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さて今日は株式投資本オールタイムベスト第位「株で200万ドル儲けたボックス理論」の原理原則(原題:You Can Still Make It In The Market)
の第2弾です。
今日は第1章 私がダーカードを考案したわけ から。
この最終作で彼は、「ダーカード」という概念を発明して彼のボックス理論を説明しています。ダーバス(dar)のカード(card)という単純な語呂合わせですね。(笑)それでは早速本文を見ていきましょう。
私はどうやってダーカードを作るか
A. 急上昇している株価が3日以上続けて上抜けできない抵抗線にぶつかると、その水準がボックスの天井になる。
B. 天井から下げたあと、株価が3日以上続けて下抜けできない下値抵抗線にぶつかると、その水準がボックスの底になる。
C. ボックスの下から5%までのところにアミを掛けているが、これは危険水準のことである。
私はどのようにダーカードを使うか
A. 株価が一番上のボックスに入っている株は上昇トレンドにある。株価がボックス内にとどまっているかぎり、株価の変動は無視するべきで、その株は「保有」し続ける。
B. 株価が一番上のボックスの高値を上にブレイクすれば、その株は「買い」になる。最初のブレイクで、一〇%下にストップロス注文を置く必要がある。
C. 上に新しいボックスが形成されたあとでは、株価がこのボックスの底を下回ってアミの部分まで下げたら、その株は「売り」になる。
D. 一番上のボックスに入っていない株は、保有する理由も買う理由もない。
それでは改めてダーカード(dar-card)を見ておきましょう。
いやあ、実にシンプルでいいですね。
「究極の複雑系」である株式市場では、難しすぎる理論、変数の多過ぎるやり方はほぼ機能しません。その意味でダーバスのダーカードはとても単純かつ堅牢な考え方ですし、今の市場でも一定の有用性があると考えています。(続く)
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