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何度でも言います。
産直後は増えてしまったヴァータを下げてください。
なるべく早く、産後3週間以内に。
ヴァータって何?と思うかもしれませんが、
例えば、 ...
例:湯船に入る、温かいものを食べる。生野菜、生の果物は食べない。
風にあたらないようにする
例:自然の風もダメ。夏は扇風機の風も直接体にあたらないようにする。
動かない
例:多分、動きたいとか外出したいと思ってしまうはずです。でも、それは増えてしまったヴァータのせいなのです。これ以上ヴァータを増やさないために、少し家でゆっくりしましょう。この間のお見舞いも丁寧にお断りして。
排泄を規則正しく
例:白湯を飲みましょう。便秘も解消してくれるはずです。規則正しくトイレにいきたいと思うことは、ヴァータが落ち着いた証拠となります。
食事は温かく、水分が多いものをとる
例:この時期は、朝食はお粥、昼食と夕食にはみそ汁かスープを飲みましょう。母乳のためにもいいですよ。
なぜ、ヴァータが増えたままだといけないかというと。
ヴァータの特性として、
・不安になりやすい
→意味もなく不安になるお母さんは多いと思います。初めての育児に不安になるのは当たり前なことですが、過剰な不安は必要ありません。産後うつにも直結します。
・乾燥しやすい
→体が乾燥すると「便秘」になり、母乳の出にも影響があります。
・不規則なりやすい
→時間になってもお腹がすかない、食べない、母乳が出ない。となります。
・体に痛みが出る
→頭痛、肩こり、腰痛など、体のあちこちに痛みが出ます。
・音に敏感になる
→赤ちゃんの泣き声に敏感になりすぎる。
産後は赤ちゃんのお世話だけでも大変なのに、自分の体が痛い、不安になる、まして母乳が出にくいとなったら、本当に大変です。
頑張るだけでは解決しません。
アーユルヴェーダで言う「ヴァータを下げる」ことでその多くは解消すると思います。
産直後の食事と生活をこの「ヴァータ」に注目するだけで、その後の体が大きく変わります。
産後うつも、育児放棄も、少なくなるのではと個人的に感じています。
どうか「私だけは大丈夫」と思わないで、誰もが同じなのです。
そして、育児支援をする人も、このことをどうか理解して下さい。
産後のお母さんの支援をされている方、
産後のお母さんへ様々なケアをされている方、
産後のお母さんへお食事やお掃除などのお手伝いをされている方、
この『産後ヴァータを下げること』の意味がわかると、
提供するケアやお手伝いにどのような意味があるのか理解することが出来ます。
さらには、それを行うことで得られる結果がはっきりとみることができます。
自分の行うことがどれだけ産後のお母さんのお役に立てているか、
それを実感することは、自分の仕事に自信がでるということです。
是非、多くの方にこの知識を役立てていただきたいと思っています。
詳しくは こちら
をご覧下さい。
「産後の食事と生活」講座 2019.05.29
【おかあさんのためのアーユルヴェーダ教… 2017.08.10
【離乳食教室】 2017.07.13