三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

仲間





 昼休み、会社の食堂で、同世代だけどちょっとコワそうな次長が、珍しく真剣にTVを見ていました。

 番組は、アニメの「名探偵コナン」。

 わー、ひょっとして、次長って「こちら側」の人なのかも。

 心秘かに嬉しく思った私であります。


 友人が、こんなことを言っていました。

 同じ稽古事の教室に通っている人の買い物に付き合って、CD店に行った時のこと。
 ちょっとメイクは派手めの女性で、ごく普通の人だと思っていたら、その人が買ったCDは、松崎しげる(!)と、薬師丸ひろ子(!!)のベストアルバムだったそうです。

「この人は私の仲間や」

 その時、友人はそう思い、急にその人と打ち解けたそうです。

 なんか分かるなあ~。

「買ったCDが、ゴスペラーズとかケミストリーとか浜崎あゆみだったら、その人とは、絶対、よそよそしいまま終わっていたやろうね」

 と、私が答えると、友人は「そうやねん」とうなずいていました。


 なんと言ったらよいのでありましょうか。

 ちょっとしたエピソードで、あまり深い付き合いのない人でも、「こっち側」=自分の仲間・・・だって思える瞬間がありますよね。

 その線引きはものすごく微妙なんだけど、だいたい「仲間」の人の感覚って共通してるんですよね。

 分かってもらえる方には分かってもらえると思うのですが、
 うう~ん、バキッと一言で表現するのは難しい感覚なんですよね~。


(2002.1.9)

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