三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

立ち読み





 駅前のコンビニの新聞売場の前に、こう書いてあった。

「ここで新聞の立ち読みをしないで下さい」

 そういえば、会社の近所のコンビニにも、同じ張り紙があったっけ。

 これまで、その現場を目撃したことがないのですが、どこの店でも新聞を立ち読みする人がいてコマッテイルと、そういうことなんですね。

 いや~、立ち読み好きの私でも、さすがに新聞を立ち読みする度胸はないよなあ~。

 学生時代、駅のホームでキオスクに平積みしてあるマンガ雑誌を立ち読みして、おばちゃんに怒られたことがあります。
 これが、私のやった、今までで一番ワルイ事ですね。

 最近はどこに行ってもコンビニがあるので、立ち読みしやすくなりました。
 でも、本を読んだ後のマナーは、年々ひどくなっているように思います。

 読んだら読みっぱなし、
 全然違う本の上に雑然と置いて帰る、等々・・・。

 コンビニのみならず、人の出入りの多い大きな書店でも、雑誌コーナーの本がグチャグチャになっているのを、特に最近よく見かけます。

 昔、立ち読みと言えば本屋さんだった頃って、立ち読みする人にも「仁義」みたいなものがあったように思います。

 読んだ後は、その周囲の本もきれいに整頓する、
 本を買おうとしている人の邪魔はしない、
 自分が買うときは、いつも立ち読みしている本屋で買う・・・

 誰に教えられたわけではないのですが、私もそれにならっていました。

 逆に、どこでも立ち読みできる、というのが、人の意識も変えてしまったのかも知れませんね。


(2001.12.20)

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