マッキー(末期)の 彷徨は何処へ・・・

マッキー(末期)の 彷徨は何処へ・・・

2004年07月23日


 2004年07月23日

 朝。
 昨夜からの出血が止まらない。
 気分が悪く、うがいの度に血の塊が出る。
 うがいをしても、うがいをしても綺麗な血。
 鼻血として鼻からも出血しだしちゃった。
 病院へ・・・


  ファイバーカメラを鼻から入れられる。
 「大きくなっているね」
  顔見知りの先生は表情を変えずにぼくに告げたよ。
 「順調に成長してますか?」
  ぼくは軽口で返す。
  深刻になるのはキライ。
 「見てごらん」
  先生はモニターの画像を見せてくれる。
  素人目にも、明らかに患部は拡がり、
  表面はただれ、血が滲んでいる。

 ぼくは最近の状態と今の症状を話す。
 倦怠感、頭痛、出血、下痢・・・

 先生は病室の空きを確認し、そのまま入院の手筈が整う。

 「先生、そろそろですか?」
 「表面からだと何とも言えないけれど、まだまだだよ。
  暑いからね、入院していた方がいいよ」

 半年前に
 「あと半年と言う事はありませんよ」
 そう言ってくれた。
 「死に水は、ぼくが取りますから」
 そうぼくに言ってくれた。

 気力はまだ残っている。
 入院だ。




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