チャ

チャ
ツバキ科 常緑小低木
【学名】 Thea Sinensis
【別名】 ティー・プラント、オチャノキ
【将来的なサイズ】 高さ:3m 幅:2m
【花期】 10~4月
【原産地】 中国、北米、ヨーロッパ北部
【耐寒性】 強い
【利用部分】 葉、茎
【利用方法】 お茶、紅茶、ウーロン茶
【効能】 解毒作用、動脈硬化などの生活習慣病の緩和、殺菌効果、利尿作用、収斂作用、消炎作用
【注意点】 特になし

チャの特徴・品種

チャの花はツバキに似た形の淡黄色または白色で、一つ一つが下の方を向いて咲く。秋頃に果実を熟し、種子を三つ開いて見せる。
緑茶、紅茶、中国茶はすべてこの茶を原料として、産地や製法で区別されている。

チャの栽培方法・収穫方法・利用方法

◆栽培方法◆
チャの植え付けや植替えは、3~4月。
挿し木は、6月、9~10月。
チャは日当たりと通気性ののよい場所に植える。
最低でも4時間の日照時間がないと葉が緑色にならない。
チャを数株植える場合は、株間を50cm以上は空ける。
お茶は気候条件によりその風味が微妙に変化する。
チャの収穫を目的とする剪定は、剪枝により主幹の徒長を抑え、側枝の生育を促し、早期に均一な摘採面を広げるようにする。
剪定をせずに育てた方がよく花が咲くので、強剪定はあまりしない方が良い。
剪定をする場合は、花後すぐに行う。
チャは乾燥に多少弱く、水を切らすと枯れたり、生育が悪くなる。
挿し木で増やすことができる。

◆収穫方法◆
チャの収穫は、多いところでは4月末の新茶~4番茶と、秋冬番茶の年5回。自然仕立ての玉露園は、年1回の一番茶のみ。
チャの収穫は、収穫する葉の根元から手で摘み取る。

◆利用方法◆
チャの葉を蒸して酵素の働きを止めて作るのが緑茶。
完全発酵させて作るのが紅茶。
半分発酵させたのものがウーロン茶。



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