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2006.02.20
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カテゴリ: ヨーロッパ映画
原題:Sophie Scholl-Die Lietzten Tage(ドイツ) 公式HP
上映時間:121分
監督:マルク・ローテムント
出演:ユリア・イェンチ(ゾフィー・ショル)、アレクサンダー・ヘルト(ロベルト・モーア尋問官)、ファビアン・ヒンリヒス(ハンス・ショル)、フロリアン・シュテッター(クリストフ・プロープスト)、ヨハンナ・ガストドロフ(エルゼ・ゲーベル)、アンドレ・ヘンニック(ローランド・フライスラー裁判官)

【この映画について】
昨年独裁者ヒトラーを女性タイピストの手記から映画化した作品が物議をかもしたが、この映画は一人の女性が兄と取った行動とそこから処刑されるまでの5日間を描いたものだ。
日本人にはこのゾフィー・ショルという女性の知識はないと思うが、ドイツではアカデミー賞外国語映画部門のドイツ代表作品にもなった大ヒット作品だ。
ゾフィとハンスとその友人等が打倒ヒトラーを呼びかえるために、通う大学でビラをまくが失敗し尋問を受ける。この尋問の記録は東ドイツ解体後発見され、その時の記録と生存している妹などの証言から再現されたので説得力がありそうだ。
ゾフィーとハンスの二人が権力に対して敢然と立ち向かう姿や、エキセントリックなナチスの裁判長の姿との対比などにも注目して観ていただきたい。
【ストーリー(ネタバレなし)】
時は1943年ミュンヘン、東部戦線スターリングラードで壊滅的打撃を被ったドイツ軍だが国民にはそうした不利な状況は一切知らされていなかった。
そんな時代背景の中でヒトラー打倒、戦争終結を叫ぶ若者の地下組織があった。そこにはゾフィーとハンスのショル兄妹、プローブストらがいた。彼らは「白いバラ」を名乗り、密かに活版印刷で大量のビラを作成し郵便で投函し残ったビラを通う大学でまく計画を練った。グループは郵便で送る作戦は良しとしながらも、大学で撒くのは危険すぎるとし難色を示すがハンスが「自分で責任を取る」と言い放ち押し切った。
翌朝、二人は緊張の面持ちで大学に向かいトランクに詰めた大量のビラを手際よく各階の教室の扉に置く。授業が終われば多くの学生が眼にし、打倒ヒトラーとナチスに賛同してくれるだろうと二人は考えた。
だが成功間違いないと思ったとき、ゾフィーのトランクにビラが残っていたので再び階段を上がり教室前におく。この時、二人は勢いに任せて階段の手すりから下の階目がけてばらまいた。
これで大学は一気にこのビラを眼にした生徒達の間で騒動となり、二人も人込みに紛れて大学から逃亡を企てる。だが運悪くこの行為の一部始終を清掃人に見られ、ゲシュタポ(秘密警察)に捕まってしまう。

結局寸前になって釈放は取消となり、兄ともども厳しい尋問を受けることになる。家宅捜索で発見された大量の切手、原稿の草稿の応酬でゾフィーも遂に犯行を自供する。
自供したことで逆にゾフィーは自分の主張をまくしたてて、尋問官のモーアとやりあう。そのゾフィーも独房に戻ると一緒に収容されている女性と心を通うわせる面もあるが、事件の核心には触れない。
モーアはゾフィーに対し、一転して若さゆえの過ちを認めるように諭すがゾフィーは自分の主張の正しさをひたすら述べる。遂にショル兄妹、プローブストの三人は起訴され「人民法廷」で裁かれる事になった。
ここから先はポイントを書く。「人民法廷」で裁かれる意味を三人は分かっていたが、そこで三人が見せた態度とは?三人のそれぞれの主張とは?ショル兄妹が裁判所で見せた慈悲とは?裁判長のエキセントリックな裁判の進め方に三人が見せた態度とは?ショル兄妹の両親が最後の面会でみせた態度とは?女性看守の最後の慈悲とは?裁判の結果は?グループの配ったビラの意外な行き先とは?などを中心にご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
ゾフィー・ショルなる人物がいたことはこの映画を観て初めて知った。勇気ある行為でもあり、どこか若気の至り的行動であった点も否めなかった。ビラの配布や印刷など計画的にしているようで、杜撰な面もあったりする。
この当時幾らなんでもナチスやゲシュタポの眼が光っている大学で、反政府ビラを配るのは無謀だった。
だが二人が逮捕されてからもその主張を曲げようとせず、逆にプローブストは三人の子の父としての面を見せたりと動揺も見せていた。
ゾフィーの最期まで毅然とした態度と、それを見事に演じたユリア・イェンチ、尋問官モーアを演じたアレクサンダー・ヘルトの二人の俳優の演技がこの映画の大きなポイントであった。
【自己採点】(10点満点)
7.5点 点数は7.5点だが、特にマイナス・ポイントも無いのだが何かが足りないとも感じた。

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Last updated  2006.06.13 21:56:21
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コメントありがとうございました。  
INTRODUCTIONに「ヒトラー最期の12日間のラストシーンでヒトラーのタイピスト役の女性が、ゾフィーの存在を知って初めて罪に目覚めた」とありました。
そこでビデオを借りてきてその証言を確認しました。
「ニュルンベルグ裁判で恐ろしい話は聞きました。
600万人のユダヤ人や人種の違う人々が無残にも殺されたと。これらの事実は大変ショックでした。
でも私はそれを自分とは結びつけられず安心していたのです。
『自分に非はない』『私は何も知らなかった』
そう考えていました。
でもある日、犠牲者の銘板を見たのです。ゾフィー・ショル。彼女の人生が刻まれていました。
私と同じ年に生まれ。私が総統秘書になった年に
処刑されたと。その時、私は気づきました。
若かったからというのは言い訳にならない。
見たり聞いていれば、気づいたのだと。」
とても考えさせてくれる映画で、もっともっと多くの人に見てもらいたい、感じてもらいたいと思いました。 (2006.02.22 22:39:05)

Re:映画『白バラの祈り-ゾフィー・ショル、最期の日々』を観て(02/20)  
UEKO・f★  さん
コメントありがとうございました(^^♪
「シンドラーのリスト」以来、こういう感じの映画に興味を持つようになったんですが、無関心でいてはならない、ということを感じますね!

(2006.02.23 05:10:45)

はじめまして.  
Kid Blue  さん
私も、先日この映画観ました。
不安を感じているはずなのに、それを見せまいとして毅然とした態度をとり続けたゾフィー。
もともと本の方で知っていたのですが、観ていたら泣けてきてしまいました…( (2006.02.23 20:43:52)

Re:映画『白バラの祈り-ゾフィー・ショル、最期の日々』を観て(02/20)  
kintyre  さん
>BE AN INDIVIDUALさん、こんばんは
長文のレスに感謝致します。
「若かったからというのは言い訳にはならない」、この言葉の持つ重みを感じなければならないでしょう。若ければ間違った判断をしても良いとは言えませんからね。
ゾフィー・ショルの毅然とした態度は立派だったと思います。
>UEKO・f★さん、こんばんは
私もこの手のテーマを持つ映画は、かつては苦手でしたが最近は避ける事無く観ることにしています。映画が持つ娯楽性には遠く及ばないですが、その一方でこうした隠れた歴史的事実にスポットライトをあてるのも映画の良さでしょう。
>Kid Blueさん、こんばんは
兄と一緒に捕まったときは動揺があったようですが、自白してからは何だかホッとしたのか毅然とした態度で、自らの主張を述べていたのには感心しました。 (2006.02.23 23:31:50)

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