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2005.12.26
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カテゴリ: プーケット生活
写真はうちの従業員でもある親戚のうち。窓の横についている線の所まで海水が到達。家財道具全てが流された。

カマラの従業員のうち

あの日からもう1年が経った。
12月26日。
きっと、この日は一生忘れる事はないと思う。
少なくとも、あの日プーケットにいた人達は絶対に忘れる事はできまい。
恐らく今日はプーケットでブログを書いている人々も同じくこの話題になってかぶってしまうと思うが、あの日を忘れない為にもあの日の私達を書き残しておきたいと思う。

それを知ったのは1本の友人からの電話であった。
朝確か9時45分頃、プーケットタウンにある彼女が勤めるオフィスからの電話であったが、第一声が
「大丈夫なの?」


彼女いわく、彼女の所のツアーガイドが今パトンにいるのだが、そのガイドいわく、パトンが大洪水で水が溢れていると言う。
特にビーチの方がすごいというので
「こっちは雨なんか降ってないし、昨日も降ってないよ。ねえ、洪水なんておかしいよ、津波の間違いじゃないの?」
と答えた。

すぐに電話を切って、外に飛び出た。
我が家はビーチから800メートルほどの距離。
山側に面しているので、ビーチの通りより海抜は高い。
そのお陰で、今まで一度も洪水などの被害に悩まされた事はない。

うちの前には、既に何人かの人が出ていて中には双眼鏡を持っている人もいる。
慌ててオヤジを3階に行かせ、ビーチの方を見るように指示。
(野生児の彼は驚異の視力を持ち合わせている。私はケニアの目と呼んでいるほど)

テレビをつけても、全く情報が入ってこない。
そこで、携帯電話で友人に連絡しようとしたが全く通じず。
何が起きたかすら、はっきりとわからないが日本人である私には恐らく津波であろうということだけはわかる。

我が家はサービスアパートメントをやっているが、お客さまはほとんど部屋にいることを確認した。
2組を除いて。

彼らはレンタカーを借りていて、今朝はカロンビーチにウオーキング兼海水浴に行くといって出て行った。
それ以外のお客様は西洋人であった為、前日のクリスマスのパーティー等で疲れてまだ休んでいると思われる。
その2組以外に外出したお客様はいない。

ただ、友人であるお客さまの奥様と息子さんは一緒にいかず、奥様は部屋で休んでいたし、息子さんはオフィスの前を何も知らずに歩いている。
奥様はパニックになりやすい性格で、自分で探しにいくといって飛び出していきそうなタイプなので彼女には知らせず、息子さんにお話しすることにする。
私が彼にそれを話し、二人で
「とにかく、携帯電話も通じないし、今は帰ってくるのを待つしかないから」
とお互いに言い聞かせる。

と同時に相変わらず何の情報も入ってこないのと、この後普通の電話が通じなくなる事を恐れ、日本の両親に電話をする。(通常の電話回線はパンクしなかった)
と同時に父に
「プーケットの近くで、地震とかなかったか、何か変わったことがなかったか調べて連絡して。とにかく私は津波だと思うけど、私達は無事だから心配しないで」
と連絡した。

数分後父からの電話で、インドネシアで大規模な地震があったことを知らされる。
やはり津波に間違いない。
非常に無知なことであるが、スマトラはもっとプーケットの右下にあると思っていたのだが、その直線距離約900キロとそんなに離れていない事をこの時初めて知る。
ただ、どんなに説明しても地震のないこの地域に住むタイ人達、うちのオヤジや従業員は地震と津波がどういう関係があるのか全く理解していないようだった。
津波という言葉はこの時点でタイ人達は全く知らなかったのである。

その後数人のお客様が外出しようとするのを
「何が起こったかはっきりわかって、テレビなどで情報が入ってくるまで、外出は控えてほしい」
と止めた。
パニックになり易いタイ人達がこの時点で、どんなバイクや車の運転をしているか容易に推測ができたので、交通事故などに巻き込まれる可能性が多いと判断した為。
既に近所の人達は皆ピックアップトラックに家財道具をつんで、どこかに避難しに行ってしまった。
残っているのは、我が家とうちのお客さまのみと思われる。

私もオヤジと今後うちは避難すべきか否かという話をしたが
「今外に出るのはあまりに危険だ。盗難などにあう可能性もある。海抜から考えてもし再び何かあったとしても2階や3階にまで海水が流れこんでくる事はないだろう。ましてやうちは4階もある。」
という、タイ人にしてはなかなか冷静な判断に私も同意する。
お客さま全員にうちの方針を説明し、お客さま達もその意見に納得されたようであった。
うちのお客さまはほとんどが長期滞在の方々で1年のうち3ヶ月から半年にわたって、毎年いらっしゃる方が多いのでプーケットの事、タイ人のことについては皆かなり詳しい。
素直に皆各部屋に戻っていかれた。

この時点で津波が起こった時間から約1時間半が経過。
と、そこにカロンビーチに行っていたであろうと思われる2組が車で戻ってきたのである。
今思い出してもあの時は本当にうれしかった。
彼らが帰ってきてくれたお陰で、どうしようもなく不安だった気持ちが一瞬ぱっと晴れたのを今でも思い出す。
思わず、抱き合って無事を確かめた。

何も知らない奥さんは狐につままれたような顔をして出てきたが、その時初めて津波があったことを話すとやはり
「それは、もし知っていたら絶対に探しにいっていた」
と言っていた。

彼らの話によると、やはり津波が来たのだという。
本当はカロンビーチに行こうと思ったらしいのだが、急に気が変わって途中にあるメルディアンというホテルで朝食をとって、その後そこのビーチで海水浴しようということになったらしい。
海とプールに面したテラスで朝食をとり終わり、お会計を済ませ、まさに席をたってビーチに行こうとしたその時、数台のジェットスキーが沖に向って爆走して行ったそうだ。
その向こうから、今まで真っ青だった海がうそのような茶色く濁った水が、盛り上がって来るのが見えたそうである。

そこで彼はピンきた。
実は、朝の8時ごろにあった地震の時にかれは微妙な揺れに気付いていたのだそうだ。
丁度その時トイレに入っていてじっとしていたので気付いたのだという。
彼はトイレから出て、
「ここは地震なんてないと聞いたけど、地震じゃないかなあ」
と奥さんに話、その時に津波の話もしたそうだ。

取る物もとりあえず、
「津波だ~、つなみ~」
と英語で叫ぶと、一目散で駐車場に行き車を走らせ山の上に避難したのだという。
この時点で駐車場にも海水は流れてきていたそうだ。

山の上に到着した彼らは息をのんだ。
普段は真っ青で美しいカロンビーチが茶色く濁り、何十もの渦をまいている姿を目の辺りにしたからである。

(大変長くなってしまったので明日に続く。。)
















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Last updated  2005.12.26 15:42:30
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怖い  
二ラン  さん
1年経ってもあの時の恐怖は忘れられない。
実は、いつももう大丈夫って思っていましたが今朝の9:58を迎えるのが怖かった。
その後海を見て、あまりに綺麗で嬉しかったけど今日の暑さ、去年の今日も暑かったな・・とまた思い出した。
今頃は山にいたなとか、見つけてもらえてよかった。とか・・・。

思い出すだけで、涙が出てきそうです・・・。 (2005.12.26 18:36:16)

最後まで  
メオタイ  さん
連絡が取れなかったのがあなたで、ものすごく心配をしました。

もしかしたら、本当に死んでしまったんじゃないかと真剣に考えたりしてどうしようと言いながら、家の中をくまのようにうろうろしていたのを覚えています。 (2005.12.26 19:31:28)

持つべきものは  
さとり さん
友だね。二人(二ランさん)のを交互に読んで二人の友情を強く感じたよ。
戦場の中のバディだな。 (2005.12.26 21:00:23)

Re:津波の日から1年(12/26)  
rin小姐  さん
はじめまして。
コメントありがとうございます。

プーケットは行ったことはありませんが、東南アジアの国々は大好きです。

本当に、恐怖の体験だったろうとお察しします。

どうぞ、1日も早く、もとのプーケットになりますように! (2005.12.26 21:32:33)

Re:津波の日から1年  
GODZILLA さん
メオタイさん

あれから1年が経ちますね。

この話題TVでも取上げ、画像を交えて流してはいるのですが、GODZILLAにはどうも断片的で虚像に思えてしまう。

それに比べ、メオタイさんやニランさんのブログを活字を追って読んでいると妙にGODZILLAの心が揺さぶられます。
実際にご自身で経験された事を書いているのでグングン
迫ってくる。

辛く悲しい出来事だったけど亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。 (2005.12.26 22:43:10)

Re:津波の日から1年(12/26)  
Lamyai_daeng  さん
津波というと真っ先にパトン・ビーチを連想しますが、カロンも被害にあったんですね。日本にいて、しかもプーケットの地理に疎いと、当時の状況がしっかり把握できずもどかしくもあります。
早く日本人環境客にも沢山戻ってきて欲しいものです。 (2005.12.27 08:46:18)

恐怖だったんですね。  
日記を読んでいてとても怖かったです。
テレビなどでは伝わらない恐怖感が伝わってきました。
実際体験された方はどのようなお気持ちか想像ができません。
プーケットの一日も早い復興をお祈り申し上げます。 (2005.12.27 11:48:33)

Re[1]:津波の日から1年(12/26)  
メオタイ  さん
>GODZILLAさん

この1年は、とても早く感じました。

私達はあの時に家が流されたり、怪我をすることもなく無事でしたが、そうでない方々も同じ日本人で何名かいたわけです。

こうして生きていられることを改めて感謝せずにはいられません。 (2005.12.27 14:02:25)

Re[1]:津波の日から1年(12/26)  
メオタイ  さん
>Lamyai_daengさん

そうですね、カロンビーチも勿論被害にあいましたがあそこはビーチの通りは一般の住居がほとんどない上、レストランやホテルが道を挟んだところにあったため恐らく亡くなった方はほとんどいないと聞いています。

5月頃のカロンの観光客の少なさは驚くほどで、人がいるなあと思うと働いている人達でした。

観光客のいない観光地はせつなかったです。

またプーケットに遊びに来てくださいね。


(2005.12.27 14:06:54)

Re:持つべきものは(12/26)  
メオタイ  さん
>さとりさん

あの日は一日中泣いていました。

皆、無事だった人々は連絡の取れない大切な人を探して必死だったと思います。

でも、ニランさんはホントあと5分早く仕事に行っていたらどうなっていたかわからない状況でした。
(2005.12.27 14:10:33)

Re:恐怖だったんですね。(12/26)  
メオタイ  さん
>具志堅ぺーちんさん
私はこの日記にも書きましたように何もかもが無事であったから、こうして日記にも書けたわけですよね。

ただ、今でも津波関係の記事やテレビを見るとフラッシュバックのようにあの日のことが蘇って来るので、怖くて今日まで津波に関することを書いたり出来ませんでした。

つらつらと長い文章になってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございます。
(2005.12.27 14:15:47)

津波だって思えなかった  
tropical_monkey  さん
・・・んですよ。なんで、海からあんな大きな波が押し寄せてくるのか、理解できなかったし、理解している時間もなかったです。

情報が遮断されちゃって、ほんと孤立した場所だったから、何が起きたのかを知るのが大変でした。

お客さんからスマトラで地震があったらしいって聞いたんですもん。でも、恥ずかしながら、スマトラってどこよ?の世界・・・。

確か、インドネシアだよな、くらいで直線距離があんなに近いとは私も思ってもみなかったです。 (2005.12.28 13:44:02)

Re:津波の日から1年(12/26)  
再会をしたとき、抱き合った気持ちわかるなあ。
丁度、10年前、阪神大震災の後、再会出来た仲間と、思わず抱き合っちゃったもん。 (2005.12.29 00:17:53)

Re[1]:津波の日から1年(12/26)  
メオタイ  さん
>まいける東山さん

阪神も時も本当にたくさんの方が亡くなって、たくさんの方が怪我をされましたよね。
今回の津波の時には関西の方のボランティアが多かったそうです。
(2005.12.30 13:32:52)

はじめまして!  
むんく9356  さん
初めて書き込みさせて頂きます
津波から1年。。。

私は以前プーケットに2度行ったことがあります。
なのでプーケットの津波は人事ではない様なNEWSでした
あの時の映像はショッキングなものでした

「TUSNAMI」がタイの人々に知られるきっかけになったという悲しい出来事でしたね

日本人は地震=津波と思っていますが
私の様に内陸に住んでいる私にとっては
地震が来たらスグに車を走らせ高台に逃げられるか?と考えさせられました

プーケットの人々が少しでも明るい気持ちになれる2006年でありますように (^^ 

(2006.01.01 21:10:02)

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