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いやあ本当に相場環境がいいですね。ただ大きく上昇している銘柄は不動産・金融関連に集中(私のPFでも8737あかつきFG、8793NECキャピタルソリューションなどは狂い上げしています)しており、逆に上がっていない銘柄の中にはトコトン動いていないところも多くあります。
パッと思いつきで銘柄を上げると、9206スターフライヤー、4298プロトコーポレーション、7516コーナン商事、8142トーホー、2750石光商事あたりですね。もちろん上がらない銘柄にはそれぞれに納得できる理由がある場合も多いのですが、それにしても極端な相場だなあという印象はあります。ま、以前のホリエモンバブルの時にも同じ状況がありましたが。
さてここからが本題なのですが、今の相場、我々優待族にはかなり厳しいものだと思います。優待系のブログを見ても皆様対TOPIXで勝つか負けるかのアップアップの状態の方が多いですし、私自身の成績もそうです。
自分の今日までの成績は対前年末比で+35.3%で、必死の努力の割には冴えないというのが正直な感想です。ところがですね。。。。。。。
実は私は実験的に2年ほど前に「みきまる2号」というPFも立ち上げました。その目的ですが、
本体のみきまる1号は、将来の値上がりに確信が持てれば非優待株にも投資するし、優待内容が貧弱でもバリュー株としての戦闘力が高ければ主力にすることもある、「優待株を主軸としながらも勝つことを全面的に追求したPF」となっている。
そして大原則として「優待株いけす」から発掘した魅力的な銘柄を上位に据えて戦う、というシンプルなスタンスを貫いてきた。これが「みきまる理論」の根幹を成すわけだが、果たしてこの戦略は本当に機能しているのか、実際に良好なパフォーマンスに繋がっているのか?を確認したかった。
ということでした。
そしてその目的達成のために、みきまる2号では「自分が欲しい優待株を欲しいだけ本能のままに買う。」、「100%優待株でPFを運用する」、「優待株いけす理論を積極的には採用しない」、「基本的に買ったらほったらかしで売買を極力減らす」という、様々な労力をかけなくても済むローテンション・ローコストな運営方針を採用しました。そして現在では278銘柄での運用となっています。
さてそれではこの「本能の赴くままに優待株を貪り喰う」、みきまる2号の成績がどうなっているかというと、対前年末比で+24.6%となっています。このことからはいくつかの興味深い示唆が得られます。それは、
1. みきまる1号の成績は+35.3%な訳なので、やはり「優待株いけす理論」には一定の力がある。
2. ただ、優待アクティブファンドと優待パッシブファンドのパフォーマンスの差がこのくらいということであれば、来年以降証券税制改悪で税率が20%になると「バイ&アホールド」で相対的には十分な利益を出せる可能性もある。
3. 今年の相場環境下では単純な優待株PFの成績は決して良好なものではない。
ということです。やはり優待バリュー株投資はどちらかというとディフェンシブで下げ相場に強い投資法ということだろうと思っています。
ま、いずれにせよ私には優待バリュー株投資しかありませんし、これからも自分が専門とするこの「優待道」を更に極め、洗練させることで戦って行きたいと考えています。
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