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埼玉西武ライオンズ~2008年日本一・アジア一へ向けての軌跡!【西武ライオンズの3月】(3月20日~3月30日)4勝5敗20日に開幕したパ・リーグは、SBが楽天相手に劇的な勝利の連続で勢いを付けました「が」、それを阻んだのが西武で29、30日の対戦で連勝でした。開幕前は和田、カブレラの抜けた穴が心配されたが、「.238、13本塁打」を放ち本塁打は圧倒的にリーグ1位の成績です。クリーンアップは「中島、ブラゼル、G.G.佐藤」となりました。本塁打こそ多いものの、得点圏打率が低い主力選手が多くこの点の改善が課題です。投手陣は岡本真の移籍(前中日)で中継ぎ陣の層が厚くなりましたが左腕三井の「左ヒジ痛」で急遽山崎と入れ替わりになりました。チーム防御率は「2.24」とリーグ2位であり、昨年より大幅な前進となりました。涌井の勝ち星がないのが心配ですが、総じて投手陣は良い働きをしています。先発投手陣の曜日別ローテーションは以下の通り火:西口、水:岸、木:涌井、金:帆足、土:石井一、日:キニーこのローテは週6試合の場合です。順番としては、涌井が一番手で岸で一周します。4月は一日も早く借金を返済して、首位に立ってGWに突入してもらいましょう。【セ・リーグの話題⇒巨人、ヤクルト相手に3連敗!】オープン戦から続く得点力不足を解消できず、原巨人が2005年以来の開幕3連敗を喫した。原因は重量打線ゆえの足回りの悪さ。積極的な走塁で得点を重ねていったヤクルトに対して巨人は相変わらず「本塁打待ち」の野球では分が悪い。更に、開幕試合でニ岡が怪我をして登録抹消。小笠原、李、阿部も実戦不足で打ち込みが足りないようだし、ニ岡の代役は2年目19歳の坂本ではまだ荷が重い。ヤクルトはキャンプ前から、この開幕カードで巨人に一泡吹かせようと意気込んでいたようだ。グライシンガー、ラミレスの抜けた穴は大きいが神宮も広くなって高田監督によりチームの機動力を前面に出した野球で今後も巨人は苦しみそうだ。連日の投壊現象も深刻だ。吉武、西村、越智らがヤクルト打線に捉まり中継ぎは早くも崩壊寸前で2軍から左腕藤田の昇格が検討されている。東京ドームに戻って、如何にして巻き返すかに注目したい。【星野JAPAN代表候補発表】北京五輪で金メダルを目指す星野監督率いる野球・日本代表の1次登録メンバー77名が発表された。涌井秀章(埼玉西武)やダルビッシュ有(北海道日本ハム)、宮本慎也(東京ヤクルト)らアジア予選メンバー24名を中心に、田中将大(東北楽天)や大場翔太(福岡ソフトバンク)、中田翔(北海道日本ハム)らの若手も選出された。内訳は投手42名、捕手8名、内野手16名、外野手11名。埼玉西武からは涌井、岡本、片岡、中島、細川の5名だけと寂しい。中でも野手3名の中で選出可能な選手は残念ながらいないのが実情だ。涌井、岡本は星野監督の意向もあって選出が確実視されている。読売からは9名で投手陣は42名中パ・リーグからは23名選ばれた。その中でも福岡ソフトバンクから6名、千葉ロッテから5名が選ばれている。 選出メンバーは以下の通り。■投手=42名林昌範(読売)上原浩治(読売)高橋尚成(読売)内海哲也(読売)西村健太朗(読売)川上憲伸(中日)岩瀬仁紀(中日)中田賢一(中日)鈴木義広(中日)小笠原孝(中日)岩田稔(阪神)藤川球児(阪神)久保田智之(阪神)加藤武治(横浜)木塚敦志(横浜)大竹寛(広島)佐藤由規(東京ヤクルト)村中恭兵(東京ヤクルト)加藤幹典(東京ヤクルト)ダルビッシュ有(北海道日本ハム)武田久(北海道日本ハム)吉川光夫(北海道日本ハム)中村マイケル(北海道日本ハム)武田勝(北海道日本ハム)川崎雄介(千葉ロッテ)久保康友(千葉ロッテ)成瀬善久(千葉ロッテ)渡辺俊介(千葉ロッテ)小林宏之(千葉ロッテ)大場翔太(福岡ソフトバンク)和田毅(福岡ソフトバンク)大隣憲司(福岡ソフトバンク)久米勇紀(福岡ソフトバンク)杉内俊哉(福岡ソフトバンク)三瀬幸司(福岡ソフトバンク)田中将大(東北楽天)長谷部康平(東北楽天)岩隈久志(東北楽天)岡本真也(埼玉西武)涌井秀章(埼玉西武)加藤大輔(オリックス)金子千尋(オリックス)■捕手=8名阿部慎之助(読売)谷繁元信(中日)矢野輝弘(阪神)相川亮二(横浜)石原慶幸(広島)福川将和(東京ヤクルト)里崎智也(千葉ロッテ)細川亨(埼玉西武)■内野手=16名小笠原道大(読売)荒木雅博(中日)井端弘和(中日)森野将彦(中日)新井貴浩(阪神)村田修一(横浜)栗原健太(広島)川島慶三(東京ヤクルト)宮本慎也(東京ヤクルト)田中浩康(東京ヤクルト)中田翔(北海道日本ハム)西岡剛(千葉ロッテ)今江敏晃(千葉ロッテ)川崎宗則(福岡ソフトバンク)中島裕之(埼玉西武)片岡易之(埼玉西武)■外野手=11名谷佳知(読売)高橋由伸(読売)和田一浩(中日)赤星憲広(阪神)金城龍彦(横浜)吉村裕基(横浜)青木宣親(東京ヤクルト)森本稀哲(北海道日本ハム)稲葉篤紀(北海道日本ハム)大村三郎(千葉ロッテ)多村仁(福岡ソフトバンク) (星野JAPANの記事のみスポーツナビより一部転載しました)←「巨人開幕3連敗!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.31
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プロ野球観戦記NO.8○埼玉西武 5-1 福岡ソフトバンク●▼埼玉西武-福岡ソフトバンク 3回戦 (埼玉西武2勝1敗、13:00、18,059人)チ ー ム 123456789計ホークス0000010001ライオンズ00050000X5【投手】(ソ)大場、三瀬、久米-山崎、田上(西)キニー、岡本真、グラマン-細川【責任投手】大場 1勝1敗キニー1勝1敗【本塁打】中島2号(西)、ボカチカ1号(西)、細川1号(西)【4回の集中打で大場を崩す!】西武はここまで3カードを消化して未だに勝ち越しなし。このカードは初戦を落として昨日勝ったので何としても今日は地元で勝って勝ち越したかったです、しかも相手はSBですしね。先発は大場とキニーでした。大場は大・社ドラフトの目玉でSBに入団し、開幕3戦目の東北楽天戦で「8安打」完封勝利を飾っていました。まあ、相手が楽天だし8安打で0点って何だか高校野球みたいなスコアで参考になりませんな!【4回裏の怒涛の本塁打攻勢!】3遊.中島:右本塁打(1点)4一.ブラゼル:右安5右.GG佐藤:死球6三.中村:一犠打7中.ボカチカ:右本塁打(3点)8捕.細川:左本塁打(1点)9左.松坂:空振三振1二.片岡:空振三振 結果的にこの回の攻撃がこの試合の全てだった。大場は1~3回まで最速146キロの直球とスライダーを多投する投球内容で抑えていた。一方のキニーも丁寧な投球で立ち上がりから安定した内容だった。大場は4回に先頭の中島に右中間スタンドまで運ばれてリズムが狂ったようだ。続くブラゼルも安打で出塁させ、G.G.佐藤には内角へ抜けた球が死球となる。次の中村は意表を突くプッシュバントで間一髪アウトとなったが2,3塁と走者を背負う。スタンドで観ていても明らかに表情が変わってきたのが分かったし、セットでの投球で直球の球速も少し落ちていた。この場面でボカチカが右中間スタンドに突き刺す1号3ランを浴びせ、落ち着く暇も無く細川の鋭い打球がホークスファンの待っているレフトスタンドへの本塁打。あっと言う間の5失点だった。大場は結局7回まで投げたが、乱れたのは4回だけだったがスライダーの制球が甘く捕手の単調な配球にも問題があったと思える。直球はもっと速いとの事前の印象だったが、140~144キロの間のスピードが殆どだった。ただし経験を積みプロに慣れてくると勝てる投手になりそうで厄介だが、走者を背負うと気にするタイプのようでその辺に攻略のポイントが今後もありそうだ。【ヒーロー・インタビューでのコメント】キニー投手:いい守備をしてくれたおかげで勝つことができた。(毎回三振については)キャッチャー細川のリードにつきます。ボカチカのHRやファンの後押しが大きかった。この試合勝ったことでチームに勢いがつけられたと思う.まずは日本で1勝を挙げることができてよかった。ファンの皆さん応援していただいてありがとうございます。ボカチカ外野手:やっと一本でて非常に嬉しい。守備も走塁も今日は良かったと思う。(本塁打の場面は)打った感触としては、直後は特に何も感じなかった。高目の球を外野へ強く弾き返そうと思って打った結果だ。でもスタンドに入ってチームを助けることができてよかった。【管理人の試合後のつぶやき】大物新人の大場は今日の試合でプロの打者のパワーの凄さと集中力の大切さを学んだだろう。彼はホークスの投手なので学んでもらいたくはないが、西武戦以外では頑張ってもらいたいと思わせる投手だ。キニーは球速こそ140キロそこそこで大場と比べると物足りないが、チェンジアップやスライダーの制球や切れは抜群だった。1失点も牽制悪送球でタイムリーは許さなかった。テンポの良い投球内容で、立ち上がりさえ気をつければ安定した投球が期待出来る。打線は4回に一気に崩したが、それ以外の回は得点に繋がらなかった。相変わらず大振りが目立つのが気になるが、投手陣は安定しているので打線の奮起次第で成績も上がるでしょう。次回の観戦予定は4月5日(土)の東北楽天戦です。先発予想は石井一とマー君でしょう。マー君は去年みた覚えが無いので楽しみです。試合の詳細はこちらで←「新人・大場にプロの洗礼!!!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.30
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30.ジャンパー■原題:Jumper■製作年・国:2008年、アメリカ■上映時間:88分■字幕:林完治■鑑賞日:3月10日、渋東シネタワー(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください □監督:ダグ・リーマン□脚本・製作:サイモン・キンバーグ□脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー、ジム・ウールス□製作:アーノルド・ミルチャン、ルーカス・フォスター、ジェイ・サンダース□製作総指揮:ステイシー・マース、ヴィンス・ジェラルディス、ラルフ・M・ヴィシナンザ□撮影監督:バリー・ピーターソン□編集:サール・クライン、ドン・ジマーマン、ディーン・ジマーマン□プロダクション・デザイナー:オリヴァー・スコール□衣装:マギャリ・ギダッチ□視覚効果スーパーバイザー:ジョエル・ハイネック□音楽:ジョン・パウエルキャスト◆ヘイデン・クリステンセン(デヴィッド・ライス)15歳の或る日、自分に特殊能力があることに気が付く◆ジェイミー・ベル(グリフィン)デヴィッドと同じ特殊能力の持ち主◆サミュエル・L・ジャクソン(ローランド)デヴィッドやグリフィンを追い掛ける秘密組織のエージェント◆レイチェル・ビルソン(ミリー)デヴィッドが密かに心を寄せている女性◆ダイアン・レイン(メアリー・ライス)デヴィッドの母。息子に特殊能力があることを知り家出する◆マイケル・ルーカー(ウィリアム・ライス)デヴィッドの父。妻メアリーが家出後はデヴィッドと二人で生活する◆アナソフィア・ロブ(少女時代のミリー)デヴィッドの憧れの女性の少女時代◆マックス・シエリオット(少年時代のデヴィッド)学校に通うごく普通の少年【この映画について】もしも行きたいと思った場所に瞬間的に移動できたら?この世界にその究極の能力を手にした男がいた。彼の名は「デヴィッド・ライス」。彼はいつでも瞬間移動出来る「ジャンパー」なのだ。このジャンパーと呼ばれる才能を持った男は他にもいるが、何故か彼らを狙う存在の秘密組織のエージェントが現れる。だが、その裏には実は数千年に渡って守られてきた秘密があった。この瞬間移動では行き先が自分の都合で選べるのも特徴。ロンドン、パリ、ローマ、キリマンジャロの山頂、チェチェンのような紛争地、アマゾン、そして東京(渋谷、新橋、お台場、秋葉原)と自由自在だ。そんなジャンパーを演じるのは「スター・ウォーズ2,3」でアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセン。その同じ出演作でジェダイを演じたサミュエル・L・ジャクソンはジャンパーを追うパラディンで出ている。他には登場シーンは少ないがデヴィッドの母を演じるダイアン・レインは現在「ブラック・サイト」が公開中だ。デヴィッドの憧れの女性ミリーの少女時代の役は「テラビシアにかける橋」で主役のレスリーを演じたアナソフィア・ロブでオープニングに登場する。【ストーリー】(一部ネタばれあり)ミシガン州アナーバーで育った15歳のデヴィッドは、同級生のミリーに思いを寄せる、ごく普通の高校生だった。しかし、ミリーにプレゼントを渡そうとしていたところ、同級生のマークに嫌がらせをされてそのプレゼントを川に投げられた。デヴィッドは取り戻そうと、ミリーの静止も無視して氷の上を進んだが氷は割れて川で溺れそうになったとき、彼は自分に備わった途方もない“才能”に気づくことになる。冷たい川底から一瞬にして、図書館へと“ジャンプ”していたのだ!母が家を出て以来、人が変わってしまった父との生活にうんざりしていたデヴィッドは、1人ニューヨークへと向かった。15歳の彼が生きていくため次に瞬間移動したのは、銀行の金庫室だった。まんまと大金をせしめたデヴィッドだが、その存在に気づいた男がいた。“ジャンパー”を悪とみなし、彼らの抹殺を使命とする組織、“パラディン”のローランドである。時は過ぎ、デヴィッドはニューヨークの豪華なペントハウスに居を構えロンドンへ、オーストラリアの海へ、東京の繁華街へ、エジプトのスフィンクスへと飛び回り、“ジャンパー”の特権を謳歌していた。だがそんなデヴィッドの前に、ローランドがいきなり部屋に現れ攻撃を受ける。辛くも彼の攻撃から逃げ出したデヴィッドは故郷へ向い、憧れのミリーの勤務先であるバーに現れ再会を果たし、ローマでのデートに誘うデヴィッド。楽しいひとときを過ごした二人の前に、グリフィンという青年が現れる。彼もまた、“ジャンパー”の一人だったのだ。戸惑うデヴィッドは“パラディン”たちの襲撃に遭い、“ジャンパー”の宿命、そして母が秘めていた重大な秘密を知る…。 デヴィッドは空港でミリーと別れ、グリフィンの隠れ家のあるサハラ砂漠へと「ジャンプ」する。そこで彼からジャンパーとパラディンについての知識を得る。そして父とミリーの身の安全に不安を感じて直ちに故郷へと「ジャンプ」する。しかし、デヴィッドは行方を追ってきたローランドらと壮絶な戦いを繰り広げる。そして、母の元を訪ねたデヴィッドだったが...その時の母の気持ちは?【鑑賞後の感想】この映画のテーマはSF的な要素を含みながら、実はそれには何千年も前から人知れず続いてきた歴史があったという設定だ。そうした点をいきなり冒頭で見せるのだが、そのシーンが意味するところは、ある程度ストーリーが進行しないと理解出来ない。まあ、この映画の「見せ所」はジャンパーたちが瞬間移動でどこへ行くかという「スリル」にどうしても目が行ってしまう。ロンドンのビッグベンに上ったり、キリマンジャロの山頂にいたかと思えば、東京の繁華街を彷徨ったりと。その東京でのシーンでは「地下鉄銀座駅の地下通路」や「お台場」や「新橋」に「渋谷」が出てきたりする。こうしたシーンを見ていると、都内に住んでいる私には馴染みある場所ばかりで楽しかった。出演の俳優陣ではヘイデン・クリステンセンとサミュエル・L・ジャクソンの二人は「スター・ウォーズ」でジェダイの騎士として登場していた。サミュエルは相変わらず何の役を演じてもなりきっていてサイコー!登場シーンは少ないがダイアン・レインが母役で登場し、この母はこの映画の「2」が製作された時には重要なパートを担いそうだ。デヴィッドの恋人ミリーの少女時代を演じたアナソフィア・ロブは「チャーリーとチョコレート工場」とか、最近では「テラビシアにかける橋」では主役を務めた天才演技派美少女だ。ダコタ・ファニングちゃんも天才少女だけど、アナソフィア・ロブにも注目したい。将来性豊かな子役(美人になりそう)なので要チェックです。最後に、この作品としてはダグ・リーマン監督は続編を考えているそうでその場合は3部作となる構想まであるとのこと。そうなるとあのエンディングでは、母が何故家出したのかが話の冒頭に来るような気がするがどうだろうか?【自己採点】(100点満点)74点。ジャンプして世界中を廻るという発想は面白かった。人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.29
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29.エリザベス:ゴールデン・エイジ■原題:Elizabeth:The Golden Age■製作年・国:2007年、イギリス■上映時間:114分■字幕:戸田奈津子■鑑賞日:3月8日、新宿アカデミー(歌舞伎町)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:シェカール・カプール□脚本:ウィリアム・ニコルソン□脚本・製作総指揮:マイケル・ハースト□製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ジョナサン・カヴェンディッシュ□製作総指揮:デブラ・ヘイワード、リザ・チェイザン□撮影監督:デミ・アデファラシン□編集:ジル・ビルコック□プロダクション・デザイン:ガイ・ヘンドリックス・ディアス□衣装デザイン:アレクサンドラ・バーン□メイクアップ&ヘア・デザイン:ジェニー・シャーコア□音楽:クレイグ・アームストロング、AR・ラーマンキャスト◆ケイト・ブランシェット(女王エリザベス1世)「ヴァージン・クィーン」と呼ばれた国家に全てをささげた女王◆ジェフリー・ラッシュ(フランシス・ウォルシンガム)情報収集能力に長けた女王の側近◆クライヴ・オーウェン(ウォルター・ローリー)様々な顔を持ち女王のお気に入りとなるが...◆リス・エヴァンス(ロバート・レストン)女王暗殺を企てるカトリック教徒◆ジョルディ・モリャ(スペイン国王フェリペ2世)イギリスとは対立関係にあった当時のスペイン国王で何かと干渉してくる◆アビー・コーニッシュ(ベス・スロックモートン)女王の侍女として仕え信頼も厚かったが...◆サマンサ・モートン(スコットランド女王メアリー・スチュアート)生後直ぐにスコットランド女王になるが後に追放される◆エディ・レッドメイン(トーマス・バビントン)ロバート・レストンと共に女王暗殺を企てる◆トム・ホランダー(アミアス・ポーレット)メアリー・スチュアートの監視役◆アダム・ゴドリー(ウィリアム・ウォルシンガム)フランシスの弟ながら女王暗殺を企てる一味と共に活動する【この映画について】1998年公開の「エリザベス」の続編の形で制作され、主演もその時と同じオージーのケイト・ブランシェットが女王を演じる。今回は女王として即位してから、国内外の様々な干渉や宮廷内の人間関係も含めて描いている。「ヴァージン・クィーン」として自らの全てを国家にささげる生き方をした役を自分のものしたケイト・ブランシェットの演技も見所。共演陣も豪華で新世界から帰還したウォルター・ローリー役は「キング・アーサー」「インサイド・マン」など話題作に次々と出演して、幅広い演技が売りのクライヴ・オーウェン。他には「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでお馴染みのジェフリー・ラッシュ、「キャンディ」での故ヒース・レジャーとの共演や「プロヴァンスの贈りもの」で注目度がアップしているアビー・コーニッシュの二人ともオージーだ。この作品はアカデミー賞ではケイト・ブランシェットが主演女優賞候補となったが授賞は逸した。しかし、衣装デザイン賞を見事に授賞したように、出演者の衣装は凝っていて一見の価値があります。【ストーリー】(ネタばれ一部あり)1585年、25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。側近のフランシス・ウォルシンガムはスパイ組織を指揮し、国内外の反逆の試みを事前に察し陰謀の種を摘み取って行ったがその中には自らの弟も含まれていた。その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。メアリーはエリザベスの従妹でもあり、不義の子であるエリザベスは王位に相応しくなく自分こそがイングランド王と主張していた。メアリーはスコットランド女王の座を追われていてイングランド内で軟禁状態にあるが、背後ではスペイン王フェリペ2世が暗躍していたのは周知の事実だった。そんな心の安らぐ暇の無い女王にとって、側近の侍女たちとの息抜き、特にお気に入りの同名の侍女ベスとの他愛も無い会話や遊びは唯一落ち着くひと時だった。そんな折、新世界を探検してきた航海士ウォルター・ラリーの出現に女王の心は乱される。女王に近付いて航海資金を引き出そうと、女王の関心を引こうと必死だった彼は女王との謁見を許される。それからは女王とプライヴェートで会う事を許されていたが、ベスと密会を重ねるうちにベスが彼の子供を身篭り女王の怒りを買い宮廷を去ることになった。エリザベス暗殺を企てた罪で処刑されたメアリーに怒り心頭のフェリペ2世は、当時、最強と謳われた「無敵艦隊」を組織しイングランド征服のため出航した。この国家的危機に瀕し、女王は甲冑を身に纏い白馬にまたがり全軍を指揮するのだった。愛する女王のもとに兵士達の士気は高ぶり、不利な戦況の中で目の前に迫ってきた無敵艦隊に立ち向かっていった。迫り来る無敵艦隊。その時、あの男が一つの戦略を授けたのだった。【鑑賞後の感想】1998年に公開された作品の「続編」として、同じくケイト・ブランシェットを起用した。この「エリザベス」公開以降の彼女の目覚しい活躍は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズへの出演などを見ても明らかだ。今回の「ゴールデン・エイジ」では彼女の演技一つ一つに熱がこもっていて、彼女にとって女王役がはまり役であると同時に思い入れも強いのだろう。ここでの演技が評価されて結果がアカデミー賞主演女優賞ノミネートであり、別の作品では助演女優賞に同時ノミネート(残念ながら無冠に終わったけど)されるなど記念すべき年になった。ストーリー的には歴史的な事実を交えており、そこに、宮廷内の人間関係や陰謀などが盛り込まれていて「単なる歴史スペクタクル」作品に仕上がっていないのは好感が持てた。ヴァージン・クィーンとして誰にも弱音を吐けない苦悩、裏切り、陰謀を、全て自分が強いリーダーシップを発揮することで解決してきた。その女王がほんの一時だけ、ローリー相手に見せた「一人の女」の素顔の描写は良かった。そしてローリーと侍女ベスの密会は女王が「ヴァージン・クィーン」として生きて行く上で、転機となった「事件」だったはずだ。最後に、この映画の見所としてロケ地としてウェストミンスター大聖堂を始めとする歴史的名所での撮影が許可されたことも大きい。やはり、この手の歴史を舞台にする映画を全てスタジオ内のセットやCGを使っての撮影では魅力も半減するからだ。映画に説得力を加える意味でもこうしたロケ地での撮影は大賛成である。そして登場人物のメイクや衣装デザインなども細かく検証されていたようで、特に、衣装で登場人物がどういう地位にあるのかが分かる。女王の衣装の素晴らしさなどは、アカデミー賞授賞に相応しかった。【自己採点】(100点満点)81点。「ゴールデン・エイジ」の続編はどうなるのでしょうね?女王のその後の生涯を描くとか...。人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.28
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桑田が引退を発表!さらば桑田真澄-。メジャー再昇格を目指しピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んでキャンプに参加していた桑田真澄投手が、TBS系の「筑紫哲也NEWS23」内で電撃引退を発表した。巨人を2006年オフに退団後、2007年にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、オープン戦中に球審と衝突して開幕はマイナーで迎えたが、その後一度はメジャーに昇格。8月には戦力外通告を受けたが、今季もメジャー再昇格を目指し、パイレーツとマイナー契約を交わしていた。桑田は「(引退には)いろんな理由があるが、そういう流れ。野球の神様が“お疲れ”といっている」と淡々とした表情で話した。昨年、桑田はパイレーツの春季キャンプに招待選手として参加。一時は開幕メジャー入りの可能性大だった。ブルージェイズとのオープン戦(2007年3月26日)で球審と激突。右足首のじん帯断裂というアクシデントに見舞われながら、一時はメジャーに昇格した。結局、19試合に登板し0勝1敗、防御率9・43と奮わず戦力外通告を受けた。当時、桑田は「メジャーリーガーになれた喜びでいっぱい」と話し、現役引退を示唆していたが、今年になりパイレーツと再びマイナー契約を結び悲願である「メジャー1勝」を目指してきた。今キャンプ、オープン戦は好調で、3月16日のレッドソックス戦では真紀夫人ら家族の前に米国“初勝利”を挙げたが、若手を優先するチーム事情から戦力外通告を受けた。桑田は「メジャーに残れなかったら引退しようかなと思っていた」と、番組内で引退に踏み切った理由を説明した。桑田はTBS系の朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」にもアメリカから生出演していた。朝の忙しい時間帯だったが、私が見ていた時は何だか清々しい表情にも見えた。そこで桑田は報道されているように、球団GMからメジャー昇格の見込みが無くなったことを告げられたと語っていた。この時期までマイナー降格を告げられず残っていたのは立派だが、メジャーには実力の壁と「契約の壁」が存在する。主力選手にはメジャー契約でメジャーでのプレイが保証されており、桑田のようにマイナー契約でキャンプに招待選手として参加した選手が開幕メジャーを勝ち取れるのは1~2人程度と厳しいのが現実だ。桑田は39歳という年齢と、選手層の薄いチーム事情から若手選手を育成する必要もある。それでも昨年はトレーシー監督(元大洋)やコルボーン投手コーチ(元オリックス投手コーチ)といった、日本球界に縁の有る首脳が現場にいたことで救われていたが、今季はその二人は成績不振で退団して後ろ盾もなくなっていた。「筑紫哲也NEWS23」でのコメントは以下の通り--引退を決意した理由は 「メジャーへ残れなかったということで、ここで引退しようかなと」--マイナーでのプレーは考えないのか 「マイナーっていうのは若い選手がメジャーを目指して、夢を追って戦う場所」--今の心境は 「メジャーで投げるチャンスはないといわれた。(ハンティントン)GMから。若い選手にチャンスを与えたいと。野球の神様からのお告げ」--悔いはないか 「長くやればいいっていうもんじゃない。気持ちが燃え尽きた。何一つ悔いはないという気持ちになれた」--40歳までプレーしたかった 「目標をクリアできたら偉いってもんじゃないし、できないからダメではない。200勝も40歳までやるというのも、クリアできないものも何個もある」--奥さんにはどう伝えた 「自分でも納得したんでボールを置くよと。『それでいいの?』とはいわれた」--メジャーでの思い出は 「やっぱりヤンキースタジアムでデビュー戦を飾れたこと。あとは18番をもらえたということはうれしかった」--もう投げない 「もう十分やらせてもらった。これからは野球界の後輩を1人でも多く育てられたらいい」◆PL学園時代の監督、中村順司氏(現名商大監督)「現役を辞めるとの連絡はありませんでしたが、彼には高校1年の時から3年間にわたり、いい思い出をたくさん作ってもらった。これからも野球界のために、力になってほしい」人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.27
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プロ野球観戦記NO.7~米・大リーグ開幕試合編○アスレティックス 5-1 レッドソックス●▼アスレティックス-レッドソックス 2回戦 (19:10、人)チ ー ム 123456789計ボストン・レッドソックス0000010001オークランド・アスレティックス01300001X5【投手】(A)ハーデン-カシーヤ-フォーク-エンブリー-スズキ(R)レスターアーズマ-ロペス-デルカーメン-コーリー-バリテック【責任投手】ハーデン 1勝0敗レスター 0勝1敗【本塁打】E・ブラウン(A)1号、ラミレス1号(R)【A’s雪辱し1勝1敗で帰国!】今日は、指名打者デービッド・オルティスが4打数ノーヒット、前日の殊勲者ブランドン・モス外野手も無安打。先発のリッチ・ハーデンらアスレチックス投手陣の前に沈黙した。6回にソロ本塁打を放ったラミレスも、3点を追う8回2死二塁と一発出れば1点差という場面では三振を喫した。一方、アスレチックスのハーデンは、立ち上がりから球のキレが抜群で6回まで毎回の9三振を奪うなど、3安打、1失点の好投。150キロ台のストレートを連発し、制球も安定していたのでRソックス打線も沈黙を余儀なくされてもやむを得ないでしょう。打線では、5番のエミル・ブラウン外野手が3回、レッドソックス先発のジョン・レスター投手から3点本塁打を放ち、リードを4点に。3点差の8回にはハワイ出身の日系三世カート・スズキ捕手のこの日2本目の二塁打を足掛かりに1点を加え、再びリードを広げた。レスターは制球もキレもハーデンには遠く及ばなかった。この日の始球式は、高校生プロゴルファーの石川亮君でした。A'Sの主催試合ですが、石川君はボストンのユニフォームを身に纏って投げました。A'Sの正捕手はハワイ州出身の日系人カート・スズキです。スズキは昨季途中、当時の正捕手で球宴出場経験のあるジェイソン・ケンドールがトレードされたことで正捕手の地位を固めました。東京ドームはMLBの演出が随所に見られました。ホームランが出るとオーロラビジョン一杯にこうした文字が躍っていました。下の写真はボストンの主砲マニー・ラミレスが本塁打を放ってホームインしたところです。 試合はA'Sが雪辱して対戦成績は1-1のタイで日本遠征シリーズを終えました。写真は試合終了直後のハイタッチ。試合のテーブルはこちらで人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.26
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プロ野球観戦記NO.6~米・大リーグ開幕試合編●アスレティックス 5-6 レッドソックス○▼アスレティックス-レッドソックス 1回戦 (19:10、12,632人)チ ー ム 12345678910計ボストン・レッドソックス00000300126オークランド・アスレティックス20000200015【投手】(A)ブラントン、エンブリー、フォーク、ストリート、ディナルド-スズキ(R)松坂、シュナイダー、ロペス、コーリー、岡島、パペルボン-バリテック【責任投手】岡 島 1勝0敗パペルボン 1Sストリート 0勝1敗【本塁打】エリス1号(A)、ハナハン1号(A)、モス1号(R)【松坂5回2失点で降板!!】Rソックスの先発松坂は初回に2番のエリスにソロ本塁打を浴びて先制を許す。初回ということで緊張もあったのか、珍しくサイン違いまであり制球が定まらず、また微妙なコースをリード球審にストライクを取ってもらえず3四死球で満塁にした後、ピッチャーゴロの間に1点を奪われ2失点。2回にも満塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けると、その後は立ち直り無安打に抑えた。結局5回を投げ、被安打2、与四死球6、奪三振6、自責点2の内容。1,2回は制球が定まっていなかったが、3回からはテンポも良くなり変化球の切れも戻ってきた。いつも思うことだが、バリテック捕手のリードは2年目になっても工夫が感じられない。松坂には立ち上がりは多くの球種を投げさせるのではなく、直球とスライダーを多めにして左打者にはチェンジアップ、右打者には内角にカットボールを勝負どころで混ぜるのが西武での序盤の配球パターンだった。このパターンで実績を築いてきただけに、バリテックのリードには多少疑問を感じる。それでもメジャーの打者はパワーがあるので、西武時代とパターンを変えて松坂なりに納得した配球なら問題ないでしょう。 試合は、9回に1点を追うレッドソックスがモスのソロ本塁打で同点に追いつくと、延長10回に4番ラミレスの2点タイムリー二塁打で勝ち越した。最後は守護神パペルボンが1点を許したものの、何とか後続を断ち逃げ切った。この日の試合は満席状態で2階席までびっしりと人人人だった。MLB開幕試合とあって外国人の姿もとても多かった。そんな外国人観戦客を意識した演出が多かったと思った。今日の試合前のセレモニーは日本の「祭り」がテーマだった。日本人にはお馴染みのお祭りも、外国人には日本文化を知る上で興味深い演出だったでしょう。それでも試合前とあって多くの観衆がコンコースで食事をしていたので、果たしてこの演出をどこまで堪能しただろうか? 【試合後の会見でのコメント】レッドソックス・松坂投手:「1、2回(に思うようなピッチングができなかったの)は、特別(緊張して)硬かったからということはないです。ただ、立ち上がり慎重過ぎたと思います。最初からもっと攻めていければ良かったです。2回途中にふくらはぎがつりそうになりました。つりそうになったことで、いい感じに力が抜けました。1回、2回がああいう形(合わせて60球)になってしまいましたが……最初から球数(90球の球数制限)を意識してはいなかったです。むしろ、5回終わるまで投げさせてくれたコーチや監督に感謝したい。でも、本当はできるだけ長いイニングを投げたかったので、たくさん来てくれたファンの皆さんには申し訳ない思いです。5回で降板を告げられたときは、例によってすぐに納得することはできませんでした(苦笑)。「嫌だ」と言ったけど、監督にはすぐに「ごめんなさい」と謝りました。今後は球数をもっと減らせるようなピッチングを心掛けたいです。きょうはいいゲームだったと思いますけど、自分自身としてはまだまだの出来だったので、次(はもっといい結果を出したい)ですね。」←「メジャーリーグ開幕試合」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.25
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28.バンテージ・ポイント■原題:Vantage Point■製作年・国:2008年、アメリカ■上映時間:90分■字幕:松浦美奈■鑑賞日:3月8日、新宿ミラノ(歌舞伎町)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ピート・トラヴィス□脚本:バリー・L・レヴィ□製作:二ール・L・モリッツ□製作総指揮:カラム・グリーン、タニア・ランダウ、リンウッド・スピンクス□撮影監督:アミール・モグリ□編集:スチュアート・ベアード□衣装:ルカ・モスカ□美術監督:ブリジット・ブロシュ□音楽:アトリ・オルヴァルソンキャスト◆シガーニー・ウィーヴァー(レックス・ブルックス)女性TVプロデューサーは大統領の演説を全世界に中継していた◆デニス・クエイド(トーマス・バーンズ)シークレット・サービス(SS)として大統領警護の任務に復帰する◆マシュー・フォックス(ケント・テイラー)バーンズらと共にSSとして警護の任務に就いていたが...◆エドゥアルド・ノリエガ(エンリケ)地元スペインの刑事で市長の警護に就いていた◆フォレスト・ウィテカー(ハワード・ルイス)アメリカ人旅行者として偶然に大統領狙撃現場でビデオ撮影した◆アイェレット・ゾラー(ヴェロニカ)聖戦旅団のメンバーで大統領の命を狙う◆エドガー・ラミレス(ハヴィエル)聖戦旅団のメンバーに弟を拉致され嫌々ながら協力する◆サイード・タグマウイ(スアレス/サム)テロ集団聖戦旅団の中心的人物◆アシュトン大統領(ウィリアム・ハート)米国大統領として国際会議出席の為にスペインに来たが命を狙われる【この映画について】米大統領暗殺・爆破テロ事件の謎を追う、緊迫感あふれるサスペンス・アクション。1つの事件を異なる8人の視点から何度も映すことで、少しずつその全容を明らかにしていく。ある視点では解決しなかった疑問が、他の視点から見ることで解決する――その視点の変更とトリックの種明かしの連続が、非常にテンポよく心地いい。その中で観客は“9人めの視点”として作品へと巻き込まれていくことになる。出演陣はデニス・クエイド、「ラスト・キング・オブ・スコットランド」でアミン大統領を演じてアカデミー賞主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカー、「エイリアン」シリーズでお馴染みのシガニー・ウィーバー、ウィリアム・ハートと渋いキャスティングながら、それぞれ的確にキャラクターを演じている。【ストーリー】(一部ネタばれあり)スペイン・サマランカのマヨール広場での演説中にアシュトン米大統領が何者かに狙撃され、さらに演壇が爆破されるテロが起こった。TV中継車のモニターを見ていたプロデューサーのレックスは、シークレット・サービス(SS)のトーマス・バーンズの姿を発見して驚いていた。彼は1年前に大統領狙撃を身をもって防ぎ、暫くは警護から外れていたが、同僚のテイラーの働きかけもあり1年ぶりに復帰したのだがそこにはある思惑が働いていたとは...。ところがマヨール広場からの中継の最中に、アシュトン大統領が何者かに狙撃されパニック状態に陥った群衆。その直後に、今度は演説の舞台から大爆発が起きて、あたり一体は多くの死体が散乱するなど大混乱に陥る。レックスは女性レポーターの無事を祈って名前を叫ぶが、中継カメラには無残にも数分前までレポートを送っていた女性の遺体を映していた。そんな折、シークレットサービスのバーンズはTV中継車に乗り込み、撮影された映像をチェックする。そこに怪しい何かを見つけた。同時刻、サマランカ市警のエンリケは事件の容疑者として拘束されそうになり、サマランカ市街へと逃亡を謀る。アメリカ人旅行者のハワードは、ビデオカメラを片手にそんなエンリケを追いかけ…。▲登場人物の「裏側」(ネタばれに注意の上、ご覧下さい!)レックス:敏腕TVプロデューサーであり現場からの中継で、SSのバーンズが復帰していることに不安を覚えている。バーンズ:大統領警護に復帰したが自分に自信を持てない。旅行者ハワードの撮影したビデオを偶然見て驚愕する。ハワード:偶然撮影したビデオに大統領狙撃現場が映っていた。犯人一味を必死に追い掛ける。テイラー:バーンズの同僚で、裏でテロ組織と繋がっていた。アシュトン大統領:テロリストからの殺害予告を察知し「替え玉」が演説会場で狙撃される。その時、「本人は」?エンリケ:スペインの刑事。「ヴェロニカ」に事件に巻き込まれバーンズに一度は身柄を押さえられる。スアレス:テロ組織のリーダー的存在。ヴェロニカ、ハヴィエルらと共に大統領身柄拘束に成功するのだったが...ヴェロニカ:エンリケに接近し演壇の下に時限爆弾を隠す。スアレスの同僚。ハヴィエル:弟をヴェロニカらに拉致され協力を余儀なくされる。大統領拉致に成功しヴェロニカに託すが、テイラーに撃たれる。【鑑賞後の感想】映画で「アメリカ大統領暗殺」を扱った作品は決して少なくない。最近でもドキュメンタリー風の「大統領暗殺」は、現職のブッシュ大統領の暗殺がテーマである。「バンテージ・ポイント」では「アシュトン大統領」が米国大統領との設定である。ここで面白かったのは、SSが事前に暗殺計画を察知していて
2008.03.24
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プロ野球観戦記NO.5~開幕カード編●埼玉西武 1-2 オリックス○▼埼玉西武-オリックス 3回戦 (オリックス2勝1敗、13:00、12,632人)チ ー ム 123456789計バファローズ0000200002ライオンズ0100000001【投手】(オ)近藤、本柳、菊地原、加藤-日高(西)キニー、星野、小野寺-細川、銀仁朗【責任投手】近藤 0勝1敗キニー0勝1敗【本塁打】G.G.佐藤3号(西)、日高1号(オ)【ブラゼルがブレーキ!接戦を落とす】昨日は石井一で勝利を収めたので、今日は何としても勝ってカードの勝ち越しを決めて札幌へと乗り込みたい試合でしたね。今日の先発は予想に反して?新外国人右腕のキニー。オープン戦ではまずまずの内容でこの日の先発の座を射止めた。メジャー経験もありブルワーズでは10勝を上げた経験もある。心配されたキニーの立ち上がりだが、球が高く先頭打者にいきなり四球を与えて緊張しているように見えたが、徐々に制球も安定してきて走者を出すが何とか4回までは無難に0点に抑えてきた。先制したのはこの日も西武。2回裏にG.G.佐藤が近藤から放った打球は目の覚めるような一撃で、ライナー性の打球はそのままレフトスタンドに突き刺さるソロ本塁打。これでG.G.佐藤は開幕カード3試合連続本塁打と絶好調だ。この日のポイントは3,4番の打撃で、特に、ブラゼルの打撃だ。オリックスに逆転を許した1-2の6回、相手のエラーでもらったチャンスの1死3塁で中島、ブラゼルが凡退。8回には中島が敬遠されるという屈辱の場面で左腕菊地原に三振を喫するなど抑えられた。この6回の逸機が敗因とも言える。試合はオリックスのクリーンアップも抑えられるなか、5回のワンチャンスを生かしたオリックスに逆転負けした。下位打線から始まる5回に逆転を許したのは痛かった。キニーは4回まで抑えてきたが、カウントを不利にするなど球数が多く結局6回で降板した。次回は相手を早目に追い込み球数を減らすことが課題であろう。試合の詳細はこちらで【管理人の試合後の愚痴...】オリックス相手の開幕カードで、しかも金子以外の先発投手は実績が無いに等しい投手ながら結果的に1勝2敗と負け越してしまった。このクラスの投手は楽に攻略しないと質の高いロッテやハムの投手は中々崩せないぞ。3試合はオリックス打線の外国人トリオ、特に、カブレラは無安打と完璧に抑え被本塁打も伏兵の日高の1本だけと投手陣は内容が良かった。細川のリードも相手打者を研究した成果が現れていた。投手陣が良かっただけに大振りの目立つ打線(デーヴの影響かな?)は、本塁打での得点以外での得点力に課題が残った。土曜日の試合は効果的な点の取り方が出来たが、負けた2試合は打線が繋がらなかった。ブラゼルはオープン戦は好調だったが、逆に相手に研究される材料を与えた格好(伊東前監督の予想が当たった?)でこれを跳ね返す活躍を今週は望みたい。どうでもいいことだけど、オープン戦の順位が知らない間に1位になっているようです。オープン戦1位って良い事がないから...チョッと気になります。次の観戦予定は3月30日(日)のホークス戦です。先発は、キニーと大場かな?←「パ・リーグ開幕カード」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.23
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プロ野球観戦記NO.4~開幕カード編○埼玉西武 6-0 オリックス●▼埼玉西武-オリックス 2回戦 (13:00、12,288人)チ ー ム 123456789計バファローズ0000000000ライオンズ11001102X6【投手】(オ)中山、小松-日高(西)石井一、岡本真、グラマン-細川【責任投手】石井一 1勝0敗中山 0勝1敗【本塁打】中村1号(西)、中島1号(西)、G.G.佐藤2号(西)【石井一、ナベQ監督に初白星をプレゼント!】開幕試合は涌井と金子の投手戦だったが、金子の見事な投球に大振りを繰り返した打線が封じられ1-2と敗れてしまった。一日置いての試合となった今日は、スワローズ時代にナベQ監督と同僚だった石井一の先発。一方のオリックスはデイビー、平野(前半戦絶望)、ユウキらの先発候補が故障などで離脱中で、今日の先発は左腕中山。金子には全くタイミングが合わず作戦も空回りだったが、今日は効果的に点を取れた。1回裏に先頭の片岡が安打で出塁すると、栗山の初球に二盗を敢行し成功。栗山の緩い遊ゴロで3塁へ進塁。中島は甘い直球を見逃した後に放った打球は3塁前の緩いゴロだったが、片岡のスタートがよくラロッカは1塁へ送球し1点を先取した。いずれの走塁も片岡の判断の良さが目立った。2回裏には中村が豪快に左中間スタンド後方まで届くソロ本塁打で1点。5回裏には中村が先頭で四球を選びボカチカのバントで2進し、細川の2塁打で1点追加。6回裏には中島のソロ本塁打で更に1点。今日の試合では西武らしい機動力(片岡の走塁)、バント(ボカチカ)を絡めての得点と、中村・中島・G.G.佐藤の3本の本塁打での得点は相手に疲労感を与えただろう。こうした点の取り方がファイターズやマリーンズ相手でも出来れば今年は強いぞ!4安打で4点を奪う効果的な攻めで試合を支配出来た裏には、石井一の慎重かつ大胆な投球があったからだ。オリックス自慢の外国人トリオもまったくいいところが無かった。特に、カブレラは3三振を喫するなど、西武バッテリーに上手く攻められ手も足も出なかった。緩急を付けた配球は研究の成果が出ていたし、開幕カードで打たせる訳にも行かないしね。悔しかったらホークス戦で晴らしてください!【ヒーロー・インタビューでのコメント】中島内野手:やっとホームランが出て嬉しいです。石井さんがテンポ良く、いい投球をしてくれたのでいい試合運びができました。まだ勝率5分なので、明日勝って勢いに乗って行きたいです!石井一久投手:1回裏に点を取ってもらったので楽になれました。細川が僕の投球を研究してくれて、いいところを引き出してくれました。こんな野球日和にドームで申し訳ないけど、ひとつ屋根の下でみんなと勝利を喜べて良かったです!【管理人の試合後のつぶやき】先発投手の駒不足に悩むオリックス(JPがいればね...)の先発ローテが金子、中山、近藤では対戦球団としては金子で敗れても2つは勝てると思うだろうね。中山に対しては打ち崩したわけではないが、それでも嫌な投手でもないから負けることなんて毛頭考えないで済む。明日の近藤は甲子園優勝投手(日大三高)でファームのエースだが、リズムに乗る前に崩せば問題ないでしょう。ライオンズの先発が新外国人投手のキニー(今日は美人妻と家族で観戦していた)とは驚いた。てっきり西口かと思っていた。来週はハム、SBとの対戦が組まれているので未知数のキニーはオリックス戦に廻ったのだろう。開幕試合は寒かったけど観衆は2万7千人を超えていたのに、今日は温かいのに1万2千とはスタンドが寂しかったぞ~。ファンの皆様、もっともっと球場に足を運ぼう!次の観戦試合は、明日のオリックス戦です。試合の詳細はこちらで←「パ・リーグ開幕!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.22
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27.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋■原題:Mr.Magorium's Wonder Emporium■製作年・国:2007年、アメリカ■字幕:戸田奈津子■上映時間:95分■鑑賞日:3月2日、渋東シネタワー(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:ザック・ヘルム□製作:リチャード・N・グラッドスタイン□製作総指揮:ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン□共同製作:バーバラ・A・ホール□撮影:ロマン・オーシン□編集:サブリナ・プリスコ□衣装:クリストファー・ハーガドン□美術:テレーズ・デフレス□音楽:アレクサンドレ・デプラ、アーロン・ジグマンキャスト◆ダスティン・ホフマン(マゴリアムおじさん)テーマパークのようなおもちゃ屋のオーナー◆ナタリー・ポートマン(モリー・マホーニー)マゴリアムおじさんのお店で働きおじさんからの信頼も厚い◆ジェイソン・ベイトマン(ヘンリー・ウェストン)経理士としてお店の資産価値を計りに来た◆ザック・ミルズ(エリック・アップルバウム)9歳ながらおもちゃ屋のお手伝いをする◆テッド・ラドジグ(ベリーニ)おもちゃ屋の地下に住む謎の大男でマゴリアムの伝記を書いている【この映画について】かつて天才ピアノ少女と呼ばれたが、作曲ができずに自信をなくしたモリー。そんな彼女が、ふってわいた魔法のおもちゃ屋相続騒動の中で自信を取り戻していく姿を描いた、ファンタジックなコメディ。何と言っても目を引くのが、カラフルに彩られたおもちゃ屋とおもちゃたち。いつまでも飛び続ける飛行機、フリスビーが大好きな恐竜などなど、面白くてかわいくてどこか懐かしいおもちゃが満載で、それらを見ているだけでも心がウキウキしてくる。ナタリー・ポートマン演じるモリーを中心に進む物語も秀逸で、子どもはもちろん、大人も楽しめる内容だ。マゴリアムおじさん役のダスティン・ホフマンが見せる生き生きとした演技にも注目だ。【ストーリー】(一部ネタばれあり)大きなビルの並ぶ都会の一角にある、「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」。そこに一歩踏み入ると、おもちゃたちが魔法で動き回り、子どもたちに大人気だ。113年前、マゴリアムおじさんがおもちゃ屋を開いてから、店は子供達で大賑わいだ。支配人として働く23歳のモリー、それにお手伝いの少年エリックもこのお店が大好き。モリーはかつては天才ピアニストと呼ばれ、今でも作曲家を目指して曲づくりに励むが1小節も書けずに悩んでいる。そんな或る日、マゴリアムおじさんは引退を宣言。支配人のモリーに店を継いでほしいと言い出し、資産価値の計算のために経理士のヘンリーを雇う。自信のないモリーは必死におじさんを引き止めるが、聞き入れてもらえない。そんな中、オーナー変更や魔法を信じないヘンリーに、おもちゃたちが怒り出し…。あんなに賑わっていたおもちゃ屋も、今では誰も寄り付かなくなりモリーは自信を失い店を売ることを決意する。しかし、モリーはお店を売ることを止めて復活させる決意を固める。モリーがマゴリアム伯父さんのように、おもちゃを自在に操る魔法を身につけるしかない。マゴリアムおじさんは引退してしまい、今では自分だけしか頼れる人間がいなくなり心細くなっていた。自分に自信が持てなくなってしまったモリー。ラウンジでピアノ演奏のバイトをしたりしていたのだが、結局、お店再開の為に自信が魔法を身に付けることを決意した。そして、活気の無かった店に奇跡が起こったのだった。そして、今度はモリーがマゴリアムおじさん亡き後の店長として再び店には多くの子供達が、夢を求めてやってくるようになった。【鑑賞後の感想】この映画はダスティン・ホフマン演じるマゴリアムおじさんのおもちゃ屋の存続を巡る話がメイン。そこに、ナタリー・ポートマン演じる元天才ピアニストが支配人として店を継ぐことになってからの苦悩が絡み、更には、9歳の少年の孤独までもがクローズアップされる。魔法を信じない経理士や謎のおもちゃ屋の地下の住人まで出てきて、魔法のおもちゃの存在は楽しかった。こうして見ると、「意外と」本筋のストーリーとサイドストーリーが多いことに気が付く。但し、ダスティン・ホフマンとナタリー・ポートマンの二人の知名度や演技力に支えられている点は否めなかった。この物語で訴えたかったことは、「いつまでも夢を持ち続けて追い続けること」「大人になっても子供の気持ちを忘れないこと」が表向きのテーマであることは間違いない。しかし、何となくストーリーとしてインパクトが薄かった。途中で、お店を売りに出すシーンは起承転結で言えば「転」の部分だが、この辺はもう少し違う展開にしてもらいたかった。一番退屈だった場面でもありました。それにしても最近のダスティン・ホフマンは「主人公は僕だった」の大学教授役とか、出演作を軽い気持ち?で受けているような印象を持つ。超ベテラン俳優で出演作を敢えて選んでいないのだろうが、彼が出てくるとやはりスクリーンの中での存在感はありますね。ナタリー・ポートマンは現在「マイ・ブルーベリー・ナイト」が公開されていますが、そちらの作品とこの作品では役柄も異なるので、比較してみると面白いですし彼女の演技の幅の広さを感じました。これからも彼女の出演作に注目したいです。【自己採点】(100点満点)79点。おもちゃ屋のセットを見ているだけで楽しそうな雰囲気が伝わってきました。←映画「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.21
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プロ野球観戦記NO.3~開幕試合編●埼玉西武 1-2 オリックス○▼埼玉西武-オリックス 1回戦 (13:00、27,132人)バファローズ0010000102ライオンズ00010000X1【投手】(オ)金子、菊地原、加藤-日高、前田(西)涌井、小野寺-細川【責任投手】金子 1勝0敗加藤 1S涌井 0勝1敗【本塁打】G.G.佐藤1号(西)【涌井、初の開幕投手を白星で飾れず!】パ・リーグが例年よりは早めですが開幕しました。西武ライオンズは今年から球団名に「埼玉」を冠し、地域密着を謳い文句に球場も改装し30周年の今年への意気込みを感じさせます。昨年の開幕は、直前に「裏金問題」が発覚して当日の試合前のセレモニーも一切なく太田球団社長(当時、現副社長)の「謝罪スピーチ」で始まる異様な日でした。今年は自慢の大スクリーンを使って球団史を振り返るなどしていましたね。そして、試合前の国歌斉唱はライオンズの球団歌を歌っている「松崎しげる」さんの声量豊かな声が狭山丘陵に響いていました。始球式前には上田埼玉県知事による「西武応援宣言」があり、そのまま「ストライク」の始球式へとの流れでした。今日は生憎の雨で寒かったですが、晴れ舞台でもある開幕試合を任された投手は「涌井と金子」でした。ライオンズの開幕投手といえばここ10年は「西口」か「松坂」であり、涌井は高卒4年目でこの座を手に入れた。一方のオリックスの金子は、自由枠で入団し故障が癒えた昨年は後半から先発に定着して6連勝と勢いの有る投手で西武は昨年この投手に完封負けを喫しています。【試合経過】【2回表】オリックス先頭のローズを警戒し過ぎて四球を与える。濱中の平凡な遊ゴロを中島が弾きエラーでピンチを招くも涌井が後続を絶つ。【2回裏】西武金子の105~108キロの大きなカーブと140~145キロの直球との緩急でこの回3者三振。西武の打者のタイミングを狂わす。【3回表】オリックス1死から坂口がセンター前にヒットで出塁。迎凡退後3番ラロッカの打席で再三1塁へ牽制。ラロッカが右中間を破る2塁打を放ち坂口が生還してオリックス先制。【4回裏】西武3回に同点のチャンスを逸した西武、1死からG.G.佐藤が豪快にレフトスタンドへ叩き込む同点ソロ本塁打。続く中村も2塁打で出塁するが逆転は出来なかった。【7回裏】西武先頭のボカチカ四球で出塁。細川のバントの打球は投手前に転がり何とこれが併殺打となり一気にチャンスは潰えた!これは痛かったし、スタンドで観ていて嫌な予感が...。【8回表】オリックス先頭の日高が四球で出塁。坂口のバントを処理した涌井の送球がそれて中島取れず。続く迎のバントで1死2,3塁。3番ラロッカは2-0と追い込まれながらもセンターへ犠牲飛球を放ち、オリックスはこの回無安打で貴重な1点を奪う。【9回裏】西武G.G.と中村へ1発の期待が掛かるが抑えの加藤の前に凡退。2死から代打大島のセンターへの安打と代走赤田主将の盗塁で2死2塁と盛り上がる。しかし、細川の代打上本は加藤の高めの速球に負けて空振り三振。オリックスの金子は立ち上がりから緩急が使えていて、西武打線は大振りが目立ち三振を10も奪われ、更に、7回裏にはバントが併殺になるなど少ないチャンスを生かせなかった。逆にオリックスは3安打ながらもラロッカの効果的な2打点が勝利に繋がった。初の開幕投手を任された涌井だったが、この日の主審柳田(ヤナダ)は相対的にストライク・ゾーンが狭い上に、西武投手陣へはもっと狭く塁審としても微妙なジャッジは西武へ不利にすることでファンには認知?されている。そうしたこともあってか2-3が多かったが8回の先頭日高へ与えた四球が結果的に勝敗を決してしまった。それでも涌井は8回2失点であり責めることは出来ない。むしろ大振りを繰り返していた打者に問題があり、ブラゼルも全くいいところがなかった。まあ、これで緊張が解れて1日休んで仕切りなおしですね。【試合後のコメント】涌井投手:「僕の責任です。無駄なミスもあったし、(相手に)打たれるような甘いところに投げてしまった。」ナベQ監督:「(相手先発の)金子にいい投球をされた。涌井は本来の出来じゃなかったけど、重責の中、2失点だったことは評価できる」。開幕試合が全てではないですから、土日の2試合を取ってこのカード是非勝ち越しで終わりましょう。次の観戦予定は22日(土)です。試合の詳細はこちらで←「パ・リーグ開幕!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.20
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豪憲君の両親の前で「土下座」≪判決骨子≫ 一、被告を無期懲役に処する 一、長女への殺意や、男児殺害時の刑事責任能力はあった 一、凶悪かつ卑劣で、責任は極めて重大 一、衝動的で計画性は認められない 一、死刑も考えられるが、贖罪(しょくざい)に全生涯をささげるのが相当秋田地裁で開かれた秋田県の連続児童殺害事件の判決公判。畠山鈴香被告に下したのは、「死刑」ではなく米山さんには無念この上ない無罪に近い「無期懲役」だった。殺害された米山豪憲君(当時7歳)の両親は傍聴席で、判決に体を震わせ、言い渡し後には土下座して謝る畠山被告の姿を黙って見つめていたそうである裁判長は「生活の閉塞(へいそく)感から突発的に起きた犯行」とし、「自らの罪責を直視し、贖罪(しょくざい)に全生涯をささげることを強く求めるのが相当」と死刑回避の理由を述べた。畠山被告に対しての気持ちを判決前のTVインタビューで語っていた米山君のお父さんは、畠山被告に「死刑」を望むときっぱりと言い切った。それだけに今回の「無期懲役」は許せない気持ちで一杯で無念だろう。TVでは更に畠山被告が、米山家は豪健君が亡くなっても「2人」いるけど、自分には誰もいないとの発言を糾弾していた。曰く、畠山被告は子供を「数」でとらえているとその言葉には怒りがこもっていた。 検察側は控訴を検討しているとのことだが、この判決では当然でしょうね。そうすると死刑判決を求めて高裁へと審理が移ると、この事件の裁判での最終決着にはまだ相当な年数が掛かるだろう。まだまだ、米山家には辛い日々が続くことでしょう。←「鈴香被告に無期懲役!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.19
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26.裏切りの闇で眠れ■原題:Truands■製作年・国:2006年、フランス■上映時間:107分■鑑賞日:3月1日、武蔵野館(新宿)■公式HP:ここをクリックしてください □監督・脚本:フレデリック・シェンデルフェール□脚本:ヤン・ブリオール□製作:エリック・ネヴェ□共同製作:カルシャルドン、ラ・ショーヴ・スリ、スタジオ・カナル□編集:イレーヌ・ブルキュア□撮影監督:ジャン=ピエール・ソヴェール□衣装:ナタリー・ラウル□美術:ジャン=マルク・ケルドゥリュ□音楽:ブリュノ・クーレ□音響:フィリップ・ルコック□主題歌:マリアンヌ・フェイスフルキャスト◆ブノワ・マジメル(フランク)一匹狼のギャング◆フィリップ・コーベール(クロード・コルティ)闇社会の実力者で凶暴な男◆ベアトリス・ダル(ベアトリス)クロードの情婦◆トメル・シスレー(ラルビ)アラブ人のギャングで出所してきたばかり◆メディ・ネブー(イシャム)ラルビの従兄でラルビを迎えに行く◆オリヴィエ・マルシャル(ジャン=ギィ)無慈悲なギャング◆リュドヴィック・シャンデルフェール(リッキー)クロードの手下のギャング◆アラン・フィグラール(ムラッド)クロードの用心棒【この映画について】暴力が支配するパリの闇社会。裏切りが裏切りを呼ぶこの世界に生きる男たちをハードに描いた、新時代のフレンチ・ノワール(フランス犯罪映画)。映像は徹底したリサーチによってリアルに構築されており、酒をあおる仕草1つとっても、そこには男たちの哲学が垣間見られる。主人公のフランクを演じたブノワ・マジメルは、誰よりも賢く冷静で痕跡を残さず契約を利履行するプロフェッショナル。ヴェルサーチを身につけ、シャンパンにも車にも女性にもこだわりを通す。それと対照的なクロードをフランス演劇界の重鎮フィリップ・コーベールが見事に演じた。【ストーリー】(ネタばれ一部あり)フランスの闇社会に生きるフランクは、仲間のジャン=ギィと共に危険な仕事を請け負っていた。彼の確実な仕事ぶりには闇社会の実力者・クロードも一目置いている。クロードは裏切り者には容赦なく、暴力で闇社会を牛耳る男。しかし麻薬取引でひと騒動があった後、クロードとベアトリスの家に突然、警察が踏み込む。その場で、偽造車検証がみつかり逮捕、投獄されてしまう。これをきっかけに闇社会に動揺が走る。誰がクロードを売ったのか?フランクの周囲もにわかに動き始め…。1年後、クロードを出し抜いての商売に意気軒昂なイシャムとラルビは、女の売買にも手を出し、クロードと敵対するボス「ギリシャ人」とも商売をしようとたくらむ。クロードの仮釈放の日が近付くにつれて闇社会の間でも動きが出てきた。クロードの用心棒ムラッドが何者かに殺される。ルブラン一家の店でクロードの手下リッキーが酔っ払いルブランの息子を撃ち、自らも命を落とす。そんな情勢の中でクロードが刑務所を出た。クロードはフランクを呼び出し、ムラッドを殺した奴への報復、そして、ルブラン一家との手打ちの仲介を依頼する。しかし、この手打ちの過程で、同行するはずのジャン=ギィは現れなかった。一体、ジャン=ギィの身にその時何が起こっていたのか?闇社会の移り変わりは早い。帝王だったクロードは盟主の座を失った。そんな世界から距離を置こうとしてフランクはセネガルのダカールに降り立った。そこで彼は何を求めるのか?【鑑賞後の感想】フレンチ・ノワールといえば最近では「あるいは裏切りという名の犬」が公開されて好評を博していた。その流れを汲むのがこの作品でもあるのだが、「裏切り...」は警察内部の腐敗と出世レースがテーマだったが、この映画は純粋にギャングの対立がテーマ。一匹狼のフランクと闇組織のボスでもあるクロードの世渡りや、彼らを取り巻くアラブ系のギャングも絡んで、邦題にあるように何時自分が信じていた連中から裏切られるかも知れないという緊張感が漂っていた。更には、女とギャングの繋がりも描かれていて、ギャングは女を手荒に扱ったりしてそうした心の闇の部分も表現していた。残念ながら公開館が限られているのと収容人数が少ないので、私が観にいったときも満席でした。従ってこの映画に触れる機会は都市部の一部の映画ファンだけで、この手の映画が好きな地方のファンはDVD発売を待つかケーブルTVでの放送を待ってください。【自己採点】(100点満点)72点。フランクを演じたブノワ・マジメルの冷徹さと無表情さはまるで本物のギャングみたいで良かった。←映画「裏切りの闇で眠れ」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.18
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伊東前監督の予想は5位だってさ!昨日のNHKサンデースポーツのパ・リーグの順位予想で、大野氏(元広島)とともに出演した。そこで伊東前監督の予想は。1位:千葉ロッテ2位:北海道日本ハム3位:福岡ソフトバンク4位:オリックス5位:埼玉西武6位:東北楽天だってさ。因みに大野氏の予想は4位だった。伊東前監督は「恩知らず」和田やカブレラの穴について語っていて、新4番のブラゼルについては「オープン戦で好成績を残した新外国人は研究されるから打てない」と平然と語っていた。投手陣については「岡本真の加入は大きかった」と強調していたのと同時に、グラマンが一年を通して抑えを任せるのは難しいので岡本真に期待出来ると言っていたな。その伊東が台風の目としていたのは「オリックス」だった。外国人トリオの強力打線は相手投手に脅威と言っていたが、本当かいな?コリンズ監督がいかにこの3人を操縦するか次第じゃないの?コリンズ監督とラロッカってキャンプ中にも公衆の面前で大喧嘩していたんだぜ?どうせ普段からNHKって滅多に観ないから、伊東の解説を聞くこともないだろうから良いけどね。でも、普通ねOBは解説者になって出身球団を低く評価する人はまずいないぜ伊東よ!あなたの頑なな迷采配?が5位転落の原因の大きな部分ですよ!分かっているかな?オープン戦を振り返ってパ・リーグのオープン戦日程は全て終了(セ・リーグだけ勝手にオープン戦やってりゃいいさ!)し、20日の開幕を待つばかりとなった。新生・埼玉西武ライオンズはオープン戦13試合(練習試合は除く)を戦い、「8勝3敗2分、勝率.727」で2位でした。因みに西武は昨年も一昨年もオープン戦は1位でしたが、今年は広島が8試合と少ない試合消化数ながら勝率.750で1位です。オープン戦1位は公式戦では優勝出来ないとのジンクスは昔から存在しますが、今後の広島の成績次第では1位も有り得るかも知れませんね。2月後半の練習試合やオープン戦は西武は昔から弱かったけど今年も同じ傾向が。ナベQ監督は「若いチームだしオープン戦で勝ち癖を付けたかった」とコメントしています。セとパでは開幕時期が異なるので、当然主力選手の調整具合もパとはズレがあるのでセとの対戦はあまり参考にはならないでしょう。オープン戦前の課題は、打撃面では「4番打者の固定」と「1,2番打者の育成」で今のところ4番はブラゼルで決定だろうが公式戦ではどうだろうか?1,2番に関しては片岡と誰をコンビにするか結論は出なかった。楽しみは5年目の松坂(まつさかけんた)健太が練習試合も含めてほぼフル出場して打率.310を残したこと。開幕9番レフトでのスタメン出場を手中にした。投手陣では中継ぎと抑えの強化が課題だった。抑えは昨年の後半から転向して左腕グラマンが有力だが、中日から加入の岡本真も候補だ。小野寺は今のところ中継ぎ要因として6、7回辺りの登板が有力。先発は表三枚が涌井、石井一、西口で裏三枚が,岸、キニー、帆足にオープン戦好調だった大沼が誰かが不調になったときの先発要因として起用されるか?投手陣はオープン戦では防御率2.58と健闘しただけにこの調子で開幕を迎えたい。←「!プロ野球・オープン戦」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.17
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25.いつか眠りにつく前に■原題:Evening■製作年・国:2007年、アメリカ■上映時間:117分■鑑賞日:3月1日、武蔵野館(新宿)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ラホス・コルタイ□脚本・原作・製作総指揮:スーザン・マイノット□脚本・製作総指揮:マイケル・カニンガム□製作:ジェフリー・シャープ□製作総指揮:ジル・フットリック、マイケル・ホーガン、ロバート・ケッセル□共同製作:ルーク・パーカー・ボウルズ、クレア・テイラー、ニナ・ウォーラースキー□編集:アリソン・C・ジョンソン□撮影監督:ギュラ・パドス□衣装デザイナー:アン・ロス、ミシェル・マットランド□美術:キャロライン・ハナニア□音楽:ヤン・A・P・カチュマレクキャスト◆クレア・デインズ(アン・グラント)24歳のアン。歌手の卵で、カーネギー・ホールで歌うことが夢◆ヴァネッサ・レッドグレイヴ(アン・グラント)現在のアン。人生の最期を迎えようとしている今、子供達さえ知らない40数年前の恋に思いを巡らせる◆メリル・ストリープ(ライラ・ロス)現在のライラ。バディの事件以来疎遠に。かつての親友アンの見舞いに訪れる。◆メイミー・ガマー(ライラ・ウィッテンボーン)40年前のライラ。アンの親友でハリスに心を寄せながらも別の男性と結婚する◆グレン・クローズ(ウィッテンボーン夫人)40年前のライラとバディの母親◆ナターシャ・リチャードソン(コニー・ハヴァーフォード)アンの長女。自分も母となり母の気持ちが分かるようになった◆トニ・コレット(ニナ・マーズ)アンの次女。自分の行き方に迷いを感じている。◆パトリック・ウィルソン(ハリス・アーデン)24歳のアンが恋した運命の人。◆ヒュー・ダンシー(バディ・ウィッテンボーン)ライラの弟。アンに憧れの想いを持ちハリスに対しても特別な感情を抱いている◆アイリーン・アトキンス(夜勤の看護婦)現在の病の床にあるアンの世話人【この映画について】人生の終わりを目の前にして、たった二日間で終わってしまった恋を思い返す老女と、そんな彼女を看病しながら自分の人生を見つめ直す2人の娘の物語。出演シーンの大半をベッドに横たわったままにも関わらず、強烈な印象を残すアンを演じるのは、ヴァネッサ・レッドグレイヴ。アカデミー賞に6回ノミネートされ、『ジュリア』で助演女優賞に輝いたイギリスの大女優だ。さらにアカデミーの常連、メリル・ストリープが親友ライラ役で顔を見せる。メリルの実の娘メイミー・ガマーが若き日のライラを、またヴァネッサの娘ナターシャ・リチャードソンがアンの長女役で出演と、二組の豪華親子共演も見どころ。若き日のアン役のクレア・デインズが初披露した歌声も聞きごたえあり。【ストーリー】(一部ネタばれあり)重い病に倒れた老女アンは、2人の娘コニーとニナと夜勤の看護婦に見守られ、自宅のベッドで静かに人生の最期を迎えようとしていた。混濁する意識の中で、アンは娘たちが聞いたこともない「ハリス」という名を口走る。二人の娘もその名を耳にするのは初めてだった。「ハリスと私がバディを殺したの!」という母の言葉に驚いた娘達。彼女の意識は、40数年前の夏の日へと戻っていた…。親友ライラの結婚式でブライズメイドをするため、ライラの別荘を訪れていたアンは、ライラの弟で大学の同級生だったバディと再会。さらに一家のメイドの息子で、今は医者をしているハリスと出会う。40年前のアン、歌手としての成功を夢見ていた彼女はNYで暮らしていた。アンは学生時代からの親友ライラ・ウィッテンボーンの結婚式で、花嫁代表の友人として出席するたにウィッテンボーン家の別荘があるロードアイランドのニューポートへと一人でやってきた。ライラと母親が出席者の席割でもめている中で、ライラの弟でアンの友人でもあるバディに案内され別荘を散策する二人。散策中の二人はバディの親友でもあるハリス・アーデンと出会う。その場でハリスに何か運命のようなものを感じたアン。バディはアンに、ハリスがライラの初恋の相手であると教えられる。ライラは結婚相手より心の中でハリスへの気持ちが棄てきれないでいて、ライラはアンにだけその気持ちを伝えるのだった。ライラの結婚式は盛大に別荘を舞台に進んでいったが、酔っ払ったバディがその場の雰囲気を壊してしまった。一方で場を抜け出したアンとハリスは秘密小屋で結ばれるが...酔いつぶれたバディは何と事故死してしまう。その後のアンの人生は決して輝かしいものではなかった。2度の離婚を経験しクラブ歌手として働いたことで、娘達に寂しい思いをさせてきた。自身も二児の母で幸せな結婚生活を送る長女コニー、妊娠した事実を言い出せないで悩む次女ニナ。二人の娘が見守る中、バディの死以降疎遠だったライラが見舞いに来た。40年前を思い出しながら、ベッドに潜り二人だけの時間にどっぷりと浸る。ライラとアンは本音を語り合い、バディの死の呪縛からようやく解放されたのだった。思い残すことが無くなったアンは、ライラが静かに去っていってからひっそりと息を引き取ったのだった。その時、二人の娘の胸中は...。【鑑賞後の感想】この映画の配役は豪華であり、二組の親子が共演を果たしている点にも注目したい。人生の最期を迎えようとしているアンを演じる大ベテラン女優ヴァネッサ・レッドグレイヴに対して、アンの長女コニーを演じるナターシャ・リチャードソンはヴァネッサの実の娘である。一方、死期の迫ったアンの見舞いに訪れたライラを演じるメリル・ストリープ、若き日のライラを演じるメイミー・ガマーは彼女の実の娘である。こちらは年齢の違う同じ人物の役を実の母娘が演じる珍しい?ケースだ。そのメリル・ストリープはスクリーンに中々現れずやきもきしていると、ラスト近くになってアンの見舞いに訪れるシーンで登場する。ヴァネッサ・レッドグレイヴとメリル・ストリープの脚本があるのだろうが、そんなことを感じさせない二人だけの空間がそこには漂っていた。時間にすると10分あるかないかの場面だが、映画の中で最も大事なシーンでありそこでの二人の存在感は半端ではない。メイミー・ガマーはまだまだ演技力も色気も母親の域には遥か遠い。ストーリー的には40年前の出来事と、死期を迎えたアンの混濁した意識の中が交差する。母のつぶやきに興味津々の娘。その娘の人生の描き方も、母の若かった頃の描き方もみていて退屈することなく、全く無駄なシーンがない素晴らしい映画だった。ニューイングランドの美しい風景もこの映画の大きな魅力であることを強調したい。原題の「Evening」は「夕方」ではなく、人生の「黄昏期」を意味すると思う。【自己採点】(100点満点)90点。脚本、俳優の演技、風景。どれもが素晴らしかった。←映画「いつか眠りにつく前に」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.16
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プロ野球観戦記NO.2~オープン戦編○西武 4-1 読売●▼西武-読売 2回戦 (13:01、12,132人)読売0100000001西武01000021X4【投手】(読)上原、福田-村田、実松(西)石井一、山岸、小野寺、三井、岡本真、グラマン-細川、野田【本塁打】坂本1号(読)、ブラゼル4号(西)、G.G.佐藤3号(西)【西武ドームがリニューアルされた!】9日の新装神宮での試合観戦に続いて、今日はこちらもボストンからの「松坂資金」の一部を投入してリニューアルされた西武ドームでの観戦となりました。今回の改装のポイントは「バックスクリーンの大型化」「グラウンドの人工芝の張替え」「ブルペンの改装」「トイレ改装」などです。第2弾では内野席にもトイレを設置する予定になっているとのことですが、これは是非実現してほしいです。お年寄りや体の不自由な人にはあの階段を上り下りするのは苦痛でしょうからね。西武ドーム(何度か球場名の変更などの変遷はありましたが)は開場当時は広くて美しい球場との評判でした。途中でドーム化されても球場内部の形態はその美しさを保ったままでした。しかし球場内施設の改装の遅れや、人工芝の張替えが多球場より明らかに遅れるなど問題点も多かったのは事実です。今日の観戦での印象は、まず、バックスクリーンの大型化ですが先週の神宮球場でもそうでしたが見易くなったとの印象です。横長のスクリーンに文字や映像が表示され迫力のある映像は中々。但し、この日は音楽を流す際に何故かヴォリュームが極端に小さくなっていたので開幕までに微調整が必要です。人工芝の張替えですが、これは緑が鮮やかで神宮同様にふかふかしたような印象を受けるし、打球の勢いが殺される?とすれば野球の質も変わるかもね。打球の勢いが殺されてナカジの守備率が向上すればいいのですが...。グラウンド内の変化のもう一つはブルペンが大きくなったこと。上の写真では分かり辛いですが、ブルペンが外野ファウルゾーンに従来よりせり出しました。更に手前に控え投手の溜まり場も設けられました。グラウンド内の変化はトイレが綺麗になったことです。内野席のトイレ新設は第2次工事でするそうです。【新戦力チェック】この日の試合では横浜から移籍の種田が2塁でスタメン出場した。種田はパ・リーグは初めて(中日-横浜)だが貴重な控え戦力だ。打撃では無安打だったが堅実な守備は片岡やナカジへのいい見本となるだろう。右と左の違いはあるけど浩之の出番はどうなる?種田と言えばあの「がに股打法」で有名で、横浜応援団は打席に入るとあの構えを真似して声援を送っていた。この日はまだ西武ファンにも戸惑いがあるのか、ノーマルな声援だけでしたがシーズン中はどうなるかな?【試合経過】【2回表】読売初回は谷の安打の後のゴンザレスが併殺に倒れたが、この回は2死無走者から売り出し中の2年目坂本が2-3から石井一の投じたストライクを取りに来た135キロの直球(実際はカットボールらしい)をレフトスタンドへ運ぶ。何と、読売はオープン戦チーム初本塁打とのこと。【2回裏】西武先頭の4番ブラゼルが上原の甘い真ん中のフォークをバックスクリーン前に叩き込むソロ本塁打で、あっという間に同点に追い着く。ブラゼルの打球は球場で見ていると、途中で失速せず加速して行った。【4回表】読売ゴンザレス、ラミレスの連打と矢野の犠打で1死2,3塁の好機も坂本と小田嶋が連続三振で0点。【7回裏】西武1死から代打江藤のヒットと続くG.G.佐藤が狙いすましたかのようにレフトスタンドの読売応援団を黙らせる2ラン本塁打を放つ。G.G.佐藤は前の2打席でも明らかな一発狙いだったが、この打席ではストレート(実はシュートの投げ損ない)にタイミングがピッタリ合った。【8回裏】西武読売は上原から福田へ交代。代打佐藤友の安打をきっかけに2死2塁から、栗山の詰まった打球がレフト前に落ちて1点追加。【9回表】読売元気なく三者凡退で試合終了。読売打線はスタメンから李(台湾出張中から間もなく合流)、リハビリ・故障組の阿部、小笠原、ニ岡らが抜けており若手主体の打線は全く迫力が無かった。北京五輪中の8月の戦いに不安が残る内容だった。試合の詳細はこちらで次の観戦予定は20日の地元でのオリックスとの開幕試合です。このカードは3試合すべ観戦します。【西武の4番はブラゼル】カブレラと和田が抜けた西武打線の今年の課題は誰を4番に据えるのかという点だった。キャンプ前の候補は中島、G.G.佐藤らが有力で新外国人のブラゼルがどこまで安定感を見せるかだった。先週観た神宮、今日の西武と私が観た2試合で本塁打を放ったブラゼルが4番確定と言って間違いないだろう。公式戦が始まって変則の左腕投手などにタイミングを狂わせられないか心配だが、現状ではブラゼルで決定。これでクリーンアップは「3番中島(右)、4番ブラゼル(左)、5番G.G.佐藤(右)」で開幕を迎えるだろう。中村は本塁打は出ているが打率.125で8打数1安打のペースでは主軸はキツイ。本塁打は中島20~25本、ブラゼル35本以上、G.G.佐藤25~30本塁打を個人的には期待したい。【エース上原万全の調整も一抹の不安?】読売のエース上原は何時ものようにテンポもコントロールも良かった。特に右打者への内角ストレートの制球は抜群だったが、本塁打された2本は球場では分かりづらかったけどフォークとシュートが甘かったのが原因だった。オープン戦で試している部分もあるので東京ドームでの初戦になる4.1までには調整をしてくるでしょう。逆に若手打者の元気の無さが目立った。坂本は最初の打席で石井一から本塁打を放ったが、後の打席では抑えられた。矢野、亀井の生抜き組と実松、小田嶋の移籍組みは当落線上の選手で開幕を1軍で迎えられるか微妙な線だ。←「上原2発浴びる!プロ野球・オープン戦」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.15
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24.シスターズ■原題:Sisters■製作年・国:2006年、アメリカ■上映時間:91分■鑑賞日:2月23日、シアターN渋谷(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:ダグラス・バック□脚本:ジョン・フレイタス□原案・原案脚本:ブライアン・デ・パルマ□原案脚本:ルイザ・ローズ□製作:エドワード・R・プレスマン、アレッサンドロ・ケイモン、キャシー・ゲスアルド□製作総指揮:カーク・ショウ、ドン・スター、リー・ソロモン、ラリー・フェセンデン、ステファン・ベラフォンテ□共同製作:スラジ・ゴヒル、ジョン・カッツ□編集:オマール・ダへール□撮影監督:ジョン・キャンベル□衣装デザイン:カレン・マニス□音楽:エドワード・ズバク、デヴィッド・クリスティアン□プロダクション・デザイン:トロイ・ハンセンキャスト◆ルー・ドワイヨン(アンジェリーク/アナベル)精神を病んだ双子の姉妹◆スティーヴン・レイ(フィリップ・ラカン)医師でアンジェリークの元夫◆クロエ・セヴィニー(グレース・コリエ)ジャーナリストでラカン医師に纏わる不審死を調査していたが...◆ダラス・ロバーツ(ディラン・ウォレス)ラカンのボランティアとしてやってきた医師◆JR・ボーン(ラリー・フランクリン)グレースの記者仲間で一緒に取材活動をする【この映画について】ブライアン・デ・パルマ監督の1973年の「悪魔のシスター」を新たな解釈で描いたリメイク映画。ヒッチコック監督を敬愛するデ・パルマらしいスリリングな展開と、独特の映像スタイルで人気を博した作品のリメイクを、本作が長編映画デビューとなるダグラス・バックが監督。【ストーリー】(一部ネタばれあり)ジャーナリストのグレース・コリエは、小児診療所で起こった不審死を調べるために潜入取材をしていたが、フィリップ・ラカン医師に門前払いされる。一方、同じ日にボランティアとしてやってきたウォレス医師は、ラカンの助手アンジェリークが「もう解放して、自由になりたい」とラカンに懇願しているのを偶然に目撃しラカンから引き離した。アンジェリークはウォレスが自分の為にしてくれたことで心を許し、自らの生い立ちやラカンは元夫であることを放した。そして、彼女には編み物が得意な双子の姉アナベルと暮らしていることや、その日が誕生日であることを告白した。そして、その日の夜、ウォレスとアンジェリークはベッドで一夜を過ごしたのだった。翌朝、ウォレスが不在の間に、アンジェリークが常用している薬が切れて卒倒してしまう。同じ頃、グレースはラカンの部屋に侵入して彼がアンジェリークの部屋に監視カメラを設置していることを発見した。そしてグレースは、ウォレスがアナベルに編み針で刺し殺される現場を目の当たりにする。警察を伴って彼女はアンジェリークの部屋に乗り込むが、そこにあるはずのウォレスの死体も事件の痕跡も皆無だった。異常を察したラカンが、グレースの隙をみて隠蔽工作をした後だった。独自の調査を始めたグレースは、その過程でアンジェリークの意外な一面を発見し、二人は急接近しそれぞれの言葉に耳を傾け、お互いが心に癒し難いトラウマを抱えている者同士であることを察する。グレースは記者仲間のラリーから、忍び込んだアンジェリークの部屋で隠されていた死体を発見する。さらに、彼は事件解明の鍵となりそうなカセットテープを盗み出してグレースに渡した。テープには双子の姉妹の母親をしていたときの記録が吹き込まれていた。双子の姉妹とラカンには衝撃的な過去が隠されていた。それを知ったグレースは激しく動揺するのだった。果たして双子の姉妹の衝撃的な過去とは?真実を知ったグレースが取った行動とは?そして、双子姉妹の運命とは?その点に興味を持った方はDVD発売時にご確認下さい!【鑑賞後の感想】デ・パルマ監督製作の1973年版は観ていないので比較できない。この映画をみてデ・パルマ監督がヒッチコックに影響を受けているのは容易に想像できた。特に、ウォレスが刺し殺される場面を目撃したグレースが、警察を連れて来ると死体が消えていたシーンは「裏窓」そのものである。ストーリーとしては双子姉妹の出生に纏わる驚愕の事実が最後に判明するのだが、どうしてもこの展開が自分の中ではすっきりしないまま映画は終わってしまった気がする。展開としては、ラストでのオチが今ひとつふたつ理解出来なかった。【自己採点】(100点満点)62点。点数を付けるのが難しい映画だった。←映画「シスターズ」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.14
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大物高卒ルーキー二人にプロの洗礼!中田翔、教育リーグで一発!高校BIG3に厳しい春-。北海道日本ハムの中田翔内野手(大阪桐蔭高)は1軍メンバーから外れて今後は2軍(千葉・鎌ヶ谷)で調整することが決定したことを梨田監督が会見で明らかにした。梨田監督は、12日の夜に中田に2軍行きを通告していたことを報道陣に明かし、その理由として打撃不振と守備力(1塁、3塁)への不安を降格の要因に挙げた。高校時代は投手、レフト、ライトが主なポジションでチーム事情もあるが1塁や3塁の守備力は明らかに「高校生の並み以下」のレベルであるのはスポーツニュースを通してでも分かる。「いろんな部分を克服し、ドンと4番に座れるようなものをじっくりつくってほしい」と奮起を促した。中田は「てんぐになる前に打てなくなって、プロの1軍の厳しさを知らされた。自分にとっては良かった」とふっ切れた表情を浮かべた。2軍調整を命じられた中田は、鎌ヶ谷での教育リーグ対湘南戦で4回に秦からバックスクリーン左側へ飛び込む本塁打を放った。しかし、結局この日は5-1と安打はその一本だけに終わった。由規、6失点で2軍落ち!東京ヤクルトの(佐藤)由規投手(仙台育英高)は開幕1軍入りが厳しい状況になった。由規はオープン戦2度目の登板(対福岡ソフトバンク)を神宮で果たしたが、前回の5失点を上回り6点を失った。右腕は「やることはたくさんある」とうなだれ、高田繁監督に2軍での再調整を指示された。 前回6日の日本ハム戦(2回8安打6失点)に続く大量失点に「自分でランナーを出して慌てたり、前回の反省を生かせなかった。やることをしっかりやれてない状況。欲張ってもまだまだ届かない位置だと思うので、開幕1軍と言うよりも、そこまでの過程をしっかりやらないといけない」と反省していた。由規投手については、昨夏の甲子園出場でもそうだったが球速は150キロを越すのが魅力だが、逆球が多く甲子園でも対智弁和歌山戦でストレートで押す投球が読まれて本塁打を浴びるなどしていた。今日の試合でもスポーツニュースの映像を見る限りでは、打たれた球は明らかに捕手の構えた位置から離れる「逆球」ばかり。これでは開幕を1週間後に控えたパ・リーグ相手には打たれて当然。調整の進んできた主力打者はスピードがあっても制球の悪い投手は簡単に打たれる、そうしたこと肌で感じただろう。東京ヤクルトは9日に先発した大卒ルーキーの加藤(慶大)も西武打線に4回8点を失い、開幕1軍どころかこちらも2軍降格の瀬戸際に立たされている。最多勝のグライシンガー、エース石井一、元最多勝藤井らが抜けて層が薄い投手陣は、新人と言えども加藤や由規は貴重な戦力として計算したいはずだ。オープン戦でプロの洗礼を受けた2人だが、ファンはこの壁を突き破って一日も早く1軍で元気な姿でプレイしチームの勝利に貢献することを期待している。←「中田翔、由規2軍落ち!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.13
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23.君のためなら千回でも■原題:The Kite Runner■製作年・国:2007年、アメリカ■上映時間:129分■鑑賞日:2月23日、エビス・ガーデン・シネマ(恵比寿)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:マーク・フォースター□脚本:デイヴィッド・ベニオフ□原作:カーレド・ホッセイニ□製作:ウィリアム・ホーバーグ、ウォルター・パークス、レベッカ・イェルダム、E・ベネット・ウォルシュ□製作総指揮:シドニー・キメル、ローリー・マクドナルド、サム・メンデス、ジェフ・スコール□編集:マット・チェス□撮影:ロベルト・シェイファー□衣装:フランク・フレミング□美術監督:カレン・マーフィー□音楽:アルベルト・イグレシアス□プロダクション・デザイン:カルロス・コンティキャスト◆ハリド・アブダラ(青年時代のアミール)故国を離れ米国で小説家を目指している◆ゼキリア・エブラヒミ(少年時代のアミール)母を出産時に亡くし父に疎まれていると思っている◆ホマユーン・エルシャディ(アミールの父ババ)裕福な生活を送っていたがソ連侵攻時に米国へ逃れる◆アフマド・ハーン・マフムードザダ(ハッサン)召使の子供でアミールとは1歳年下だが兄弟のように育つ◆ナビ・ターナ(ハッサンの父)召使として長年アミールの父に仕える◆ショーン・トーブ(ラヒム・ハーン)父の友人で何かとアミールを支えてくれた恩人◆アブドゥル・カディール・ファロク(タヘリ将軍)ソ連侵攻時に米国へ亡命した旧政権時代の将軍◆アトッサ・レオーニ(ソラヤ)タヘリ将軍の娘でアミールの妻◆アリ・ダネシュ・バクティアリ(ソーラブ)ハッサンの息子【この映画について】無名の新人作家のデビュー作ながら、全米300万部突破の大ベストセラーとなった小説を映画化。少年時代のハッサンとアミールの二人の強い絆は何時までも変わらない...筈だったが突然のソ連軍侵攻で切り裂かれてしまう運命に。戦乱以前の“中央アジアの真珠”と呼ばれていたカブールの日常、そしてソ連軍侵攻とタリバン台頭まで、素顔のアフガニスタンが描かれてゆく。特にタリバン勢力に支配され、公開処刑が粛々と行われる2000年の同国の描写は、ドキュメンタリーさながらのリアリティと迫力だ。1970年代の活気あふれるカブール、2000年の荒廃しきったカブールともに、中国新疆ウイグル地区で撮影されている。映画内の現地でのシーンは、公用語のひとつであるダリー語を使用しアメリカでのシーンのみ英語を使用するなどマーク・フォースター監督のこだわりが感じられる。アカデミー賞作曲賞にアルベルト・イグレシアスがノミネートされたが、残念ながら授賞はならなかった。【ストーリー】(一部ネタばれあり)2000年のサンフランシスコ。小説家となったアミールは自分の小説が出版されるその日に、父親の親友ラヒム・ハーンから「君は今すぐ故郷に帰って来るべきだ」と電話が入る…。ラヒム・ハーンは死期が迫っていることを悟り、重大な真実を伝える為に20年ぶりに故郷に帰らないかと懇願してきた。受話器越しに躊躇っていた彼だったが、決意してアフガン国境に近いパキスタンへ向かいラヒム・ハーンと再会を果たした。1970年代のアフガニスタン。裕福な家の一人息子アミールは、召使いの息子ハッサンとまるで「兄弟のように」凧遊びをしたり映画を観にいったりと、仲よく暮らしていた。だがある日、小さな二人の絆は思いがけない出来事によって砕け散ってしまう。そこには子供の世界にも民族問題が持ち込まれていたのだった。やがてソ連がアフガニスタンに侵攻。2人の関係は修復されることなく、アミールと父親は米国に亡命する。アミールと父はサンフランシスコで生活を送っていた。大学卒業後、ソラヤとの結婚、父の死と異国の地で多くの経験をしながらも裕福ではないが幸せな日々を送っていた。ラヒム・ハーンからの電話はそんなときに掛かってきたことで、アミールは故郷へ戻ることを躊躇っていた。ラヒム・ハーンの口から聞かされたのは、彼にとっては衝撃の事実だった。ハッサンはタリバンに連れ去られ殺され、一人息子のソーラブも連れ去られ行方不明とのことだった。そして、ハッサンが遺言替わりにアミールへ残した手紙を渡された。ハッサンはアミールへの恨み言は一切書かず、彼への信頼が書かれていた。そして、アミールは故郷へ戻る決意をした。そこで、彼は苦心の末にソーラブを連れ戻したが、彼が20年ぶりに戻った故郷で体験したことは余りにも過酷だった。ソーラブを連れ戻す際に彼が対面したタリバン側の責任者...そう、アミールの脳裏の片隅に眠っていた記憶が蘇った。そして、彼が、故郷へ戻る前にラヒム・ハーンから知れされたハッサンとの関係とは?ソーラブのその後の運命は?その点は映画館かDVDでチェック!して頂戴。【鑑賞後の感想】アフガニスタンを舞台にした映画で、しかも、監督の方針もあってアフガンでのシーンは全て公用語のダリー語を使うなどリアリティを追求した。それでも流石にロケだけはカブールでは難しいとみえて、中国の新疆ウイグル地区(この地区はイスラム教徒が多い)で敢行したとのことだ。少年時代に兄弟のように育てられたアミールとハッサン。しかし、二人にはアフガンであっても民族の違い(アミールはパシュトゥーン人、ハッサンはハザラ人)や身分の違いなど解決し難い問題もあった。映画内ではハザラ人のハッサンがパシュトゥーン人の悪ガキ三人組に襲われて、パシュトゥーン人のアミールが影に隠れて助けなかったシーンが印象的だった。この事件をきっかけに二人の仲は引き裂かれ、程なくしてソ連軍の侵攻で二人の間には亀裂が入ったままの関係で終わってしまった。そのアミールがアメリカで小説家としての第一歩を印した日に、ラヒム・ハーンから報せが来る。アミールはすでにアメリカで安定した生活を送っていたことで、今更アフガンへの帰国を躊躇う。この辺の気持ちも分からないではないが、彼が承知して故郷へ戻ってその目でみたアフガンは想像以上の世界だったはずだろう。何しろアメリカでの生活はそれなりに快適だっただろうし、彼にはソラヤという新妻もいるしね。彼はパキスタンでラヒム・ハーンと再会するが、ここからがこの物語の一番大事な場面でもあった。彼は、父からも聞かされていなかったハッサンとの関係や母が亡くなった時の話も聴かされる。この時のアミールは驚いただろうね。更に、アフガンへ入国してソーラブを連れ戻すときのタリバンの幹部の見覚えのある顔。彼がアメリカでいかに平和を享受していたか身をもって知ったと思えるシーンだった。少年時代の絆は絶たれていたと思っていたアミール。アミールと別れてもハッサンは心の中でアミールを慕っていてソーラブを彼に託して亡くなった。20年以上を経て二人の絆は再び結ばれる。その絆の源は原題にあるように、凧揚げ競技の時に誓った言葉である。その時の誓いを忘れなかったアミールの胸中には、ハッサンを「裏切った」気持ちが残っていてソーラブ捜索もその贖罪の気持ちがあったのだろう。アフガンとアメリカを繋いだ二人の少年の友情物語。ラスト・シーンを見ていたらグッと来るものを感じ余韻に浸った状態で映画館を後にしました。【自己採点】(100点満点)90点。ソーラブのこれからの人生が気になるな~。←映画「君のためなら千回でも」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.12
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ルノワール+ルノワール展昨日、有給休暇を取得してBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ルノワール+ルノワール展」を鑑賞に出かけました。この展示会はピエール=オーギュスト・ルノワールというモネと並ぶ印象派の巨匠と、その巨匠を父に持ち、映画監督としてフランス映画界の重鎮として活躍したジャン・ルノワールとの関係をテーマにしている。第1章:「家族の肖像」(Portraits de Famille)第2章:「モデル」(Modeles)第3章:「自然」(Nature)第4章:「娯楽と社会生活」(Divertissements et vie Sociale)ピエール=オーギュスト・ルノワールは仕立て職人の息子として生まれる。肖像画家とも呼ばれるように彼は多くの人物像を描いてきた。印象派画家としては特徴的な自然光の効果を巧みに取り入れて、生への喜びを表現していた。妻アリアーヌとの間には長男ピエール(俳優)、次男ジャン(映画監督)、三男クロード(陶芸家)をもうけいずれもが芸術の道を選択したのも彼の影響を受けていたようだ。彼の描く絵にも妻アリアーヌを始めとして、家族をモデルにした作品が多く重要なテーマだったようだ。今回の展示作の中にもそうした絵画が多く、彼の家族愛が伺われる。次男のジャンはフランス映画界の重鎮として活躍したが、父は当初は映画監督という職業への理解は薄かったようだ。この展示会ではジャンが扱った作品のワン・シーンに父の絵画をモチーフとしたショットが多かった点を強調している。スクリーンではジャンが監督した作品の一場面を映し、それが父の作品のどの部分と似ているかを視覚的に比較できる。この試みはこの展示会の目玉でありテーマでもあるし、私のように絵画に関する知識が豊富でないものにも分かりやすい展示方法だった。この展示会ははGWの5月6日まで開催されている。これをきっかけにジャンの監督作品のリバイバル上映も決まっており、ルノワール再発見と言った所だろうか?←「ルノワール+ルノワール展」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.11
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22.潜水服は蝶の夢を見る■原題:Le Scaphandre et le Papillon■製作年・国:2007年、フランス=アメリカ■上映時間:112分■鑑賞日:2月16日、シネマライズ(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ジュリアン・シュナーベル□脚本:ロナルド・ハーウッド□原作:ジャン=ドミニク・ボービー□製作:キャスリーン・ケネディ□共同製作:レオナルド・グロヴィンスキ□製作総指揮:ピエール・グリュンスティン、ジム・レムリー□編集:ジュリエット・ウェルフラン□撮影:ヤヌス・カミンスキ□衣装:オリヴィエ・ブリオ□美術:ミシェル・エリック、ローラン・オット□音楽:ポール・カンテロン□音響:ジャン=ポール・ミュゲル、フランシス・ヴァルニエ、ドミニク・ガボリオキャスト◆マチュー・アマルリック(ジャン=ドミニク・ボビー)元雑誌の編集者◆エマニュエル・セニエ(セリーヌ)妻◆マリ=ジョゼ・クローズ(アンリエット・デュラン)言語療法士◆マリナ・ハンズ(ジョセフィーヌ)ジャンの元恋人◆オラツ・ロペス・ヘルメンディア(マリー・ロペス)理学療法士◆アンヌ・コンシニ(クロード)ジャンの本を出版することになる編集者◆マックス・フォン・シドー(パピノー)ジャンの父【この映画について】ファッション誌「エル」の編集長として活躍する人生から一転、或る日突然息子の目の前で脳梗塞(こうそく)で左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男の実話を映画化。原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー(通称:ジャン=ドー)自身が20万回以上のまばたきでつづった自伝小説。当初はジョニー・デップ主役で構想が練られていたが、フランス人俳優を起用することで彼の起用は見送られた。アカデミー賞では監督賞、脚色賞、編集賞、撮影賞の主要4部門でノミネートされたが、残念ながら受賞は逸した。【ストーリー】(一部ネタばれあり)ジャン=ドミニクは目覚める。そこは病室。自分が脳梗塞で倒れ、運び込まれたことを徐々に思い出す。しかし、自分の言葉が医師にも看護婦にも見舞いに来た家族にも全く通じない。その上身体全体も動かない。唯一、動くのは左眼のまぶただけになっていた。一方的に話しかけてくる医師から彼は自分の症状が、「ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)」(無動、無言であるが、意識は鮮明であり、眼球運動や瞬きが保たれている状態のこと)であると知った。つい先日までは、人生を謳歌し、ELLEの編集者として活躍していたドミニク。妻と三人の子供がいながらも女性関係には忙しかった。言語療法士のアンリエットは彼の左まぶたが動くのに気づき、次第に彼の希望は明日へと向かっていく。「はい」は瞬き1回、「いいえ」は2回。次の段階はアルファベット表を彼女が独自に作成したものに従って読み上げる。彼は徐々に文章を作成出来る様になる。そしてある日、編集者のクロードがやってきて、ドミニクに自伝を書くように勧める――。気の遠くなるような瞬きで彼が綴った自伝とは...。【鑑賞後の感想】この映画で描かれている話は実話なんですね。映画で描かれているジャン=ドーの人生って、彼が脳梗塞を患ってからの話に焦点が当てられていた。下手に彼の人生全てを追って、あれやこれやとサイドストーリーを盛り込むより、こうして、病気を患ってからの彼の苦悩や家族の彼に対する接し方を見ていて胸にジーンと来るものがある方が多いと思う。ジャン=ドーが言語療法士の助けを借りて、瞬きだけでも何とか自らの意思を伝えようとするその涙なくしてみれないような努力は凄いですよ。彼は病気前は雑誌の編集者として、自分の気の向くままの生活をしていて家族も少なからず犠牲にしていた。ところが自分がこうした病に倒れたことで、彼は家族の大切さとか有り難さを身に沁みて分かったのだと思う。彼が瞬きで伝えた一言一言に重みを感じたが、あるワン・シーンだけはどうしても理解出来なかった。ジャン=ドーが病室の電話機をスピーカーにして、家族には内緒の存在の女性と「会話」をするのだがその場に居合わせた家族の複雑な表情。彼は一体何を考えていたのか?家族のありがたみを感じていた筈なのに、これでは家族特に妻はやりきれないのではないだろうか?果たしてこのシーンが必要なのかは別として、実話に基づいた作品なのでやはり現実にこうした「会話」があったということなのだろう。ジャン=ドーがこの後、どういう人生を送ったのかはラストで字幕でサッと知らされた。余韻を残してこの映画は終わった。【自己採点】(100点満点)82点。主役のマチュー・アマルリックは難しい役を見事に演じていた。主演男優候補に挙げてもいいとも思える演技だった。←映画「潜水服は蝶の夢を見る」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.10
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プロ野球観戦記NO.1~オープン戦編○西武 8-3 東京ヤクルト●▼西武-東京ヤクルト 1回戦 (13:01、8,100人)ライオンズ0134000008スワローズ1000001103【投手】(西)石井一、山岸、三井、岡本真-細川(ヤ)加藤、萩原、木田、佐藤、押本、五十嵐-福川、米野【本塁打】ブラゼル3号(西)、中島2号(西)、江藤1号(西)【神宮球場が広くなった!】「(球場が)狭い」「(設備が)古い」「(売店のメシが)マズイ」と三拍子揃った?球場だった神宮球場が、球場のオーナーでもある「明治神宮」の協力も得て改装を施した。改装されたのは下の写真でも分かるように、まずはグラウンドを見渡るとセンターのバックスクリーンが「ドーン!」と大きくなりましたね~。この超大型スクリーンは立派でしたよ!!更に、球場両翼が91mから101mへと拡張されたことで、フラフラと風にあおられて詰まった打球が本塁打になり唖然とさせられた「神宮ホームラン」が激減するでしょう。確かに両翼が広くなったのは感じました。それと同時に外野スタンドが狭く感じたので広くなったと私は感じました。こけら落し前のセレモニーでは、両監督への花束贈呈がありました。ナベQ監督はスワローズOBでもあるので相応しかったでしょう。始球式は明治神宮の関係者(名前忘れました)が投げて、球団社長が打席に立ちました。始球式のボールは予想に反して?良い球が行ってました。【神宮球場こけら落し試合で3発!】この試合の先発投手は西武が対戦相手のスワローズのエースとして「君臨」してきた石井一。一方のスワローズは大・社ドラフト1位のルーキー加藤(慶大)の新旧左腕の登板となった。【得点経過】【1回裏】ヤクルト立ち上がり不安定な石井一を攻める。川島慶の3塁線への絶妙なバント安打をきっかけにリグスのタイムリーで1点。【2回表】西武先頭の4番ブラゼルが豪快に右中間スタンドに叩き込むソロ本塁打であっさり同点。更に中村の安打、四球を高山がバントで送り、細川の浅いライトフライはガイエルの弱肩で犠牲飛球。続く松坂にもタイムリーが出てこの回は3点。加藤の球は球速もイマイチでチェンジアップばかり投げていて、打者への威圧感に欠けていた。【3回表】西武1死から佐藤が四球で出塁後、中島の打球はライトポール際への打球がそのまま入る2ラン。更にブラゼルの安打を江藤が豪快にレフトスタンドへ叩きこむ2ラン。この回は2本の2ランが出る効果的な攻撃で4点。加藤は頭がパニックになっていたのだろう。直球は130キロ前半でチェンジアップもカーブも制球は甘く、打者にフルスイングされていた。【4回表】西武先頭の松坂が2塁打で出塁し佐藤のタイムリーで更に1点追加。本来なら交代の加藤だが全く話にならなかった。【7回裏】ヤクルト連続四球から得た2死3塁で打席は福地。3塁側からの大声援を受けて打席に入り、放った当たりは3塁前への緩い打球が内野安打となり1点。【8回裏】ヤクルトこの回から登板した三井の制球難をついて1死から米野が2塁打で出塁し、宮出のセンター前安打で1点。◆ナベQ監督(石井一に対して) 「打たれすぎな感じもあるが、最少失点に抑えたのは評価できる」◆ブラゼル(2試合連続本塁打) 「体勢が崩れたけど、よく飛んだ。シーズンに取っておきたいぐらい調子がいい」【石井一5回を1失点、松坂2安打】石井一は毎回のように安打と四球の走者を出しながらも失点は初回の1点だけで5奪三振と「らしさ」を感じさせた。初回に川島慶にバント安打を決められてリズムに乗り損なったのか1,2回はテンポも悪かった。それでも要所はチェンジアップとフォークで三振を狙いに行くなど、ストレートの球速こそ物足りなかったが問題無いだろう。細川の配球にも首を振らずに任せて、ベンチに退いたときにベンチ前で話し合っていた。石井一の後を継いだ山岸はカーブの切れは良かったが制球はもう一つだった。三井は球速も切れも制球も甘く多少不安が残る内容。最終回に登板した岡本真(前中日)は先頭を2塁打で出したが0点に抑えた。打者はルーキー加藤に対しては鋭い打球が多かった。中でも9番松坂は積極的に打ちに行って2安打と好調が続いている。G.G.佐藤、赤田、ボカチカはこの日はお休みだった。【ルーキー加藤開幕1軍に赤信号!】一方、心配なのはヤクルトの大卒ルーキー加藤の投球内容。初回は130キロ台後半のスピードが、2回になると途端に制球も甘く球速も落ちて西武打線に捕まった。直球の球速が無い上に、チェンジアップやカーブで打ち取ろうと試みるが直球が遅いので打者に威圧感を与えられず、逆に打者に威圧されていた。捕手のリードも難しかっただろうが、チェンジアップを多投し過ぎていた。今後は、緩急を付けた投球が求められる。ストレートとチェンジアップの球速差が10~15キロ程度ではプロの1軍の打者は抑えられない。打者ではファイターズから加入した川島慶が4安打。しぶとい打撃と外野守備での勘のよさが目立った。そしてこの日、ヤクルトの打者で一番声援の大きかったのは対戦相手の西武から移籍の福地だった。6回表からレフトの守備についたが、3塁側とレフトの西武応援団から大きな拍手をもらっていた。2年間の在籍だったが「恩知らずの和田」とは違い、福地にはこの後の打席でも大きな拍手をもらっていた。 (和田は...罵声を浴びるかも?)試合の詳細はこちらで今年初の「プロ野球観戦」(マスターズ・リーグはありましたが)は新装神宮球場での観戦でしたが8-3と言うことの無い良い結果でした。スタンドでの観戦はまだ寒かったですが、3塁側の観客数も1塁側とほぼ同数入っていたのは心強かったです。次の観戦予定は15日の地元での読売戦です。←「ルーキー加藤大炎上!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.09
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内藤、前王者相手にドロー防衛世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチは両国国技館で行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田ジム)は、前王者で同級1位のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)と12回判定で引き分け、2度目の防衛を果たした。判定は韓国人ジャッジが1点差で挑戦者、メキシコ人ジャッジが2点差で内藤、米国人ジャッジがドローときわどい勝利だった。韓国人ジャッジが挑戦者の勝利にしたのは「反日」?だからしょうがないか?33歳6カ月の内藤は、自身が昨年10月の亀田大毅(協栄)戦で樹立した世界王座の国内最年長防衛記録(33歳1カ月)を更新した。オープンスコア方式を採用したこの試合は4ラウンドと8ラウンド終了時に、採点の途中経過を発表した。4ラウンド終了時は2人がドロー、一人が挑戦者2点リードだった。それが8ラウンド終了時には2人ドロー、内藤4点リード1人と変わった。4度目の対戦はお互いの手の内を知り尽くしているだけあってパンチがクリーンヒットすることは少ない。最初の対決はタイで内藤が1R34秒で「秒殺」され、二度目は日本で負傷判定負け、三度目は昨年日本で対戦し内藤が王座奪取となった。試合の印象は4ラウンドまではほぼ互角ながらも、内藤のパンチの大振りと挑戦者の冷静な試合運びが目立った。それも中盤6回位から挑戦者の動きが徐々に止まり始め、内藤が時々見せるトリッキーな動きに幻惑された訳でもないだろうが内藤が確実にポイント稼いでいる印象を受けた。終盤は中盤に休んでいた挑戦者も再び手数を出し互角の戦いは最終ラウンドまで続き、一度もダウンを喫することなくクリンチも少ない好試合だった。内藤大助「欲を言えば勝ちたかったが、ドローでも防衛できたのは素直に喜びたい。作戦勝ち。足も動いていたし相手はついて来られなかった。詰めさせない間合いはとった。33歳でよくやれたと思う」ポンサクレック「自分が勝っていたと思うが、判定に逆らう気はない。内藤はそんなに良くなかった。内藤にはずっと防衛を続けてもらいたい。機会があればまた挑戦したい」昨年7月に3度目の挑戦でポンサクレックから王座を奪った内藤は、立場の変わった「日本人キラー」の異名を持つ挑戦者をかろうじて再度退けた。これで内藤は同階級のWBA王者坂田との統一戦も視野に入ってくる。坂田は今月に防衛戦を控えており防衛が絶対条件だが、防衛すれば内藤との日本人対決による統一戦は話題を呼びそうだ。亀田兄弟の動きにも左右されそうだが、亀田兄弟は「無視」して坂田との統一戦実現を期待したい。←「内藤、薄氷のドロー防衛!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.08
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20.行け、ラペビー■原題:Vas-y Lapebie!■製作年・国:1988年、フランス■上映時間:27分■鑑賞日:2月16日、銀座テアトルシネマ(京橋)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ニコラ・フィリベール□製作:MC4、パテ、カナル・ブリュス□編集:ネリー・ケティエ□撮影:オリヴィエ・ゲノー、フレデリック・ラブラス□録音:フレディ・ロット、ジュリアン・クロケ□製作協力:国立映画センターキャスト◆ロジェ・ラペビー:ツール・ド・フランスの1937年の優勝者【この映画について】1937年のツール・ド・フランスで伝説的な勝利者となったロジェ・ラペビー。半世紀以上が過ぎ77歳になった今でも、毎週300kmを自転車で走る。「自分自身を愛するより自転車への愛情の方が勝る」とまで言い切るほど、自転車を愛するラペビーとは?【映画の内容について】ロジェ・ラペビーは1937年の6月当時は注目される存在ではなかった。腰のヘルニアを患っていた彼は外科手術を勧められていた。大会は数多くの波乱を呼びながら、ラペビーは優勝を飾った。それから50年が経っても、彼は現役選手並の生活を続けている。厳格な食事療法、毎週30kmを走り込み、週末には友人達と競技に参加する。今でも毎年、ツール・ド・フランスには運転手として参加し仲間たちとの旧交を温める場にもなっている。【鑑賞後の感想】元々これを観にいった訳ではなく、「動物、動物たち」との併映であったので観た。フィリベール監督はドキュメンタリーを扱う監督であり、この作品はTV用に製作された作品。それでもこの日本では無名のツール・ド・フランスの優勝者ロジェ・ラペビーなる人物の過去と、現在が自転車というキーワードで繋がっていることを示す製作方法は分かりやすかった。当時77歳だったラペビーが現役選手並みにトレーニングを積んでいるのは驚きだったし、彼の人物像にまで踏み込んでいたのは好感を持てる。【自己採点】(100点満点)70点。27分でラペビーの全てが分かるとは思えないけど...21.動物、動物たち■原題:Un Animal,Des Animaux■製作年・国:1994年、フランス■上映時間:59分■鑑賞日:2月16日、銀座テアトルシネマ(京橋)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・撮影:ニコラ・フィリベール□製作代表:セルジュ・ラルー□共同製作:レ・フィルム・ディシ、フランス2、フランス国立自然史博物館、大工事プロジェクト省察委員会□編集:ギイ・ルコルヌ□撮影:フレデリック・ラプラス□録音:アンリ・マイコフ□音楽:フィリップ・エルサンキャスト◆動物たち=剥製の動物たち【この映画について】世界最古にして最大の科学博物館ともいわれるパリの国立自然史博物館。その動物学大ギャラリーは四半世紀ものあいだ扉を閉ざしていた。その扉が眠りから醒めるときがやってきたのは、大改修が決定したからだった。そのリニューアルに際して、ドキュメンタリー監督ニコラ・フィリベールが、数万にも及ぶ標本や剥製が眠る世界へ見るものを誘ってくれる。この映画は1991年から1994年の改修工事の期間に撮影されたが、日本での公開は今回が初めて。【映画の内容について】博物館の暗い館内に、見慣れた動物やエキゾチックな動物が美しく整頓されているが、その動物たちは「剥製」でどれも動物園のように動くことは無い。永い眠りの間に傷んでしまった動物たちもいる。学芸員の中には、自分たちの大切な動物たちが最良の形でいられることだけに気をつけているものがいる。空間の設計士、剥製師などは真剣に剥製の再生に向けて仕事に打ち込む。ニコラ監督は、そんな博物館で働くスタッフの秘めた情熱を時には感動的に、ユーモアを込めて、情熱的にカメラで映し出す。独自の分類システム、展示方法の検討に忙しいスタッフの仕事の様子が次々とカメラに収められる。動かなくなった動物たちを、如何にして生前のように生き生きとした表情で飾らせるかとの思いを込めた作業は、もう一つの命が花開くようでもある。【鑑賞後の感想】フィリベール監督作品では「パリ・ルーヴル美術館の秘密」を観たときにその手法に感嘆した覚えがある。今回の作品と同じように、ルーヴル美術館の舞台裏を覗き見したような気分になれて楽しかった。この「動物、動物たち」は同じ趣向で、ここでの主役は「動物」であり、その動物を扱うスタフに焦点を当てている。長年倉庫で眠っていた莫大な数の剥製。その剥製がどこからどういう経緯で持ち込まれたのかを、頭の中で張り巡らせながら映像を見ていた。剥製の動物たちは、すでに永遠の眠りについているのだが、博物館に展示されるなかで再び剥製師らによって新たな命を与えられる。陳列するスタッフらは分類に忙しい。収納ケースから出された動物たちが展示後に与える人間への影響など動物らは黙して語らない。語らない動物から、見物客は一つでも多くのことを学んでもらいたいし、それらを「採集」した人物の思いも感じたいと思った。【自己採点】(100点満点)65点。この作品の評価は難しい。人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.07
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由規、中田翔から三振を奪う!甲子園を沸かせた高卒ドラフト1位ルーキー対決が札幌ドームでのオープン戦で実現した。東京ヤクルトのドラフト1位右腕・由規(仙台育英高)と北海道日本ハムの中田翔(大阪桐蔭高)の対決は6回だった。1死一、二塁。1球目は外角への明らかなボールの145キロ直球を中田が見送る。2球目、144キロの直球はバランスが悪くやや内寄りの甘いコースへ抜け気味に来たが、中田は力いっぱいバットを振るが、空を切った。3球目も同じコースの148キロ直球を空振り。4球目、やや低めの148キロの直球。中田はこん身の力を込めてバットを振る。しかし、かすりもせず、空振り三振に切って取られた。「全部直球で勝負して」。中田は対戦前に由規にメールで伝えたという。約束通りの直球勝負。中田は「速さというより、球が伸びていました」と脱帽するしかなかった。リリーフで登板したこの日の由規は、オープン戦初登板。6回は暴投で1点を献上するなど2失点。7回にも4連打されるなど容赦なく攻め立てられ、あっさり逆転を許した。由規は足首を痛めており完治していないとも言われる中での「話題性」を追求するための登板に利用された形となった。東北楽天との練習試合では154キロを計測した直球も、この試合ではやはり無意識に足首をかばっているのか抜ける球が多かった。捕手の構えたところに制球出来ずに痛打を喰らった。ルーキー対決の第1ラウンドを制した由規にとっても、プロの洗礼を受ける苦い一戦になった。←「注目の高卒ルーキー対決実現!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.06
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19.マリア・カラス最後の恋■原題:Callas Onassis■製作年・国:2005年、イタリア■上映時間:122分■日本語字幕:古田由紀子■鑑賞日:2月11日、シャンテシネ(日比谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ジョルジョ・カピターニ□脚本:ラウラ・イッポリティ□製作:ルカ・ベルナベイ□編集:アレッサンドロ・ルチディ□撮影:ファビオ・ザマリオン□衣装:エリザベッタ・モンタルド□美術:フランチェスコ・ブロンツィ□音楽:マルコ・フリシナ□マリア・カラスの歌声:アンナリーザ・ラスパリョージキャスト◆ルイーザ・ラニエリ(マリア・カラス)恵まれない生い立ちから歌姫へと駆け登るオペラの女王◆ジェラール・ダルモン(オナシス)ギリシャの海運王でマリア・カラスに一目ぼれするが...◆アウグスト・ズッキ(ティッタ・メネギーニ)無名だったマリア・カラスをオーディションで発掘し夫となる◆フランソワ・マルトゥレ(プレートル)マリア・カラスのオーケストラ指揮者◆セレナ・アウティエリ(ティナ)政略結婚でオナシスの妻となり二児に恵まれるが浮気癖に悩む◆アンナ・ヴァッレ(ジャクリーン・ケネディ)ケネディ元米国大統領夫人でマリアが捨てられる原因となる【この映画について】「世界最高のプリマドンナ」と称され、その豊かな歌唱力と表現力で頂点を極めたオペラ歌手マリア・カラス(1923年米国・ニューヨーク出身-1977年パリにて没)。没後31年が経つが今でも、彼女のオペラ界での名声とは別に私生活では「悲劇のヒロイン」という形容詞が付きまとうようだ。この映画ではその不幸の元でもあり幸せな時期をも過ごした、ギリシャの海運王「オナシス」との恋に焦点を当てることで「悲劇のヒロイン」を描いている。原題はズバリ「カラスとオナシス」であり、邦題はマリア・カラスが主役と思わせるが実際は2人の主人公を描いている。マリア・カラスを演じるのはルイーザ・ラニエリというイタリア出身の女優で日本ではなじみが薄いようだ。歌うシーンは吹き替えでアンナリーザ・ラスパリョージが担当している。【ストーリー】(一部ネタばれあり)売れない時代のマリア・カラスはオーディションを幾つも受ける生活だった。お世辞にも美しいとは言えない太目の女性に誰も注目しなかった。そして或る日のオーディション会場にてマリア・カラスは最初の運命の出会いを果たす。時間に遅れてきた彼女に対して、審査員の態度は冷ややかだった。何とか無人のステージで歌うことを許された、彼女の素晴らしい声を聴いた実業家のティッタ・メネギーニだけはこの女性の埋もれている才能に気が付いたのだった。歳の差の離れている二人だったがやがて結婚し、夫となったティッタはマネージャーとして妻マリア・カラスをコントロールし売り出していくのだった。夫との間に子供を持つことも許されず、夫の要求通り減量に取り組んでいった。夫のマネージメントの元で自信を付けた彼女の名声は深まりオペラ歌手としての頂点をやがて築く。夫は疲れの見える彼女をもっとビッグステージで売り出そうと、アメリカ進出を狙うが夫婦の間には徐々に考えの相違から亀裂が生じるようになった。その亀裂が生じた頃に登場したのがギリシャの海運王アリストテレス・オナシスだった。オナシスは妻ティナとの政略結婚を気に一気に大富豪としてのし上がった人物で、華やかさを求めてマリア・カラス「夫妻」を所有する自慢のヨットのクルージングのゲストとして招待したのだった。クルージングには世界の名士が招かれ、贅を尽くした豪華な内装にすっかり魅了された。オナシスも自分も同じギリシャの血が(マリア・カラスはNY生まれだがギリシャ系)流れ、貧しかった過去などの共通点もあり運命を感じた。ここからネタバレに注意!!オナシスとの出会いはマリアと夫との関係まで変えてしまった。彼女は夫を棄ててオナシスからの求愛に走ることになった。オナシスとの交際は順調だったが、自らの仕事への波及を恐れ妻との離婚には乗り気ではなかった。そして、自らの歌手活動と夫を棄ててまで尽くしたオナシスとの愛は、彼女の「妊娠」という女の幸せに辿り着いた。しかし、その幸せの絶頂は、難産の末の死産という悲劇的な結末を迎える。降りしきる雨の中、小さな棺に向って号泣するマリアは一転して癒し難い不幸の底に落ちた。マリアはこれを機にますますオナシスとの関係にのめりこむ様になり歌手活動もきっぱり辞めた。オナシスに取っては「歌手としての名声」をもつ彼女が好きであり、歌手を辞めて主婦に徹しようとする彼女に興味はなかった。それを理解した彼女は再起のステージに立つ努力を始めるが、ブランクは大きく引退前のステージは望めず体調も不安定だった。その頃、オナシスは米国進出を計画しており、彼女も同行したがオナシスの興味はすでに失せかけ、故ケネディ大統領の妻ジャクリーンを新たなターゲットにしていた。ジャクリーンとオナシスの関係を「新聞」で知ったマリアは...その時の彼女の取った行動とオナシスは彼女に何を語ったのか?そこの部分だけは映画館かDVD発売時にチェックを!【鑑賞後の感想】マリア・カラスについては個人的には全くその人物像や生い立ちや音楽に付いての知識は無かった。オナシスに関してはギリシャの海運王だったことと、その名前とジャクリーン・ケネディとの結婚などは知っていた。邦題ではマリア・カラスが主人公のようだが実際にはオナシスとの関係を描いているので、邦題では勘違いしてしまいそうだ。オナシスは妻の実家の持っていた海洋権益を発展させることで、海運王として巨万の富を一代で得た。その莫大な財産で欧州各地に自ら所有の邸宅を持ち、豪華クルーザーに世界の名士を招待することでその力を誇示していた。そうした彼に取って、世界的名声を持つマリア・カラスは彼の「コレクション」としては最適だった。成金と見られがちな彼に取って、オペラという芸術のフィールドで世界的名声を持つ彼女は彼の名声を高める「道具」にも最適とみたのだろう。それは彼女が死産してからオペラ界を退き、普通の主婦になろうとした途端、彼女への熱が醒めた事でも分かる。それでも彼女は夫との関係で得られなかった安らぎをオナシスに見出したのか、ジャクリーンとの関係が発覚してから一度は別れたものの、二人の心はどこかで拠り所を求めていたようなラストは印象的だった。映画では彼女が名声を得る前の時代は冒頭でのオーディション・シーンでしか垣間見れなかったが、アメリカで生まれた頃の話とかを膨らませても面白かったと、彼女の生い立ちを知らない私は思いました。【自己採点】(100点満点)77点。マリア・カラスのステージ・シーンは少なかった。人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.05
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5年目松坂、開幕スタメンへ前進!西武打線が中日豪華投手リレーを打ち込んだ。五回、片岡、佐藤友の連続長打に敵失も絡めて3点を奪った(川上の自責点は「0」)。西武の先発の西口はウッズに抜けたストレートを本塁打されたが、本人曰く「昨年のこの時期よりは良い」と明るい材料のコメントを残していると同時に制球の修正をポイントに上げている。まあ、何の心配も要らんでしょう!誰がどう言おうが現役パ投手(通算勝利)最多勝の大投手ですから「心配することが失礼」ですよ!ナベQ監督は試合後のコメントで「(打線が)つながるようになってきた」と話していたそうだ。中日は今オフエース川上と並んでFA戦線の超目玉でもある守護神岩瀬がオープン戦ならではでの先発登板を果たし、抜群のタマの切れで1回を無安打に抑えた。3失点の川上は「ランナーを出しても粘り強く」と今後の課題を挙げた。この日は、中日にとっては本拠地初登場となった試合。そうした意味合いもあっての豪華投手リレーだったが、西武打線に失策も絡んで4点を失った。それでもセ・リーグはパと異なり開幕が「遅い」ので、この時期の「結果」はこうした投手には関係なく登板したことが「収穫」なのでしょう。打線では対戦相手の「西武を裏切った恩知らずの和田」がスタメン出場し先発西口と対戦しヒットと三振だった!ベンちゃん、憧れの中日のユニフォームを着ての試合は「気持ち良かった」だろうね...。その西武に育ててもらった恩を忘れて移籍した和田のレフトのポジションを狙っているのが5年目の松坂健太(まつさかけんた)外野手だ。中日の主力級投手から3安打2打点。「名前に負けたくはない。甘い球を振っていこう」と積極的な気持ちが結果につながった。デーブ打撃コーチの推薦もあって、ナベQ監督も下位打線で辛抱強く起用していることで結果も出ている。三回、ベテラン・山本昌の変化球に「体が開き気味になったので何とか食らいついた」と中前に先制打。五回にはエース・川上から右犠飛も。デーブ打撃コーチは「役割を十分に果たした」と評価した。練習試合も含め最近2試合はヒットが出なかった。「考え込んでもだめ」と前日の休みに部屋で素振りをしながらキャンプでやってきたことを確認した。ゆっくり考える時間ができた」と気持ちを切り替えた。今後は、調整の進んでくるローテーション級の投手との対戦でどこまで結果を出せるかで、3・20の開幕スタメンも見えてくる。栗山は左ヒジ痛の影響で本調子ではないことで、今がポジション奪取の絶好の機会だ。栗山、赤田主将らを蹴落とすことが出来るか期待したい。←「オープン戦情報」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.04
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18.アメリカン・ギャングスター■原題:American Gangster■製作年・国:2007年、アメリカ■上映時間:157分■日本語字幕:松浦美奈■鑑賞日:2月10日、渋東シネタワー(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・製作:リドリー・スコット□脚本・製作総指揮:スティーヴン・ザイリアン□製作:ブライアン・グレイザー□製作総指揮:ニコラス・ピレッジ、ブランコ・ラスティグ、ジム・ウィテカー、マイケル・コスティガン□撮影監督:ハリス・サヴィデス□編集:ピエトロ・スカリア□衣装デザイン:ジャンティ・イェーツ□美術:アーサー・マックス□製作補:ジョナサン・フィレイ□音楽:マーク・ストライテンフェルドキャスト◆デンゼル・ワシントン(フランク・ルーカス)ギャングの運転手からハーレムの麻薬王の座へ登りつめた実在の人物◆ラッセル・クロウ(リッチー・ロバーツ)エセックス郡麻薬捜査班のチーフとしてフランク・ルーカスの検挙に尽力する◆キウェテル・イジョフォー(ヒューイ・ルーカス)フランクの弟で麻薬ビジネスの深みにはまってしまう◆キューバ・グッディングJr.(ニッキー・バーンズ)フランクをライバル視するハーレムのギャング◆ジョシュ・ブローリン(トルーポ刑事)NYPD特捜班の悪徳刑事グループの親玉としてフランク、リッチーの双方と対立する◆テッド・レヴィン(ルー・トバック地方検事)エセックス郡麻薬捜査班を組織する地方検事◆アーマンド・アサンテ(ドミニク・カッターノ)フランクと組んで独自の麻薬のルート開拓に力を貸すマフィアのドン◆ジョン・オーティス(ハヴィエル・リヴェラ)リッチーのパートナーだが麻薬に溺れてしまう◆ジョン・ホークス(フレディ・スピアマン)エセックス郡麻薬捜査班でリッチーの部下となる◆RZA/ロバート・ディックス(モーゼス・ジョーンズ)スピアマンの推薦で麻薬捜査班に加わる◆ルビー・ディー(ママ・ルーカス)フランク一家の母◆コモン(ターナー・ルーカス)フランクの弟の一人◆ライマリ・ナダル(エヴァ)フランクの妻となるミス・プエルトリコ【この映画について】アカデミー賞に輝いたデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの二人をフィーチャーした、巨匠リドリー・スコットがメガホンを取った作品。舞台は1970年代の初期のNYで、二人のスターは実在の人物を演じた。ハーレムを仕切る闇のボスに運転手として仕えてきて、ボスの死後に麻薬密輸計画で大もうけをしてフランク。フランクが流通させる麻薬撲滅に執念を燃やすリッチー。住む世界こそ違う二人が、お互いの意地とプライドを掛けて戦う。お互いの性格は一見すると正反対に見えるが、自分をアピールすることにかけてはお互いが強い意志を持っている。その二人が交わる後半のシーンはこの映画の最大の見所である。【ストーリー】(一部ネタばれあり)1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬「ブルー・マジック」の流通ビジネスを展開する。この麻薬ビジネスには軍をも巻き込んだ、生産地であるベトナムやタイなどの東南アジアから直送させる大胆な取引だ。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。リッチーは警察にはびこる汚職に手を染めない刑事として、同僚からは「白い目」で見られる存在だった。そのリッチーの心の拠り所は夜学に通って法律の勉強をして司法試験に合格することだった。ここからネタバレに注意!!「ブルー・マジック」は安価で好品質という噂があっという間に広がり、フランクのビジネスは軌道に乗り故郷へ凱旋し、久し振りに母と再会し弟達をNY近郊に呼び寄せ販路を広げた。その頃、同僚だったジェイの命を奪った「ブルー・マジック」の供給元を特定する捜査が始まった。フランクは私生活では常に慎重だったが、ボクシングの試合会場で警察にマークされてしまう。フランクはその頃、ベトナム戦争が終結に向っていることで米軍が撤退すれば輸送ルートを絶たれることから危機感を持っていた。リッチーらの執念の捜査でフランクの素性と搬送ルートを特定した警察は、輸送機が到着する空港へと向った。予感は的中しさらに集合住宅内の加工工場を急襲し、派手な銃撃戦の末に押さえることに成功した。警察の捜査は遂にフランク自身へと及び、日曜礼拝に出かけていた教会で母と妻の前で逮捕される。リッチーの取調べで、フランクは関与してきた麻薬ビジネスの全てを白状するという司法取引に応じた。こうして警察を巻き込んだNY最大の汚職は発覚し、70年の刑から15年に短縮され1991年に出所した。逮捕されてから、リッチーとフランクの関係はどうなったのだろうか?そこの部分だけは映画館かDVD発売時にご確認下さい。【鑑賞後の感想】デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの大物スターが共演となると、それだけでワクワクしてみてしまいたくなる。スクリーンでストーリーを追っていても、二人が同じ画面に何時になったら登場するの?って思いながらも見続けていた。そうしたハリウッドの戦略?にまんまと乗せられた私ですが、その二人だけのシーンは後半のエンディングに近い場面で実現!だだっ広い取調室でリッチーがフランクの事情聴取をし、司法取引を実現させて取引の全容を告白させるシーンだ。このシーンには勿論セリフが脚本で用意されていたのだろうが、そうした作られたセリフというより二人のアドリブがかなり入っていたのではと感じた。このシーンを観ただけでこの映画のストーリーが分かってしまうのだが、やはり、黒人が麻薬界のボスに君臨するようになる過程もしっかりと描いていた。そこにフランク自身の家庭事情や育った環境が入り込み、更には、アメリカの社会情勢までを盛り込んだストーリーは、複雑に入り組みながらも分かりやすかった。最後に、NY警察の縄張り意識は日本でも県警の縄張り意識は強いがあちらも似ている。更に、NYではアメリカらしく麻薬組織と警察が密接な関係にあるのもここでは描かれていた。ネタばれになるのでラストは書けませんが、この最後のオチもアメリカらしかったです。【自己採点】(100点満点)82点。ドラッグを供給する側は、需要がある限り供給を続けるのでしょう。そのボスが誰であっても...。そんな印象を持ったラスト・シーンでした。←映画「アメリカン・ギャングスタ」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.03
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ルーヴル美術館展2月22日(金)の午後から会社を有給で早退して、東京都美術館で開催されている「ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美~Musee du Louvre,Fastes de la cour de France su XVIIIe siecle」を鑑賞してきた。この展示会では、フランスの装飾美術が劇的に変化し進展した18世紀の美術工芸品が大半を占めている。ルイ15世とルイ16世の治世に分けた二部構成になっており、装飾美術の大きな流れを辿ることが出来る構成になっている。絵画を期待してこの展示会に足を運ぼうとされている方には期待を裏切る展示会でありますので、前もって公式HPなどで確認することをお勧めいたします。第I部:「最愛王・ルイ15世の時代」第II部:「ルイ16世の時代」調度品が重厚だった17世紀とはうってかわり、ルイ15世の時代に発展したのは、貝殻や植物を題材に、軽快で幻想的ですらあるロココ様式だった。今回の展示品でロココを代表する豪華な一品がありました。それは「嗅ぎ煙草入れ」です。4色の金が施されていて箱にはダイヤモンドが散りばめられている。フランスの宮廷ではこうした「アクセサリー」が、普通に使われていたとしたらやはり贅沢なんですね~。展示会の出品物でも王妃マリー・アントワネットが使った調度品らは一際華やかでした。中でも目に付いたのはお気に入りの家具職人に注文して作らせた、私室で使用していた小型ながらも粋な書き物机。寄木細工とブロンズ装飾の組み合わせは、女性が使うに相応しいエレガントさを漂わせている。他には鮮やかなターコイーズブルーが印象的な青磁の香水入れや壺の5点セットも見事だった。それでも一番印象に残ったのは、展示コーナーの最後に飾られていた、「マリー・アントワネットの旅行用携行品入れ(1787~88年作)」だ。これは「M」と「A」を組み合わせた自らの紋章を施した食器や化粧道具な約90点を収納出来る、まさに、マリー・アントワネットだけが使うための特注品だ。化粧道具や食器類の大きさを前もって測っていたのだろう。どれもピタリと収まる優れもので、彼女はこの「旅行かばん」が大変気に入っていたそうだ。フランス革命で王室の存亡が危機に瀕しているとき、密かに故郷のオーストリアへ亡命を企てたが国境近くで捕らえられた。その時に携行していたそうで、捕まってからもこの旅行かばんへ執着していたそうだ。そんな彼女の思いが詰まったこの展示物が、今回の展覧会の最後を劇的に飾っていた。人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.02
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17.人のセックスを笑うな■制作:東京テアトル■製作年・国:2007年、日本■上映時間:分■鑑賞日:2月10日、シネセゾン渋谷(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:井口奈己□脚本:本調有香□原作:山崎ナオコーラ□製作:永田芳弘、西ヶ谷寿一□照明:鈴木昭彦□撮影:山本浩質□録音:高田伸也□美術監督:木村威夫□音楽:HAKASE-SUN□スタイリスト:橋本庸子キャスト◆永作博美(猪熊ユリ)美術専門学校で臨時教員としてリトグラフを教える◆松山ケンイチ(磯貝みるめ)祖父と二人暮しで美術専門学校に通う◆蒼井優(えんちゃん)美術専門学校でみるめと同級生で密かに思いを寄せる◆忍成修吾(堂本)美術専門学校でみるめとえんちゃんと何時もつるんでいる◆あがた森魚(猪熊さん)ユリの歳の離れた旦那さんで写真家◆温水洋一(山田先生)美術専門学校の先生でユリとは大学時代の知り合いで◆桂春團治(じいちゃん)みるめの祖父で何時も家にいる【この映画について】山崎ナオコーラの文藝賞受賞作品を、本調有香と監督でもある井口直己が共同で脚本化した。19歳の美術学校生「みるめ」を演じる松山ケンイチと39歳の美術臨時教員で歳の離れた夫をもつユリ。二人の間には20歳の年の差と恋と現実があった。奔放でつかみ所の無いユリを演じる永作博美はこの役になりきっているようで、そこには演技していることを感じさせない自然さを感じる。20歳年下の「みるめ」を振り回す小悪魔的魅力が漂ってくる。彼女の代表作になる予感が...。【ストーリー】(ネタばれ一部あり)冬の夜明け前、足元をふらつかせながら坂道を下る女がひとり。突然、靴を脱いでトンネルへと駆け出した。その姿に驚いたのがトンネルの中で彼女を追い越した軽トラック。急ブレーキを掛けて、みるめとえんちゃんと堂本の三人は呆気に取られながら振り向く。女は終電に乗り遅れて徒歩で山越えをしているうちに靴擦れを起こし足を痛めたと、ろれつの廻らない舌で話す。三人は軽トラックの荷台に彼女を乗せてバス停まで送り、みるめは彼女に別れ際にサンダルを手渡した。三人は何時ものように仲良く学校で過ごしていたとき、校内の喫煙所でみるめは隣の女性の火を借りる。その女こそ、山の中で靴擦れを起こしていた女性猪熊ユリだった。特に関心を示さないさめた感じの表情の女の後をみるめは追っていった。彼女は最近赴任してきたリトグラフの非常勤講師で、成り行きで制作室に入っていったみるめは制作を手伝う羽目に。みるめはその後、リトグラフ教室に足繁く通うことになる。一方のえんちゃんは映画館のオールナイトの受付のアルバイトをしているが、偶然、ユリに出会うのだったがぎこちない空気が流れる。ユリと打ち解けていったみるめは或る日、彼女から郊外のアトリエへと誘われる。小さな一軒家で簡単な画材と作業道具が無造作に並ぶ。絵のモデルとの名目で誘われたみるめだが、無邪気なユリにどんどん服を脱がされる。19歳のみるめは目の前で起こっていることに戸惑いを感じるが、ユリはその様子をはしゃぎながら見つめる。ここからネタバレに注意!!みるめが恥ずかしながら脱ぐ様子を楽しそうに見つめるユリ。みるめにはえんちゃんが恋心を寄せているとも知らずに、今は、すっかり20歳も年上のユリのペースに引き込まれ夢中になっていく。そして、二人は灯油ストーブの前でじゃれい愛し合う。その夢中になっていったみるめが現実を知る機会が訪れた。ユリが学校を休んだ日、学校の無人の事務所でユリの住所を入手し自宅を訪ねる。そこに居たのは随分と年上の穏やかな男性だった。帰りを待つ間、向かい合ってお菓子を食べているときにユリが帰宅する。そして、ユリが発した一言は彼を失恋へのショックへと導く。みるめが「お父さんと二人暮しなんだね?ちょっと緊張した!」と言ったそのご、ユリはあっけらかんと「猪熊さん?私の夫!」と言い放った。悶々とするみるめを見て苛立つえんちゃん。何で、みるめは自分の気持ちに気が付かないのかイライラする。そんな二人を見つめるしか出来ない堂本。みるめは再びユリに逢おうと学校に行ったが、ユリは突然やめてしまった。アトリエに行っても、自宅に行ってもユリの姿は無かった。携帯も繋がらないで益々落ち込むみるめ。そして、やっとの思いで繋がった携帯。その先は、想像もしない場所に彼女がいたのだった。果たしてユリと旦那はどこに行ってしまったのか?それは映画館でご確認あれ!【鑑賞後の感想】この映画は拡大公開系ではないものの、評判が評判を呼ぶ形でどの映画館でも満席続出のようだ。私が観にいった渋谷では週末の午前の回だったが満席で、その次の回も満席のようだった。ただ、おかしかったのは、係員がこの映画のタイトルを叫び並ぶ列を案内しているときだった。さて、この映画は何でこんなにも観た人を虜にしたのだろうか?原作を読んでいないので分からないが、原作で感動して映画を観た人も多いはずだ。私は原作を読まないが、俳優の個性的な演技も魅力的だ。まずは、ユリを演じる永作博美だが、彼女は多くの映画やドラマに出演しているが、どれも彼女が単独で主演を張ってお客を呼ぶような女優ではない。その彼女が演じたユリは自由奔放で掴み所の無い女性だ。そのユリには、あがた森魚という歳の離れた旦那さんがいた。この旦那さん、登場シーンは僅かだがインパクトは強い。永作博美にとって、この映画は彼女のキャリアの中でも転機となる作品になると思う。もう一人の主人公みるめを演じた松山ケンイチは売り出し中の若手俳優だ。彼がユリに振り回されながら、その大人の女性の魅力の虜になるがユリには旦那さんがいて失恋する。みるめには蒼井優演じるえんちゃんが恋心を寄せているのに全く興味が無い。蒼井優の演技も年頃の女性の揺れる気持ちを素直に演技っぽくなくしている点は評価したい。こうした若手俳優の周りには温水洋一、桂春團治といった個性的な出演陣もさり気無く個性を発揮していた。映画全体としてはまったりとした捕らえどころの無いテンポで進みながらも、ストーリー的にもツボはしっかりと抑えている。映画には音楽が殆どなく、街の雑踏や生活音で成り立っているのも不思議な感じを出すのに役に立っていた。【自己採点】(100点満点)80点。久し振りに印象に残る邦画を観て満足した。←映画「人のセックスを笑うな」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.01
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