未熟母のページ

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私の出産(あやっぺ)


その後も何度か心音ダウン確認され、4日後に緊急帝王切開となる。

検診は非常勤のS先生のときに行ってたが入院後は常勤の先生が管理してくれるはずなのに4日間1度も2人いらっしゃる常勤の先生とお話することはなかった。
結局帝王切開の日も日曜だったからまた違う非常勤のT先生が常勤のK先生を呼んでくれて2人の先生によって施術された。
このことで思うのはつくづく常勤の先生のときに検診行ってればよかったなぁということ。
S先生は優しくて大好きだったけど、常勤の先生が多忙でこんなに引き継ぎができないのであればそうせざるを得ない。

手術を告げられたときは悲しかった。もっと軽く考えていたのにそこまでベビが追い込まれているんだと思うと、ベビが心配で悲しくて助産師さんの前で大泣きした。

手術中、ベビを迎えに来てくれていた看護師さんがずっと手を握っていてくれた。手術が怖かった私はすがる思いでその手を握り返していた。

児娩出後はとにかく苦しかった。帝王切開はよく術後の痛みがすごいと言うけれど、私は痛みより先に吐き気と息苦しさを取り除いてほしかった。1週間前に友だちが双子を帝王切開で産んでいて麻酔の効きが悪くとても痛かったと言っていたから、痛かったら痛いとちゃんと伝えようと思っていたこともあった。麻酔は効きは確かによくなかったのだけれど少しの痛みを「痛い!痛い!」と訴えていた。そしたら麻酔の先生が児娩出後に痛み止めを投与してその麻酔が効きすぎたための苦しさだったと思う。意識が朦朧としてトリップするという表現があてはまるような苦しさ、帰りたいのに帰れない、首をぶんぶん振っていたと思う。そのたびに追っかけてくる酸素(?)のマスクもうっとおしい。私が何か叫んだらしく麻酔の先生がマスクをどけてくれた。もう二度と帝王切開は嫌だと思った。
手術室を出てダンナが先に出たベビのビデオを見るかと言ってくれたけど、あんなに心配して児娩出後に見せてくれたベビの顔を見てポロポロ涙したのに、そのときは苦しさでそれどころでなかった。

結局ベビの首にへその緒が巻きついていたことが原因だった。一重なのに。


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