世界の中心で格闘技を叫ぶ

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キックボクシングを極めたい!

キックボクシングとは?

アジア地区で立ち技格闘技として最強と謳うタイの国技ムエタイに対抗し、日本人ボクシングプロモーターであった野口 修氏がムエタイに対抗するために独自で開発した格闘技の一つ(大抵の人はキックボクシングとムエタイを混同する)。ただし、本場タイ王国ではキックボクシングはムエタイをリスペクトしていないとして、過去にタイに進出した日本のキックボクシングジム(野口ジム)が襲撃されるといった事件がおきた(これはジムの看板にムエタイをあらわすThai boxing ではなく日本製のkick-boxingの名を掲げていたから)。

また、第一人者である沢村忠は「キックの鬼」と呼ばれ、漫画やアニメ作品にも取り上げられた。


ルール
パンチ、肘打ち、膝蹴り、キックが有効な攻撃とし、3分2R~5Rで戦う。


歴史
ボクシングコミッショナーでタイと交流のあった野口修氏がムエタイと空手の交流を企画したが、ほとんどの空手団体は無視していた。当時売り出し中の大山道場(後の極真会館)の三人の道場生がムエタイとの交流戦にのぞんだ際、二勝一敗だったが、唯一敗れた黒崎健時はムエタイを研究してキックボクシングのジムを作り、またオランダの極真道場から後にピーターアーツなどを輩出するメジロジム(アーネストホーストを擁するボスジムもここからの分家)を作った。

また極真会館以前から直接打撃制を行っていた山田辰雄の日本拳法空手道も、キックボクシング成立に協力したと言う。

野口氏がキックボクシングという名前で、当時の空手家やボクサーを集めて興行を始めたのは1966年。その後沢村忠(剛柔流空手出身・真空飛び膝蹴りが必殺技)というエースの育成に成功したキックボクシングは、ブームを巻き起こし、一時はTBS、日本テレビ、東京12チャンネル(テレビ東京)の3局で放映されるほどの人気を誇るまでに至った。


空手とキックボクシングの相違点

さて近年、打撃系格闘技の試合としてもっともメジャーな存在になったものにK-1があります。テレビでも頻繁に放映されているのでご覧になった方も多いと思います。打撃系格闘技のナンバー1を決めることを主旨としていますが、参加選手のほとんどは、空手かキックボクシングの使い手のどちらかです。そこで思った方も多いと思います。
「空手とキックボクシングってどこが違うの?」
確かに試合を見る限りでは、空手の選手もキックボクシングの選手も、手にグローブをはめ、ボクサーズトランクスを着て試合に臨んでいます。技もパンチとキックなど同じ様な技を繰り出しているので、見分けがつかなくなるのも当然といえます。
では具体的にどう違うのでしょうか。まずは手技が違うのです。キックボクシングには拳による攻撃手段としてパンチがほとんどですが、空手には正拳(パンチ)の他にも手刀・掌底・貫手・一本拳などがあります。これらは手の側面や指の先などで攻撃する技法ですが、見ての通りK-1では選手はみなグローブを装着しています。故に空手の選手は必然的に正拳しか使えず、キックボクシング流の攻撃法法を取らざるを得なくなったのです。もちろんそれはキックボクシングの技術が空手のそれに劣るというわけではありません。

キックに関してはどの選手も素足で攻撃しているので違いはほとんど見受けられませんが、空手とキックボクシングでは技を繰り出すモーションに多少の違いがあります。
ハイキックを例に取ってみると、空手はヒザを外側から内側に回しながら高く抱え込み、足の甲の部分で攻撃します。それに対してキックボクシングでは、蹴り足の力を抜き、放り投げるように放ちます。もちろん蹴りを当てる瞬間には力を込めます。そしてスネの部分で攻撃するのです。空手とキックボクシング相違点をあげるとすればこんなところでしょうか。




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