●○  詩  小説  HP ●○

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無問題(2)


答えて優しくキスをするアタシ。

‘好き’という

感情を通り越した。


もう愛だってわかってた

お互いに。




自分を守る為
浅井にどれ程の痛みを味あわせたのだろうか。

無責任なあの一言は
ひと時もアタシの頭を離れない。




好きでもない奴に

『愛してる』なんて

簡単に口にするアタシ。

どれだけ腐った人間に
どれだけひねくれた人間に




アタシは基本的に友達は少ない
臆病者なアタシには
人と触れ合う事が苦手だった





「一人は楽」

基本的に快楽主義のアタシは

こういう自分も好きだった





あの日の放課後

浅井が待っていた
アタシを待っていた

心臓が壊れそうにまで
心拍数を増やした

『殺される

    殺される』



それ程の罪悪感が襲った




『9時にここきて』





一枚の紙を渡された







その紙には
人通りの少ない路地への地図が記されていた






声も出なかった

浅井の指が触れた瞬間

あたしは

懐かしさと共に愛しさも同時に感じた





浅井を傷つけたのは
アタシ。


事実は
消せない。

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