摂食・嚥下障害を理解するポイント
嚥下反射誘発部位
<摂食訓練時の姿勢>
30度仰臥位・頸部は必ず前屈位(顎を引く)・健側から介助
寝かせきりにさせない看護を目指すべく、車椅子や座ろうくん(背面開放型端座位保持具)を使って離床と気分転換を積極的に行うように取り組んでいます。
慢性期患者の口腔ケア導入から数年立ち、急性期からの導入へのシステムの立ち上げ及び、今までの細菌培養結果における考察、急性期から導入した患者の口腔内細菌の変化について発表する。慢性期患者は細菌叢が安定しており、各種細菌が検出されていても安定しており、変化は少ない。急性期患者は全身状態の変化によりアクティブに細菌叢の変化が見られるので、入院当初からの各職種への連携により早期導入~口腔内の自浄作用を維持できるようにケアしていく事が大切である。
1.主体的に導入した脳外科病棟患者への口腔ケア~急性期導入(システム構築)~他科患者への導入までの システムの紹介
2.急性期患者への導入はICU看護師により入院時に家族へ肺合併症予防について説明~衛生士へ情報提供・カンファレンス~
歯科医師の診察~早期ケア導入へ
*急性期は患者の状態変化や家族の精神的負担を考え、衛生士が家族と直接接する事はありません
慢性期(ICU退室後も含む)または病棟入院の患者への導入は看護師からの説明~衛生士からケア内容についての説明~
ケア導入~家族指導へ
現在は脳外科患者のみならず、呼吸器・外科・内科など多くの病棟でケア・指導を行っている
経管栄養チューブの交換時期が長いほど細菌(大腸菌・カンジダ菌・緑膿菌・グラム陰性桿菌など)が検出される。細菌の定着度により2週間交換に変え、細菌の付着・汚染状況を確認した。易口腔ケア患者でもチューブ外壁は十分に清掃されず、開口障害などにより十分な口腔ケアが行えない場合に至っては菌種も多く培養されていた。チューブの外壁は交換後6時間で既に細菌の付着を認め、3日以後は定着した細菌が培養された。
【考察】
NGチューブは口腔ケアによっても清掃されず、外壁表面には菌の定着を認める。チューブの長期留置により経腸栄養剤・粘液に逆流は腸内細菌群を上気道までもたらす媒体になっており、舌苔・咽頭壁・チューブの菌定着を促し、誤嚥せい肺炎を引き起こす要因となる。また咽頭知覚や反射の低下により嚥下機能回復に障害となり、早期抜去を常に検討する必要がある。
*当院では長期に渡り経鼻経管栄養患者が多いので、口腔内の細菌培養の結果を根拠にして、摂食嚥下を進めていく。NGチューブ交換時に嚥下機能を評価し、早期嚥下訓練導入へ。