drのブログ

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41~50




ライナーノーツ
■41.THE WALL / PINK FLOYD
クラシックロックしかも「プログレ」という範疇を懐古しトリビュートする時、外せないピンクフロイドというバンド。クラッシックをロックでやっているのではなくこのロック自体がクラッシックに近いサウンドと歴史があるということ。同名タイトルの前衛的映画のサウンドトラックとしての位置づけはともかく、2枚組みという大作で少々長いが、通していわゆる一つの交響曲として聴くことに価値を感じる。
(発売当時がLPなので表裏4回は曲間が切れているが)各曲は効果音や台詞等で全て繋げる手法でアルバムが作成されていて、全体の纏まり感を高めている。各1曲1曲はストーリーがあって、それらの連続性と複雑な構成、そして、楽曲自身のストレートでシンプルなメロディーで、いつの間にか映像を見なくても、その世界に引き込まれる。そして、彼らの音楽に対する美意識に癒されてしまう。

バンドの名前は聞いたことがあるが、妖しげで聴いたことはない、ポップ系のロックには疲れた、うんざりだという時、そして、泣きのギター、短調(マイナー)でどこか哀愁のあるメロディーのロックを求めるのなら、このアルバムをお奨めします。
あえてお奨めの曲といえば、全米全米No.1ヒット曲DISK1#5.Another Brick in the Wall, Pt. 2 、#7. Goodbye Blue Sky ,DISK2 #1. Hey You ,#6. Comfortably Numb 



DISK1
1. In the Flesh?
2. Thin Ice
3. Another Brick in the Wall, Pt. 1
4. Happiest Days of Our Lives
5. Another Brick in the Wall, Pt. 2
6. Mother
7. Goodbye Blue Sky
8. Empty Spaces
9. Young Lust
10. One of My Turns
11. Don't Leave Me Now
12. Another Brick in the Wall, Pt. 3
13. Goodbye Cruel World
DISK2
1. Hey You
2. Is There Anybody Out There?
3. Nobody Home
4. Vera
5. Bring the Boys Back Home
6. Comfortably Numb
7. Show Must Go On
8. In the Flesh
9. Run Like Hell
10. Waiting for the Worms
11. Stop
12. Trial
13. Outside the Wall







ライナーノーツ
■42.Ballads & Blues 1982-1994 /GARY MOORE
ハードロックの分野でも輝かしい実績のある彼だが、「泣きのギター」この言葉はこの人のためにあるといっても過言ではない。このギタリストゲイリームーアが15年間に作り出したブルース、バラードばかりを集めたアルバム。15年という長い歳月を通しても一貫性があり完成されたその泣きのギターは、聴くものを一種特殊な感覚へと導く。
東京の雑踏の中でミュージックプレイヤーという非アナログな機械を通して聞いてもその泣きのブルースは深く心に染み込み、その無機質さを寄せ付けない。
「荒涼とした風景の中に熱く燃えるブルースが心のひだを優しく擽る。」そんな1枚。但し、まれにこれを聴くてハマり病みつきになることがあるので危険。
※東京の雑踏での体験は先日のdrの事。

お奨めは#4Parisienne Walkways ここまで泣くかといわんばかりのディレイーの利いたロングトーンで「泣き」が聞けます。邦題は(パリの散歩道)。まさに泣きのギターの入門曲。#7Story of the Blues ブルースのマイナーコード進行でベースがクロマティッククリシェで降りていく・・・聴いていると解けそうになります( ^ ^ ;。 その他にも、#2Still Got the Blues ,#5One Day など沢山。



1. Always Gonna Love You
2. Still Got the Blues
3. Empty Rooms
4. Parisienne Walkways
5. One Day
6. Separate Ways
7. Story of the Blues
8. Crying in the Shadows
9. With Love (Remember)
10. Midnight Blues
11. Falling in Love With You
12. Jumpin' at Shadows
13. Blues for Narada
14. Johnny Boy


gary



■43.平成風俗 / 椎名林檎×斎藤ネコ
ライナーノーツ
平成風俗(=japanese manner※)。平成ももう今年で「19年目」。平成の時代におけるJ-popでの存在観が揺ぎ無い彼女。いままで、彼女のロックも聴いてきた。バンドにおけるボーカルも聴いてきた。今回は、斎藤ネコさん指揮のオーケストラによるアレンジ。クラシックを聴く人にもそのアレンジと演奏の良さがわかるはず。そして、そのオーケストラの団員の音圧に負けることない彼女のパワーのあるボーカルに感動を覚えた。音楽における素質は計り知れず、初期のソロやバンドとしての東京事変でのボーカリストとは一味違う進化形の椎名林檎を聴いて取れるアルバム。drが好きなアーティストであることを差し引いても、聴けば聴くほど味わいが出るアルバム。クラシック、ジャズ、シャンソン系における椎名林檎的ボーカルの醸成を堪能できる。平成が30年になってもずっと側において聴いていたい。

収録曲でのお奨めは#1. ギャンブル #2. 茎 #3. 錯乱(映画のタイトル) #11. 花魁


※japanese mannerはアルバムサブタイトルで対訳ではありません。


1. ギャンブル
2. 茎
3. 錯乱
4. ハツコイ娼女
5. パパイヤマンゴー
6. 意識
7. 浴室
8. 迷彩
9. ポルターガイスト
10. カリソメ乙女(TAMEIKESANNOH ver)
11. 花魁
12. 夢のあと
13. この世の限り







■44.RAY BRYANT TRIO /RAY BRYANT TRIO
ライナーノーツ
 まず、ジャケットの写真を見て、くわえタバコでイカツイおじさんって感じでなんだか恐そう!って思うかもしれませんが、このアルバムのサウンドは全く逆。とっても優しく、語りかけるような感じで、指だけは別人じゃないかと思うくらい繊細なピアノ音粒が耳からコロコロと心へ落ちてきます。そして、ビルエヴァンスほど叙情詩的ではなく、バドパウエルほど情熱的でなく、ピアノトリオの雰囲気を肩肘張らず聴けるアルバムといえます。彼にも様々なアルバムありますが、これは彼のピアノトリオとしてはそのスタイルが確立した代表作といえるし、後年多くいわゆる「名盤」として取りあげられています。演奏曲ですが、#1Golden Earrings,#5. Django 等はたびたびコンピュレーションアルバム等でも、セレクトされる名演です。ちなみに、このアルバムはあの有名なブルーノートというレーベルじゃありません。「プレステージ」というレーベルです。drがプレステージもいいアルバムたくさんあるじゃん!って
ハマり始めたアルバムなのです。録音はモダンジャズ全盛の1957年、いまや5.1.サラウンドなんてのはよくある話しですが、これは1トラック「モノラル」です。モノラル録音のレコード(CD)のサウンドってどんな感じ?ってのも体感できます。当たり前ですが、纏まって聞こえます!




1. Golden Earrings
2. Angel Eyes
3. Blues Changes
4. Splittin'
5. Django
6. Thrill Is Gone
7. Daahoud
8. Sonar




■45.Essence of life /sotte bosse
ライナーノーツ
何ヶ月ぶり?ってくらい、drライナーノーツ書いていなかったけど、ここ最近よく聴いてるのはこれ。乾いた昼下がりに聞くとホント潤う。
J-POPのスタンダードと言える楽曲を、人間の音が感じられるアコースティックなボサノバに乗せて、浮遊感のあるcanaのボーカルが奏でます。高域がとっても澄んでいる細めの声。完璧じゃない滑舌。ロングトーンの心地よく力の抜けた感じ。
もちろん、それぞれの原曲の良さはあるけど、アルバムの片隅にある商用的ボーナス曲的なカバーじゃなく、ちゃんと、アルバムのトータル感が出ていています。sotte bosseの曲だ!フルアルバムだ!って感じに仕上がっています。
聴き入る必要もなし、大きな音で聴いてもうるさくない。BGMで流れても何も邪魔をしない・・・・
でも、でも、もっともっと聴きたくなる。何度もsotte bosseを聴きたくなる。

どれもよいけど、お奨めは
 #2. 接吻 KISS ,#3. EVERYTHING ,#5. 春の歌 ,#8. 世界に一つだけの花



1. 島唄
2. 接吻 KISS
3. EVERYTHING
4. 真実の果実
5. 春の歌
6. 未来予想図II
7. one more time,one more chance
8. 世界に一つだけの花
9. ガラス越しに消えた夏





■46.1984 / Van Halen
ライナーノーツ
 80年代のハードロックに重要なこのアルバム忘れてました。最近、某携帯電話のTVCMで「#2 JUMP 」が掛かっていますね。夏だけにナツかシィ~(爆)というわけではありませんが、まさに夏にぴったりの爽やかなチューンです。あの有名なシンコペーのシンセブラスの音から始まるこのチューンは23年も前の曲?という古さは感じません。このアルバムが世にでた時、そのコラボの良さというか、エディが開発したギター奏法(ライトハンド)とデイブリーロスのエロティックなヴォーカルに多数が翻弄されたはずです。発売当時のアメリカロックシーンで、重たくないハードロックの道筋を付けた作品だし、同時期のボンジョビ、ナイトレンジャー、デフレパード等・・といった偉大なバンドにも多大な影響を与えているともいえます。実は、drもこのJUMPという曲はバンドでやっていたことあります(*⌒∇⌒*)ヨ。ドラムパートは幾何学的なリズム、4/4なんだけど拍がわざと裏返っていたり、パンパンいってる乾いたスネアと高めにチューニングされた沢山のロートタム・・・叩いて楽しい曲でした。全体のアレンジも、ライトハンドのギターソロの後にシンセのソロが入っていたり、当時のハードロックの曲ではめずらしいアレンジになっています。技巧は優れているのにプログレのようにドロドロしてない。

わくわくするようなシンセのSEで始まる#1.1984・・・通して全部いいんだけど、
お奨めは #2. Jump ,#3. Panama #6. Hot For Teacher

この夏に是非、通して聴きたい1枚(*⌒∇⌒*)

1. 1984
2. Jump
3. Panama
4. Top Jimmy
5. Drop Dead Legs
6. Hot For Teacher
7. I'll Wait
8. Girl Gone Bad
9. House







■47.THE TATUM GROUP MASTERPIECES / ART TATUM-RED CALLENDER-JP JPNES
ライナーノーツ
 ピアノの上を指で撫でるように右から左へ、あるいは左から右へ音を鳴らしたことがあるだろうか・・。鍵盤の坂をまるで指が転がるような滑らかなフレーズ、グラスの氷が溶けて崩れる時の音のようなコロコロした粒。アートテイタムのピアノの弾き方と音色にはそんな特徴があります。技巧として当然ながらすばらしいのですが、その特徴となっている装飾音符の連符が全くうるさくなくメロディーを引き立てています。スピーディーな曲の時はスリリング、スローな曲では甘いリラクゼーションこれからの秋に淋しさを感じたときは、心の癒しとなるでしょう。
お勧めの曲は #5. ブルー・ルー 、#10. トリオ・ブルース
ビルエヴァンスとは別世界のピアノトリオが楽しめます。



1. ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
2. モア・ザン・ユー・ノウ
3. サム・アザー・スプリング
4. イフ
5. ブルー・ルー
6. ラヴ・フォー・セール
7. イズント・イット・ロマンティック
8. アイル・ネヴァー・ビー・セイム
9. アイ・ゲス・アイル・ハヴ・トゥ・チェンジ・マイ・プランズ
10. トリオ・ブルース






■48 Parole from Rock'n'roll/ALCATRAZZ
ライナーノーツ
「アルカトラス」と聞いて、普通何を思い浮かべるであろうか?アメリカにある脱出不可能と言われた刑務所の島?そのイメージを増幅させたクリントイーストウッドの映画「アルカトラスからの脱出」か?ロック少年だったdrは迷うことなくハードロックバンドの「アルカトラス」を思い出す。つまりは、「アルカトラス」が恐ろしい島の名前であることを知ったのはかなり後。マイケルシェンカーグループ、レインボーと輝かしい経歴、惜しまれるも脱退後のグラハム・ボネットが1983年に作ったバンドで、当時台頭していアメリカンロックでもなく、古くからの技巧的なプログレッシブロックでもない、もちろんポップな商用ロックでもない、デビューアルバムにして、深~い響きとにはない真っ直ぐな泥臭さを併せ持つ。
 リーダーのグラハム・ボネットの高音圧の歌唱力がリードしているのは、オーディエンスが予想の範疇なるも、このアルバムでその才能を開花させたのは、天才ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーン。彼の奏でるメロディーを形容するなら、クラシカルマイナーブルーススケール。32~64分音符でインプロビゼーション的に現れる超絶早弾き連符が、滑らかに繋がって聞こえる。ハンマリングやプリングやライトハンドではないのに全部スラーみたいな滑らかさ、明らかに他のギタリストとは違う個性的なサウンドという印象。彼のソロのメロディーとその旋律を構成する音階が彼自身から表われていることは、次に発売されたライヴセンテンスというアルバムでも証明されることになる。まさに、グラハムとイングヴェイ二人のパワーが昇華した形が見て取れる。
 録音だが、当時のミキサーの趣味なのか、サウンドはミッド~ハイレンジにタイトにイコライジングされていて、特にドラムは、ペチペチパチパチとかなり機械的に聞こえるのが残念。現在、このアルバムはCDが手に入らず、どうやら廃盤らしいが、重厚且つ余計な後付けリミックスなしのリマスタリングでの発売を望むところ。
 アルバムの楽曲は泣いてくださいと言わんばかりの短調ラインナップ。
トータルとして全部いいのだけど、とりあえず、#3.Jet to Jet ,#4.Hiroshima Mon Amour
#7.Too Young to Die, Too Drunk to Live #10.Suffer Me てところでしょうか。
いやぁ未だに、何度聴いてもいい。   いいヨ。ほんと。



1. Island in the Sun
2.General Hospital
3. Jet to Jet
4. Hiroshima Mon Amour
5.Kree Nakoorie
6.Incubus
7.Too Young to Die, Too Drunk to Live
8.Big Foot
9.Starcarr Lane
10. Suffer Me






■49.Escape/Journey
満を持して紹介する(ライナーはえらく久し振りなので(^.^))のは、伝説のアメリカンロックバンド、「ジャーニー」、いや、今でも活動しているらしいから伝説にはなっていけど、黄金期はいつ?と聞かれれば、dr的にはこの頃80年代初めと思うし、中でもこのアルバムを挙げ伝説化していることを証明したい。
プログレッシブロックの流れをくむ彼ら、この時期そちら方面を深く暗く追求することなく他のバンドに任せ、安定した技巧によりインスパイアされた音作りをし、ライブでアドレナリン放出、スカッと発散できるアメリカンロックへと昇華させていったといえる。そのために最も貢献した出来事は、このアルバムを含め前後のスティーヴ・ペリー(Vo)の加入が挙げられる。その後彼が抜けてしまって、枯れて行く姿に落胆し、dr的には伝説になってる訳です(≧▽≦)
ドラマー的drが言うのは恐縮だけど、ジャーニーというバンドを完成形に持ち込んだのはまちがいなく彼のヴォーカルだと思う。ちょっとハスキーで中高温に厚みのある華やかな声質、80’sのロックサウンドにイコライジングなしで録音できそうな波形の声質、絶対的な歌唱力、ライブでの安定性。ロックバンドのヴォーカリストの登竜門アルバムとして、歌い方においては今でも参考になっているのではないだろうか。
そうそう、drのライナーノーツでは好例だけど、ドラムサウンドについても触れておこう。このアルバムのドラマーはスティーヴ・スミス、当時の流行りでもあったろうが、大き目の口径のタム、深胴のスネア、ベーシックなリズムの中にロックに重要な重さを忘れていない。ポップな曲はもとより、ロックバラード曲の演奏方を勉強するのなら聴くべきアルバムだ。
最初に言えヨ~だが、最後に付け加えておく、このアルバム1000万枚のセールスを記録していて、ロック史上最高傑作ともいえるアルバムである(^^ゞ

でわ、お進め曲です。全部いいんだけど(-_-)あえて・・・
#1. Don't Stop Believin'いやぁ爽やかに一言!ジャーニーらしいって感じかな。一曲目からこれだからナ~。そして、ミディアムバラード#3. Who's Crying Now、それから、極めつけはこれ、複数のアーティストがカバーしたり、邦画の挿入歌になったりしているから聞いたことがある人が多いと思います。でも、オリジナルを聞くべし!!#10. Open Arms。6/8拍子はロックによくあるリズムだけど、これは超スロー6/8、ドラムが入らない1コーラスは3/4拍子と考えていい。スコアはどっちで書かれているのか気になるところ。リズムが4/4でないバラード曲がロックアルバムのラストに配置されているのも風変わりだけど、この曲、何といってもメロディーがいい。drの好きな曲のbest10に入ります。口ずさみながらいつも鳥肌、なんだか分からないけど泣きそうになります(:_;)


1. Don't Stop Believin'
2. Stone in Love
3. Who's Crying Now
4. Keep on Runnin'
5. Still They Ride
6. Escape
7. Lay It Down
8. Dead or Alive
9. Mother, Father
10. Open Arms






■50.GIRLS’ROCK / デーモン小暮
 誰も本当のことはわかっているのに、そのコンセプトキャラクターを演じきり、全身コスプレと徹底したフィクション言動を認めてあげているという点で「小倉優子さん」と「デーモン小暮閣下」はカッコでくくることが出来る(^.^)。数学的定義を示すならこうだ、 小暮×バンド+小倉×不思議=コンセプトキャラ(悪魔+こりん星人)
 そんなデーモン閣下、現在も多方面での活躍しているが、もともとは聖飢魔IIというバンドのボーカリスト、魔界だけではなく日本のロック界では居場所をしっかり固めている存在である。昨今は80年、90年代のJPOPのカバーアルバムの乱立で、原曲の安価なジャンル違いのアレンジものや、既成アーティストの個性テイストの大安売り(あなたも出すか?的な)が進んでいる。既成アーティストものであることは確かだけど、このアルバムを聴いて思ったのは、しっかり原曲を咀嚼(そしゃく)した上で、ハードロックバンドの楽曲としてアレンジができているということ。POP(人気のある)な曲のPOP(誰でもやる方法)なアプローチにうんざりしている人、メタルなサウンドで懐かしのガールズロックをハードにディストーションしたい人にはお勧め。
 ソロアルバムというクレジットで、デーモンのヴォーカルが上手いのは当然として、バンドを構成しアレンジに参加しているのはスウェーデンで活躍しているバンドのメンバー、日本のロックのサウンドにリテイストされていないので、ヨーロッパ的ハードロックのサウンドも堪能できるだろう。アレンジャーをあえて海外へ外注することで、JPOPに収まらないコンセプトが刻み込まれていて、打ち込み安上がりにはできない「バンド録り」へのこだわりもうれしい。ハードロックアルバムとしてはご飯とお味噌汁といえる、アンプスタックされたギターサウンド、coda前に鳴くギター早弾きソロ、ドラムも重厚なツーバス、踊るハイハット、厚めで大口径のシンバルクラッシュが気持ちいい。

 お勧め曲は、#1六本木心中・・この1曲目でこのアルバムはイケてると思えた。シングルカットできそう。#4. RASPBERRY DREAM 個人的に思い入れもあるレベッカの曲だったし、ハードロックのバラードにアレンジされていて涙もの(>_<)。 #9. DISTANCIA ~この胸の約束 とにかくヘビー!♪=180以上のスピード、原曲知らなくて聴くと完全メタルの新曲だね。

# 曲名(原曲アーティスト)
1. 六本木心中 (アン・ルイス)
2. Return to Myself (浜田麻里)
3. My Revolution (渡辺美里)
4. RASPBERRY DREAM (REBECCA)
5. SEVEN YEARS AFTER (PRINCESS PRINCESS)
6. 翼の折れた天使 (中村あゆみ)
7. 永遠の一秒 (田村直美)
8. TATTOO (中森明菜)
9. DISTANCIA ~この胸の約束~ (杏子)
10. City Hunter ~愛よ消えないで~ (小比類巻かほる)
11. 限界LOVERS (SHOW-YA)








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