムワンザは活気を帯びている。魚加工工場のオーナーはナイルパーチを「救世主」と呼び、工場にはヨーロッパからの投資により機会を揃え地元民の雇用促進にも貢献してきたと自負している。その反面、この巨大肉食魚に群がる人たちがこの町を目指し農村部からも出稼ぎ者がやってきてキャンプを張りそこを生活基盤とした。ところが工場などでの仕事からあぶれた女性らは、外部からの出稼ぎ者や外国からの輸送機のパイロットを相手に僅か10ドルほどの値段で売春をするようになる。コンドーム着用でのセックスをしないため、一気にエイズ感染者が蔓延し漁業キャンプでは毎月10~15人がエイズで亡くなっていく。そうして両親を亡くした子供達は行くあてもなくストリート・チルドレンとなり路上での生活を余儀なくされ、子供達同士の抗争に巻き込まれていく。稼ぎの無い地元民等にはナイルパーチは高価な食品で手が出ない。従って、加工の過程で捨てられた頭部と骨の部分をしゃぶりつくが、残骸の山からは有毒ガスが発生し眼球を失った女性も。こうして人が集まり、金が集まると今度は貧富の差が新たに生まれ犯罪や汚職が蔓延り始める。そうした汚職を調査し報道しているジャーナリストのリチャードは、ヨーロッパから来る輸送機に大量の武器が見つかった。空港での検査が甘いムワンザを経由し隣国や第三国へ武器を送る中継基地になっていたのだ。魚と引き換えに武器を調達するアフリカ。貧しいが故に、戦争が起きれば軍隊に入隊でき給与面で優遇されるので戦争は歓迎だと本音を漏らすラファエル。富は北へ吸い上げられ、公平に配分されることは決してない。永久に解決しそうもない南北問題。それがこの湖畔の町に集約されているのだ。【鑑賞後の感想】この映画はアフリカが抱える諸問題『貧困、貧富の格差、エイズ(風土病)、売春、(政府や公務員らの)腐敗・汚職、武器、内戦、食料不足、南北格差の拡大』が、ムワンザというヴィクトリア湖畔の町で「ナイルパーチ」という巨大肉食魚が産業として成り立った事から引き起こされたという事実を伝えている。勿論、この魚が産業になる前から当然そこにもあっただろうが、この映画を観た人にはこの魚が引き金になったと写っただろう。ザウパー監督はムワンザでは魚が材料だが、他国ではダイヤモンドであったり鉱物資源だったりの違いがあるだけでアフリカ共通の問題であると語っている。折角、アフリカには先進国諸国が羨む資源がありながら、その富は限られた国民しか享受されない政治システムに問題がある。更に、その問題の根源はどこにあるのか?教育か?貧困か?部族社会の弊害か?この映画では諸問題があることをザウパー監督の体を張った取材で世界の人たちの眼に届いたのだが、取材方法はアフリカの諸問題を提起する方法を採った。そこにはこの諸問題に切り込み根源に辿り着きたかったのだろうが、余りにも根が深いので断念したのだろうか私にはそう思えた。結局、このままこの肉食巨大魚の乱獲が続くならいずれこの一部の人間に富をもたらした「救世主」も消えるのではないだろうか?そうなる前に養殖や漁獲制限をしないと窮地に追い込まれるだろう。そうなれば貴重な外貨獲得源が減ることになり、雇用が失われる。やはり、そうなる前に諸問題を断ち切れるかかがアフリカの課題であり、その解決はアフリカの人たちの手でしか解決出来ない。先進国は手助け出来ても悲しい事だが解決は出来ない。ナイルパーチを食べなければ良い、それは解決方法にはならない...【自己採点】(100点満点)83点。製作手法の違いもあるのだろうが、ドキュメンタリーなのだから何かインパクトの強い映像が欲しかった。←映画「ダーウィンの悪夢」の話題も探せる!←西武ライオンズのことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.01.12
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とんこつらぁ麺Chabuton(吉祥寺店)(武蔵野市吉祥寺本町1-25-1)訪問日:12月24日アクセス:吉祥寺駅北口へ出て右手へと歩きます。ガード真下の信号を(手前が交番)渡り、線路沿いの道路を直進します。1分ほどで左手に看板が見えてきます。吉祥寺初心者の方でも迷わず到達出来るでしょう。メニュー:からから味噌ラーメン 830円、替玉(1玉) 100円、餃子 350円評価:多摩地区でもラーメン激戦区の吉祥寺にchabutonが出店していたとは知らなかった。たまたまここを訪れる前週末に「源宗近」で食べたあとに映画館へと向って歩いていた時に偶然発見したのが知るきっかけだった。さてお店に入ると右手の券売機で食券を購入し店員さんに渡しカウンターに着席。この日は13:15頃にお店に入ったが並んではいなかったが満席状態ではあった。店内のBGMはラーメン店では珍しく何故かジャズであった。注文したのは「からから味噌ラーメン」と一口サイズで食べやすいサイズの「餃子」で出来上がりまで5分程度だったので平均的である。ラーメンの具は薄切りチャーシュー、シナ竹、多少辛目のひき肉、刻みねぎ、長ネギ、ゴマであった。餃子は一口サイズが10個で小振りで女性には食べやすいだろうが、多少こげていて肝心なモチモチ感がなく味としては平凡だ。麺は中細で多少の縮れがあり若干硬めである。スープは濃い目の味噌でひき肉の効果もあって辛口仕立てだが、呑んでいるとどこかで甘さを感じる瞬間があった。その後、替玉を注文したが、これに関してはダブルとトリプルもあるがそこまでおかわりする人いるのかなって感じでした。スープと麺の相性はマアマアですがスープそのものは味噌らしい味と言えますが、全体のバランスからするとイマイチ何をアピールしたいのか伝わって来なかった。最後にここの店員さんは厨房もホールも全て女性でした。厨房では30代後半位の女性が店内を仕切っていたのですが、でも見ているお客さんからするとこの女性が「威張っている」様にも感じ店員間に目に見えない「ピリピリムード」が漂っていました。出店してから日にちが浅いので厨房を預かる方も女性だし重圧があるのだろうが、店員全員が女性のお店って余りないですよね?折角女性のみの店舗なのだから「威張る」のではなく女性ならではのカラーを良い意味で出してもらいたかった。そうでないと吉祥寺では生き残れないでしょう!採点:60点。厳しい点数だがこれはラーメンへの評価で、こがした「失敗作の餃子」は採点の対象とはみなさない。ラーメンだけへの点数ならもう少し高いけど、ここでの採点は店の雰囲気とかも含んでいる点を改めて強調したい。 人気blogランキングへ
2007.01.11
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契約更改交渉で自由契約を求めていたオリックス・中村紀洋内野手(33)の退団が9日、必至の情勢となった。代理人・茂木立仁弁護士(39)がこの日、大阪市内の球団事務所で5度目の交渉に臨み、球団側が移籍を容認した。球団側はトレードを進め、まとまらなければ自由契約とする方針。 球団側は今季の必要戦力であることを強調してきたが、両手首痛を抱えながらチームの顔として出場を続けたことへの対応や下交渉で1億2000万円減の8000万円を提示されたことなどで、中村は球団への不信感をぬぐえなかった。 交渉役の機谷球団代表も「中村選手本人の意志は固く、このまま無理やり続けてもお互いのためにならない」と話した。今後は全球団を対象にトレードを進める構えだが、まとまらなければ、球団側は自由契約とする方針を固めている。 だが、渦中の中村はこの日夜、芦屋市内で同弁護士と会見を開いた。今月5日に自身も同席して下交渉を行ったことを明かした上で、球団が交渉を断念して退団を容認したことに「まさかビックリです」と交渉継続中であることを強調。同弁護士も「伝わりにくい言い方をした」と、交渉後の発言を“退団確実”でない趣旨に修正した。 一方で、中村は移籍について「命をかけてやれるところじゃないと。それがオリックスではないのかなと感じている。手を挙げてくれればどこでもいい。お金じゃない」とも続けた。 中村の会見を受けて再び報道陣に対応した同代表は困惑するばかり。ただ「オリックスでプレーする選択肢を持ってくれているのなら、われわれも考えます」と、苦渋の退団容認から契約更改交渉の再開への方針転換にも含みをもたせた。オリックスは10日、契約交渉がこじれて事実上の退団が決まった中村内野手に対し、あらためてトレードか自由契約で移籍先を探る考えを示した。この日代理人の茂木立弁護士と電話会談を行った機谷球団代表は、今後について「残留以外で検討していきます」と伝えたことを明言。トレードを最優先し、交渉が成立しない場合のみ自由契約とする考えを明かした。ただし「こちらも完全に閉ざしているわけではない」とわずかながら、中村サイドが折れて来た場合のみ、残留の可能性が残っていることを示唆した。しかしながら他球団の中村獲得表明は現時点ではなく、この時点で名乗りを挙げるのは得策ではないとの流れがあるようにも思える。現実的にみても、故障の多い中村は3塁と1塁しか守れず器用なタイプの打者ではないのでセ・リーグ移籍も難しいし楽天も静観している。中村個人の幼稚なプライドとオリックス球団側の清原特別扱いに嫌気がさしているのだろうが、双方のコミュニケーション不足が今回の事態を引き起した最大の原因だと思う。(デイリー・スポーツ紙記事一部転用)人気blogランキングへ
2007.01.10
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工藤、横浜移籍!通算215勝を挙げ名球界会員でもある巨人の工藤公康投手が横浜に移籍することが正式に決まった。横浜がFAで巨人入りした門倉健投手の移籍に伴う人的補償として、同投手の指名を発表。横浜から工藤獲得の通知を受けた巨人の清武代表は同日、米アリゾナ州フェニックスで自主トレ中の工藤に電話で通告し「今後も野球を続けたいので、指名拒否は考えていない」とする本人の意向を確認したことを明らかにした。工藤は年末の契約更改交渉で、交渉日を一方的に変更した球団側に対し不快感を表明し、更に既定の40%を超える減額を提示されたこともあり未契約となっていた。今後、工藤の契約更改は横浜側と行われ、既に、出来高を加えた巨人提示額より多い額を提示済みとの報道もある。巨人は今オフ、日本ハムから小笠原道大内野手、横浜から門倉投手の2名のFA選手を獲得。日本ハムと横浜は、その見返りとして、巨人がプロテクトした28選手以外から各1人を補償選手として獲得できる。工藤はこのプロテクトリストから外れたため、左投手の補強を目指す横浜が獲得に乗り出した。横浜と巨人間では今オフに仁志(+金銭)⇔小田嶋のトレードが成立し、更に、門倉がFAで巨人移籍となるなど「人的交流」が盛んだが名球界投手工藤の獲得は、横浜側のベテラン選手獲得によるAクラス浮上を狙ってのものだろう。工藤は昨年までのプロ25年間で通算215勝129敗3セーブ、防御率3.38をマーク。昨年は13試合の登板で3勝2敗、防御率4.50に終わっていた。工藤にとって横浜は、ドラフト6位で入団した西武、FA宣言してのダイエー(現ソフトバンク)入団、二度目のFA宣言で長嶋監督のラヴコールに応えての巨人入団に次いで4チーム目の所属球団となる。工藤の人的補償に関しては日本ハムが小笠原の見返りとして考えていた節があるようだが、横浜に獲得の優先権があるため先を越された形だ。横浜は大学・社会人ドラフトで指名した左腕木村投手の入団交渉が難航している事実もあり、勝ち星の計算できる左腕投手を求めていたチーム事情もあった。尚、日本ハムの見返りに関してはまだ人的補償か金銭補償かの結論は出ていない。人気blogランキングへ
2007.01.09
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2.みえない雲■原題:Die Wolke■製作年・国:2006年、ドイツ■上映時間:103分■鑑賞日:1月8日 シネカノン有楽町(有楽町)■公式HP:ここをクリックして下さい□監督:グレゴール・シュニッツラー□製作:マルクス・ツィンマーキャスト◆パウラ・カレンベルク(ハンナ)◆フランツ・ディンダ(エルマー)◆ハンス=ラウリン・バイヤーリンク(ウリー)ハンナの弟◆カリーナ・ヴィーゼ(パウラ)ハンナとウリーの母◆リッチー・ミュラー(エルマーの父)◆トーマス・ヴラシーハ(ハンネス)ハンナの入院先の病院の看護士◆ガブリエラ・マリア・シュマイデ(ベルガ)ハンナのおばさん◆ジェニー・ウルリヒ(マイケ)ハンナの高校の親友◆クレール・エルカース(アイシェ)ハンナが病院で知り合った友人【この映画について】ドイツのベストセラー小説を映画化。原子力発電所の事故により引き裂かれてしまう少女ハンナとと転校生の少年エルマーとの愛を描いたラブストーリー。幸せを手に入れたその瞬間に訪れた、原発事故による大災害。その極限状況で次々に降りかかる困難に対し、家族の死という最大の悲しみにも遭遇しながら、時には膝を屈しながらも愛を原動力に乗り越えていくハンナとエルマーの姿は、感動と希望を与えてくれる。さらにこの物語は、原発事故の悲惨さやパニック状況での人間心理や群集心理などもリアリティを持って描かれており、現代社会に対する警鐘も鳴らしている。人間は極限状態に突如として遭遇すると思いもよらない行動を取るが、この映画ではそうした心理もたくみに描いているのでその辺も感じながら観てもらいたい。馴染みの無いドイツ人俳優が出ているが、高校生役のハンナやマイケ役の女優やエルマー役の俳優も無名に近いが注目してみたい。【ストーリー(ネタバレなし)】ドイツの田舎町シュリッツで高校生のハンナは母と幼い弟のウリーの三人で暮らしている。ある日の授業。遅刻したハンナは、光合成の質問をされ回答に窮してしまう。その時、転校生のエルマーが質問を引き継ぐことで彼女を助けてくれた。これをきっかけに、ハンナはエルマーの存在が気になるように。一方で一人っ子のエルマーは仕事に忙しい両親に愛されず、裕福な家庭らしく誕生日プレゼントも現金だがいつも家では一人でさびしさを味わっている。或る日、ハンナの母親が大事な仕事で1泊することになり家を留守にすることに。ウリーの世話を頼まれたハンナは渋々引き受けて母は仕事に向う。そしてその日の試験中にエルマーに呼び出された彼女は、人気のない教室で突然彼にキスをされる。束の間、愛を交わす2人。だがその時、校内に警報が鳴り響いた。それは近隣の原発で事故が起こったことを知らせるものだった…。警報を聞いてパニックになる生徒たちは各自帰宅するのだが混乱の中でエルマーは自宅に一端戻ったら迎えに行くとハンナに告げる。同級生の車に同乗して自宅へと向ったが、徐々に異常な事態に町が陥っていることに気が付きハンナも何とか自宅へ辿り着く。直ぐにウリーの無事を確認し母に連絡を取るが繋がらない。警察は地下室に篭るように言いまわるが、住民は我先にと車で脱出を試みる。隣家から同乗を勧められるがエルマーが迎えに来る事を信じ舞い上がっているハンナは断る。母から連絡が付きハンブルクのおばの下へ避難する様促され、エルマーを待ちきれず弟と二人で自転車で駅まで駆けるが、パニックに陥った群集らが道路封鎖を告げる警官らと押し問答になるなど治安は一気に悪化する。そんな環境下で弟はぐずりながらもなだめて駅を目指していたが、一瞬目を離した隙に弟の自転車は猛スピードで牧場を駆け下り車道に出たところを跳ねられ即死してしまう。後続の車から降りた家族に抱えられながら弟の遺体をトウモロコシ畑に葬り、悲しみに暮れる中を何とか駅まで辿り着く。しかしそこは押しかけた群衆でパニック状態になり、ハンナは一瞬エルマーを見かけたが人影に消えていき途方に暮れる。母の消息も不明で弟も事故死し茫然自失のエルマーは駅舎の外で放射能を含んだ雨の中で彷徨い気絶する。そして目が覚めたハンナはハンブルク近郊の臨時診療所のベッドにいた。しかしそこでは放射能を大量に浴びたハンナの体に異変が起きていた。病室の仲間が死んでいく中、彼女の希望は看護士ハンネスを通じて母の消息とエルマーの消息の情報だった。同世代のアイシェとも親しくなっていたとき、エルマーが診療所にやってきて感動の再会を果たすのだったが...さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.消息不明の母はどうなったのか?おばとの面会は叶うのか?2.エルマーとハンナは再会を果たしたが、果してエルマーの両親は彼にどう接したのか?3.エルマーとハンナのお互いを思う気持ちはどうだったのか?4.二人はこの先、愛し合って如何なる壁をも乗り切ることが出来るのか?5.被爆したエルマーの母の治療を目的に渡米を説く父に対し、ハンナとの愛を貫きたいエルマーは彼女に揺れる気持ちをどのように伝えたのか?ハンナは理解を示す事が出来るのか?6.放射能の影響で封鎖された故郷へ帰郷出来るのか?残してきたハンナの弟の遺体と再び対面出来るのか?7.ハンナの病状の進行はどうなっていったのか?アイシェの病状は?等を中心に全国でも単館での公開ですが、都内および近郊に在住の映画ファンなら是非映画館でご覧下さい。【鑑賞後の感想】この映画が旧ソ連のチェルノブイリ原発での事故をモチーフに作成されたのは明白である。公開館ではチェルノブイリ原発での事故後の模様や、被爆者の埋葬や病状を写真で展示するコーナーがあったが悲惨なものだ。この映画で語られているのは「パニックに陥った時の群集心理」「絶望的な状況でも愛を貫けるか」「家族の絆」「無力な政治家への警鐘」「危険防止の大切さ」であると思う。その中でも「絶望的な状況でも愛(初愛)を貫けるか」にスポットをあてることで、原発事故の影響だけを描くと言う重いテーマから脱する事が出来た。前半は束の間の幸せを感じたが一気に原発事故という未曾有の事故でパニックに陥り脱出する列車に乗るまで。後半は被爆し徐々に衰えていく体力と気力を振り絞り、幼き未熟な愛を成就させるまでの心理的葛藤を絶望的な状況から脱出する方法を模索し続けることを前面に押しだすことでアピールしている。時には身近な大人からの助言に苦悩し、友人との触れあいでヒントを得ようとしたり、お互いの立場を思いやる事で解決しようともがき苦しんだ。結局、二人はお互いの愛の原点に立ち戻る事でもやもやを解決する方法を選択したのだった。その選択は必ずしも生き永らえる選択ではなかったが、それでも若い二人が下した選択に間違いは無かったと思いたくなるエンディングだった。【自己採点】(100点満点)89点。こうした映画が単館公開とは惜しい!人気blogランキングへ
2007.01.08
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1.あるいは裏切りという名の犬■原題:36 Quai Des Orfevres■製作年・国:2004年、フランス■上映時間:110分■鑑賞日:1月6日 銀座テアトルシネマ(京橋)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:オリヴィエ・マルシャル□製作:シリル・コルボー=ジェスタン、ジャン=バティスト・デュポン、フランク・コローキャスト◆ダニエル・オートゥイユ(レオ・ブリンクス警視)次期長官の有力候補◆ジェラール・ドバルデュー(ドニ・クラン警視)権力志向が強くかつてのレオの相棒 ◆ロベール・マンシーニ(アンドレ・デュソリエ、パリ警視庁長官)国家警察総局長に任命◆ヴァレリア・ゴリノ(カミーユ・ヴリンクス)レオの妻でドニもかつては心を寄せていた◆アンヌ・コンシニ(エレーヌ・クラン)ドニの妻◆ロシュディ・ゼム(ユゴー・シシリアン)元情報屋で出所を2週間後に控えている◆ダニエル・デュヴァル(エディ・ヴァランス)定年間際の刑事でレオの相棒◆カトリーヌ・マルシャル(エヴ・ヴァラゲン)ドニの部下だがその手法に疑問を持つ警部◆フランシス・ルノー(ティティ・ブラッスール)レオを慕う部下【この映画について】本作は、かつてフランスのお家芸だった犯罪ノワール映画を現代に誕生させたわけではなく、一級のミステリー映画となっている。実際に警察官として働いた異色の経歴を持つオリヴィエ・マルシャル監督が、その当時の事件や実在の人物に基づき映画化。その企画にダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューほかフランスを代表するスターたちが賛同し、豪華オールスター映画として完成した。ストーリーの面白さに注目したハリウッドが早くもリメイク権を獲得、早速、プロデューサーにロバート・デ・ニーロの名前が挙がり本年にも撮影に着手するそうである。主演のダニエル・オートゥイユは最近では問題作「隠された記憶」への出演があり、クランの妻役であるアンヌ・コンシニは「灯台守の恋」や現在公開中で「愛されるために、ここにいる」では結婚前のマリッジ・ブルーの女性を演じ好評を博している。因みにこの映画のフランス語の原題は「オルフェーヴル河岸36番地」を意味し、冒頭にいきなりこの住所表記版が盗まれるシーンで始まるがこれはパリ警視庁の住所でありパリ市民なら誰でもしっているそうである。【ストーリー(ネタバレ無し)】フランス、オルフェーブル河岸36番地にあるパリ警視庁に、二人の警視がいた。一人は仲間からの信頼厚く、正義を信じるレオ・ヴリングス。もう一人は権力志向の強い野心家のドニ・クラン。親友だった二人は、同じ女性を愛し奪い合った過去を持ち、今は次期長官の座を競うライバルとなっていた。パリ市内で過去一年半の間に7件9人が殺される現金輸送車強奪事件を巡り、現長官のマンシーニはレオを頂点とするBRI(探索出動班)に捜査指揮を執る様命じるが、この件を最初から追っていたドニのBRB(強盗鎮圧班)はこの決定に不服で、何とかマンシーニからレオの指揮下に入るならとの条件付で捜査を認める。二人は共にかつての友人で、今では、マンシーニの後継長官として有力視されているがマンシーニはレオを後継長官と考えている。全く操作手法の違う二人の部隊はそんな関係を反映しライバル関係にある。レオはかつての情報屋で2週間後の出所を迎え特別外泊を許可されているシリアンと会うことになったが、シリアンの企みで彼が車内から自分を密告したゼルビブを射殺してしまう。この時、ベルビブは車内で売春婦と行為に及んでいる最中だったが売春婦は命からがら脱出するのだが、この時の売春婦の行動がレオとその家族をどん底に落とすとは思いもしなかった。シリアンからの情報を元にレオたちのBRIはアジトを突き止め包囲したが、現場でドニはレオの指示を無視し単独行動を取ったことで犯人一味に気が付かれ大切な相棒であるエディが銃撃され即死してしまう。挙句にドニの部下エヴまで捕虜にされ怪我を負ってしまい警察の捜査は失敗に終わる。エディの殉職を巡り警視庁内務調査課ではドニを査問にかけ処分することをBRI全体が望んだが、形勢不利と思われたドニは査問委員会で「無罪」となりレオらは臍をかんだ。レオらは結局犯人を逮捕できたが、ドニは逆にシリアンの犯行の件で密告がありレオは逮捕されてしまう。これをきっかけにドニは一気に次期長官の座を獲得し、二人の立場は逆転する。そして警官嫌いの検察官のおかげで面会もままならないレオに対し、妻のカミーユはあらゆる方面に手を尽くすのだったが...そしてカミーユに対しシリアンが面会を求めるのだったが、そこで待っていたものとは...さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.面会を許されない身の妻カミーユだったが、果して彼女はレオと会えるか?それともレオはこの事態を乗り切れるか?一人娘のローラの父に対する思いとは?2.シリアンとカミーユの密会をキャッチしたドニらだったが、果してシリアンを逮捕出来るのか?3.警察の尾行に気付いたシリアンがこのあと取った驚くべき態度とは?4.模範囚として7年間の服役で出所したレオは復讐を果たすべく動くが、既に長官になっていたドニへ近付く事は出来るのか?復讐は実を結ぶのか?5.出所して会った一人娘ローラへレオは何を伝えてのか?等を中心に数少ない映画館での公開ですが、近くにお住まいの映画ファンなら是非DVDでなく映画館でご覧下さい。但し、週末はかなりの混雑が予想されますのでお早めにどうぞ。【鑑賞後の感想】フランス映画というと恋愛関係や人間関係の内側をじっくりと描いたような作品を今まで観てきたので、こうした警察内部の人間関係やライヴァル関係を描いた作品には最近お目にかかっていなかったので新鮮に感じた。ストーリー展開としても二人のライヴァル関係の背景に、一人の女性を巡る恋愛関係のもつれがその後の二人の関係を決定付けたあたりの話題も良かった。二人は出世街道でも似たような経歴を辿り、遂に警視長官の座を巡って争うまでになる。二人の会話でもそうしたことが滲み出ているし、結局は権力志向の強いドニにレオは敗れた形になり7年間も収監されるのだが、この二人の争いは結局どちらが勝者であったのかは観た者が判断することになりそうだ。権力の座を射止めたドニ、そのドニによって人生を狂わされたレオだが出所後の彼の生き方はある意味でレオらしい正義感から来るものだった。どちらの行き方も男としての権力欲、支配欲、家族を大事にする心、正義感、家庭に仕事を持ち込まないなどの特徴をオリヴィエ・マルシャル監督は元警察官とあって上手く表現していた。ストーリーの展開も、そこに行き着くまでのサイド・ストーリーの作り方などをみていると見事である。全く無駄な映像も、無意味なセリフも一行もない素晴らしい映画であった。ハリウッド映画としてリメイクが決まったそうだが、果してフランス版を超える事は出来るだろうか?お手並み拝見である。【自己採点】(100点満点)92点。今年一本目の映画はいきなりの高得点だがそれも納得!人気blogランキングへ←是非クリックして下さい
2007.01.07
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2006年映画鑑賞全リスト2006年は映画館で99本、WOWOWで3本、DVD0本合計すると102本の映画を観た。私はDVDで映画鑑賞はしないので基本的に映画館で観て、見逃してしまった映画をWOWOWで拾っている。大まかに製作国の傾向(映画館鑑賞)から分析すると邦画14本(その他他国との共同制作1本あり)、共同制作を含むヨーロッパ映画が22本で、オーストラリア1本、カナダ1本、メキシコ1本。これら以外は基本的にアメリカ映画なので60本となる。私は韓国映画、香港映画以外は満遍なく鑑賞するのだが、こうしてデータをみると予想以上にアメリカ映画が多かった。邦画は大体この位の本数だろうが、アメリカ映画ばかりの鑑賞が続くとどうしてもヨーロッパ映画が無性に観たくなる。そんななかでMVPを挙げるとすれば文句なしで「ホテル・ルワンダ」だ。アメリカでも公開され話題をふりまいていたこの作品は主演のドン・チードルが、虐殺の部隊となったルワンダのホテルの支配人の体験談が元になっている。日本での公開は当初配給先が未定でネットなどでの呼びかけが功を奏し待望の国内公開が決まった。それでも公開映画館はミニ・シアター系が多く私がみた映画館も狭かった。「ホテル・ルワンダ」と並んでMVPに挙げたいのが邦画の「フラガール」でこの2作品だけが私の採点で満点の10点を獲得した。「フラガール」はアカデミー賞外国語映画部門の日本代表作品になったのも頷ける。個人的に映画をみて「ホロリ」とさせられることは多いが、この映画は観ていて途中から「涙が止まらなかった」がこういう体験は記憶にない。私だけでなく他の鑑賞者も同じ様に涙を流し、エンド・ロール中に拍手まで巻き起こったなんて経験はこれからもそう多くは無いだろう。ここまで登場しなかったアメリカ映画だが、『印象に残った』という意味で「父親たちの星条旗」、「硫黄島からの手紙」の所謂クリント・イーストウッド監督による”硫黄島プロジェクト2部作”だった。この映画を通して硫黄島で何があったのかを戦争を知らない日本人にも伝えた点での貢献は大きい。まだまだ印象に残った映画は多いのだが恋愛物で唯一のオーストラリア映画だった「リトル・イタリーの恋」は性格の違う兄弟の物語で最終的にお互いの思いが心を寄せた女性に通じる話だった。邦画の「涙そうそう」は色々な見方があるだろうが、ニイニイの悲劇的な結末は可哀想な気もするがこの映画も涙腺に訴える何かがあった。さて今年はどんな映画に巡りあえ、そして感動と出会えるのか楽しみになってきた。人気blogランキングへ
2007.01.06
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12月CD購入履歴1.John Valenti/Anything You Want(1976)2.Brian Culbertson/A Soulful Christmas3.Randy Vanwarmer/Songwriter4.America/View From The Ground(1982)5.David Pomeranz/The Truth Of Us(1980)6.Gary Ogan/Gary Ogan(1977)7.Keali'i Reichel/Maluhia8.Gary Ogan & Bill Lamb/Portland(1972)9.James Brown/Love Power Peace-Live At The Olympia,Paris,1971(1992)10.Leah Kunkel/Leah Kunkel+I Run With Trouble(1979/1980)※記載年無しは新譜(2006年)1は幻の名盤としてAORファンやソウルファンがCD化を強く望んでいた作品。ジョン・ヴァレンティはスティーヴィー・ワンダーの影響を強く受けており、そのヴォーカル・スタイルや曲作りに至るまでこのアルバムに反映されている。この後に発売された「I Won7t Change」ではソウル色は薄まり逆にAOR色が全面に出ているので、どちらかと言うとこのアルバムの方が彼のソウルフルなヴォーカルを堪能出来る。2はスムーズ・ジャズのフィールドで活動するブライアン・カルバートソンのホリデイ・アルバムでX'masシーズンをターゲットの発売された新譜。X'mas定番曲やオリジナル曲に混じりマイケル・マクドナルドのヴォーカルもフィーチャーされている。3は2004年に残念ながら白血病で亡くなったランディ・ヴァンウォーマーが生前に残したデモ・テープを中心に構成されたアルバム。アルバム発売を前提にしていたと思えどれも完成度の高い曲がずらりと並び、彼らしい爽やかな曲調が中心だ。4はアメリカの再発CDで何故か今までCD化されていなかった。発売年は1982年で既にこの頃はデュオでの活動となっていたが、得意のフォーク調の曲とAOR色が混じったようなナンバーが多い。前からCD化されないか待っていたので発売直後に購入した。5はAOR界でバラードを歌わせたら絶品のデヴィッド・ポメランツが1980年に残したアルバムがCD化された。AOR全盛時代に残念ながら彼のアルバムは聴く事がなかったのだが、今回のCD化に際し聴いてみると彼の声質は正にバラードにピッタリである。どの曲もAORらしいバラードとポップスナンバーが配されていて一枚通して聴くと気持ちが癒されてくる名盤である。6はゲイリー・オーガンがレオン・ラッセルのプロデュースの下で発表したアルバム。それ以前はフォーク色の強いアルバムをデュオで発表していたが、ここではフォーク調の曲を進化させ演奏もどちらかと言えばAOR色が全面に出てきた。AORとしてはブームになる直前の時期であり、そのルーツのフォーク色を上手く生かしている好アルバムである。7はハワイアン音楽界のスーパー・スターでもあるケアリイ・レイシェルのX'masアルバム。定番曲であっても英語とハワイ語を交えて歌ったりすることで他のアルバムとの差別化を図っている。アレンジも穏やかな南国調で浪間を漂っているような雰囲気が表現できている。オーソドックスで過剰なアレンジのX'masアルバムに飽きた方にはピッタリです。8は6のゲイリー・オーガンが遡ること5年前にビル・ラムとの連名で発表したアルバム。ジャケット写真のようにアルバム全体を通して瑞々しさを表現するかのような、フォーク調のメロディが主体となっており爽やかなフィーリングにさせてくれる。どちらかと言えば春の晴れた日にでも聴きたい一枚だ。9はX'masの日に急逝してしまったソウル・ファンク界のキングであるジェイムス・ブラウンの1971年のパリでのライヴ盤で1992年に発表された。脂が乗り切っていた?頃の迫力のあるステージの様子が伝わってくるが、曲間の繋ぎは少々強引な部分がある。彼の過去のアルバムは急遽再発されていくみたいだ。レイ・チャールズと並んでこの世界を牽引してきたJBの死は残念だ。10はリア・カンケルが1979年と1980年に発表した2枚のアルバムをCDの特性を生かして1枚に収めたお徳用アルバム。どちらもAOR色が強く出ており実力派ミュージシャンによるしっかりとした演奏に乗って彼女のヴォーカルと曲の良さを堪能出来る。しかしこの2イン1のアルバムは偶然に大手CDショップで発見したけど中々見かけないのは残念だ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2006年を振り返って2006年は12月に10枚購入したこともあり合計72枚のCDが新たに私のライブラリーに加わったが、全体で何枚あるかは数えていないので不明だが1100枚以上かな?相変わらずリイシュー・アルバムを中心に購入するペースを続けているので、常に何が再発されるのか気にしないとそのタイミングを逃してしまうと再発の枚数が少ないと入手困難になってしまう。新たなレパートリーとしては夏対策?としてハワイアン関係を増やそうと計画していた。ハワイアンと一言で言っても、その中でトラッド音楽やハワイアン・ポップスやウクレレなど多岐に渡る。元々ハワイ関係のアルバムと言うとセシリオ&カポノ、レムリア、シーウィンドのアルバムしか持っていなかった。2006年はそれらに加えてナ・レオ、マッキー・フェアリー、アウディ・キムラのアルバムと映画「フラガール」のサントラ盤と「フラガール」関連で「Hula Style Music」という企画盤を購入したのだがこれは良かった。更に、12月になってケアリイ・レイシェルのX'masアルバムを購入した。今年はもう少し情報を仕入れて更に「強化」したい。今年はフュージョン関係のアルバムを多少増やして行きたいのでこの分野をもう少し研究しレパートリーを更に広げていく。人気blogランキングへ
2007.01.05
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源宗近(武蔵野市吉祥寺本町1-30-16)訪問日:12月17日アクセス:吉祥寺駅北口から旧三越百貨店・大塚家具(現在は解体中です)手前のコンビニを右折し、狭い路地に入り三つ目を左折すると写真のようなお店が見えてきます。手前は集合住宅です。メニュー:伊勢溜り醤油麺 750円、大盛 100円評価:吉祥寺は新規のラーメン店の出店がここ最近多く、ホープ軒や一風堂と言った店舗も新興勢力におされ気味なのではないだろうか?そんな中で今回紹介する「源宗近」(みなもとのむねちか)は最新のラーメン店紹介記事などで高い評価を得ており、武蔵野市を含む吉祥寺界隈で最も高い得点を出している雑誌やサイトも数多く存在する。旧近鉄百貨店の裏と言えば知る人ぞ知る風俗街として名高かった時代もあったのだが、最近ではそうしたお店は一掃されラヴホテルこそ数軒存在するがラーメン店も軒を連ねるようになってきた。「源宗近」という名前は何だか鎌倉時代の源氏将軍みたいなヘンテコリンな名前だが、店構えも何となく古風な作りで店内はカウンターのみ8席という作り。カウンター正面に4席で両サイドに2席ずつの8席は多少窮屈だがお店は清潔に保たれている上に、厨房での調理の様子もみられるのでこの作りはマニアには嬉しいのだ。店内の壁やカウンターには店主の素材のこだわり等が記されているので、フムフムと読んでいるとラーメンが出てくるので適度な暇つぶしになる。店に着いたのは11:55分頃で注文してから5分程度で注文品が出てきた。具はチャーシュー2枚、白髪ねぎ、シナ竹、ノリのシンプルな作りだ。麺は中太のストレート玉子麺でツルツルとした食感は、スープのよさを生かし一体化している。そのスープは濃厚で黒い深みのある醤油味に魚介系の風味が口一杯に広がる。スープ、麺、具の全てが一体となっている素晴らしい味だ。醤油味は味の決め方が難しいだろうが、ここの醤油味は絶品でありスープを呑んだ瞬間から口の中に香りが広がるこの味を私の拙い文章力でどこまで伝えられるか自信はないが、醤油味が好きなかたには絶対お薦めします。食べて損する事は無いと断言出来ます!採点:100点。マイナスの要素が見当たらない。 訪問日:1月28日■メニュー:あぐーらーめん 950円、古代米入りごはん 100円■具:あぐー(別皿盛り)、白髪ねぎ、シナ竹、海苔■麺:中太のストレート玉子麺■スープ:濃厚で黒い深みのある醤油味に魚介系の風味が口一杯に広がる。評価:店には12:25頃に着いたが日曜日の午後でもあり並ぶ事無く直ぐに座れる。従って、食券を買ってからラーメンが出てくるまでも5分だ。ここの評価が高いのは前回にも書いた通りだが、今回は、前回とは違い「あぐーらーめん」なるのを試した。「あぐー」とは一時は絶滅寸前だった幻の琉球豚のことで、コラーゲンたっぷりでそれにこの店自慢の醤油味が染み込んで他店には真似できない味を醸し出している。所謂、チャーシューで使用される豚とも違い、いかにも南方出身の豚といった味が口中に広がる。ラーメン店でここまで味と素材を吟味して提供するその熱意には頭が下がる思いだ。この「あぐー」はラーメンの器とは別に、小皿に盛られて供される。これは思うに、「あぐー」と他の具を一緒に混ぜる事で豚の汁などが折角のスープを違った味にしてしまう恐れがあるからではないか?今回は前回は注文しなかったサイド・メニューから「古代米入りごはん」を注文した。写真にあるようにこの古代米ごはんにも店のこだわりが感じられた。ただ単に炊き込むだけでなく、あらゆるダシが利いていてとても美味しかったのでこれはお勧めだ。採点:100点。今回もマイナスの要素が見当たらない。人気blogランキングへ
2007.01.04
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原題:Mrs.Henderson Presents(イギリス)公式HP上映時間:103分鑑賞日:12月31日 ル・シネマ(渋谷)監督:スティーヴン・フリアーズ出演:ジュディ・デンチ(ローラ・ヘンダーソン夫人)、ボブ・ホスキンズ(ヴィヴィアン・ヴァン・ダム)、ウィル・ヤング(バーティー)、クリストファー・ゲスト(クローマー卿)、ケリー・ライリー(モーリーン)、セルマ・バーロー(レディ・コンウェイ)、カミーユ・オサリヴァン(ジェーン)、ドラリー・ローゼン(助手)【この映画について】ロンドンで初めてヌードレビューを登場させた実在の劇場“ウィンドミル(風車)劇場”を舞台に、亡き夫の莫大な遺産を相続しオーナーとなったヘンダーソン夫人と周囲の人々が織りなす人間模様を温かく描き出す感動エンターテインメント・ムービー。主演は、本作の演技でアカデミー賞にノミネートされ最近では「007カジノ・ロワイヤル」でMを演じている「デーム」の称号を持つ名女優ジュディ・デンチで、この映画での演技がアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。ヘンダーソン夫人と絶妙な丁々発止を繰り返しながら確かな絆を築いていくユダヤ系オランダ人の劇場支配人ヴァンダムを演じるのは「モナリザ」「ロジャー・ラビット」のボブ・ホスキンスで、彼はこの映画ではエクゼクティヴ・プロデューサーとしても関わっている。デンチと二人で繰り広げられる軽妙なトークも見どころである。尚、衣装デザイン部門でもアカデミー賞にノミネートされているので衣装にも注目してみてもらいたい。監督は「危険な関係」「ハイ・フィデリティ」のスティーヴン・フリアーズ。【ストーリー(ネタバレなし)】1937年、富豪の夫に先立たれ莫大な遺産を受け継ぐことになった未亡人のローラ・ヘンダーソン。遺産の使い道として当初は慈善事業につぎ込んでいたが身が入らない。或る日ふとウェスト・エンドのソーホーの中心にあったウィンドミル(風車)劇場を買い取ることを思いつく。そして、支配人として雇ったヴィヴィアン・ヴァンダムと二人三脚で、劇場経営に乗り出した。それは、当時の上流階級の女性としてはあまりにも型破りな行動だった。当初はヴァンダムが提案したノンストップ公演が受けて上々の滑り出しをしたものの、次第に客足は落ち込み、経営は苦しくなっていく。そこで夫人は、女性の裸をパリのムーラン・ルージュのようにステージで見せることを提案する。常識的には不可能なこのアイデアだったが、夫人は幼なじみだった検閲官のクローマー卿を丸め込み、「女性が動かないこと」を条件に許可を取り付けるのだった。早速、劇場ではオーディションに着手するが応募してきた女性はいざヌードを披露すると聞くと尻込みしてしまう。支配人と未亡人と主演男優で歌手役のバーティーと地方に出かけ理想の女性を探す。しかし生憎道中で大雨に遭遇し田舎道を自転車で飛び出してきて危うく一行の車に轢かれそうになったモーリーンを人目で気に入り採用することに。何とか頭数を揃えるがリハーサルで上手く進まないのをみてヴァン・ダムは「君たちの体は芸術だ」と讃え、自らもそして周りにいたスタッフたちもその場で脱ぐことで女性たちの緊張感をほぐす事に成功する。そして迎えた舞台初日、前代未聞の“ヌードレビュー”は一大センセーションを巻き起こし興行は盛況を博す。しかし、劇場の運営に度々口を出し介入してくるヘンダーソン夫人に対し、ヴァン・ダムは支配人として彼女に「出入り禁止」を言い渡すのだったがあらゆる手段を講じて入場しようとするのだった...1939年9月、第二次世界大戦が勃発しロンドンも戦火に巻き込まれ入場者も一般市民から若い兵士らが中心となっていった。空襲が続く中ヘンダーソン夫人らはそれでも頑として興行を続行するのだったが、検閲官のクローマー卿は劇場の閉鎖を申し渡すのだったがその理由に対し劇場側は...さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.出入り禁止を言い渡されたヘンダーソン夫人が入場するために使った手段とは?2.クローマー卿は如何なる理由で劇場閉鎖を通告してきたのか?それに対して劇場側が取った態度とは?3.夫人が若い兵士の楽しみにと興行続行に意欲を燃やす真意とは何か?4.常連の兵士と人気踊り子のモーリーンとの仲を積極的に取り持とうとする夫人だったが、果してその結果は?二人の仲は恋に進展するのか?等を中心に公開館は限られていますが、是非、映画館でご覧下さい。【鑑賞後の感想】この映画の原題の一部である「Presents」は「提供」を意味するのが正解であり、邦題の「贈り物」とは厳密な意味では異なる。しかしこの違いは映画を最後まで観ていると分かるのだが、夫人は支配人に対しプログラムに「ヘンダーソン夫人提供」の部分をもっと強調するように指示する場面はまさに「原題」の通りなのだ。邦題の意味する「贈り物」とは夫人が若い兵士たちが前線へ駆り出される前に、少しでも女性の裸をみて元気を出して喜んでもらいたいという意味での「贈り物」なのでありセリフでも語られるのだ。従ってこの原題には二つの意味が込められている訳であるが、邦題にするにあたり後者を選んだのだろう。ヘンダーソン夫人はいかにも英国の上流階級の夫人としての威厳を保ちながらも、ユーモアのセンスや世間知らずだったりと憎めない性格の持ち主でもあった。そんな夫人役を大ベテラン女優であり、「007カジノ・ロワイヤル」では"M"として凛とした演技をするジュディ・デンチがしっかりとした演技で楽しませてくれた。映画内では劇場でのレビューをヌードで演じていたのには驚いたが、恐らく当時はこうしたスタイルで演じていたのだろう。音楽と一体となった演目はミュージカルのようにも感じたし楽しめる映画だった反面、当時の空襲の様子や戦場での様子が語られており脚本としてもしっかりと練られていた。【自己採点】(10点満点)8.3点。不覚にもオープニング直後の数分居眠りしてしまった。でも筋を忘れるほどではなかったけど、隣席のお客さんゴメンネ!人気blogランキングへ
2007.01.03
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原題:Je ne suis pas là pour être aimé (フランス)公式HP上映時間:93分鑑賞日:12月29日 ユーロスペース(渋谷)監督・脚本:ステファヌ・ブリゼ出演:パトリック・シェネ(ジャン=クロード)、アンヌ・コンシニ(フランソワーズ)、ジョルジュ・ウィルソン(ジャン=クロードの父)、リオネル・アべランスキ(ティエリー)、シリル・クトン(ジャン=クロードの息子)、アンヌ・ブノワ(秘書エレーヌ)、オリヴィエ・クラヴリ(タンゴ教室に通う男)【この映画について】2005年にフランスで半年を越えるロングランを記録し、フランスは「小さな宝石」と称えられた映画に夢中になった。人生におけるターニングポイントを迎えた男と、結婚間近で揺れる女の心の機微を情感あふれる如何にもフランス的な独特のタッチで描き出した本作はフランスで絶賛された。メディアの絶賛と観客の熱狂が海外にまで広まり、すでに世界40カ国以上での公開が決定。そしてついに、待望の日本公開を迎えるが公開館が限られているのが残念だが観に行けるファンは是非観に行って欲しい。くたびれた執行官を演じるのはパトリック・シェネ、フランソワーズを演じるのは「灯台守の恋」や現在公開中の「あるいは裏切りという名の犬」等で今注目の女優アンヌ・コンシニ。二人の息の合った演技は2006年セザール賞にもノミネートされた。【ストーリー(ネタバレなし)】50歳のジャン=クロード・デルサールには別れた妻との間に,植物を愛する内気な息子(シリル・クトン)がいた。自身は現在介護施設に入所している父親から執行官職を受け継ぎ,その事務所では秘書に加えて新たに息子も雇い入れ,将来的に執行官職を引き継く体制を作っていた。ただ、執行官とは裁判所から滞納などで物件の差し押さえを通告し立ち退きの際に立ち会う仕事で、気の優しい息子には父ジャン=クロードの様に割り切って仕事が出来ずに悩む。彼は人々の怨嗟を買うこの仕事を決して好きになることができず,単調な日々に飽きてもいた。ある日家賃を滞納していた移民の女性に裁判所命令を突き付け,立ち退きを延期するように懇願する姿に気が沈んだ彼は事務所向かいにあるタンゴ教室を茫洋と眺める。一方,タンゴ教室に通うフランソワーズは結婚を間近に控えていた。婚約者ティエリーは仕事で手一杯でフランソワーズが誘うタンゴ教室に一緒に行くことができず,彼女は不満が鬱積していた。そのタンゴ教室では彼女を気に入る男性がしつこくダンスの相手を誘う中で、タンゴ教室に入会したジャン=クロードはフランソワーズを相手に踊ってみるとぎこちないながらも必死にステップをあわせようと頑張る姿に気を引かれる。何度か教室で相手を務めているうちに、ジャン=クロードとフランソワーズが実は母を通じて古い友人であることに気が付き二人の距離は一気に親密なものとなる。何回目かのレッスン後に、激しい雨の中をジャン=クロードの来るまで送ってもらったフランソワーズは、車中に忘れた靴を後日彼の家まで取りに行く。ステップが難しいと言うジャン=クロードにフランソワーズは、その場で教室とは違った雰囲気の中で頬を寄せ合って踊る。これを機にさらに二人は接近して行くのを感じたのだった。しかし、或る日のレッスン後、帰りのエレベーター内でフランソワーズを気に入っている教室の男が、「結婚式の準備は順調?」と発した言葉で二人の関係は一気に違う方向へと行ってしまうのだった。さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.フランソワーズは何故ジャン=クロードに対し婚約者がいる事を黙っていたのか?そして彼女は彼にどう弁解したのか?2.彼の後を追いかけていった彼女は何を言ったのか?3.婚約者との関係が上手く行かずに悩む彼女は彼に何を伝えたかったのか?4.何時もの様に介護施設に入所している高齢の父を訪ねたが、その時、父との間の長年の確執が表面化してしまうがその原因とは?5.彼女を拒絶してしまい心を閉ざしてしまうジャン=クロードに対し、事務所の秘書が与えた助言とは?などを中心に映画館に行く事が出来る人は是非映画館で、無理な方はDVDが発売された際にご覧下さい。【鑑賞後の感想】この映画は心に迷いのある一組の男女の心理を、タンゴ教室という共通項で見事に纏めた如何にもフランス的な映画だ。エンド・ロールを含めても93分という短い上映時間だが、そこには「無駄なセリフ」は一切排除し、二人の俳優がまるでその役に成り切ったかのように台本どおりでなく二人の感性で演じているように思えた。タンゴは暗い色調の映像に華を与える役目を演じているのと、情熱的な音楽と踊りが二人の隠された心境をそのまま語っているかのようでセリフは少なくともタンゴが果たしている役目はここでは重要だ。結婚まえのマリッジ・ブルーを抱えた女性と、妻に逃げられて年老いた父との関係も微妙な50男の心の隙間をタンゴが繋いだ。女は男に婚約中であることを告げず、密かに恋心を抱いてきた気持ちは打ち砕かれ一気に心を閉ざしてしまう。平凡な映画ならこのままこの50男の惨めさと、女のしたたかさを描いて幕となるのだがこのフランス映画はそうした終わり方はしなかった。そこまで存在感の無かった年老いた父の存在がこの後のストーリー展開で一気に大事な位置を占めてきたのには驚いた。詳しくは書かないが、ジャン=クロードが抱えていた胸のなかのモヤモヤが何かをきっかけに晴れていく様子は清々しささえ感じた。因みに原題のフランス語は「愛するために、ここにいる訳ではない」という意味らしい。自分はまだ50歳ではないが、果してこういう恋心を一周り(二周り)以上年下の女性に抱く日が来たとしてどう対応するのかな?と考えてしまった...【自己採点】(10点満点)9.0点。いや~、やはりこうしたフランス映画は良いね!アメリカ映画や邦画には出せない味を堪能出来ました。人気blogランキングへ
2007.01.02
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犬神家の一族(東宝)公式HP上映時間:134分鑑賞日:12月29日 シネフロント(渋谷)監督:市川崑出演:石坂浩二(金田一耕助)、仲代達矢(犬神佐兵衛)、松嶋菜々子(珠世)、富司純子(松子)、松坂慶子(竹子)、萬田久子(梅子)、岸部一徳(寅之助)、蛍雪次朗(幸吉)、尾上菊之助(佐清)、葛山信吾(佐武)、奥菜恵(小夜子)、池内万作(佐智)、松本美奈子(青沼菊乃)、加藤武(等々力所長)、深田恭子(はる)、大滝秀治(大山神官)、草笛光子(琴の師匠)、林家木久蔵(九平)、中村玉緒(九平の妻)、中村敦夫(古館弁護士)、嶋田豪(若林久男)、永澤俊矢(猿蔵)【この映画について】1976年に角川映画の記念すべき第1弾として製作された『犬神家の一族』は、現在の興収に換算すると50億円に相当する大ヒットを記録。その後、映画界だけでなくTV界にも横溝正史ブームが続いたことを覚えている方も多いことだろう。各映画会社では横溝作品の映画化権取得に躍起となり、横溝作品の出版先でもある角川文庫も横溝作品はベストセラーとなった。そして30年の時を経て、監督・市川崑×金田一・石坂浩二の黄金コンビが復活した。当時のセリフ、画面の構図、カット割りを踏襲しながらも、フレッシュなキャストでまた違った作品の雰囲気を醸し出している。石坂=金田一だけでなく、30年前と同じ役を演じる加藤武と大滝秀治、そして犬神三姉妹の次女と三女を演じた草笛光子と三條美紀が違う役で出演している事など、ファンには嬉しい気配りも多数ある。石坂浩二演じる金田一耕助の謎解きがやはり最大の見どころなので、彼の表情や動きに注目して見てもらいたい。【ストーリー(ネタバレなし)】日本の製薬王といわれた信州・犬神財閥の創始者、犬神佐兵衛は、臨終寸前に一族を床に集めていた。医師や弁護士の立会いの下で亡くなった佐兵衛は、自分の死後の血で血を洗う葛藤を予期したかのような不可解な遺言状を残して他界した。犬神家の顧問弁護士、古館恭三の助手、若林は、莫大な遺産相続にまつわる一族の不吉な争いを予期して、私立探偵の金田一耕肋に助力を得るための手紙を送った。指定された旅館に到着し若林が来るのを今かと待っていたが、旅館の部屋から眼の前の湖を眺めているとボートに乗った犬神家の屋敷に住む珠世が悲鳴を上げる。ボートが浸水しバランスを崩し今にも沈みかけている場面に遭遇し、金田一は慌てて駆けつけるが珠世は雇人の猿蔵が駆けつけてくれたおかげで何とか助かったが、ボートの底には穴が開けられていた。念のため、猿蔵にボートを警察に鑑定するこを勧めた。旅館に戻った金田一だったが顔を合わさぬまま、トイレで血を流して倒れており何者かに毒入り煙草で殺害された。奇怪な連続殺人事件は、若林の死からその第一幕が切って落された。佐兵衛は生涯妻子を持たず、松子、竹子、梅子という腹違いの三人の娘があり、松子には佐清、竹子には佐武と小夜子、梅子には佐智という子供がいる。そして、犬神家には佐兵衛が今日の地盤を築いた大恩人である野々宮大弐の孫娘、珠世も住んでいた。問題の遺言状は血縁者全員が揃う事が条件であり、残るは佐清の復員を待って公開されることになっていたが、戦争で顔を火傷した佐清は、母松子が迎えに博多まで出向き白い仮面をかぶって一族の前に現われた。ところで遺言状の内容は古館の事務所の金庫に厳重に保管されており、若林の死後、その依頼を引き継いだ金田一立会いの下、古館が読み上げた。その驚くべき内容は、犬神家の全財産と全事業の相続権を意味する三種の家宝、斧(よき)、琴、菊を佐清、佐武、佐智のいずれかと結婚することを条件に、珠世に譲渡する、というものだった。ただし、三人と珠世が亡くなった場合は佐兵衛が女工の青沼菊乃に50歳を過ぎてから生ませた静馬が相続するという内容だった。三人の娘達はこの遺言状に各々が異議を唱えるが遺言状は法的に有効であるとの古館の一言に騒然となった。だが遺言状公開後、佐武は花鋏で殺され、生首だけ菊人形の首とすげかえられ、佐智は琴糸を首に巻きつけられて殺された。その間に町外れの旅館に夜遅くになって、戦闘帽を目深にかぶり襟巻きで顔の大部分を隠した不審な復員兵風の男が一人でやってくる。男は夜10時から12時まで行き先を告げぬまま外出していった。その頃、犬神家では白マスクの男が本当に佐清であるかを鑑定するために、佐清が出征の際に近くの那須神社に奉納した手形との照合を迫られていた。母の松子は当初は頑なに拒んでいたが、観念し手形は犬神家の者が見守る中、警察の鑑識が採取し分析することになった。犬神家の家宝「斧(よき)、琴、菊」(よきこと聞く)は、いまや祝い言葉ではなく、呪いの連続殺人の呼称となった。「菊」と「琴」での殺人が行われた今、次は「斧(よき)」かと緊張が走る犬神家。私立探偵金田一耕助によって血で血を洗った犬神家の系譜が次々と過去にさかのぼって解明されていく。さらに、那須神社の神官大山が金田一に語った佐兵衛と野々宮晴世との関係と珠世の存在には驚愕の事実が隠されており遺言書の内容にも関わっていたのだったが...さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。1.白マスク姿の"佐清"の手形の鑑定結果は如何に?2.顔を隠した謎の復員兵らしき男は果して何者か?白マスクの男とは関係があるのか?3.行方不明の青沼静馬の消息は?静馬の母、菊乃が三人の娘たちから受けた酷い仕打ちとは?4.斧(よき)による殺人は行われるのか?5.珠世は一体この先誰を結婚相手に選ぶのか?それとも自ら権利放棄するのか?6.珠世に佐清との結婚を迫る松子だが、松子の思いは叶うのか?7.金田一が女中のはるを通じて分析を依頼した、毒殺された若林の毒の正体とは?8.金田一はこの難事件解決の糸口を掴めたのか?等を中心に既に筋をご存知の方もそうでない方も是非映画館でご覧下さい。【鑑賞後の感想】市川崑監督が再びメガホンを取った横溝作品ということで期待して観にいった。横溝正史作品の大ファンである私は、当時の大ブームの頃は高校生から大学生にかけての頃で単行本を買い映画や古谷一行のTVシリーズまで食い入るように観てきた。今回の「犬神家の一族」は横溝作品らしい田舎の財閥を舞台とした、独特の人間関係と過去の様々な怨念が描かれており大好きな作品だ。市川監督は前回と同じ石坂浩二を金田一耕助に起用した。この人選については文句はないし当然の配役だろう。その他は、人気女優の松嶋菜々子を配して最近の年代層にも訴える配慮がなされている。脇を固める俳優陣はここで述べるまでもなく、過去に名を成し主役を張ってきた女優や男優ばかりで確かな演技力は目を見張る。何しろ佐兵衛を演じた仲代達矢がオープニングの臨終のシーンだけにしか登場しないのだから贅沢な起用でもある。最近の邦画ブームは洋画を凌駕する勢いで、様々なテーマを持った作品が公開され興行収入も物凄いが、市川監督の今回の作品は特に奇をてらうこともなくオーソドックスで王道的な作りに終始した。金田一耕助の謎解きも既に定着しているので、これについては目新しさはなし。欲を言えばロケ地を前回とは変えて欲しかったとの希望はあるのですが...【自己採点】(10点満点)7.7点。これを機に再び横溝作品の公開ブームが来れば...人気blogランキングへ
2007.01.01
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