積読生活

積読生活

PR

×

プロフィール

mauzai

mauzai

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

http://buycialisonla.com/@ Re:『三四郎』夏目漱石(03/05) generic cialis nzwhy does cialis last l…
奈々氏@ Re:『神無月』宮部みゆき(03/23) はじめまして。 2006年の記事に今更コメン…
スル@ 掌の小説 はじめまして、 あの、、、『掌の小説』…
海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/4k4gysd/ 俺…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
2006/03/23
XML
カテゴリ: 個人図書館
幻色江戸ごよみ



●宮部みゆき
●新潮文庫
●読了日:1999年11月8日


登場人物は、岡っ引きと飲み屋の親父と、男。

岡っ引きは行きつけの飲み屋で、店主の親父を相手に、毎年神無月におこる強盗について推理を働かせる。

毎年神無月になると、強盗が起きる。
でも、その強盗は盗みにはいった先の人間を決して傷つけず、盗る金も少なめである。
その点からして、その強盗はかたぎの人間ではないかと、飲み屋の親父は推測する。
岡っ引きは色々と調査をするが、手がかりは現場に落ちていた小豆一粒のみ。

去年の強盗先では、抵抗した人間がいたため、犯人はその人間を傷つけている。
だから、今度は今後当分危ないことをしないですむように大きな金を盗りに出るのではないか、と飲み屋の親父がまたも推測する。

同じ頃、去年の失敗を思い返し、当分の間盗みを控えるため、まとまった金を盗ろうと強盗の準備をする男がいる。

娘のために造ってやったお手玉の小豆を数粒、お守り代わりに袂に入れて、男は家をそっと抜け出す。闇を走る。

岡っ引きは親父の助言を得て、これだという確信を懐に収めつつ、夜を走る。

※※※※

宮部みゆきは作風が苦手であまり読まないのですが、この『神無月』という作品を読んだ時は驚いた。
淡々と進む岡っ引きと親父の語り。
暗い長屋の中でよどむ男の想い。

現場に落ちていた小豆と、男が出かける前に袂に入れる小豆。

同じ月を背負って、それぞれの道を走る岡っ引きと男。
ラスト数行が特にすばらしい。

この作品をみれば、宮部みゆきのすごさは充分伝わるかもしれない。

(※これはヤフーブログのほうからの写しです。ダブってます)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/03/23 09:28:25 AM
コメント(3) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:『神無月』宮部みゆき(03/23)  
私は、この有名な作家の本を1冊も読んでいないことに、今日mauzaiさんの日記を見て初めて気付かされました。
何故かはよくわからない・・・
でも、この『神無月』は面白そうですね。
さっそく借りに行ってみます。
とは言ってもまだ読んでない本が山積みなので、読了するのはまだ先になると思いますが・・・
mauzaisanほどでは、ありませんが、私も積読生活です(笑)。 (2006/03/23 11:45:47 AM)

Re:チューピットさん  
mauzai  さん
こんにちは!
私は普段ミステリーを読まないうえに宮部さんの作風がイマイチ合わないので遠ざけているのですが、この作品を読んだ時は「おー」と思いました。
一度古本屋に里子に出したのですが、どうしてもこの作品が忘れられなくて最近再購入したところです。
短篇なので立ち読みでも大丈夫ですよ、機会があったらぜひ読んでみてください~。
積読、嬉しい悲鳴。 (2006/03/23 01:48:04 PM)

Re:『神無月』宮部みゆき(03/23)  
奈々氏 さん
はじめまして。
2006年の記事に今更コメント付けるのもご無礼かとは思いますが。

宮部みゆき先生の現代物は、出会った頃私がまだ子供だったせいかあまり好きになれませんでしたが、時代物小説は好きです。
決してハッピーな物語ではないけれども、ふとしたときに読み返したくなるというか。

「神無月」は本当に印象に残りました。
親分と飲み屋の親父が徐々に真相に迫っていく描写、強盗犯人が自分で名乗るのでもなく他人に呼ばれるのでもなく、彼が出てきた戸口の看板で彼の素性を明らかにする手法。
それに彼の切ない事情と、どっちに転んでも親子に幸せな結末は待っていないだろうと予感できてしまうやるせなさ。
ラストでは思わず親分と気持ちを重ねて「どうか間に合ってくれ」と思ってしまいました。

この幻色江戸ごよみは他にも好きな話が多いですね…「紙吹雪」とか「庄助の夜着」も個人的には名作だと思います。 (2017/10/01 02:50:34 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: