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2026.01.09
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カテゴリ: 光る君へ
以前書いた記事を訂正したいと思います。
道長の娘で明子腹の寛子についてです。

寛子は三条天皇の第一皇子である敦明親王と結婚します。
しかし、敦明親王は既に顕光の娘延子と結婚していて、皇子達も生まれていました。
敦明親王は春宮を辞退する代わりに道長の娘と結婚し、更に天皇になったことがな
いのに上皇の待遇(小一条院)を受けることになります。
これで、経済的にも立場的にも安定することになりました。

道長の娘と結婚したので、延子の屋敷にはなかなか通えなくなってしまい、それを
嘆いた延子は次第に病気になり、到頭口や鼻から血を流して死んでしまいます。

その後父顕光も亡くなった後、この親子は悪霊となって道長の娘達を祟るようになりました。
寛子は子供を産んでも、いずれも亡くなってしまい、自分も病気になって命もわずか
となります。
体調を崩していた道長が見舞いに訪れた時には、もうどうしようもない状態でした。

以前の記事 ​では、この時道長に、
「小一条院と結婚するようなことはしたくなかったのに、父上の所為でそうなってしまい、その為に私は死ななければならないのです」
と、寛子が言ったと書きました。

でも、それは間違いでした。
どの古典の注にも、「これは(寛子自身ではなく)霊が言っている」と書いてあるのに、私には寛子が言っている言葉に思えてしまっていたのです。

霊の言葉と捉えると、ここは亡き延子の言葉となるので、
「敦明親王を春宮から退かせ、寛子さまと結婚させるようなことはして欲しくなかったのに、あなたが敢えてそうしたので、私は死ぬことになってしまった。それが恨めしい」
となります。
これでも意味が通じますよね。

お詫びして訂正致します🙇


画像


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延子・小一条院と延子 いずれも山田愛奈さんのXより

ついでに書くと、小一条院は乱暴な面があり、それが春宮を降りたことで余計ひどくなったのか、度々乱闘事件を起こしています。
実資なども、くだらない乱暴事件はいつも小一条院の周りからだ、と呆れたり嘆いたりしています。
一度など実資の従者が巻き込まれたことがあり、小一条院は一応高位の人なので、実資は従者を検非違使に差し出していますが、実資の従者側に問題はなかったとして返されています。

これに対して実資は、「(こちらに非がないのは)当たり前だ」と書いています。

延子、寛子に死なれた後、小一条院は道長の息子で明子腹の頼宗の娘を結婚しています。
それでも、鬱憤の晴らしようがなかったのかもしれませんね。


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Last updated  2026.01.09 16:03:09
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