トウモロコシ

トウモロコシ 

肥料の効かせ方タイプ

【ややラストスパート型】
・元肥は控えめに
・肥料切れさせないように追肥は早めに


トウモロコシの栽培方法のコツ


トウモロコシは土壌に残った余分な養分を吸収してきれいにし、後作の作物の生育を助けるため、「クリーニングクロップ」として知られている。
栽培適温は25~30℃。
強光線と乾燥気味の環境を好み、肥料の吸収力が強い野菜。
1株から雌穂(しすい)は2~3本出ますが、一番上を残して取り除き、ヤングコーンとして利用できる。
株間30cmで2列まきがおすすめ。
1週間に1~2回追肥。
草丈が50cmぐらいの時、株元からわき芽が発生する頃、追肥と土寄せ。
土が乾燥すると実の肥大が悪くなる。
株元から出るわき芽(分けつ)は、株の倒伏を防ぎ、収穫量にも影響しないので、そのまま放置する。
株の先端に雄穂(ゆうすい)がついて花粉が出たら、株を揺らして、花粉を雌穂(しすい)につける。
雌穂が出てから20~25日、実の先端につく毛が、褐色になる頃が収穫適期。
収穫すると実の糖度がどんどん下がるので、その日のうちに食べる。

とうもろこしは、葉が3~4枚までは種子の養分で、以降は肥料で大きくなる。
5~6葉期までに、雑草防除を兼ねて追肥・中耕をする。
幼穂ができる7~8葉期や穂がでる頃の水不足は、穂の小型化や、生育の悪化を招くので、水不足にならないよう気を付ける。
穂を太らせるのは、穂の下の最も大きな葉なので、草取り等の際、この葉を傷つけないようにする。
株元から出る脇芽は実りを助け、無理に除くと株を傷めるので取らない。
収穫は、晴れた翌日の朝が最適。
甘さは、日が昇るにつれ、また、収穫後の時間と共に急激に落ちるので、朝飯前の運動を兼ねた収穫が良い。


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