| その7・地球の迷い方 |
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| 私は、うっかりすると、山手線を行きたい方向とは逆回りに乗ってしまう女である。 ☆ リバプール。 ☆ ロンドン、パディントン駅裏。 自分のホテルがわからなくなった。だってぇ……似たような建物ばかりなんだもん。 ☆ ヨーク。 トラベラーズチェックを現金化したくて、街の地図に載っていたアメックスを探したが、どこにもなかった。 ☆ パリ。 ☆ パリ、魔のリヨン駅。 何度行っても、なぜか、国鉄駅からメトロの駅にどうしても出られない。 ☆ パリ、なぜか苦手なRER ☆ 一番ひどいのが、これ。 エディンバラからウィンダーミアまで、ごく普通に行けば3時間で着くところを、降りる駅を間違えて、10時間もかかってしまった(その他にもいくつか原因が重なっているのだが、長くなるので、その話はまた別の機会に)。 などなど、数え上げればきりがない。幸いにして、飛行機を乗り間違ったことは、まだないけど。ロンドンに行くはずが、着いてみたらアフリカだったなんてことになったら、たいへんだもん。いや、アフリカやインドならともかく、着いたところが北朝鮮だったら、帰れなくなっちゃう。 思うに、私には、空間の認識能力が欠けているんじゃなかろうか? これは、父親の遺伝だと思う。あの人、ドライブに行って道に迷わなかったことって、ただの一度もないもん。 |