::: ワイナリーへの旅・Ｋｅｌｏｗｎａ :::
イースターホリデーを利用して彼氏とオカナガンにある
ケローナへ２泊３日の旅行へ行って参りました。
ワインで有名なこのオカナガンエリア。
大きなOkanagan Lake（オカナガン湖：全長34802ﾍｸﾀｰﾙ）を
囲うように小さな街が湖の周りに点在しており、ケローナは
その中で一番大きな街だとされています。Ogopogo（オゴポゴ）
という、ネス湖のネッシーのような伝説をこのオカナガン湖は
持っています。人口96,288人のこのケローナ。素敵な旅行が
できることを願いつつ、朝一のバスに乗るため、まだ薄暗い
５時台に家を出て、グレイハウンドバスのバスディーポへと
向かいました。
静まり返ったバンクーバーのダウンタウンの道を練り歩きながら
急ぎ足でバス停へ。
思った以上に人が多く、行きからグレイハウンドバスの席は満席！
６時間の旅の間にバスは４ヶ所に止まった。
Coquitlam→Chilliwack→Merritt→Westbank、そしてKelownaへと到着した。
バスの中で通路を挟んでお隣の席だった女性がTimHortonsのドーナッツを
くれた。バスに乗っている他の乗客と分けるために１２個程途中の停留所で買っていたのだ。
こんな光景はとてもカナダらしいなと思った。
いろんな人との出会いもありながら、バスは私達の目的地、ケローナへ。
９年前ぐらい前の話で、私はケローナからさらに６時間程離れた田舎町に留
学をしていた。なのでケローナはいつもバンクーバーからその田舎町までの丁度中間地点の町だった。
きっと小さい町だろう・・と思っていたのだが、近年のリゾート地化もあり
予想以上に都会だった。縦長にメインストリートが走っており、その通りに
沢山のお店が軒を並べている。その通りはか～な～り長く、タクシーなどで
もざっと１０分はかかる。ということは歩くと・・・。とにかく縦に長く街
が形成されていた。
The BayやBoston Pizza、Starbucks,IGA,・・・とにかくバンクーバーにある
お店とほとんど同じお店が並んでいるのが印象的だった。思った以上に何で
もあり驚いた。
人口のほとんどは白人系だが、近年アジア系の人達も増えているとタクシ
ーのドライバーが言っていた。それでも見かける人のほとんどは白人系だった。
乾燥した気候が特徴のこのケローナ。そのためワイン産業がとても有名です。
乾燥した気候を利用して、ちょっと街を離れると沢山のブドウの木が見られる。
そう、ここはBC州のワイン産業の中心地でもあるのです。
今回の旅行はこのワイン工場見学を踏まえていました。
初日。ケローナに着いて私と彼氏はまず驚く。私達の予約したホテルは
かなり郊外部で、ケローナと他の街を繋ぐ橋のふもとにある街の外れだった。
WEBで予約をしたのだが、『湖が近くていいじゃん！』という理由で取った
このホテル。確かに湖沿いの公園や湖にも近くて良いのだが、街中の一番
栄えている場所へはバスで２０分、タクシーで１０分もかかるのだ。
歩いてはとてもいけない距離だった・・・。
お世話になったトラベロッジ
でもまあそんなことを言ってても仕方ないのでまずは近所を散策してみた。
地図を見ながら歩き、かなり近くに１つワイナリー（ワイン工場）があるこ
とを発見！これだけでも大きな発見だった。これでまずは明日行くところが
できたのだ。
この日はひとまず旅の疲れもあり、近所をぐるぐる周り、Boston Pizzaで
夕飯を取り、ガススタで飲み物を買い、ホテルへと戻った。
明日のワイナリーツアーへ向け、今日はゆっくりとするのだっ！
早速私はホテルの中にあるサウナへ向かう。
あまり乗り気じゃない彼氏を連れ、
サウナで３０分ほど汗をかく。これ最高な時間でした（笑）
その後はホテルのフロントの人へワイナリーのことなどをいろいろ聞いた。
翌日、朝は８時半に起きた。
ホテル内のコンチネンタルブレックファーストで朝ご飯を取り、
今日のプランについて彼氏と話合う。１つのワイナリーにタクシーを
使って自分達で行くのがいいのか、それとも素直にツアーに参加した
ほうが良いのか・・・。結果、自分達で行ってもよくわからないだろう
ということで、＄３９で参加できる『Club Wine Tours』という
現地ツアーに参加することに。しかしそのツアーは朝10時からと
昼１時からだった。時計を見ると９時４５分。。。間に合うのか？
と思いつつもそこへ電話してみた。残り１５分のギリギリ電話だったにも
関わらず、快く参加を受け入れていれたのでそのツアーを利用することに。
私達が選らんだのは『Tasters Express』という３時間のコースでした。
他にも５つぐらいチョイスがありますが、今の時期はまだブドウが収穫
時期ではないのでワイン工場も動いていないため、ワインテースティング
を楽しめるこのコースを選んだ。
ものの10分で迎えのバンが到着。ビルというとても感じの良いガイドさんと、
多分その息子だろうザック。彼は１０歳だと言っていた。そして私達以外に
は他３名、トロントから来た年配の女性２名と男性１名だった。
まず一行が向かったのは昨日私達が見つけたワイナリー、Colonaだ。
Kelowna?コロナ？と間違いやすい名前だが、これはコローナと読むそう。
ここで早速試飲開始。有名なワインとしてはSANDHILLという銘柄がある。
しかし私が一番気に入ったのはSouvereign Opel2003という白ワイン。
とてもフルーティーで一発で気に入りました。基本的に私はアルコールが
飲めません。そんな私でも美味しい！と絶句しました。なので購入～！
続いて向かったのはKelownaの橋を渡ったWestBankエリアにあるQuails’ Gate。
昔のままの建物をそのままにしている建物内でワインの試飲ができます。
昨年、友たちと食事に行った際、とても美味しい白ワインを飲みました。
それがGewurtztraminerという名のQuails’ Gateのワイン。
残念ながら年度がわからない上、その場でも試飲ができなかったため
そこでは何も買いませんでしたが・・・。
やはりここまで来たら試飲して美味しかったものを買いたいなと・・。
ちょっとづつ酔いが回ってきました（笑）それでもツアーは続きます。
Mt. Boucherieではもうすでに私の顔は湯でダコでした。
しかし出てくるものが結構美味しいので飲んでしまいます。
Mt. Boucherieのワインは比較的ドライなものが多かったかな～。
４ヶ所目はSummer Hill。
不思議な白のピラミッドがシンボルで、高台に位置していました。
ここで試飲した赤ワイン、Meritage 2001は美味しかった！！！
口当たりがマイルドなのに、後からほわわ～～んとまろやかな奥深い味がします。
今までテーストした赤ワインの中で一番美味しかったので彼氏と相談して、ちょっと高かったけど購入！！
このSummer Hillからは湖やブドウ園が一望できてとても綺麗でした。
と、ここでツアーで一緒だったトロントからの人達が昼食を取るということ
でツアーから外れた。たった数時間一緒だっただけだけど、とても良い人達で楽しかったな。
別れを告げたのち、ツアーガイドさんがおまけでもう１ヶ所私達だけを
St. Hubertusという別のワイナリーへ連れて行ってくれた。これで５ヶ所目だ。
Summer Hillからさほど離れていないこのワイナリーは一昨年前の大山火事でワイナリーがやられたとのこと。
お店の中に火事の時ダメージを受けたワインボトルが飾ってあった。
熱でボトルが完全に曲がってしまっているのがよくわかる。
また、この火災以降、Fireman’n wineという新たなワインのシリーズが
出されたとのこと。ここでは一番最初に試飲した白ワインを買った。
またここではなぜか沢山のスタンプが売ってありました。
これでツアーはおしまい！！！
なんと、酔っていたからだろうか？！
すでに６本ものワインを購入私たち・・・。
でも全てここでしか買えないものばかりだったと
いうこともあり、買ってしまった！！！
ツアーが終りガイドのビルがまたホテルまで私達を送ってくれる。
とても良いツアーだった。その後、ほろ酔いの続く私。
というよりこの日は一日中ほろ酔いだった。
ホテルへ到着したのがお昼の１時過ぎ。
まずは昼食を簡単に取り、それからKelownaのダウンタウンサイドへ
市バスを使って向かった。風の強い日で、バス停でバスを待つのも
寒かった。バス停に居あわせたおばあちゃんに道を
聞きつつ待つこと１０分。バスが来た。
Kelownaの交通は一度覚えると簡単かもしれない。
大体のバスは同じルートを巡回しているのだ。
なので間違って乗ってしまって、途方もない遠くへ
やられることもなさそうだった。
おばあちゃんに教えてもらった通り、１０番の
バスに乗り、２０分ほどでOrchard Mallへ到着。
かといってあるお店はバンクーバーはほぼ変わらない。
ただ観光の一環として街の部分を見ておきたかったのだ。
バス停にはおしゃれなモニュメントも。
彼氏は歩くのがとても好きな人です。時間と元気があれば歩いてどこでも
行きたい人です。それに対してLazyな私はいつもバスや交通機関を使いたい人。
でも今日は私もいろいろ歩いて周ってみたい気分だったので、歩いていろい
ろと散策してみました。メインストリートから１本裏手に入ると、何やら鉄
工場の物置き場がありました。そこでとても可愛いものを発見！！うさぎです。
なぜかひとけのないその場所にうさぎがいるじゃないですか！！！
それも何匹も！！
恐れずに近づいてくる様子から、かなり人慣れしていることがわかりました。
黒のうさぎと茶色のウサギ、さらに、子供までいました（笑）
誰かが捨てたのかな？それとも野うさぎ？？
よくわからないけどとっても可愛かった。
そんなこんなでぷらぷらしていて１日がまた過ぎていった。
ワイナリーツアーだけに懲りずまたもセレクトワインショップへ（笑）
↓
夜は奮発してちょっとおしゃれなダイナーへ。思った以上の支払いだったが、
バンクーバーにいると自炊ばかりでなかなかレストランなど行かないので
それはそれでよかったのかと・・・。
翌日は朝１１時台のグレハンバスに揺られバンクーバーへの帰途に
つきました。
グレイハウンドのバス待ちしている人々
またもバスに６時間揺られ、バンクーバーへと到着しました。
帰宅後、疲れすぎて彼氏と二人爆睡してしまいましたとさ～。
（おしまい！）
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