~ママーズ横浜探検隊!~地震と防災・防災意識を高めよう☆災害につよい人づくりを@横浜

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★電車に乗れなくなった(チラシ全文)




電車が使えなくなった

もし、皆さんが突然電車を使えなくなってしまったらどうしますか?

職場へ、学校へ、通うことができますか?買い物へ、レジャーへ行かれるでしょうか?

私達の周りで、一年半前から実際にそんなことが起こっています。
 昨年(2001年)、三輪電動車イスを使っている私達の仲間の一人が、JR根岸線を利用するため桜木町駅へ行きました。

しかし「三輪電動車イスは電車には載せられない」と言われ、全面的に乗車拒否されました。その仲間は「ついこの前まで何の問題もなく乗っていたのになぜ急に乗れなくなったのか」とその場で30分以上も訴えつづけましたが受け入れられませんでした。

JR桜木町駅にはエレベーターがあり、その仲間が降りようとした新杉田駅にもエレベータがあります。電車の乗り降りや、ホームから改札への移動にはなんの問題もないのです。

あれから一年半

昨年の4月以来、私たちはJR桜木町駅やJR東日本横浜支社とこの問題について話し合いを重ねました。今年(2002年)に入ってからは、同じような乗車拒否を受けた東京の仲間達と共にJR東日本本社・国土交通省との話し合いを持っています。しかしJR側は、「三輪電動車イスは車イスではない」「三輪電動車椅子での利用は安全性に問題がある」という答えを繰り返しました。
私たちの「三輪電動車イスが車イスでないという根拠はなにか」「安全性に問題があるというのならその理由を合理的に説明してほしい」という追求に対しても、ほとんど答えられませんでした。にもかかわらず、乗車拒否の姿勢は何一つ変っていません。

国土交通省も最初のうちの対応とは違って、最近ではJRの意向に沿った考え方を示すようになりました。また、このような対応はJR私鉄共通の対応だというのです。

その言葉を裏付けるように愛知、大阪などでも同じ問題が起こっています。私達は障害者・高齢者など、この社会で暮らすすべての人達が、自由に、安全に公共交通機関を利用できることを目指し、活動を続けてきました。

本当のバリアフリーを目指して

 現在、多くの皆様のご理解により、徐々にではありますが駅舎のエレベーターやエスカレーター、路線バスのリフトつきやノンステップバスなどが増えてきています。私達は、今後、街のバリアフリー化は確実にすすんでいくものと思い、希望をもっていました。
 そんな私達に、今回の事件は大きな衝撃でした。そしてこの影響は、私達だけにとどまらず、シニアカーなどを利用している多くの高齢者の方々にも及ぶものと思われます。
 私達は、このような鉄道事業者の対応を決して許してはならないと考えています。
私たちはこれからも、こうした状況を変えていくための活動を行っていくつもりです。

 皆様方にも、このような問題がなぜ起こるのか、考えていただきたいと思います。

こうした私達の活動に、ご理解とご支援をお願い致します。

だれもが使える交通機関を求める神奈川実行委員会
(県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会気付
 ℡045-774-2435)


団体に関するHP


ご報告まで

この件については新聞社(朝日・読売・日経・神奈川新聞社)及び報道番組宛(5先)、横浜市長宛ての目安箱にメールで投稿しました。




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