La bella vita

La bella vita

彼は陽気なスイス・イタリアン


このオーストラリアで出会ったスイスの青年、かなりのポジ野郎。Kingポジ。
友達と一緒に行った島で、足を貝でぱっくり切ってしまった私。動揺する友達に、平気平気と自分では頑張って強気を見せたけど。島での応急処置を済ませ、これは傷跡消えないで残るだろうな・・とかなり痛む足を見つめる私に、
「うん。平気だね。しかも何てラッキーなんだ~顔じゃなくって!良かったね!」
まさか
まさか自分以外の人にこの言葉を聞かされるとは。まさかの無邪気。でもそうだね、良かった顔じゃなくて!と本気で思ったけど。
さらに
「ここはスキーで両足を骨折した時の傷。こっちは顔を縫った時の痕。こっちは・・」と数々の武勇伝的傷跡を見せつけ、「その怪我はこれより痛くないはず、軽いほうだよ。」と

彼なりの励まし方は超独特。労ってくれたけど。

その後病院で手術、結局19針縫って足はブラックジャック状態。
外で待っていてくれた彼は、お腹がすいていたのかピザの箱を抱え、私にとっておいたよ、と冷え冷えのピザの残り一切れを。でもこれは沁みた・・・
食べ終わると歩き始めるJan。

え・・まさか歩くの?!歩けると思ってんの?!

タクシーで帰りたい私に優しい一言「荷物持ってあげる」と。
歩けると確信しているご様子・・
怪我後ずっと皆に大丈夫で通してしまっていた私は引くに引けず根性で歩き、手術後2キロの道のり完走!これは我ながら良くやった。無駄な頑張りだったけど。

そんな彼と旅行に行った時、ディナー時行く先々レストラン全て閉店時間というハプニング。(Janは一度体験済みの場所なのになぜかアゲイン・・)

お腹も最高潮に減り、機嫌も悪い2人。最後に行った店で、「今ラストオーダー終わって、コックが帰った。けどポテトならできるよ。」と。

ポテトォ~?
とほほと思っていた私に
「何てラッキーな!ポテトあるってよ!」
という目から鱗なお言葉。まるで最初からポテトを欲している人かの様。

「2皿ください」
そうして仲良くポテトディナーと洒落込んだ私達。隣のテーブルのオージーに、よほどポテトが好きなカップルだと思われたらしく、
「このポテトもどうぞ~」と。
ポテト3皿。
「ディップも味が3種類でホント、良かった!ラッキー」と喜ぶピュアボーイに、今も人生の楽しみ方を教えてもらっています。

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