「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さんが
先月亡くなられましたね。
肺ガンでまだ73歳だったそうです。
私は封切りされた映画「はだしのゲン」を小学6年生の頃
友達と一緒に観ました。
子供用の映画でもあり、残酷なシーンはあまりありません
でしたが、家の下敷きになったゲンの家族を
救えず、結局焼け死んでしまったシーンは本当に
悲しく、恐ろしかったです。
今、この最初の映画についてはウィキペディア
等にも載っていません。
その後中沢さんが書かれた文章を読み、
中沢さんのお母様が亡くなられた時、お骨が
なかったことを知りました。
放射能の所為で骨がもろくなってしまい、焼き場の
火炎に耐えられなかったのでしょう。
これを読んだ時も背筋が寒くなりました。
中沢さんはこの時原爆への怒りが一気にこみ上げた
そうです。
私が小学生や中学生の頃は、まだ原爆に遭った
方達の多くが中高年で、8月になるとそう言った
方々の声を特集する記事が目立ちました。
今もそうですね。
中には顔を出さず、関係のない写真を載せている
方もいました。
顔を出さない理由は
「原爆の被害者であることを、夫や夫の家族には
内緒で結婚しているから」
でした。
この方はきっと被爆手帳も持っていなかったのでしょう。
私は中沢さんに依って、原爆というものの恐ろしさを
知りました。
中沢さんは同時に、戦時中日本が他国に対して
行った行為について申し訳ないという気持ちも強く
持っていたようです。
ご冥福を心からお祈り致します。
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