弓道では一人稽古はあまり良くないと言われます。でも、なかなか時間とか場所の問題で一人稽古をすることが多々あります。
一人稽古では自分がどんな射をしているかがわかりません。弓がわからない人でも、子供でもいいから前に座って見てもらえとまでも言われます。独りを慎む心を忘れるなと言い聞かせるも、現実は一人で勝手に弓を引いてしまうのです。
そして結局、中りにこだわり始める。そんなとき頭にチラチラと浮かんでくるある弓道教歌があります。
的を見て 心にうつるその色は
顔にあらわるものと知るべし
解説にはこう記してあります。
“射あてるべき目的物を見て、心に思い浮かびたる事ある時は、顔にその心の動きが直ちに現れ出るものであるから、心を正しくして射よという意である。
人間修養の上から、的に限らず、総じて物事にあたって心の動くときは、たちまち人欲の本性を現し、顔色に表れるもので、癖のつきやすいものであるから、平常心の修養に努むべきことを教えた歌である。”
不思議なんですよ。的には、何か魔物が棲みついているのではないかと思うときがあるのです。私の邪悪なところを引き出そう、引き出そうとしているような…
的を狙うといいますが、いったい私は何を狙っているのでしょう?
このところ、弓道をする上で日頃の稽古を見直さねばと思っています。
私のブログも然りです。
そうそう、大好きな写真を一枚。宮崎神宮で毎年行われる流鏑馬の神事に数年前見学に行った時に夫が撮った写真です。

出会い、ふれあい、わかちあい 2008.09.14
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