あかりのお部屋へようこそ
僕はあかり君、皆さんと一緒に照明について
考えてみましょう
。
灯りの演出を10倍楽しもう
新しい新居を迎えられる皆さんおめでとうございます
又照明器具をリニューアルされる皆さんも新しい姿を
想像されておられることでしょう。 このサイトはその
ような方々に照明を通して素敵なマンションライフを
お楽しみ戴けるようお手伝いできれば幸いです。
照明器具の大切な目的
1.生活に必要な全体の明るさの確保
2.キッチン・書斎・勉強・読書・等の作業に必要な明るさ
3.安全の為の明るさの確保
4.娯楽・パーディー・くつろぎ等の演出性のあかり
10倍楽しむ為に是非理解して欲しいこと(光は見えない)
特に演出性のあかりがわかりにくいと思います、原因は光の出方を目で
確認することができないからです。 下の写真をご覧ください。
カタログ・お店で見たもの 実際にあるお部屋で点灯した場合
カタログやお店でいいデザインね! と思っていたらこんなハズでは?
なんてことは良く聞く話です。しかしもう一度良く考えてください
部屋全体明るいだけでは演出になりません、
明暗あるからこそ演出が活きるのです。
良い照明器具はあかりの出方を意識的に
コントロールして設計されている
右の擬似写真のようにするための
オシャレな灯り演出のポイント
★暗くなった所は演出の良い場所
★人は明るい所を広く感じる
★スタンドは灯り演出の魔術師
材質を見ると光の出方わかる
演出の際には欠かせない情報、これだけで皆さんも演出気分です。
あかりの基本編はここからです是非読んで下さい
一般的照明器具の名称は知っておきましょう
-マンションに良く使われている代表的な照明器具の種類です-
照明方法の分類 外にも照明方法がありますがとりあえず下記の3種類を記憶してください
全
般 照 明 |
生活の基本照度となる明かり、拡散する光源や照明器具 を使うこと。透明の電球を使った眩しい照明器具はなるべく 使わない方が良い、この場合は別の使い方があります。 |
|
部
分 照 明 |
読書・キッチン・勉強机・趣味に伴う作業などは目の健康の 為にも必要最低照度は確保しなければなりません。 この他にお部屋を演出する為の部分照明もありますが この場合は演出に必要な明るさで良いと思います |
|
間
接 照 明 |
このような間接照明の場合はオプションでお部屋の内装工 事が出来る場合に限りりますご担当の方と良くご相談くださ い、最近では天井の高いマンションが増えていますので可 能性はあります。 この他に造作ではなく間接照明の器具もありますよ。 |
全 般 照 明
JIS照度基準 | |
---|---|
全般照明 | 30~150lx |
団欒・娯楽 | 200~300lx |
化粧着付 電話等 |
300~700lx |
読書・手作業 | 700~2000lx |
★
基本の明かりです、団欒・娯楽のあかりは確保しよう
JISの照度基準
(これでは良く分からない)
電球のW数に置き換えると
▼
お部屋の広さ | 蛍光灯の場合 | 白熱電球の場合 |
4.5~6畳 | 60~80W程度 | 100~180W程度 |
8畳 | 80~100W程度 | 200~300W程度 |
10畳 | 100~120W程度 | 300~360W程度 |
10畳以上 | 120W以上 | 360W以上 |
商品ページではお部屋の
サイズ別の分類しています
全般照明の方法
種 類 | 長 所 | 短 所 | |
---|---|---|---|
シーリング
|
白熱・蛍光灯共に全体を 明るくすることができる、殆 どの部屋はこれ一台でカ バーできるが大きなお部 屋の場合は 2灯に分散して も良い |
1灯で全体をカバーできる利点があるが毎日変化のない部屋になりやすい。 | |
シャンデリア
|
全体を明るくすることがで きる、お部屋を豪華に見 せてくれます |
まぶしい電球の場合はシャンデリアだけにしないこと、更に豪華に見せる方法がある。 | |
ダウンライト
|
ダウンライトの場合は天 井面スッキリし、光源が分 散しているので床面照度 が均一になる、他の照明 と併用で演出性大 |
天井面及び壁面の上部が少し暗くなる、アッパースタンド等でカバーすると良い部屋になる。 | |
ペンダント
|
空間の中で目線に近いと ころに設置される為インパ クトがありお好みのデザイ ンを選ぶことができる。 |
ペンダントの場合は小 スペースに向いている、 広い場合はダウンライト やスタンドの併用が望 ましい。 |
それぞれに違い
があるので良く
読んで下さい
こんなシャンデリアのより美しい使い方
最近ではあまり使われる例が少なくなりました、しかし近頃のマンションは驚くほど
天井の高い物件があります、当然のことですがこのような豪華なシャンデリアをお
考えになっても不思議では有りません。注意事項は一つです
1. このシャンデリアだけで全般照度を取らないこと
透明な電球で目に眩しく、周囲の壁にガラスの影が映ってしまう
2. ダウンライト他の照明で全般照度を取る
両者に調光を設置してバランスを取ると眩しさが緩和され美しいシャンデリアになります
★
このシャンデリアに限らず透明の電球を使った場合は同じ傾向があります。
★
部分照明の役割は?
○全般照明の補助としての役割
○読書・作業等の適正照度の確保
○室内アクセサリーを強調する為のアクセント
○室内空間を演出する為の灯り
○室内オブジェとしての役割
特にスタンド照明は施設工事を必要としないので室内演
出には欠かせないアイテムです。
我が国で住宅では主照明だけに頼りがちで、実用面しか考なえい
傾向にありましたが最近のご
家庭では楽しみ方が多様になり、特にリビングで団欒の一時・テレビ鑑賞・ホームパーディー・
インテリア装飾等多岐に渡りますので 全体照明と部分照明の使い分けること望まれる様になっ
ています。
リビングルーム
多用途使える工夫をしよう リビングルームは最も多用途に使い、長時間使うお部屋です。
1.全般照明だけで普通の生活ができるようにしておくこと
2.もし透明の電球を使ったガラスの飾りのあるシャンデリアを使う場合はこれ
だけで全体照度を取らないこと、かえっ明るさを落としてアクセサリーの様
に使い、他で明るさを補ったほうが美しい場合がある。
3.新聞・読書の為にソファの近くにはスタンドを置きましょう
4.ソファのスタンドから離れたところにフロアスタンド・アッパースタンド等を置
くとお部屋が広く見えます。
5.テレビ観戦時は全体の照度を少し落としましょう、但しテレビの背面壁は
暗くしないように、画面と周囲の明るさバランスが悪く目によくありません。
ダイニングルーム
ダイニングルームは家族でお誕生日のイベント・来客時に食事を共にしたり多用途に 600~800ぐらい
使う為 来客を驚かせる仕掛けがあっても良いのではと思います。
1.全般照明は生活に支障のない程度は確保、出来れば調光機を設置すると良い
2.ダイングテーブルのペンダントは一番目を惹くオブジェ 調光併用ができれば
尚可、機種によってはテーブル面と天井間接光を二役できるものもある。ミニハロ
ゲンランプを使うと食器類が輝いて豪華な演出になる。ペンダントのテーブルか
らの高さに注意(およそ600ミリぐらい)、中の電球が目に入らない高さがベタ
ー、バランスがあるので実際に調整してください
3.配線工事可能ならばスポット、アジャスタブルダウンライトで絵の照明
4。美味しく見える色(演色性の高い)電球を使おう 白熱電球は最適
5.時には全体のあかるさを十分に落として周囲のスタンドとバラ
ンスとるとグーンといい雰囲気なりますよ。
6.お誕生日のローソク点灯時は照明全部消さないこと、ちょっと
だけ灯りを入れるとローソクがもの凄く美しく見えます。
キッチンのあかり
1.キッチンは危険な刃物を持った作業場です十分な明るさを確保しよう
2.全般照明は明るめの設定にしよう
3.調理場は後ろ向きになるので影にならないよう流し元灯は必ず設置
して照度700LXぐらいを確保しよう
全体・及び流し元からのあかり十分
寝室のあかり
1.全般照明はあまり刺激的な照明は避けること
2.ベッドの真上にダウンライトは避けること(仰向けになった時眩しい)
3.ベッドでの読書は脇にスタンドを置くと良い、パートナーのことも配慮すること
4.夜の用足しの為にフットライト設置すると危険を避けることができる
5.メイク用のドレッサーの照明は拡散光の柔らかい光で両サイドがベター
6.アクセサリーのあかりは様々ですので別項をご参考下さい
子供部屋
1.子供の目は未だ成長課程なので全般照明で明るくすること
2.勉強机の照明は必ず設置、利き腕の反対側から照射すること
25才ぐらいがピーク
視力と年齢
視力は25才をぐらいをピークに
衰えて来ます、60才では25才
頃に比べて半分近くに落ちてい
ます。高齢者のおられるご家庭
は高めの照度を確保しましょう。
高齢者への配慮
1.明るさは高めにすること
2.車いすの場合はスイッチの高さ低めに・コンセントは高く
3.夜間危険な場所はフットライトを設置
演出方法のあれこれ
珍しい演出方法・面白いシーン等を見つけたら増やしていきます
棚や出窓の上にさりげなく |
棚の下に蛍光灯を組み 込んでアクセサリー照明 |
コーナー専用の間接 照明ブラケット |
花瓶が照明器具のスタ ンド、水は入れられません |
---|---|---|---|
壁面用間接照明 |
ベッド後部用間接照明 |
植物に光りをあてる ダウンライト |
植物ひ光を当て壁面に 幻想的な影を付ける |
背面にスポットスタンドを 置いて陰影を出す |
コーナーにフロアライ を置くと広がりが出る |
出窓も空間の一部 ダウンライトで広く見せる |
建築化による間接照明 内装オプションの場合は 検討しても良いのでは |