あ行



監督・脚本 マジッド・マジディ
出演 ミル=ファロク・ハシェミアン(アリ)
   バハレ・セッデキ(ザーラ)

修理屋で直してきた妹の靴を帰りに失くしてしまった兄アリ。
家計が苦しいと知っているゆえに、そのことを両親に言い出せないアリと妹ザーラ。
ふたりはアリのボロボロの運動靴を交替で履いて通学することにする。
妹のために運動靴を、と思うアリは・・・・。

小学生が1万円札を手にゲームとか買っている日本に住んでいると、
ついつい忘れてしまっている世界の現実。。。
親の苦境を思い、靴一足すら欲しいと言い出せない子供だっているんだよねぇ。
だけど、そんなアリの、家族を思う気持ちのなんと深いことか。。。

描かれているのは辛い現実だったけど、
アリやザーラの賢さ・優しさに、将来の光がチラッと見えた気がします。
こんなに一生懸命生きている子たちだもの、きっと良い事もあるよね。
そう思ったのは、私だけかなぁ。。。


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