楽しい南の島

魚介類満載!!

魚介類満載!!
8月5日・その5

車は、ジャラン・バイパス・グラライを
ヌサドゥア方面へ向って疾走する。

いやはや、すごいスピードだ!!
「10分で着きます。」ってこの事だったの?
15分でも、20分でもいいから、ゆっくり走ってくれ~~~!!

でもね。周りの車もみんな同じ速さなのよ。
バイクも多くて、怖い怖い!!

やがて車は、右に曲がると急な坂を登っていく。
後ろにひっくり返りそうなほどの坂道。

立派な建物に到着。
店名は、「Angsa Putih」
一見、お寺みたいな重厚なエントランスを抜け、店内へ。

入り口で、スタッフが髪に花を飾ってくれる。
なんだか嬉しいな。

テーブルまで、パセックさんが付いて来て、
メニューを注文するのを見届けると、
「お食事の終わる頃、お迎えに参ります。」
そう言い残し、ニコニコと出ていってしまった。

運転手さんと2人で、「辛いバリのご飯」を食べてくるんだって。

店内にはステージがあり、毎晩レゴンダンスのショーがある。
「へー。知らなかった…。」
完璧に、観光客向けのお店なのかな?

天井からは、ヤシの葉で作った飾りがヒラヒラと風に揺れている。
バリの建物は、天井が高い。規則正しく組まれた木材が綺麗。

さて、私達が頼んだのは、
パセックさんお勧めの、シーフード・パレード
アボガトとエビの前菜とデザート付き。
・ロブスター(半身)
・カニ(丸1匹)
・エビ(串に刺さったもの2本)
・イカ(切り身の串刺し2本)
・魚(丸々1匹)
・サテ
・ご飯
この、豪華魚介の数々が、炭火でこんがりと焼かれ、野菜を従えて、
大きなお皿にバナナの葉を敷いた上に、ズラっと勢ぞろいしている。
見ただけで、お腹が一杯になるような料理だった。

でも、こいつが旨いのなんのって、
程よく効いた塩。
添えられたライムをギュっと絞って、パクパク。

チビ太は、バリに行くと決まった時から、
言い続けていた、「ロブスター!!!!」にした。

このロブスターは、なんと半身が4個!
つまり、2匹分が一人前だったのに、
ぺロリ!
平らげるチビ太であった。

お腹は一杯。
ダンスは最高! 言う事無し!!

ダンスが終わると踊り手のかわいらしい女の子が、
客席を回って一緒に写真を写してくれるの。
みなさん、喜んでいました。

レゴンダンスが終わったステージでは、
シンセサイザーを駆使して、歌謡ショーが始まった。
なかなか上手な歌だったけど、ハハハだった。

このお店は、ヌサ・ドゥアにある「Ulam」の姉妹店なんだって。
「Ulam」は、地元の常連客がつくほどの人気店。
なるほど。おいしいわけね。

お迎えを待っていたけど、なかなか現われないパセックさん。
どうしたんだろう?

控えめな彼は、外で待っていてくれたのです。
ヤダ~!
ごめんなさい~~!!!!!

慣れない事をするって、大変だわ。
これから気を付けなくちゃね。

満腹家族は、猛スピードにも慣れて、
ご機嫌でホテルへ。

おやすみなさ~~~い。

・・・・・・・・・・・・・・・・

明日は、どうなる?
何もしないシアワセ。


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