この問題を解決する方法として、米国のNPOのCenter for Voting and DemocracyがRanked Choice Voting ( RCV:ランク付け投票)という非常におもしろい投票システムを全米に普及させようと運動している。昨年11月にはついに、自治体の選挙としては初めて、サンフランシスコ市の市議会議員選挙でこのRCVが採用された。初めての試みのため開票には多少手間取ったが、概ねスムーズに行われた。このサンフランシスコ市の選挙を参考に、RCV導入を検討しているほかの自治体もいくつか出始めている。識者の中には「RCVこそが米国の民主主義を画期的に好転させる潜在力を持つ」と見る者もいる。RCVは米国の選挙を変える原動力になるかもしれない。