「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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☆Asterisk☆
第七話/第八話
別れ、そして旅立ち
「エレナ、今日、行くよ」
突然の僕の言葉にエレナは戸惑う顔を見せた。
無理も無い。今まで僕は逃げることを嫌がっていたのだから。
「行くって……、今行きますか?それでいいですか?」
朝の2時、僕たちは出発することにした。
「エレナ、行きたいところがあるんだけど……」
いろいろと準備をしているらしい彼女に言った。
準備……それは僕のことをみんなの頭の中から消す準備。
そんなことするなんて知らなかったけど……しょうがない。
「僕だけを移動させるっていうのできる?」
こくりと、エレナはうなずき、僕を飛ばしてくれた。
不思議なくらいしずまっている部屋のなか、
寝息だけがひっそりと聞こえる。
その息の主に近づく。……ぐっすりと眠っている。
「サラ……。」
今は彼女の部屋の中にいる。
最後のお別れを言いにだ。
別れるとなると気がついた。僕がサラをすきだってこと。
僕のことを忘れるってわかっているけど、伝えたかったんだ。この気持ちを。
僕の頬に涙がつたった。
サラの部屋に入ったのは初めてだ。いや、入ったことはあるけれど、
こんなに女の子らしい部屋には初めてだ。僕がどきどきするくらい。
ふと、サラの机に目をやると、写真が飾られていた。
僕とサラの写真だ。二人とも笑顔でこちらを向いている。
「サラ、いいよね。持っていっても。
サラはもう僕のことを考えることはないんだから……」
僕はその写真を手に握り締め、部屋をでた。
エレナに飛ばしてもらったことも忘れ、玄関からでて、家に帰ろうとした。
すると、木の陰に、エレナはいた。
「お別れは……済ませたかしら?」
僕はまた泣いてしまった。
エレナに……女の人にこんな顔みせたくなかったけど……。
泣いてしまった……。
廊下を静かに歩き、お母さんとお父さんが寝ている寝室へ向かった。
ドアを開けると、二人は深い眠りについていた。
「お母さん、お父さんさようなら」
二人の額にキスをしてそこを去った。
兄さんにもお別れをしようとしたけど、
いなかった……。
どこにいったんだろう。お別れをしたかったな。
「そろそろ行きましょう」
2時をすこしまわっていた。
みんな、さようなら。僕はみんなを忘れない。
みんなは……。
だけど、また会おう。
本当に、さようなら。
第八話
「ねえ、エレナ?本当にこんなところを歩いていていいの?」
皆に別れをつげたあと、僕たちは街にきた。
そして今はお店がずらりと並んでいる通りを歩いている。
そういえばさっき人にぶつかって転んでしまった。
「こんなところって……?」
「だって、人がいっぱいいるし……。
僕たちはだれかから逃げているんじゃ……?」
未だに誰かは知らないけれど……。
「ここは空気もいいし、ほのぼのとしていいと思いませんか?
というよりどんなのを想像していたんですか?」
どんなのを……。それよりもそういう理由で街に?
それはなんか……。
「僕は、森の中を野宿とかして過ごすのかと……。」
「まあそう考えるのは分かりますが、逆に森の中じゃめだって
怪しくないですか? それだったらこういう人がいるところのほうが
見つかりにくいと思いまして」
……まぁよくよく考えるとそうかもしれない。
そういう理由なら納得だ。でも僕は森とかそういうとこだと
思っていたから、リュックの中にはそれらしいものしかない……。
ナイフ、ロープ……。靴はそれらしいおっきい靴。
洋服もそんなようなもの。
ここではかなり不似合いだ。
「あのぅ、洋服とか買いたいんだけどお金ってあるの?」
僕たちは広場にでて、そこのベンチに座った。
「大丈夫ですよ。といっても今お金があるわけではないですけど。
でもこれを売ればかなりのお金になると思います」
そういってカバンからエレナが取り出したのは
こぶしぐらいの丸っこい石だった。
それは明るい紫色でまばゆい光を発していた。
僕にはそれがなにか不思議なものをもっているような気がした。
「やっぱりさすがは継承者ですね。この石から何か感じ取りました?」
エレナはその石を僕の手のひらにのせた。
「こころに浮かんだ言葉を唱えてみてください」
僕の手のひらにその石から何かしみこんでいく感じがした。
そしてこころに浮かんだのは・・「ヒィア」
なにも分からずに心の中で唱えてみた。
“ヒィア・・ヒィア・・”
すると体中が洗われたような感覚が全身にいきわたった。
「あれ?どうしたんだろ。体が癒されていくような……」
そういえばさっき転んでできた傷も治っている。
「多分石から得た力をつかってでファクさんが
自分で治したんでしょうね。今少し疲れていたんじゃないですか?」
……疲れていたかなぁ? でも夜中に家をでたからなぁ。
ふと石を見ると光が消えていた。
「ねぇ! 光がでてないよ!」
少し考えてからエレナは言った。
「あぁ、ファクさんがつかったので最後だったんですね。
5回しか使えないので。その力は。」
……え?
「ごめんなさい、僕のためにつかっちゃって。貴重そうな石を。」
貴重……だろうなぁ。価値が高いんだから。
「大丈夫ですよ。あと4個持ってますから」
4個って大丈夫って言えるのかな?
あ、でも
「力がなくなったら価値がさがるんじゃ……」
「いえ、それはないです。もともとこの石に価値がありますから。
アメジストっていう宝石なんです。それに力があるかないかはある程度
能力を持っていない人にはわかりませんから。」
それを聞いて安心した。けれど最後の言葉は少しきつい感じが
した。
「おお! これはすごいですね。アメジストの塊とは。
いいものがつくれますわい」
そこには見渡す限りに装飾品が並んでいた。
首にまくものや手首につけるもの、頭につけるものなど、とても
値打ちの高そうなものばかりだった。
……ここは街に一軒しかない小間物屋だった。
買い取りもしているらしい。
「それでどれくらいになるんですか?」
でっぷりとした体つきの小間物屋は石の重さを量っていた。
「えぇこれぐらいですとねぇ……二千ゴッドでどうですか?」
ええ、と満足そうにうなずき石を渡した。そしてそのかわりに
でてきたのはたくさんの金貨だった。
……二千ゴッドってどれくらい?
店内を見まわすとお金の単位表がはられていた。
―――――――――――――――――――――
ゴッド=金貨 トルク=銀貨 ブラン=銅貨
・1ゴッド=10トルク=100ブラン
・1トルク=10ブラン
―――――――――――――――――――――
ややこしいなぁ。でも、二千ゴッドがかなりの額だっていうのは
分かった。
「さぁファクさん、洋服など買いにいきましょう」
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