「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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☆Asterisk☆
第九話/第十話
□真相□
「でも、本当に疲れていたんですね」
レンガで舗装された綺麗な道をゆっくりと歩いていた。
「どうして?」
先ほどのアメジストのときの話だろう。
「…あの石はね、心で強く思っているか、身体そのものが要求しているときにだけ
つかえるんです。」
「へぇ、そうなんだ。ホント不思議だね。あの石は」
「……ところで、この街ってなんていうとこ?」
すっかり忘れていたけど、ここはエンパイヤー国……ネプトの神の国なのだろうか。
それとも他の神の国?
「あぁ、言ってなかったわね。ここはエリトリアというウラヌスの神の国です。」
「やっぱり他の国だったんだ。結構遠いとこまで来てたんだね」
「はじめて他の国に来たよ。ここ、エリトリアっていうんだ……」
僕は今まで世界のことを何も知らなかった。
「えぇ。……あぁ質問に答えてなかったですね。この街は、フローアという街です。」
フローアか……。
「さて、そろそろ宿屋を探しましょうか。」
あたりは薄暗く、朱色がかっていた。
「ファクさん、いいところがあるみたいですよ」
そう駆け足で僕のところまで戻ってきた。
通りすがりの人に宿がないか聞いていたのだ。
「街の西端にある岬に宿屋があるみたいです」
そう息をあがらせて言った。
さっそく早足でその岬まで歩いた。
「うわぁぁ。 きれい」
岬からは海が一望でき、今まさに日が沈みきるところだった。
宿屋に入ると、仲むつまじい夫婦が僕たちを迎えてくれた。
「どうぞこちらへ」
宿帳に名前を書くと、部屋まで案内してくれた。
「ファクさん、今日の夜話しますね。あなたが知りたがっていたことを」
やっと知ることができるのか。
宿のおいしい夕食をたべた。
そして夜。
「エレナ、僕から質問するけど、誰から逃げてるの?」
はやくいろいろと知りたかった。
「ええ、そうですね。それが今まで言わなかったことの原因ですね」
「……今、私たちを追っているのはあなたの……兄、ダクです」
僕の体に衝撃が走った。
気をも失いそうになった。
それだけ信じられなかった。
「ほ…んとうに? 嘘じゃないよね?」
エレナはゆっくりとうなずいた。
「あなたのお兄さんも実は継承者なんです。プルートの……」
「兄さんも・・・。でもどうして? 同じ継承者なのに僕をねらっているの?」
僕はかなり動転して感情的になっていた。言葉もどもって……
「プルートは冥界とよばれています。そしてこのまえ、プルートの神はこんなお告げをだしました。 “プルートの民はウラヌスとネプトによって滅ぼされる”と」
僕は質問をしたけれど混乱してエレナの言葉は頭から抜けて言った。
しかしそれにもかまわずエレナは話を続けた。
「そして神に忠実なしもべダクは、それを止めるべく、私たちをねらっているのです」
僕はふとわれにかえった。
「私たち? じゃあエレナもねらわれているの?」
「ええまあ、そういうことになりますね」
僕はエレナが同じ立場の人なんだと気づいた。
やっと仲間だと思うことができた気がする。
「この続きは明日にしましょう。もう遅いですし」
僕の心臓の鼓動は耳にとどくほどまでに大きかった。
□嘘か真か□
朝、カーテンからもれるひかりで目が覚めた。
小鳥の鳴き声が聞こえて、いつもならすがすがしい朝というところだけれど、
今朝はそんな気分になれない。
もう一度寝てしまいたい気分だ。
うなだれた僕はまぶしがるように手の甲をまぶたの上に置いた。
「ファクさん。どうしたんですか?」
手をどけて重い目をあけると、そこにはエレナがいた。
「いや…ちょっと。 昨日のことがまだ信じられなくて」
そういいながら僕は体をおこした。
「昨日のこと……ですか?」
「そう。兄さんが僕をねらっていたなんて…」
僕は長いため息をついた。
「…あの話を信じていたんですか? あれはちょっとした冗談ですよ」
え? 冗談? 昨日のことは嘘だったの?
「ですから、昨日はなしたことは本当じゃないですよ」
本当に? 僕をなぐさめてるんじゃなくて?
「すいません。あんなこと言って…」
どうして? 昨日僕はなかなか寝られなかった。兄さんのことが頭から
離れなくて、ずっと考えてた。
エレナのことを信じて、それが真実だと、自分に言い聞かせたのに。
“ファクさん!”
どういうこと? 僕を狙ってるのは兄さんじゃないの?
“ファクさん!”
「…うこと? エレナ… ねえ…」
「ファクさん! どうしたんですか?」
体をゆすぶられている。なに? 誰か僕を呼んでる?
「んっっ」
はっとして起きあがった。
「私を呼びました? ファクさん」
エレ…ナ? 何? 何?
「……私の夢を?」
「っねえ! 冗談なの?」
唐突に質問した。エレナはわけが分からないようだ。
「冗談…? ふふっ。寝ぼけてるんですか?」
今までのは夢? なんだ。そうか……。
どうりで……エレナが少し変だったんだ。
ということは…昨日のことは夢 じゃない?
「先に食堂にいってますよ。」
エレナはクスクスと笑いながら部屋をでていった。
僕は夢のときよりももっと長いため息をついた。
でも……。
夢が本当であってほしかった…。
現実が夢であってほしかった…。
兄さん。兄さん。兄さん。
僕の兄さん? なの?
食堂に一人座っているエレナ。
ゆっくりと彼女に近づく。
「昨日のことは、真実……だよね?」
なぜかこちらをみない。目が遠くをみてる。
少し間をおいてからこちらを見た。
「えぇ、はい。真実です」
何か考え事をしていたみたいだった。
「それで…僕思ったんだけど、僕とダクって本当の兄弟なの?」
…いいえという口の動きをしながら横に首をふった。
「そ、そうだよね。やっぱり。そんな兄弟で継承者なんて…ね」
僕の感情が目からあふれでそうになった。
「つらいですけど、これからはダクをプルートの継承者、そしてあなたを
ねらう人…と思ってください」
僕は先ほどのエレナとは逆に、彼女の目をみて首を縦にふった。
「……朝食はなににします?」
一息ついて、おだやかな顔で僕に聞いた。
「パン。とサラダとスクランブルエッグ。」
お腹は最高にすいていた。
「行きますか?」
僕はこくりとうなずいた。
宿の主人にお礼をいったあと、そこをでた。
僕はとぼとぼと歩き出した。
いくらか歩いたところで、僕はエレナに声をかけた。
エレナは僕の声に反応して足を止め顔をこちらに向けた。
「なんですか?」
僕も立ち止まった。そして手のひらを見た。
「あの、僕もっとこの力を使いたいんだけど。もっと知りたい」
突然のことで少し驚いていたように思えた。
「ええ。 教えてあげますよ」
それを聞いて僕は久々に笑顔を見せた。
闇の中、一点の光が妖しく光っている。
「……サー・プルート、ファクは自分の立場がようやくわかったようです。
これからが楽しみですね」
「ああ、そうだな。…それとお前はファクに片時も目を離すんじゃないぞ」
「はい」
そうして通信をきった。それと共に辺りには闇が戻った。
「カサカサッ」
突然草のこすれる音が静寂のなか響いた。
「誰だ!」
ライトを取り出し音の方に光を向けた。
「ふう。なんだ――」
かすかな人の声と一筋の光だけが闇を切っていた。
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