私は、独身一人暮らしの60歳です。 56歳でFIRE(経済的自立を獲得して早期引退)して以来、一度も働いた事はありません。 毎日、やりたいことをやったり、何もせずにYouTubeを観て過ごしたり、実家の母親(90歳)に頼まれて運転手をしたりしています。
引退してからまもなく丸4年になろうとしている訳ですが、最近は時の流れがとても速いと感じています。 例えば、このブログは4月に書いていますが、ついこの間が正月だったような感覚なのです。
在職中のように納期に追われている訳でも無いのに、正月の後、あっという間に節分・雛祭り・お彼岸の墓参りの季節が来て、その次はすぐに桜のお花見でした。 このままでは、すぐにお盆の墓参りになりそうです。
特に根拠はありませんが、てっきり引退後はもっとゆっくり時が流れると思っていました。 ところが、むしろ加速しているような気がしています。 決して生き急いでいる訳ではないのですが。
時の流れの速さを増長しているのは、恐らくは引退生活の「楽しさ」だと思います。 FIREで手に入れた「時間的自由」の楽しさの事です。 時間の使い方を自分一人で決められる自由というのは、サラリーマン生活では中々ありませんよね。 週末に休んだとしても月曜日からは決まった時間に出勤しなければいけません。 在宅ワークでも通勤時間が無くなるだけで、時間に縛られるのは同じです。 その束縛から解放された喜びがFIREの一番のご褒美です。
引退して4年経っても、その喜びは変わりません。 今日も先ほどまでは、古着で購入した高級カーディガンのボタンを繕いながら、これを着て出掛けることを想像してニヤニヤしていました。 そんな「小さな幸せ」を大切にして暮らしています。 それこそが引退生活を楽しむ秘訣だと思っています。
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