ウメ

ウメ
バラ科サクラ属 落葉高木
【学名】 Prunus Mune
【別名】 ニオイザクラ、ムメ
【将来的なサイズ】 高さ:10m 幅:5m
【花期】 2~3月
【原産地】 中国
【耐寒性】 強い
【利用部分】 果実
【利用方法】 園芸、食用
【効能】 食欲増進、風邪の症状緩和、嘔吐や胸やけ、整腸効果。
      食中毒や細菌性による下痢などに効く抗菌作用。
      水虫などの真菌(カビ)を殺す殺菌作用。
       食物アレルギーや急性ジンマ疹に効果がある抗アレルギー作用。
      体力増強や疲労回復、咳、微熱、神経痛や不眠症、暑気あたり、肩こり。
【注意点】 特になし

ウメの特徴・品種

ウメの品種は300種ほど。
花色は淡紅、濃紅、紅、斑入り、すじ入り、移り白(蕾のうちは薄紅で、開花につれて白く変化する花)など多彩。花弁も一重と八重とがある。

ウメの栽培方法・収穫方法・利用方法

◆栽培方法◆
ウメの植え付けは10~12月
寒い地方では3月以降にずらすのもおすすめ
ウメは日当たりさえ良ければ土質を選ばない。
ウメは、根鉢の土を2/3程落とし、細かい根を残し、幹の太い根は強めに切って植える。
植え付けてから2~3年の間は、冬に40kgほどの緩効性化成肥料と乾燥鶏糞を1kgほど施す。
成木は肥料が多いと徒長枝が多くなり、少ないと下葉が早いうちに落ちるようになる。
ウメの剪定は年に2回程度行うことで、翌年の花つきがよくなる。
1回目は、葉が落ちた後の初冬に、一定の大きさを保つため、枝先を切り詰める。
2回目は、8月中旬頃までの夏期に、長く伸びた枝を切り、樹形を整える。

◆収穫方法◆
ウメの収穫は6月頃。
使用目的によっては多少収穫時期が異なる。
梅酒に使う場合は早めの収穫。
梅干しやジャムに使う場合は、完熟してから収穫。
完熟したウメの収穫は、ネットなどを使って完熟した果実が落ちてくるところを収穫する完熟落果収穫がおすすめ。
完熟落果収穫は青ウメ収穫より果実肥大が進む。

◆利用方法◆
ウメの果実は梅酒や梅干し、ジャムなどに利用可能。



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