カナダの自然に囲まれて・・・

カナダの自然に囲まれて・・・

国内線


続いて 国内線に乗り換え 最終目的地の
「カムループス」へと向かいました。

今度の飛行機は 国際線のジャンボ機とうってかわって
プロペラエンジンがそれぞれの羽の下についた 小さな飛行機で
乗客は全部で50人くらいだったんじゃないかと思います。
今までに乗った事のないサイズの小ささでした。笑

そしてこの飛行・・・

プロペラの音と振動が じかにおなかに響いてすごかったです。
始終 ブーーーーーーーーーーーーーーーーウンンンンンンンンッ・・・
っていうバイブレーションを全身に感じて 
なんだか こしょばい・・・(* ̄m ̄)プ
(注*こしょばい=くすぐったい)←あ、わかってた?(^_^;)

そして気圧の調整も機内でとくにしていないようで
耳はどんどん詰まる一方・・・。(-_-)んー
あまり長時間乗っていたくない飛行機でした・・・。笑

この日 天気は大変良く またまた窓側に座っていたわたしは
それでも飛行中ずっと わたしのホストファミリーはどんな人たちかな?
なんていろいろ想像しながら 雲を追ったり 下のほうに見える
雪のかぶったロッキーの峰峯を眺めて楽しんでいました。
(とても美しかったです!!!!)

30分ほどのフライトだったと思います。(短くてよかった!)
あっという間に着陸態勢に入りました。


ア~、やっとだぁ♪(^。^;)ホッ


・・・と思ったわたしでしたが・・・
ホッとしたのもつかの間、次の瞬間 
全身に緊張が走り わたしはイスの上で石のように固まってしまいました・・・!!!


カムループスという町は 谷になっているんですが
着陸する方向からすごい風が吹いているみたいで
このちいちゃいプロペラ機は 


ぐわぁああん、ぐわぁあああん


と・・・



怖いくらいに揺れたんですっ!!!!( ̄□ ̄;)!!




・・・っていうか 





ほんとにとっても怖かったです!!!!( ̄□ ̄;)!!




ひゃあぁあああああ~~~っ\( ̄▽ ̄;)/
た、たすけてぇ~~~~~っ




これが一分くらい続いたんだと思います。
でも このたった一分っていうのが・・・


とほーもなく長いですねっ!( ̄▽ ̄;)!!


Y(>_<、)Y ヒェェ! ・・・と心の中で叫び 手には冷や汗でした。



そして そしてっ・・・!

次の瞬間!





ふわあっ




\( ̄□ ̄;)/ギャー!ッ



ちょ、ちょっとぉ!! 今 落ちたよーーーーッ!
ねえっ!!今!落ちたってばっ!!ふわあって!!


私の乗ったこのちっちゃい飛行機が
一瞬にして数メートルくらい 高度が一気に落ちたのでした!
(これがタービュランス?!)


な、なのに・・・!!

隣に座っていた カナディアンの金髪おばちゃんは


「ワオゥ♪ ハハハハ~♪」(⌒^⌒)


なんて 言っていたのを聞き逃さなかったわよっ・・・!?




ワ・・・ワオウ~♪?!・・・ですか? (; ̄▽ ̄A アセアセ・・・



それに・・・
何のアナウンスも入らないんですね・・・?


いつものことなんでしょうか?
皆さんは ぐあん ぐあん 揺られるままに身を任せ
動じていない様子でした・・・。



最後まで興奮をもたらしてくれたフライトとなりましたが
それでも無事 地面に足を降ろせたので
心のそこから ホッとしました・・・。笑


そして飛行機の外に出て
思いっきり深呼吸をしたわたし・・・


ヽ(´―`)ノ スゥ~~~ッ・・・   !(・_・)……ン?!

・・・く、くさいっ!?
な、なんでしょう?このニオイは・・・?


なんというか なまぬるい むおっとした風の中に
変な くちゃ~いニオイが漂っていたのです。


「カムは臭いところ・・・」(* ̄m ̄)プ


これがわたしの「カムループス 第一印象」でした・・・。


(あとでわかったんですが
ニオイの源は Pulp Mill (パルプ・ミル)といって
材木を加工する工場からの煙のニオイだったのです。
薬品を使用しているらしく それが風に乗って漂うのです。
今でもこのニオイをかぐと カムを思い出すのです。)


さて、いよいよホストファミリーと対面する時が来ました!!


続く・・・






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