nikoniko21の起床てんてん

nikoniko21の起床てんてん

コープの隠蔽


 中国製毒ギョーザが最初に見つかった生協(日本生活協同組合連合会)で、中国産の隠蔽(いんぺい)疑惑が浮上している。事件発覚後に販売していたギョーザについてチラシで「国産」を強調しながら、材料の一部には中国産野菜が使われていたことが分かったのだ。生協は消費者の信頼回復のため、「安全・安心」で営業を再開したばかりだけに、その姿勢は波紋を呼びそうだ。

 「冷凍ギョーザの問題があった矢先にこれでは不安です。『安心・安全』が目的で生協を頼んでいるのに…」

 念のため生協に問い合わせてチラシの“偽装”に気付いた都内の主婦(29)は不信感を見せる。

 中国産野菜をチラシ上で隠蔽していたのは、都内で運営されている「コープとうきょう」など1都7県の生協事業所で構成される「コープネット事業連合」。生協は、組合員に注文用のOCR用紙とともに、商品が書かれたチラシを週1回配布している。

 問題のギョーザは事件後の2月中旬、組合員に配られた同連合発行の「ハピ・デリ!」に掲載された「大阪王将 餃子」。チラシには≪国産のキャベツ・豚肉・小麦を使用し…≫とさかんに「国産」をアピール。同社が今月4日から設置したホームページ上の製品情報にも≪キャベツ、豚肉、小麦粉(皮) 日本≫と記載されるのみでどこにも「中国産」の文字はなく、製造も≪奈良県≫となっている。

 夕刊フジの取材に生協広報は「ショウガとニンニクに関しては…中国産と国産の両方を使用してます。現行法で加工食品の原料表示は義務づけられていません。主要原料のみの表示で十分か、と判断しました」と中国産の混在をあっさり認めた。「どちらも使用しているので、どこに中国産が使用されているかは分からない」という。

 食品の品質表示を定めたJAS法では、生鮮食品に原産地表示を義務付けているが、加工食品の表示義務は乾燥わかめや漬物など20品目に限定しているだけで、冷凍ギョーザは対象外だ。

 生協の主張は正当にも映るが、表示義務の基準は「加工が進むと、原材料ひとつひとつに左右されにくくなる。原材料の表示義務化は、形態が残るぐらい加工度の低いものに限る」(農林水産省)と実に曖昧だ。消費者の間に中国産への不信が蔓延(まんえん)しているだけに、ギョーザ事件の当事者としては「中国産」を開示すべきとも思える。

 東京、千葉限定のチラシ「ぐるめぐり」でも中国産野菜を使用する「焼きショーロンポー」と「特製香味餃子」を掲載。このチラシは「デパ地下を意識し、価格帯が高めのこだわり製品を多く掲載する」(生協広報)という高級ラインアップだという。こちらもチラシには「豚肉:国産」「鶏肉:国産 豚肉:国産」と記載するのみで、ホープページで公表する中国産のネギとニラについての表示はない。この件を確認すると、生協広報は「『香味餃子』はニンニク、『焼きショーロンポー』はごま油などが中国産」とホームページに公表されない中国産素材の使用まで次々告白した。

 生協側は「チラシは少なくとも1カ月前には印刷を完了しており、掲載は偶然」とぬれぎぬであることを強調する。今後についても「ギョーザの売れ行きなどで判断していく」と回答した。


[ 2008年2月20日16時42分 ]



天洋食品」餃子の袋から猛毒パラチオンも検出 (読売新聞)

 日本生活協同組合連合会(日生協)は20日、中国・天洋食品で製造され、みやぎ生協(宮城県)が回収した「CO・OP手作り 餃子 ( ギョーザ ) 」の袋から、高濃度の「ジクロルボス」とともに、同じ有機リン系殺虫剤で微量の「パラチオン」を検出したと発表した。

 パラチオンは毒性が強いため、日本では農薬としての使用が禁止され、厳重に取り扱う「特定毒物」に指定されている。中国製冷凍ギョーザによる一連の中毒事件に関連して、パラチオンが検出されたのは初めて。

 袋からの検出量は、ジクロルボスが180ppm、パラチオンが1・6ppm。パラチオンと組成が一部異なる「パラチオンメチル」も1・1ppm検出された。

 日生協によると、検出された商品は、昨年6月3日の製造。昨年10月26日に、購入者から「焼いて食べたら薬品のような味がした」と苦情があったため、輸入元のジェイティフーズ(東京)の親会社・日本たばこ産業(JT)が袋を検査し、トルエン、キシレン、ベンゼンを検出。しかし、有機リン系殺虫剤を対象とした検査は行っていなかったため、今回、改めて日生協が調べていた。

[ 2008年2月20日21時44分 ]
読売新聞 購読お申し込み


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: