台湾の嫁~台湾っておもしろいのねん~ 

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ミスター清掃員


ごみ周辺物語8 ~ミスター清掃員~


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「で、オレにどうしろってのよ?!」


リサイクル爺ちゃんに文句を言っただけでは物足りなく

同じように居丈高で「リサイクル爺ちゃん」をどうにかしろ

と叫んでいるミスターごみ捨てに対して、

低い声ながらもしっかりそう言い換えす収集車のおっちゃん。


「違法な事しているわけじゃ無し。オレら清掃員に 何しろって言うんだよ」

直接聞いてみた訳では無いからはっきりとはわからないが

清掃員の人たちだってあまりこの人達をこころよくは 思っていないと思う。

このリサイクル爺ちゃんたちにも縄張りみたいのがあるのか

うちの近所4ヶ所の収集車停車場にも

出没するリサイクル爺ちゃんはすべて違う人だ。


と言う事は、収集車の前を進んで、

どこまでもごみをかき集められると言う事ではなく、

彼らにも集められる場所の制限があるのだろう。


今回のように調子にのってごみを集めて、

収集車が来る頃までに 立ち去る事が出来ず、

停車場所を邪魔して収集車が往生するなんてことは良く見かける光景だ。


そんな時、清掃員の人達は遠慮することなく

「この時間にこの場所の駐車は違反だよ~!!!」と

怒鳴りまくってリサイクル爺ちゃんをどかしている。


彼らだって、きっちりしっかり時計の針をにらみながらの仕事である。

行く先々でリサイクル爺ちゃんに邪魔され、

時間にロスが出来れば次に向かう先への時間も狂ってくるのだ。

面白いわけはないと思う。


でもさ。そんな自分達の言い分をミスターごみ捨ての

怒鳴り声に 便乗して、主張することなく、

冷静に、「彼らは悪い事をしているわけではない」と

言い切る清掃員はなんともかっこいいねえ。


よ!江戸っ子、いや、台北っ子、かっこいいよ!!


と声をかけてあげたくなる。


そしてその隣では、清掃員にも相手にしてもらえず

まだまだブツブツと悪態をつきながら家路をたどる

ミスターごみ捨て。


プププ。目立っちゃっただけカッコ悪いねえ。

なんて思ったりしながら、ごみ捨てついでに コンビニへ入っていこうとして、

同じようにプププと笑いながら

「クレイジ~♪」 と言って、

こめかみのあたりで人差し指をくるくると回しているお姉さんと目が合った。





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