Nursなmamann・・  

Nursなmamann・・  

Nurseのタマゴ

Nurseのタマゴ

tori

Nurseのタマゴちゃん達は臨地実習って言って病院に実習にきます。
私はそのタマゴちゃん達の臨床指導者なのです。


私の看護実習の時は20数年前ですが、臨床指導者は怖~い看護師さんっていう印象でした。
今はやさしく・・あくまでもやさしく・・
何でも認めて途中で挫折しないように・・って言われているので、
怖い指導者さんなんていないカモ?

tori 基礎看護実習

それは、看護学生が、患者さんの前にでる、はじめての臨床実習です。
テーマは、患者さんとのコミュニケーション。
患者さんに、患者さん自身のことや、病気に対する考え、病院生活への不満などを話してもらうのです。
聞きたいことはあるが、何をどう聞いたら良いものか・・・みんな不安でいっぱいです。

実習目的;

 (1)対象の日常生活の適応状態に対する看護の方向性を見出し、日常生活援助を実施する能力を身に付ける
 (2)対象との人間関係を深めながら看護者としての自己成長を促す姿勢を養う


実習目標・行動目標

1、対象の情報収集を通して、日常生活援助の必要性を見出すことができる
2、対象に適した個別性のある日常生活援助を考え、日々の評価を活かした実施ができる
3、対象との人間関係を深め、患者―看護師関係について考えることができる
4、看護者としての自己評価をし、自己の課題に向かって努力することができる
5、看護学生として主体的な学習姿勢を持つことができる


私の時は高校から看護科に入ったので「箸にも棒にも引っかからない」といった具合だったでしょうネ。
臨床指導者の看護婦さんゴメンナサイネ!ウフッ・・
始めは三角巾を被っていました。今の学生も似たようなものですネ。
だんだん成長して戴帽式って言うのがあって、キャンドルを持ちながら看護教務にナースキャップを被せてもらい、ナイチンゲール誓詞を皆で唱えるのです・・。
すでに23年が経過していますが、今でも感激した事を思い出します。
今ではナースキャップはなくなりノーキャップなんです。
ちょっと寂しくも感じますが学生さん達は今でもピカピカのキャップを被っていますヨ。

tori 成人看護実習

成人看護実習では、急性期(主に手術前後の方)、慢性期(障害を抱えて生活する方)、回復期(急性期を脱し、回復途上の方)を受け持たせていただきます。そのほか、手術室・透析室の見学実習などもあり、さまざまな看護を学んでいきます。


実習目的

1、社会的役割を担い、自立かつ自律して存在している対象を身体的・心理的・社会的に統合された全体として認識する。
2、成人期にある対象および家族のストレス・危機状態を把握し、成長・発達・適応を促し、最適健康が維持・増進できるような看護の実践能力を養う。


実習目的

1、青年期・壮年期・中年期にある対象の看護上の問題を把握し、個別的な看護計画を立案し、実施・評価する
能力を養う。
2、青年期・壮年期・中年期にある対象を個別的・社会的存在として認識し、対象の信念・価値観を尊重した関わり
ができる能力を養う。
3、青年期・壮年期・中年期にある対象の看護実践を科学的に展開し、研究的態度を身に付ける。
4、看護チームの一員として、協調性と各々の保健医療チームメンバーの役割を理解し、必要に応じて働きかけが
できる能力を養う。
5、看護学生として、主体的な学習姿勢を持つことができる。


病棟で一番多い成人看護実習。
患者さんの選択と患者さん・家族の方に承諾を得て・・と実習が始まる前から大変です。
いざ実習が始まってもなかなか情報がまとまらず、看護過程の展開に苦慮する学生3~5人を1人で見るのですから至難の技ですよ。
実習中は勤務中に受け持ち患者さんを持つ事が出来ないので、看護スタッフには迷惑掛けるし、
オロオロした学生が私を探してウロウロするわ・・実習が軌道にのるまでも大変。
日々翌日の目標を決めさせ、実習計画が立てられるようにするのも個別指導の時間がかなりかかるし・・
最後には評価して、個人の課題を確認し・・高々と詰まれた実習記録のコメントが・・と盛り沢山です。

でも、こ~んなに大変なのに、な~んで臨床指導者をしてるかって言うと・・
学生も可愛いけど、一番良い事は患者さんの回復に対して学生とともに考えていけることだと思います
新鮮な学生の考えを聞くことで、違う角度からの視点が示されています。

学生はこうあるべきだとか、学生はこうでなくっちゃとかではなく、学生からいつも学ばせてもらっているという気持ちがなければ、
「学生とともに」という看護学の学びを学生に伝えることは難しいのではないかと私は思います。


~今回の実習報告(2004/6)~

 1人は考える事も実習計画に生かせ、内容もしっかりしていました。
 もう1人は依存傾向が強く、言われた事はまとめて提出物に書けるけど、
   自分で考えていないから援助に生かせない。
 注意されないと理解出来ないから、いつまでも声を掛けてくれるのを待つタイプ。
 一見出来が良さそうでも、看護師向きかは判断に迷う。
 今後の実習で成長してくれれば良いが・・・
 最後に1人・・不器用で返事もなかなか出来ないでいるんだけど、
 よ~く見てるとピカッと光る場面がある。3人の中で一番患者に親身に接していた。
 3週間通して指導するつもりだったけど、
 休みや夜勤が入り最後の2日間見てあげる事が出来なかったら実習を休んでしまった。
 その後も看護学校を休んでいるらしい。
 学生の時、成績が冗談でも上位とは言えない私だった。
 休んでしまった彼女・・と正面きって向き合い、結果を残してあげたかった。
 学校の先生は「彼女の問題ですから・・」と言っていた。
 私はこの先生が担当で残念です。


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