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逆子の原因

逆子、出産までになおるかしら？
妊娠中期６～７ヵ月ころには、妊婦さん １００人のうち１５人 くらいは逆子と見られています。でも最後までそのままで、逆子出産というのは 全体の４～５％ といわれていますから、多くは出産までに自然になおってしまうわけです。
ですからあまり早い時期から心配することはありません。
妊娠３０週を過ぎてもなおらなければ、逆子体操をはじめ、いろいろな方法にトライしてみましょう。

なぜ逆子になるの？原因は？
原因はいろいろあるけれど。
胎盤の位置や子宮のかたさ。さい帯の長さ、赤ちゃんの大きさなどいろいろな要素が関係しているのではないかといわれています。
さい帯が短めだと胎児がおなかの中で動きにくいため、頭位に戻りにくく、逆子になりやすいように思われます。けれど多くは出産までに自然になおってしまいます。

自然分娩でも難産になりやすい？
逆子のお産は確かに頭から出てくる自然分娩にくらべ、どうしてもリスクが高くなります。
頭から出てくる場合は、かたい頭で圧迫しながらおりてきますから、子宮口も開きやすくなります。それにくらべてやわらかいおしりからでは、子宮口が開くのに時間がかかるでしょう。
安全な方法として帝王切開となる場合も出てくるわけです。

逆子だと破水しやすい？
特に破水しやすいということはないようです。
足やひざが下にきているわけですから、羊膜を刺激するといったことはあります。
最近では、前期羊水破水の主な原因は、子宮内感染ではないからといわれていますから、
逆子だからという理由で必要以上に破水をこわがることではありません。

１人目が逆子だと、２人目も逆子？
逆子体質というのものはないから安心を。
特別に逆子になりやすい体質というのはないのです。

逆子をなおす体操
妊娠３２週ころから、毎日１５分くらい。
逆子とわかったら、一般的には自宅でできる逆子体操をします。
ただし、妊娠中期に逆子といわれても急いではじめることはないでしょう。
中期のことは逆子でも、赤ちゃんの動きがまだはげしいので、頭の位置はよく変わります。

逆子体操
http://baby.goo.ne.jp/member/ninshin/sakago/3/

副作用もなく、自宅でも応用できる逆子の鍼灸治療
血行がよくなり、胎動を促進。鍼灸治療を行うと、まず妊婦さんの体があたたまり、血行の流れがとてもよくなります。
それが胎盤を通じて赤ちゃんの神経系統に刺激を与え、胎動を促し、その結果逆子がなおるというわけです。

参考資料 Balloon妊娠・出産大全科