ふるさと紀行~磐梯山と猪苗代湖。
{2006.8.12}磐梯山と猪苗代湖を、一緒に眺めることのできる長浜と言うところです。冬になると、白鳥や鴨などの渡り鳥も、直ぐそこで見ることができるところです。さすがに真夏のこの時期には、一羽もいません。湖上遊覧船の桟橋もあります。
かめ丸が停泊しています。白鳥丸は航湖中でしょうか?
この場所まで、会津若松から12,3キロくらい、中、高校生時代の夏、西瓜を背負って、自転車でよくきました。
子どものころ、夏泳ぐと言えば、
1.猪苗代湖での湖水浴
2.湯川の上流(東山温泉より上流)
3.市営プール
4.学校のプール
と言うような序列が自分の中にあり、猪苗代湖で泳ぐことが特別な意味のあることの様に考えていたものです。淡水ですから、泳いだ後もお肌はサラサラです。磐梯山と猪苗代湖、私の中では1セットになっています。それと言うのも小、中、高の学校の校歌に鶴ケ城、飯盛山、白虎隊と一緒に必ず登場していたからなんですが。。。
大抵、父なる磐梯山、母なる猪苗代湖と言うことになります。
今回は湖水浴の予定を取れなかったのが残念でした。
雨読おやじの豆知識
◎磐梯山
標高1,819メートル
宝の山、大磐梯、櫛ヶ峰、赤埴山の3峰からなる。
◎猪苗代湖
面積 103.3平方キロメートル 琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖に次ぐ広さ。
湖面の標高 514メートル
湖岸延長 50.4キロメートル
最大水深 93.5メートル
※おやじが昔、覚えたデータより面積1平方キロメートル、最大水深10メートル程度減少しています。
透明度が高いわけ
猪苗代湖は、旧硫黄鉱山の廃鉱口からの強酸性の地下水や沼尻鉱山と中ノ沢温泉の強酸性の源泉が長瀬川を通じて流入するために、湖岸付近以外では、湖水のpHは5程度の酸性を示しており、また、鉄イオンやアルミニウムイオンの濃度が高いことから長瀬川からの流入水が猪苗代湖で中和される過程でこれらのイオンと有機性汚濁成分やりんが吸着、結合して湖底に沈殿するという自然の浄化機構を持っていると考えられいます。
※そんなわけで、猪苗代湖で大物を釣ったと言う話をあまり聞きません。