麻衣ちゃん家の事情?

麻衣ちゃん家の事情?

「猫の事務所」 宮沢賢治作 黒井健絵


ここに出てくる猫は、仲が良さそうに見えて、実は、一匹の猫を迫害する事の優越感から来る連帯感で繋がってる感じがします。猫の歴史等を調べる事務所が存在し、その中で勤める猫はエリート。そのエリートの中に、「かま猫」と呼ばれるいつもかまどの灰で煤だらけになっている、猫が居ました。
かま猫は皮膚が他の猫より薄いので、寒くてしょうがなく、暖かいかまどの灰の中で埋もれてでしか眠れません。いつも汚いといわれ蔑まれ、ましてやエリートの集団にあっては酷い迫害をされてました。それでも彼はくじけず頑張っていくのですが、ある日どうしようもない事件が起きて、仕事を取り上げられてしまいます。そして…
終わり方は、さすが宮沢賢治という感じです。これは、正直子供に理解させるにはかなりの年齢が居ると思います。大人向け?の感じもします。
挿絵の「黒井健」さんが、とても暖かそうな猫ちゃんを書いてます。正直絵が気に入って買った本の一つです。

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