「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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サトゥの死ぬまでシネマ。
第11話。
「第11話 マミー・フライ・マミー」
文化祭までの10日間は今までよりも忙しかった。萌えモエ選手権はヲタク君達10人によるモエボタン満モエを目指せばよかったので当日勝負でよかった。計算的にはちょうどウチのクラスでメイド喫茶をやることになっていたので、そこでお披露目、注目を浴びて、そのままメイド服で審査、優勝。だった。が、しかし。ミス・フウリングルス高校は違う。当日は結果発表のみで、1週間前からの全校生徒による投票で全てが決まる。俺達は急遽、選挙戦に参加せねば行けなかった。こうなれば、出し惜しみする必要はない。俺達はメイド喫茶で噂の美女は野ザルであることをあっさりバラした。といっても一部のマニアには疑惑が沸き起こっていたのタイミング的にはよかった。これに新聞部が食いつき、文化祭前、最後の校内新聞の「今週のエンジェル」に取り上げられ、知名度は学校全体に知れ渡る。昼休みの見物人は日に日に増えていった。しかし、学校内で変身はさせなかった。当日にお披露目するという約束で、全校生徒の期待度を投票に結びつける作戦に出たのだこれはけっこうな「賭け」だったが、俺はそれにノることにした。そんなこんなで、なんとか、前々からのエントリー組になんとか追いついたと思っていたが、思わぬ計算違いがあった。それは野ザルの異常な人気ぶりだった。新しもの好きな若者にとって、彼女は注目の的だった。そして、文化祭前日には「今年のミスフルは同じクラスのハミガノリコとサルノシンコの一騎撃ちか」とまで言われるようにまでなった。
「いよいよ明日だな」
「うん」
俺と野ザルは2人で帰っていた。ケイタとクニオは「フォーク&リフト」の単独ライブの練習。ヨウコは自分のクラスの出し物の準備で、まだ学校だった。それともやっぱり、作者の粋なはからいなのだろうか。
「俺のプロデュースが始まってからお前ホントよくがんばったよ。正直俺も驚いてるよ」
「私も」
「でも、まだ考えてた作戦があったんだよな。『ホワイトバンドと見せかけて実は野ザルバンド作戦』だろ、『実は歌がうまかったバンド名はメイド・イン・ジャパン作戦』に『なんだかんだいってプリングルスは初期のピザ味最強作戦』『玉山鉄二の役柄ってひと昔前ならカッシーこと柏原崇がやってたと思うのは俺だけか?作戦』・・・」
「P、後半からわけわかんない」
「ま、いいや、明日コレかけて出ろよ」俺は内緒で買っておいたモノを渡した。
「メガネ?」
「そう。余った予算でね。ホントはビデオデッキにしようと思ったけど、メガネ萌え大作戦だ。まあ、もう結果出てるけどな。でもカワイイだろ。あ、もちろんダテだから、コンタクトは持ってこいよ」彼女はピンクの淵のメガネを手に取り眺めた。
「俺も買ったんだぜ、俺のは100円ショップのだけど」
俺は黒ブチメガネを取り出してかけてみせた。
「どうしたんだ?急に?」
「いや、自分もプロデュースしようかと。似合う?」
「ひょっとしてアジカン意識してる?」
「どっちかっつうと音速ラインだな」
「じゃあ、くるりの方向で」
「最近メガネかけてねえよ。じゃあ、最後の今日の何某行くか」
「寂しいな」
「え」
「今日で最後かと思うと」
「バッカ、そう何度もネタ言うのもつらいだろ、いいか?俺たちはもう親友だ。三橋流にいえばマブのダチンコだよな。これからはこう思えばいい。俺達が1日の最後に交わした言葉。それが、今日の何某だ」
「・・・P・・・ありがとう」
「だから『・・・』は止めろって。お前の『・・・』が無くなったのは単に作者が忘れたからじゃないぞ。お前が変ったから、変れたからだ」
「今の『・・・』は初めてあったときのとは違うよ。感極まって」
「わかったよ。じゃあな」恥ずかしながら泣きそうだった。作者も。
野ザルと別れた後、俺は例の葬儀場へ向かった。なんとなく。ミスチルの歌詞じゃないけれど、どうしようもなく、ひとりになりたかった。閉まった葬儀場の扉はガラス張りで、中が見えた。遺影が見える。「今日も誰か、いや、あの人が死んだのか」
そんな事を思った。今までは「故~葬儀場」の看板や、「~家」と書かれた提灯で「人の死」を確認していたが。俺は今初めて、きちんと生きた人のきちんとした死をみつめているような気がした。後ろに気配を感じた。振りかえると女の子が立っていた。かわいらしい感じで幼さの残る顔にショートカットが伸びかかった髪が妙に合っていた。
「何してるんですか?」彼女が声をかけてきたことに驚いたが、俺はいつもの調子で答えることにした。
「こんな時間に逆ナンかい?子供は家に帰る時間だよ」
「同じ年です」
「何で知ってんのよ」
「いや、あのその。ナカニシの・・・」
「ナカニシのおっちゃんが?」
「そう。姪っこです。名前はマーサっていいます」マーサ。
「ったく最近のガキはシャレた名前が多いな。俺は自分の子供には絶対「子」ってつけてやる。例え男でも」と言ってやったが、この娘は不思議と憎めないなと思ったのも事実だった。もう最終回も近いのに新キャラを出す作者の意図もわからなかった。
「ほんとにぃ?カワイイじゃないですか。マーサ」
「自分で言うなよ。まあ、どういう漢字かにもよるけどな。なんて書くんだ?」
「それより、ここで何してたんですか?」彼女は話題を元に戻してきた。
「いやさ。なんつうか。今、俺が死んだとしても、今の俺の顔なら遺影として全然誇れるなあって。思ってたわけよ」
「ふうん。でもあんまり死ぬとか言わないほうがいいですよ」まさか。
「君、もしかして不治の病いとか?」
「いえ、ただ私の存在が・・・」
存在?なんのことだ?まあいい。セカチューもパクってないようだ。
「あのパパ・・パパパ」
「パ?」
「パイナップルは好きですか?」
何だ突然?
「好きだよ。パイナポー。でも。嫌いだと思ってたナスの味も気になりはじめたし、昔から好きだったキゥイも捨てがたいしなあ」
「それってもしかして女の子のことですか?」
図星だ。
「慎重に選んでくださいね。私にも関係してますから」
何言ってんだコイツ。俺はまた遺影を見つめた。とても穏やかな笑顔だった。そうか。例え、いつ死んでも。ここ1ヶ月の日々を過ごしてきた俺の遺影はあんな笑顔のハズだ。それを伝えようと振りかえるともう、彼女はいなかった。帰りにナカニシに寄る。店の看板をしまおうとしていた、おっちゃんに話しかける。
「おっちゃん。さっき姪っ子さんに会ったけど・・・。なんか不思議な娘だった」
「姪?ああ。そうか。いやな、遠いところに住んでいて、会いに来たんだよ」
「そう」
「会うなと言ったのに・・・」
「えっ」
「いや、なんでもない。それより明日は多分嵐がくるぞ」
「まさか」
嵐のような1日になりそうな予感はしているけれど。
第12話
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