三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

三崎真琴の「ぼちぼちいこか」

「またグーっすか!」





 巷ではいろいろと雑音もあるようですが、
 映画「ソウル」を観てきました。

 事件が整然と並べられすぎている、とか、
 登場人物が類型的、とか、
 口に出して感想を言うと、けなすような内容になってしまうのですが、決してつまらなかったわけではなく、個人的には、けっこう楽しめました。

 銃撃戦にカーチェイス、大爆発。
 どれも、日本でなら撮影できなかったであろう、ド派手さです。

 TOKIOの長瀬くんは警視庁の新米刑事役なのですが、男くささは発展途上で、イマドキの若者、という感じでした。
 ソウル市警のキム部長(チェ・ミンス)には、平手ではなくゲンコツで殴られてばかりで、彼を怒らせるようなことを言ったあと、長瀬くんが日本語でこう言い返します。

「またグーっすか!」

 イマドキの若者の口調なのですが、変にワルっぽい喋り方を作っているのではなく、自然に言葉が出てきているのがすごいと思いました。

 この映画の中の長瀬くんは、常に自然体なんですね。

 自然体、と言うことは、演技もまだまだ本人のキャラクターの延長上でしかない、という意味でもあります。

 「もうちょっとかんばりましょう」ってな感じですが、この作品は、今の長瀬くんの雰囲気でいいのかもな、という気もします。

 主題歌もTOKIOじゃないし、アイドル映画じゃないんだけどなあ~。

 なんで、お客さん、入ってないんだろう??


(2002.2.21)

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