折れず曲がらず良く斬れる

折れず曲がらず良く斬れる

2012.11.09
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カテゴリ: 教育
 大豆発酵食品「テンペ」を使い、新商品の研究を続けている岡山県立高松農業高(岡山市北区)が、プロセスチーズ「テンペチーズ」を民間企業と共同で開発し、10日から百貨店などで商品の販売が始まる。

 12年にわたり、先輩から後輩へと引き継がれた取り組みの成果で、同校は「栄養価が高く、熟成チーズに負けない味わいを楽しんで」とPRしている。

 テンペは、植物の葉などに付着するカビの一種「テンペ菌」を、煮た大豆に加えて発酵させたインドネシアの伝統食品。同国では400年以上の歴史があり、日本でも健康食品として知られる。

 同校の広田耕治教諭(54)は2000年、課題研究の一環で、生徒とテンペを使った食品開発を始めた。熟成させる前の原料チーズに、うまみ成分のアミノ酸を多く含むテンペを加えると、風味が増すことに着目。塩と砂糖のバランスを調整すると、半年間熟成させたプロセスチーズのような味わいになった。同校は08年、テンペを使ってわずか2日間でチーズを作り出す製法で、特許を取得した。

 テンペチーズを製品化して地域の特産品にしようと、広田教諭は10年、地元の酪農業「福谷チーズ工房」(岡山市北区)の福光昇社長(60)に相談。当初は普通のチーズに比べてぱさつき感があるなど、商品として出すには難しい課題を抱えていた。今年3月末から週1回、広田教諭から研究に参加するよう勧められた同校3年の吉野諒司さん(18)が同社に通い、原料チーズの発酵状態や溶かした時の温度調節で工夫を重ねて課題をクリアした。

 02年に同校で研究に取り組んだ主婦内田睦実さん(26)と、特許を取得した東京農業大4年の清広まりなさん(22)は「研究を引き継ぎ、商品化まで頑張ってくれた」と喜ぶ。吉野さんは「先輩たちがたくさんの失敗をし、道筋をつくってくれたおかげ。みなさんに『おいしい』と言ってもらいたい」と話している。

 テンペチーズは1個(180グラム)1000円(消費税込み)。福谷チーズ工房や市内の百貨店などで販売され、収益は同工房に入る。問い合わせは同工房(086・299・0730)。





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最終更新日  2012.11.09 15:20:08
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Re:高校生がテンペ入りチーズを開発(11/09)  
よく「近頃の若者は」と言いますが決してそうではありません。 (2012.11.09 19:39:29)

Re:高校生がテンペ入りチーズを開発(11/09)  
龍5777  さん
おはようございます。寒くなってきましたね、
昨夜は贅沢をしました。甲羅酒は飲兵衛にはたまらないですね。
「霜月の 晩の贅沢 甲羅酒」
ご挨拶の一句。・・・龍   (2012.11.12 08:47:40)

栄養教諭  
宜保律子「誕生までの長い道のり」 ~ 未来へいっぽには ~  に、上記の内容について
記載しました。
もしよろしかったらアクセスしてみてください。


(2020.12.09 10:54:47)

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