ケーン’S トレーニング・センター   ☆ BBGYM堺支部

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トライセップエクステンション



 上腕三頭筋を強化する種目は ライイングトライセップエクステンション、ワンハンドプッシュアウェイ、ケーブルプレスダウン、フレンチプレス etcetc・・・。山ほどある。とても書ききれない。

 今のところの三頭筋の種目としてのお気に入りは「ワンハンドトライセップエクステンション」だ。
 ベンチに仰向けに寝転び、片手に持ったダンベルは胸の上に差し上げる。ダンベルベンチプレスの時のトップポジションの位置だ。空いている方の手で、ダンベルを保持している腕の、肘の内側を掴んで固定する。
 ダンベルを持っているのが右手だとすれば、ゆっくりと肘を曲げてダンベルを顔の左側あたりに下りてくるようにする。顔に当たるギリギリの所まで下ろしたら、元のポジションにダンベルを押し上げる。動作中は、肘の位置を一切動かさない。

 文字に書くと複雑なように感じるが、実際にやってみると良い。上腕三頭筋がパンパンになること請け合いだ。

 バーベルを使ったトライセップエクステンションだと、どうしても肘関節が捩じれてしまうような違和感がある。
 また、ダンベルを使った種目でもワンハンドフレンチプレスではボトムポジションでの三頭筋のオーバーストレッチがキツ過ぎて重量をかなり落とさざるを得なくなり、そうするとトップ付近では負荷が不足する。つまりベンチプレスの補強には適さない。
 マシンを使ったケーブルプレスダウンでは、レップスを重ねて限界が近づくに従い、体重を利用しがちになってしまう。

 だが、俺が好んで採用するこのワンハンドトライセップエクステンションは、上記の種目の欠点を全てカバー出来ている優れた種目だ。
 動作中においての三頭筋の伸縮する角度も、ベンチプレス時のそれに近い。

 あまりウエイト・トレーニングの教本などにも載っていない方法なので、やった事のない人は是非お試しを。

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