摂食障害



学校では1クラスに一番多いときで3人でした。少ない時はたった一人でした。家庭教師のように分からない所は時間をかけてくれて、理解しやすい所はどんどん進んでいきました。勉強が楽しくて仕方なくなりました。

施設では中学生だし(小学生から中学生までの施設でした)、一人で動けるので看護婦さんにお世話してもらうことはありませんでした。きっとそれが過保護に育った私には耐えられなかったのでしょう。多分、最初は注目されるために吐くようになりました。
毎日食べては吐いて、食べては吐いて、吐かないと寝付けなくなってしまいました。
今のように摂食障害だなんていう言葉は知りませんでした。ただ、せっかく頂いた食べ物を吐いてしまう自分が哀しくて、枕を濡らしながら眠りについていました。



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